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とりあえず、新人3人を紹介して置こう。3人共魔法学院を卒業したばかりの16歳だ。この年でヒールが使えると言う事は、それなりに優秀だと言う事になるが、選択基準はそこでは無い。
教える側の3人の弟子が若いので、それより年上は人間関係的に厳しいかなと言う単純な理由だ。
赤髪で年齢不相応な豊満な胸を持つメリッサ。王都では珍しい黒髪のユナ。そして、唯一の男子、茶髪のモントレ。この3人が新人としてサポートに入りながら、治療師を目指す。
北治療院が開業できる状態になるまでの5日間で、とりあえず3人の新人をハイヒールが使えるまでに鍛えた。医学知識も初歩だが教えてある。これだけでも、先輩たちのサポートなら十分出来るだろう。
そして、いよいよ北治療院開業の日、北治療院には僕とメリッサ。中央にはマリオンとランクス、ユナ。南にはケルビンとモントレを配置し、それぞれに受付嬢が入る。
これは純粋な数の問題だ、中央が一番患者数が多いので3名。南は軽い症状の者が多いので2名。北は僕が対応するので多くても少なくても問題無い。
実際、北治療院には貴族が来るので、少し遠くても中央治療院へ行く者も多いと予想している。
それと、もう一つ。北治療院には厄介な患者が来る。例えば末期がん患者や、生まれつきの心臓病などの患者だ。これは後ろ盾になってくれているパドナーン伯爵の紹介状が無いと診察を受けられない様になって居る。
現状重病人は僕で無いと対応できないので暫く僕は北治療院に常駐しなければならないだろう。
厳密に言うと癌は後天的な病気なのでリカバリーで治す事が可能だ。つまり弟子にも治療は出来る事になる。だが、癌と診断する方法、また、患部だけを治すのでは根本的な治療にならないと言うネックがある。癌と診断出来たのであれば、最低でも全身にリカバリーを掛ける必要がある。また、再発や転移を考えるとリカバリーの後にエクストラヒールを掛けて置く必要がある。
癌患者は、癌により免疫力の低下や体力の消耗がみられる。リカバリーで癌を治しても、再発や他の病気に掛かり易い状態なので、そのまま返すのは危険だ。ハイヒールでは弱い。やはり弟子たちにもエクストラヒールを教えるべきだろうか?
まあ、そう言った重病人は滅多に来ない。パドナーン伯爵の政治利用によってもらたされる患者なので、月に1人とか2か月に1人とか言った割合だろう。
その位なら僕だけで対処できる。問題は、それが噂になって、患者が押し寄せる様になったら困る。
とりあえず、今日はポツポツと患者が来る程度だ、まだ、開業したばかりなので患者が押し寄せる様な事は無い。
時間があるのでメリッサに色々と教えながら時々診療と言った感じだ。来るのは貴族が半分、商会の関係者が半分と言った所だろう。今日は暇なので、欠損も予約無しで治して行く。
やがて終了時間の16時になると、皆、中央治療院に集まる。今日の報告を聞き、その後、勉強会になる。新人には覚える事が多くて大変だが、先輩たちは治療をしながら新人の指導をして更に勉強をするのだから、もっと大変だと新人に発破をかける。
「いいか、判らない事があったら誰かに聞く事。判らない事を解らないままにして置くと患者の生死に関わるって事を忘れるなよ。治療師と言うのは人の命を預かる仕事だと言うのを頭に叩き込んで置け。」
かなりスパルタになってしまったが、新人たちは意外にも挫折せずについて来る。先輩の方が先に音を上げそうだ。
それから2週間もすると新人もだいぶ使える様になって来た。そろそろリカバリーを教えても良いだろう。実践で治療もやらせているので、医学知識の身につき方も早い、その日の勉強会でリカバリーの理論を教えた。
南治療院のローテーションに入った者から順番に、1日2人の制限で実際に欠損を治して貰う。もちろん相手は貧民街の実験台希望者だ。だいたい皆1回でコツを掴むが、2周して4人治した者から実際に治療院での治療に参加して貰う。
これで、正式な治療師が7人になった訳だ。もう1店舗位なら開業できそうだ。
6人も治療師が居ると優劣が出て来る、特にマリオンの腕が突出している。リカバリーとハイヒールを上手く組み合わせて、かなり難しい治療までこなせるようになって来た。
今まで、僕に回って来ていた難しい患者の数も少しずつ減って来ている。これは、彼女に1店舗任せてみるのも良いかもしれない。
今は忙しいから難しいが、もう少し落ち着いたらリサーチをして患者の多そうな場所に新店舗を作ろう。東か西が良いかな?
だいぶ北治療院にも患者が来るようになって来た。欠損の患者はだいたい一定数だが、それ以外の病気の患者が多いのが北の特徴だ。貴族って不健康なのかな?
普通では見れない患者の治療が見れるので、僕の助手にローテーションで回って来るのを楽しみにしている弟子も居る様だ。
治療院の評判は今の所上々だ。パドナーン伯爵が後ろ盾についている事もだいぶ周知され、何処の治療院も毎日新規の患者がやって来る。
特に中央治療院は欠損以外の治療の価格が安い事もあって、連日捌き切れない位の患者が押し寄せる。幸い新人が育ったので3人でフルに回して、何とかこなしているが、安いがために大した病気でも無いのに来る患者も多い。場所に応じて価格の設定も見直しが必要かもしれない。
だが、価格差を付けると、南治療院に患者が殺到しそうだ。どうしたものかな?
少し早いが東治療院の計画を進めるかな?中央の西には冒険者ギルドがあるので回復魔法使いが居る。対して東にはそう言った施設が無いので、作るなら東が良いと考えている。
しかし、マリオンに任せるにしても、1人ではまだ少し不安だな。彼女にはエクストラヒールを教えるべきかもしれない。だが、そうなると不公平感があるな。
皆にエクストラヒールを教えるか、東治療院をもう少し待つか、悩む所だな。
しかし、治療院が忙しくて悩む時間が無い。仕方が無いので皆の意見を聞いてみるか。
16時を回り、皆が中央治療院へと集まる、そこで僕は皆の意見を聞く。
「現状、中央治療院に患者が集まり過ぎなのは解ってるよな?そこで、これを分散したいと考えているのだが、何か意見がある者は居ないか?」
するとケルビンが手を挙げて発言する。
「現状、南治療院は一人でも回せる状況です。なので、もう1店舗治療院を増やしても良いのでは無いでしょうか?」
なるほど、南を1人に任せると言うアイデアは無かったな。
すると今度はマリオンが手を挙げる。
「もう1店舗増やすと言うアイデアには賛成ですが、それならば人員も増やすべきだと思います。治療院ではどんな事態が起こるか解りません。」
それは僕も考えないでは無かったのだが、これから新人を育てるには1か月は必要になる。ならば、6人にエクストラヒールを教えた方が有意義に感じる。
「皆、もう1店舗増やす事には賛成なのかな?」
そう尋ねると皆は頷く。
「そうか、なら、東に新しく治療院を開業したいと思う。ただ、治療師はこれ以上増やしたくない。」
「何故ですか?」
「今は良いかもしれないが、いずれ皆、独立する事になるだろう。その時に当然弟子を取るだろう?その時には恐らく、欠損を持つ患者はかなり減っていると思う。つまり欠損を治す治療師は必要が無くなっている事だろう。その時に必要になる治療師は深刻な病気や怪我を治せる治療師だと思う。」
「確かにそうですね。」
皆が頷いている。
「ならば、現状、欠損を治せる治療師を増やすより、高度な治療に対応できる治療師を育てた方が賢いと考える。そこでだ、皆にハイヒールの上位魔法であるエクストラヒールを覚えて貰おうと思っている。」
「エクストラヒールですか?それはどんな魔法なのでしょう?」
教える側の3人の弟子が若いので、それより年上は人間関係的に厳しいかなと言う単純な理由だ。
赤髪で年齢不相応な豊満な胸を持つメリッサ。王都では珍しい黒髪のユナ。そして、唯一の男子、茶髪のモントレ。この3人が新人としてサポートに入りながら、治療師を目指す。
北治療院が開業できる状態になるまでの5日間で、とりあえず3人の新人をハイヒールが使えるまでに鍛えた。医学知識も初歩だが教えてある。これだけでも、先輩たちのサポートなら十分出来るだろう。
そして、いよいよ北治療院開業の日、北治療院には僕とメリッサ。中央にはマリオンとランクス、ユナ。南にはケルビンとモントレを配置し、それぞれに受付嬢が入る。
これは純粋な数の問題だ、中央が一番患者数が多いので3名。南は軽い症状の者が多いので2名。北は僕が対応するので多くても少なくても問題無い。
実際、北治療院には貴族が来るので、少し遠くても中央治療院へ行く者も多いと予想している。
それと、もう一つ。北治療院には厄介な患者が来る。例えば末期がん患者や、生まれつきの心臓病などの患者だ。これは後ろ盾になってくれているパドナーン伯爵の紹介状が無いと診察を受けられない様になって居る。
現状重病人は僕で無いと対応できないので暫く僕は北治療院に常駐しなければならないだろう。
厳密に言うと癌は後天的な病気なのでリカバリーで治す事が可能だ。つまり弟子にも治療は出来る事になる。だが、癌と診断する方法、また、患部だけを治すのでは根本的な治療にならないと言うネックがある。癌と診断出来たのであれば、最低でも全身にリカバリーを掛ける必要がある。また、再発や転移を考えるとリカバリーの後にエクストラヒールを掛けて置く必要がある。
癌患者は、癌により免疫力の低下や体力の消耗がみられる。リカバリーで癌を治しても、再発や他の病気に掛かり易い状態なので、そのまま返すのは危険だ。ハイヒールでは弱い。やはり弟子たちにもエクストラヒールを教えるべきだろうか?
まあ、そう言った重病人は滅多に来ない。パドナーン伯爵の政治利用によってもらたされる患者なので、月に1人とか2か月に1人とか言った割合だろう。
その位なら僕だけで対処できる。問題は、それが噂になって、患者が押し寄せる様になったら困る。
とりあえず、今日はポツポツと患者が来る程度だ、まだ、開業したばかりなので患者が押し寄せる様な事は無い。
時間があるのでメリッサに色々と教えながら時々診療と言った感じだ。来るのは貴族が半分、商会の関係者が半分と言った所だろう。今日は暇なので、欠損も予約無しで治して行く。
やがて終了時間の16時になると、皆、中央治療院に集まる。今日の報告を聞き、その後、勉強会になる。新人には覚える事が多くて大変だが、先輩たちは治療をしながら新人の指導をして更に勉強をするのだから、もっと大変だと新人に発破をかける。
「いいか、判らない事があったら誰かに聞く事。判らない事を解らないままにして置くと患者の生死に関わるって事を忘れるなよ。治療師と言うのは人の命を預かる仕事だと言うのを頭に叩き込んで置け。」
かなりスパルタになってしまったが、新人たちは意外にも挫折せずについて来る。先輩の方が先に音を上げそうだ。
それから2週間もすると新人もだいぶ使える様になって来た。そろそろリカバリーを教えても良いだろう。実践で治療もやらせているので、医学知識の身につき方も早い、その日の勉強会でリカバリーの理論を教えた。
南治療院のローテーションに入った者から順番に、1日2人の制限で実際に欠損を治して貰う。もちろん相手は貧民街の実験台希望者だ。だいたい皆1回でコツを掴むが、2周して4人治した者から実際に治療院での治療に参加して貰う。
これで、正式な治療師が7人になった訳だ。もう1店舗位なら開業できそうだ。
6人も治療師が居ると優劣が出て来る、特にマリオンの腕が突出している。リカバリーとハイヒールを上手く組み合わせて、かなり難しい治療までこなせるようになって来た。
今まで、僕に回って来ていた難しい患者の数も少しずつ減って来ている。これは、彼女に1店舗任せてみるのも良いかもしれない。
今は忙しいから難しいが、もう少し落ち着いたらリサーチをして患者の多そうな場所に新店舗を作ろう。東か西が良いかな?
だいぶ北治療院にも患者が来るようになって来た。欠損の患者はだいたい一定数だが、それ以外の病気の患者が多いのが北の特徴だ。貴族って不健康なのかな?
普通では見れない患者の治療が見れるので、僕の助手にローテーションで回って来るのを楽しみにしている弟子も居る様だ。
治療院の評判は今の所上々だ。パドナーン伯爵が後ろ盾についている事もだいぶ周知され、何処の治療院も毎日新規の患者がやって来る。
特に中央治療院は欠損以外の治療の価格が安い事もあって、連日捌き切れない位の患者が押し寄せる。幸い新人が育ったので3人でフルに回して、何とかこなしているが、安いがために大した病気でも無いのに来る患者も多い。場所に応じて価格の設定も見直しが必要かもしれない。
だが、価格差を付けると、南治療院に患者が殺到しそうだ。どうしたものかな?
少し早いが東治療院の計画を進めるかな?中央の西には冒険者ギルドがあるので回復魔法使いが居る。対して東にはそう言った施設が無いので、作るなら東が良いと考えている。
しかし、マリオンに任せるにしても、1人ではまだ少し不安だな。彼女にはエクストラヒールを教えるべきかもしれない。だが、そうなると不公平感があるな。
皆にエクストラヒールを教えるか、東治療院をもう少し待つか、悩む所だな。
しかし、治療院が忙しくて悩む時間が無い。仕方が無いので皆の意見を聞いてみるか。
16時を回り、皆が中央治療院へと集まる、そこで僕は皆の意見を聞く。
「現状、中央治療院に患者が集まり過ぎなのは解ってるよな?そこで、これを分散したいと考えているのだが、何か意見がある者は居ないか?」
するとケルビンが手を挙げて発言する。
「現状、南治療院は一人でも回せる状況です。なので、もう1店舗治療院を増やしても良いのでは無いでしょうか?」
なるほど、南を1人に任せると言うアイデアは無かったな。
すると今度はマリオンが手を挙げる。
「もう1店舗増やすと言うアイデアには賛成ですが、それならば人員も増やすべきだと思います。治療院ではどんな事態が起こるか解りません。」
それは僕も考えないでは無かったのだが、これから新人を育てるには1か月は必要になる。ならば、6人にエクストラヒールを教えた方が有意義に感じる。
「皆、もう1店舗増やす事には賛成なのかな?」
そう尋ねると皆は頷く。
「そうか、なら、東に新しく治療院を開業したいと思う。ただ、治療師はこれ以上増やしたくない。」
「何故ですか?」
「今は良いかもしれないが、いずれ皆、独立する事になるだろう。その時に当然弟子を取るだろう?その時には恐らく、欠損を持つ患者はかなり減っていると思う。つまり欠損を治す治療師は必要が無くなっている事だろう。その時に必要になる治療師は深刻な病気や怪我を治せる治療師だと思う。」
「確かにそうですね。」
皆が頷いている。
「ならば、現状、欠損を治せる治療師を増やすより、高度な治療に対応できる治療師を育てた方が賢いと考える。そこでだ、皆にハイヒールの上位魔法であるエクストラヒールを覚えて貰おうと思っている。」
「エクストラヒールですか?それはどんな魔法なのでしょう?」
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