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クラ―ネルは魔法使いとしては優秀だが、冒険者としてはまだ3流だ。一番問題なのは体力が低い事だな。
そこで、翌日から、オークを中心に狩りをすると言って、行動範囲を広げ、とにかく森の中を歩き回らせた。
慣れて無い者には森の中を歩くのは結構大変だ。プラス狩りをする事で1週間もするとだいぶ体力が付いて来た様だ。
最近では1日に30匹のオークを狩っている。10匹に1匹は止めもクラ―ネルに刺させる様にしている。
時々出て来る狼の魔物はクラ―ネル一人で倒せるようになった。実質Dランク位にはなって居るだろう。
「だいぶ、冒険者らしくなって来たな。そろそろ魔物のレベルを上げようと思う。グレートボアに挑戦してみよう。ボア系の魔物はこちらに向かって突進してくると言う特徴がある。足止めをキッチリやらないと怪我をするぞ。注意しろ。」
「解りました。」
だが、心配は杞憂だった。グレートボアもオークと同じようにキッチリと足止め出来ている。流石は理論派と言うべきか?
グレートボアを5匹程狩った所で、レッドボアを見つけたので、試しにぶつけてみようと思った。
「グレートボアの上位種がいる。対処法は同じだが、グレートボアよりは強いぞ、出来るか?」
「やらせて下さい。」
「解った。だが、ヤバそうなら割って入るぞ。」
そう言ってレッドボアの反応のした方へ歩き出す。
すぐにレッドボアが現れた。探知魔法で位置を特定していたのか、クラ―ネルに慌てた様子は無い。
こちらを見つけて突進の準備をしているレッドボアにウインドカッターが飛ぶ。
が、一度ではレッドボアは止まらなかった。続けてクラ―ネルは先程より大きめのウインドカッターを撃つ。今度は足止めに成功した。
「悪く無いな。だが、探知魔法で捉えていたのなら、その強さも解ったはずだ。グレートボアの上位種と言う情報も事前に与えて置いた。何故、グレートボアと同じ魔法で足止めをしようとしたんだ?」
「距離があったので、グレートボアとどの位の違いがあるのか確かめてみました。不味かったですか?」
「1発目はわざとか?余裕を持つのは悪い事では無いが、油断に繋がらない様に気を付けろよ。」
どうやら、クラ―ネルにはレッドボアでも余裕があるようだ。これは評価を改めないとイケないな。
ちなみにレッドボアはBランクの魔物だ。確実に足止め出来るなら、Cランク相当の力があるとみるべきだろう。そろそろ昇級試験を受けても良いかもしれない。
レッドボアを仕留めてストレージに仕舞いながら言う。
「明日は昇級試験でも受けてみるか?」
「昇級試験ですか?」
「ああ、Cランクまではギルドの裏庭で毎日何時でも受けられるぞ。クラ―ネルの場合魔法の威力を確認するだけだから、簡単にDランク位までは上がると思う。冒険者ランクが上がると稼げる金額も変わって来る。受けられる実力があるなら受けて置いた方が良い。」
ギルドの昇級試験は剣と魔法のいずれかを見る。魔法使いのクラ―ネルには有利だ。上手くすれば現状でもBランクまでは行ける可能性もある。受けて置いて損は無いだろう。
「僕の魔法で本当に大丈夫でしょうか?」
「冒険者ギルドの昇級試験では、魔法の威力だけを見る。上級魔法まで使えるクラ―ネルなら落ちる事はまず無いと思うぞ。」
「解りました。やってみます。」
と言う事で、その日の狩りは終わりにした。明日は10時に待ち合わせて、昇級試験だ。
翌日、稽古の後、一服してから、冒険者ギルドに転移する。クラ―ネルは何時も同じ場所に居るので見つけやすい。
「さあ、試験を受けに行くぞ。準備は良いか?」
「はい、大丈夫です。」
ギルドに入り受付で昇級試験を受けたいと言うと、書類を渡される。書類に必要事項を書き込むと、ギルドの裏手へ回る様に指示を受ける。
2人でギルドの裏に向かうと、既に試験を受けている者が何人か居た。
手の空いている職員を見つけ、書類を渡す。
「魔法使いですか。では、こちらへどうぞ。」
そう言って職員に促されて、クラ―ネルが試験に向かう。僕は暇なので、剣士の方を見ていた。
そう言えばギルマスが、最近若い冒険者が育たないと嘆いていたな。
現に目の前で試験を受けている剣士たちの剣は、クラ―ネルよりお粗末だ。
あれ?このレベルで試験を受けるって事は、クラ―ネルって意外に剣も出来ていたのかな?
と、その時、爆音が轟いた。何事かと、その場の全員が音のした方を見る。
巨大な炎の竜巻が暴れていた。
あの馬鹿、上級魔法を使ったな。
僕は転移で竜巻の近くに立っているクラ―ネルのそばに飛ぶ。すぐさま竜巻を霧散させた。
幸い、試験官も無事な様だ。
「どう言う事だ?」
「試験官さんが一番威力のある魔法が見たいと言う物で。」
「それは、初級魔法の中でと言う意味だ。」
「そうなんですか?」
クラ―ネルが試験官の方を見る。
試験官は僕に気付いた様だ。
「もしかして、エイジさんのお弟子さんですか?」
「一応その様な物だ。迷惑をかけたな。」
「いえいえ、上級魔法が使えるとは逸材です。とりあえず、Dランクに昇級と言う事で納得して下さい。それ以上は私の判断では難しいです。」
試験官が恐縮しているが、クラ―ネルはポカンとした顔をしている。僕は何とも言えない顔をしていただろう。
試験官に書類を貰い、再度受付に向かう。受付でGランクのギルドカードをDランクの物と交換して貰ったクラ―ネルは物凄く嬉しそうだ。
ギルドを出て、人気の少ない場所でクラ―ネルを叱る。
「言わなかった僕にも責任があるが、常識で考えろ。あの狭い試験会場で上級魔法を使ったら最悪冒険者ギルドが吹き飛ぶぞ。」
「済みません。次回からは気を付けます。」
「範囲指定の中級魔法を教えたろう?今度はあれを使え。」
「はい。」
「さて、まだ時間は早い。が、狩に行くには遅い時間だ。今日は剣の稽古をするとしよう。」
「え?剣ですか?」
「ああ、自分で足止めした魔物に止めを刺す位は出来ないとな。最低でもレッドボアの首を刈る位にはなって欲しい。」
「魔法じゃ駄目なんですか?」
「魔物の中には魔法が通じない奴も居る。そんな敵に遭遇したらどうするんだ?」
「逃げましょう。」
「お前なぁ。何のために冒険者になったんだ?」
「ですよね~」
と言う事で何時もの草原で、みっちりと扱いてやった。最近低ランクの冒険者を見て無かったから気付かなかったが、今のクラ―ネルの剣技はDランク程度はあるかもしれない。
冒険者でDランクと言うのはある意味1つの区切りだ。Dランクになると1人前の冒険者と言われる様になる。
現在のクラ―ネルは剣技はDランク、魔法はAランク位の実力はありそうだ。本人は気が付いていないが既に立派な冒険者になっている。
だが、ここで満足して貰っては困る。僕の弟子と名乗るならば、最低でもSランクの実力が欲しい。
実際のランクはBランク位で止めても構わないが、実力的にはまだまだ伸びしろがあると考えている。
お粗末だった剣技も、今日見た受験者に比べれば、まだ見れる方だ。と言う事は意外に剣のセンスもあるのかもしれない。
剣でBランク、魔法でSランクになったら僕の弟子と名乗っても良いかな。
「そう言えば、見合いする気はあるか?」
「なんですか、突然?」
「貴族になりたいんだろう?」
「それはそうですが、まだ早く無いですか?やっとDランクですよ。」
「ランクは試験を受ければすぐに上がる。明日もう一度試験を受ければCランクが貰えるぞ。それに、レッドボアを狩れるなら収入的にはBランクだ。結婚しても問題無いと思うぞ。」
冒険者としての実力には問題無い。問題はそれよりも見た目なんだよな。
「明日、うちへ来ないか?」
「え?明日見合いですか?」
「違う。お前を少しでも男らしくしようと言う計画だ。」
「そう言う事ですか。では試験を受けてからではどうでしょう?」
「よし。決まりだ。」
家に帰り、セリーに明日の午後にクラ―ネルを連れて来る事を説明する。そして、クラ―ネルを男らしくする計画の実行に入ると伝えた。
セリーの眼に気合が入る。
そこで、翌日から、オークを中心に狩りをすると言って、行動範囲を広げ、とにかく森の中を歩き回らせた。
慣れて無い者には森の中を歩くのは結構大変だ。プラス狩りをする事で1週間もするとだいぶ体力が付いて来た様だ。
最近では1日に30匹のオークを狩っている。10匹に1匹は止めもクラ―ネルに刺させる様にしている。
時々出て来る狼の魔物はクラ―ネル一人で倒せるようになった。実質Dランク位にはなって居るだろう。
「だいぶ、冒険者らしくなって来たな。そろそろ魔物のレベルを上げようと思う。グレートボアに挑戦してみよう。ボア系の魔物はこちらに向かって突進してくると言う特徴がある。足止めをキッチリやらないと怪我をするぞ。注意しろ。」
「解りました。」
だが、心配は杞憂だった。グレートボアもオークと同じようにキッチリと足止め出来ている。流石は理論派と言うべきか?
グレートボアを5匹程狩った所で、レッドボアを見つけたので、試しにぶつけてみようと思った。
「グレートボアの上位種がいる。対処法は同じだが、グレートボアよりは強いぞ、出来るか?」
「やらせて下さい。」
「解った。だが、ヤバそうなら割って入るぞ。」
そう言ってレッドボアの反応のした方へ歩き出す。
すぐにレッドボアが現れた。探知魔法で位置を特定していたのか、クラ―ネルに慌てた様子は無い。
こちらを見つけて突進の準備をしているレッドボアにウインドカッターが飛ぶ。
が、一度ではレッドボアは止まらなかった。続けてクラ―ネルは先程より大きめのウインドカッターを撃つ。今度は足止めに成功した。
「悪く無いな。だが、探知魔法で捉えていたのなら、その強さも解ったはずだ。グレートボアの上位種と言う情報も事前に与えて置いた。何故、グレートボアと同じ魔法で足止めをしようとしたんだ?」
「距離があったので、グレートボアとどの位の違いがあるのか確かめてみました。不味かったですか?」
「1発目はわざとか?余裕を持つのは悪い事では無いが、油断に繋がらない様に気を付けろよ。」
どうやら、クラ―ネルにはレッドボアでも余裕があるようだ。これは評価を改めないとイケないな。
ちなみにレッドボアはBランクの魔物だ。確実に足止め出来るなら、Cランク相当の力があるとみるべきだろう。そろそろ昇級試験を受けても良いかもしれない。
レッドボアを仕留めてストレージに仕舞いながら言う。
「明日は昇級試験でも受けてみるか?」
「昇級試験ですか?」
「ああ、Cランクまではギルドの裏庭で毎日何時でも受けられるぞ。クラ―ネルの場合魔法の威力を確認するだけだから、簡単にDランク位までは上がると思う。冒険者ランクが上がると稼げる金額も変わって来る。受けられる実力があるなら受けて置いた方が良い。」
ギルドの昇級試験は剣と魔法のいずれかを見る。魔法使いのクラ―ネルには有利だ。上手くすれば現状でもBランクまでは行ける可能性もある。受けて置いて損は無いだろう。
「僕の魔法で本当に大丈夫でしょうか?」
「冒険者ギルドの昇級試験では、魔法の威力だけを見る。上級魔法まで使えるクラ―ネルなら落ちる事はまず無いと思うぞ。」
「解りました。やってみます。」
と言う事で、その日の狩りは終わりにした。明日は10時に待ち合わせて、昇級試験だ。
翌日、稽古の後、一服してから、冒険者ギルドに転移する。クラ―ネルは何時も同じ場所に居るので見つけやすい。
「さあ、試験を受けに行くぞ。準備は良いか?」
「はい、大丈夫です。」
ギルドに入り受付で昇級試験を受けたいと言うと、書類を渡される。書類に必要事項を書き込むと、ギルドの裏手へ回る様に指示を受ける。
2人でギルドの裏に向かうと、既に試験を受けている者が何人か居た。
手の空いている職員を見つけ、書類を渡す。
「魔法使いですか。では、こちらへどうぞ。」
そう言って職員に促されて、クラ―ネルが試験に向かう。僕は暇なので、剣士の方を見ていた。
そう言えばギルマスが、最近若い冒険者が育たないと嘆いていたな。
現に目の前で試験を受けている剣士たちの剣は、クラ―ネルよりお粗末だ。
あれ?このレベルで試験を受けるって事は、クラ―ネルって意外に剣も出来ていたのかな?
と、その時、爆音が轟いた。何事かと、その場の全員が音のした方を見る。
巨大な炎の竜巻が暴れていた。
あの馬鹿、上級魔法を使ったな。
僕は転移で竜巻の近くに立っているクラ―ネルのそばに飛ぶ。すぐさま竜巻を霧散させた。
幸い、試験官も無事な様だ。
「どう言う事だ?」
「試験官さんが一番威力のある魔法が見たいと言う物で。」
「それは、初級魔法の中でと言う意味だ。」
「そうなんですか?」
クラ―ネルが試験官の方を見る。
試験官は僕に気付いた様だ。
「もしかして、エイジさんのお弟子さんですか?」
「一応その様な物だ。迷惑をかけたな。」
「いえいえ、上級魔法が使えるとは逸材です。とりあえず、Dランクに昇級と言う事で納得して下さい。それ以上は私の判断では難しいです。」
試験官が恐縮しているが、クラ―ネルはポカンとした顔をしている。僕は何とも言えない顔をしていただろう。
試験官に書類を貰い、再度受付に向かう。受付でGランクのギルドカードをDランクの物と交換して貰ったクラ―ネルは物凄く嬉しそうだ。
ギルドを出て、人気の少ない場所でクラ―ネルを叱る。
「言わなかった僕にも責任があるが、常識で考えろ。あの狭い試験会場で上級魔法を使ったら最悪冒険者ギルドが吹き飛ぶぞ。」
「済みません。次回からは気を付けます。」
「範囲指定の中級魔法を教えたろう?今度はあれを使え。」
「はい。」
「さて、まだ時間は早い。が、狩に行くには遅い時間だ。今日は剣の稽古をするとしよう。」
「え?剣ですか?」
「ああ、自分で足止めした魔物に止めを刺す位は出来ないとな。最低でもレッドボアの首を刈る位にはなって欲しい。」
「魔法じゃ駄目なんですか?」
「魔物の中には魔法が通じない奴も居る。そんな敵に遭遇したらどうするんだ?」
「逃げましょう。」
「お前なぁ。何のために冒険者になったんだ?」
「ですよね~」
と言う事で何時もの草原で、みっちりと扱いてやった。最近低ランクの冒険者を見て無かったから気付かなかったが、今のクラ―ネルの剣技はDランク程度はあるかもしれない。
冒険者でDランクと言うのはある意味1つの区切りだ。Dランクになると1人前の冒険者と言われる様になる。
現在のクラ―ネルは剣技はDランク、魔法はAランク位の実力はありそうだ。本人は気が付いていないが既に立派な冒険者になっている。
だが、ここで満足して貰っては困る。僕の弟子と名乗るならば、最低でもSランクの実力が欲しい。
実際のランクはBランク位で止めても構わないが、実力的にはまだまだ伸びしろがあると考えている。
お粗末だった剣技も、今日見た受験者に比べれば、まだ見れる方だ。と言う事は意外に剣のセンスもあるのかもしれない。
剣でBランク、魔法でSランクになったら僕の弟子と名乗っても良いかな。
「そう言えば、見合いする気はあるか?」
「なんですか、突然?」
「貴族になりたいんだろう?」
「それはそうですが、まだ早く無いですか?やっとDランクですよ。」
「ランクは試験を受ければすぐに上がる。明日もう一度試験を受ければCランクが貰えるぞ。それに、レッドボアを狩れるなら収入的にはBランクだ。結婚しても問題無いと思うぞ。」
冒険者としての実力には問題無い。問題はそれよりも見た目なんだよな。
「明日、うちへ来ないか?」
「え?明日見合いですか?」
「違う。お前を少しでも男らしくしようと言う計画だ。」
「そう言う事ですか。では試験を受けてからではどうでしょう?」
「よし。決まりだ。」
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