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「魔素がどう言う物かは理解しているよな?」
「はい、空気中に含まれる魔法の元になる物質ですよね?」
「まあ、概ね合っているな。空気中の40%が魔素だと言われている。人間は呼吸をするよな?当然、体の中にも魔素は充満している。この、体の中の魔素と空気中の魔素を反応させ、魔素を自由に操る事を魔素操作と呼ぶ。」
「なるほど、理論は難しくありませんね。でも、実際にやるとなると見本を見せて貰うか、教えて貰わないと無理ですよね?」
その通りだ、僕もブラスマイヤーに教わって出来る様になったのを思い出す。
「通常、魔法の勉強と言えば、この魔素操作を真っ先に覚える。そして、魔素操作は続ける事により、徐々に大きな魔法を操れる様になるので、上級魔法使いでも欠かさず毎日行っている者も多い。」
「そうなんですか?じゃあ、知ってる人は毎日やっていて、知らない人は全然やらない、どんどん差が開いて行くじゃ無いですか。」
「それが、現在の魔法学院の実情だ。僕が怠慢と言った意味が解ったろう?」
「なんか、釈然としませんね。魔法学院は何の為にあるのでしょう?」
「おそらく、学院に入る前にある程度の基礎知識を学んでから来いと言うスタンスなんだろうな。」
魔法の知識を自分で得られる者は学院に行く必要が無い。それが出来ないから学院へ行くのに、学院では基礎を教えない。明かな矛盾だな。魔法学院の下に、魔法学院初等部でも作れば良いのに。
「と言う事で、魔素操作を今日は教える。出来れば毎日ここに来る前に1時間程練習して欲しい。」
そう言って魔素操作の基礎から練習法まできっちり3時間程教え込んだ。
これで、1人でも魔素操作の練習は出来るだろう。この応用編は、もう少し魔法がスムーズに使える様になったら教える事にする。多分、1週間も掛からないと見ている。
クラ―ネルの知識ならば、魔素操作さえ覚えれば初級魔法の発動もスムーズになるだろうし、威力の大小も思いのままだろう。今まで、知識が無くて魔法が使えないと言う例は山ほど見たが、魔素操作が出来ないのに魔法が使えると言うのは初めて見た。
ある意味規格外の魔法使いだが、魔法学院の被害者とも言える。王様に進言して魔法学院の改革あるいは初等部の設立なりを考えて貰えないだろうか?
あまり詰め込んでもしょうがないのでその日はそれで終わりにする。明日からは魔法を教えて行く事になるだろう。
帰りの方向が一緒なので、一緒に帰る。貴族街に向かい歩きながら、魔法理論の質問等を受けながら、歩いていると男爵家の多い地区に入る。そこで別れて、僕はクラ―ネルが見えなくなった所で、侯爵家に転移した。
時間はまだ4時を回った所だった。子供たちと少し遊んでから風呂に入る。その後は応接室でまったりとお茶を飲む。
そう言えば厄介事って何だろう?考えても心当たりが無いのでブラスマイヤーに念話を送る。
(聞きたい事があるんだが、今大丈夫か?)
(早速厄介事に首を突っ込んでいる様だな。)
(それだよそれ、厄介事ってなんだ?)
(お前が弟子にした、あ奴の事だよ。)
ん?クラ―ネルがどうかしたのか?
(良く解らないんだが、ブラスマイヤーは前からクラ―ネルの事を厄介と言って居たな。)
(そうだな。何処から話せば解り易いかな?お前は神の欠片って知ってるよな?)
(ああ、竜王の爺さんから聞いた。だが、どう言う物かは良く解らないとも言っていたぞ。)
(この世界は出来て100万年程度の若い世界だ。生物が生まれてまだ20万年と言った所だろう。最初に生まれた生物はドラゴンだ。そして、長い間地上は魔物の楽園だった。今からおよそ3万年前に、原初の神は、亜人を含めた人間を創造した。その時に魔物に対抗するために神格をモデルにした、神石と言う物を人間の体の中に埋め込んだ。要は神をモデルに人間は作られていると言う事だな。長い年月を経て、人間は魔物に対抗する手段を見つける事になる、それが魔法だ。だが、そのせいで神石は徐々に退化して行った。今の世界の人間が持つ神の欠片とは神石の名残だな。)
(なるほど、魔物の魔石に相当する物だったのが、退化した物なんだな。現代の人間の魔法が弱いのはその神石を持たないからか?)
(ああ、その通りだ。だが、時折、大きな神の欠片を持つ者が生まれる事がある。そう言った者は魔法を上手く扱える。)
(クラ―ネルは、それに当たると言う事か?)
(それだけだったら問題は無いのだが、あ奴の神の欠片はかなり大きい。それに目を付けた者が居る。精霊王だ。)
(精霊王?精霊王が何をしたの?)
(あ奴の神の欠片に、精霊を封印した。)
(それって、どんな問題があるの?って言うか邪精霊じゃ無くて普通の精霊なの?)
(普通の精霊だが、ただの精霊では無い、フューリーと言ってな、怒りの精霊だ。普段は問題無いが、強い怒りの感情に触れるとフューリーが共鳴し、最悪バーサーカーになる。)
(良く解らないけど、取り出す方法は無いの?)
(神の欠片を砕けば、フューリーは解放される。だが、神の欠片を砕くと魔法が弱くなるぞ、最悪使えなくなる。)
むむ、それは確かに厄介だな。
(僕はどうすれば良い?)
(一番良いのは手を引く事だな。事前に相談してくれれば、関わるなと助言出来たのだが、お前の性格上こうなるのは解って居た。)
(一番って事は二番もあるんだよね?)
(フューリーの事を話し、精神力を鍛え、怒りの感情をコントロールできるようになれば、余程の事が無い限り、暴発する事は無いだろう。)
(取り除く事は出来ないの?例えば精霊王に頼むとか?)
(封印した精霊王でも、神の欠片を壊さずに封印を解く方法は無い。あるとすれば、あ奴の神の欠片を神格に昇格させる事だな。)
(それって、神になるって事だよね?)
(そうなるな。だから厄介だと言ったろう?)
(ちなみに僕の子供達も大きな神の欠片を持っていると竜王の爺さんが言っていた。これは、僕が神だと言う事と関係があるのか?)
(ああ、おそらく関係がある。歴史上神と人間が子供を作った例は無い。だから、推測でしか答えられんが、お主の子供は半神になるだろう。)
(半神って何?)
(神の特性を引き継いだ人間だな。成長するまで、どんな特性が現れるか俺にも解らん。)
(僕って何時から神だったの?)
(神格を自分の物にしたと言うなら、邪竜を倒した辺りだな。だが、もともと神の体を乗っ取ったんだから、この世界に来た時から神だったとも言える。)
最初から神だったって事?でも、ガンドロスを倒すまでは確定では無かったって事か?ローレシアはどう判断したのだろう?
僕の子供達は何らかの神の特性を持っていると言う、中には隠さないと不味い特性もあるんじゃないだろうか?
(解った。クラ―ネルは僕の庇護下で精神を鍛えさせる。もし、他の方法が見つかったら、その時は封印された精霊を取り除くとしよう。)
(進んで厄介事に首を突っ込む癖は相変わらずだな。)
(こればっかりは性分なんでな、治しようが無い。)
(では、一つだけ助言をしよう。心を鍛えるなら体も一緒に鍛えた方が効率が良いぞ。)
それで、ブラスマイヤーとの念話が切れた。どう言う事だ?
体を鍛えろって言われてもなぁ、とクラ―ネルの華奢な体を思い浮かべる。これはかなり面倒な事を引き受けた事になるのかな?
まさか、ルシルや竜王の爺さんと戦わせる訳には行かないよね?となると、冒険者として、剣でも教えるか?
その日は寝るまで、クラ―ネルをどう鍛えるか悩み続けた。
「はい、空気中に含まれる魔法の元になる物質ですよね?」
「まあ、概ね合っているな。空気中の40%が魔素だと言われている。人間は呼吸をするよな?当然、体の中にも魔素は充満している。この、体の中の魔素と空気中の魔素を反応させ、魔素を自由に操る事を魔素操作と呼ぶ。」
「なるほど、理論は難しくありませんね。でも、実際にやるとなると見本を見せて貰うか、教えて貰わないと無理ですよね?」
その通りだ、僕もブラスマイヤーに教わって出来る様になったのを思い出す。
「通常、魔法の勉強と言えば、この魔素操作を真っ先に覚える。そして、魔素操作は続ける事により、徐々に大きな魔法を操れる様になるので、上級魔法使いでも欠かさず毎日行っている者も多い。」
「そうなんですか?じゃあ、知ってる人は毎日やっていて、知らない人は全然やらない、どんどん差が開いて行くじゃ無いですか。」
「それが、現在の魔法学院の実情だ。僕が怠慢と言った意味が解ったろう?」
「なんか、釈然としませんね。魔法学院は何の為にあるのでしょう?」
「おそらく、学院に入る前にある程度の基礎知識を学んでから来いと言うスタンスなんだろうな。」
魔法の知識を自分で得られる者は学院に行く必要が無い。それが出来ないから学院へ行くのに、学院では基礎を教えない。明かな矛盾だな。魔法学院の下に、魔法学院初等部でも作れば良いのに。
「と言う事で、魔素操作を今日は教える。出来れば毎日ここに来る前に1時間程練習して欲しい。」
そう言って魔素操作の基礎から練習法まできっちり3時間程教え込んだ。
これで、1人でも魔素操作の練習は出来るだろう。この応用編は、もう少し魔法がスムーズに使える様になったら教える事にする。多分、1週間も掛からないと見ている。
クラ―ネルの知識ならば、魔素操作さえ覚えれば初級魔法の発動もスムーズになるだろうし、威力の大小も思いのままだろう。今まで、知識が無くて魔法が使えないと言う例は山ほど見たが、魔素操作が出来ないのに魔法が使えると言うのは初めて見た。
ある意味規格外の魔法使いだが、魔法学院の被害者とも言える。王様に進言して魔法学院の改革あるいは初等部の設立なりを考えて貰えないだろうか?
あまり詰め込んでもしょうがないのでその日はそれで終わりにする。明日からは魔法を教えて行く事になるだろう。
帰りの方向が一緒なので、一緒に帰る。貴族街に向かい歩きながら、魔法理論の質問等を受けながら、歩いていると男爵家の多い地区に入る。そこで別れて、僕はクラ―ネルが見えなくなった所で、侯爵家に転移した。
時間はまだ4時を回った所だった。子供たちと少し遊んでから風呂に入る。その後は応接室でまったりとお茶を飲む。
そう言えば厄介事って何だろう?考えても心当たりが無いのでブラスマイヤーに念話を送る。
(聞きたい事があるんだが、今大丈夫か?)
(早速厄介事に首を突っ込んでいる様だな。)
(それだよそれ、厄介事ってなんだ?)
(お前が弟子にした、あ奴の事だよ。)
ん?クラ―ネルがどうかしたのか?
(良く解らないんだが、ブラスマイヤーは前からクラ―ネルの事を厄介と言って居たな。)
(そうだな。何処から話せば解り易いかな?お前は神の欠片って知ってるよな?)
(ああ、竜王の爺さんから聞いた。だが、どう言う物かは良く解らないとも言っていたぞ。)
(この世界は出来て100万年程度の若い世界だ。生物が生まれてまだ20万年と言った所だろう。最初に生まれた生物はドラゴンだ。そして、長い間地上は魔物の楽園だった。今からおよそ3万年前に、原初の神は、亜人を含めた人間を創造した。その時に魔物に対抗するために神格をモデルにした、神石と言う物を人間の体の中に埋め込んだ。要は神をモデルに人間は作られていると言う事だな。長い年月を経て、人間は魔物に対抗する手段を見つける事になる、それが魔法だ。だが、そのせいで神石は徐々に退化して行った。今の世界の人間が持つ神の欠片とは神石の名残だな。)
(なるほど、魔物の魔石に相当する物だったのが、退化した物なんだな。現代の人間の魔法が弱いのはその神石を持たないからか?)
(ああ、その通りだ。だが、時折、大きな神の欠片を持つ者が生まれる事がある。そう言った者は魔法を上手く扱える。)
(クラ―ネルは、それに当たると言う事か?)
(それだけだったら問題は無いのだが、あ奴の神の欠片はかなり大きい。それに目を付けた者が居る。精霊王だ。)
(精霊王?精霊王が何をしたの?)
(あ奴の神の欠片に、精霊を封印した。)
(それって、どんな問題があるの?って言うか邪精霊じゃ無くて普通の精霊なの?)
(普通の精霊だが、ただの精霊では無い、フューリーと言ってな、怒りの精霊だ。普段は問題無いが、強い怒りの感情に触れるとフューリーが共鳴し、最悪バーサーカーになる。)
(良く解らないけど、取り出す方法は無いの?)
(神の欠片を砕けば、フューリーは解放される。だが、神の欠片を砕くと魔法が弱くなるぞ、最悪使えなくなる。)
むむ、それは確かに厄介だな。
(僕はどうすれば良い?)
(一番良いのは手を引く事だな。事前に相談してくれれば、関わるなと助言出来たのだが、お前の性格上こうなるのは解って居た。)
(一番って事は二番もあるんだよね?)
(フューリーの事を話し、精神力を鍛え、怒りの感情をコントロールできるようになれば、余程の事が無い限り、暴発する事は無いだろう。)
(取り除く事は出来ないの?例えば精霊王に頼むとか?)
(封印した精霊王でも、神の欠片を壊さずに封印を解く方法は無い。あるとすれば、あ奴の神の欠片を神格に昇格させる事だな。)
(それって、神になるって事だよね?)
(そうなるな。だから厄介だと言ったろう?)
(ちなみに僕の子供達も大きな神の欠片を持っていると竜王の爺さんが言っていた。これは、僕が神だと言う事と関係があるのか?)
(ああ、おそらく関係がある。歴史上神と人間が子供を作った例は無い。だから、推測でしか答えられんが、お主の子供は半神になるだろう。)
(半神って何?)
(神の特性を引き継いだ人間だな。成長するまで、どんな特性が現れるか俺にも解らん。)
(僕って何時から神だったの?)
(神格を自分の物にしたと言うなら、邪竜を倒した辺りだな。だが、もともと神の体を乗っ取ったんだから、この世界に来た時から神だったとも言える。)
最初から神だったって事?でも、ガンドロスを倒すまでは確定では無かったって事か?ローレシアはどう判断したのだろう?
僕の子供達は何らかの神の特性を持っていると言う、中には隠さないと不味い特性もあるんじゃないだろうか?
(解った。クラ―ネルは僕の庇護下で精神を鍛えさせる。もし、他の方法が見つかったら、その時は封印された精霊を取り除くとしよう。)
(進んで厄介事に首を突っ込む癖は相変わらずだな。)
(こればっかりは性分なんでな、治しようが無い。)
(では、一つだけ助言をしよう。心を鍛えるなら体も一緒に鍛えた方が効率が良いぞ。)
それで、ブラスマイヤーとの念話が切れた。どう言う事だ?
体を鍛えろって言われてもなぁ、とクラ―ネルの華奢な体を思い浮かべる。これはかなり面倒な事を引き受けた事になるのかな?
まさか、ルシルや竜王の爺さんと戦わせる訳には行かないよね?となると、冒険者として、剣でも教えるか?
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