189 / 308
189
しおりを挟む
「なら、私。探して来ます。」
アデルが勢い込んでそう言った。
「でも、居場所は解らないんじゃなかったのか?」
「私は斥候ですよ。情報収集は得意なんです。今日中にある程度の居場所は特定して見せますよ。」
そう言って駆けて行った。まあ、まだ時間は3時前だ。アデルの能力なら3時間もあれば本当に見つけて来るかもしれない。
明日には何らかの報告があるだろう。僕は家に帰る事にした。
翌日、本当にアデルはミリアの居場所を見つけて来たと報告して来た。
「本当にミリアの眼を治せるんですよね?」
「ああ、それは大丈夫だ。」
「では、一緒に来て下さい。」
僕はアデルに連れられて拠点の食堂を後にした。
「何処に向かうんだ?」
「南エリアです。」
帝都の南は農村地帯だが、その手前にある南エリアと言うのは貧民街の事だ。
「南エリア?目をやられたと言っても片目だろう?魔法使いなら片目でもそれなりの仕事があると思うが?」
「なんでも治療院を開いて、南エリアの住民の治療をしているそうです。」
ほう?ハンターを引退後に回復魔法を覚えたのか?しかも貧民街で治療院とは、はたから聞けば美談だな。
僕とアデルは南エリアに向かいながらミリアの現状を話して置く。
「一つ気になるのだが、ミリアはメンバーを恨んでいないのか?」
「それは、判りません。状況的には回避できない物でしたが、私に責任が無いとも言えません。レモーネやバレッタはともかく、私は恨まれて居るかもしれませんね。」
「会いに行って大丈夫か?」
アデルのメンタルを心配したのだが。
「私は恨まれても構いません。実際、あの時私がちゃんと気配を感じて居れば避けられた事故ですから。それにミリアの眼が治るのなら、何を言われても大丈夫です。」
「意外に芯は強いんだな。」
南エリアが近づくと建っている家の様子がだんだんと変わって来る。みすぼらしい家や壊れかけた家、長屋等が増えて来る。
「北エリアとは天地の差だな。」
北エリアとは貴族街の事だ。
「この南エリアには、病気や怪我で働けない人が多く住んでいますからね。」
アデルが、憐れむような声で言った。
「ここで、治療院を開いても、大して儲からないだろうな。」
「そうですね。多分、自分と同じ境遇の人を放っておけなかったのではないかと思います。」
暫く歩いていると、人だかりが見えた。何事かと思ったら。どうやら目的地らしい。
「あれが、ミリアの治療院ですね。」
「ほう?かなりの人が押しかけているが、あまり金を持っている様には見えんな。」
繁盛している様だが、金を貰っているのかどうか疑わしい。
「この人の多さではミリアに会うのは難しそうですね。」
「出直すか?」
「少し待ちましょう。」
「何なら手伝うか?」
「手伝うと言っても皆が何の治療に来ているのか判りませんよ?」
えーと、冗談なので突っ込んで欲しかったのだが。
「中を覗いてみればどんな治療をしているのか判るんじゃないか?」
「治療を覗くと言うのは倫理的にどうなのでしょうか?」
あれ?意外にアデルって常識人?
そんな話をしていると徐々に人が少なくなって来た。これならあと15分も待てば列が消化されそうだ。恐らく回復魔法を掛けるだけの治療なのだろう。
「しかし、時間を潰そうにも、店とか無さそうだな。」
「そうですね。この地域はお金を持っている人は近づかないですからね。」
仕方が無いので大人しく治療院の外で待っている。
およそ20分程で人の出入りが途絶えた。このタイミングを逃すと、また人が来てしまうだろう。
「行くぞ。良いか?」
「行きましょう。」
思い切って治療院に足を踏み入れる。
治療院には待合室等は無く、入るとすぐそこにミリアらしき女性が居た。右目に眼帯をしている。
アデルがその姿を見てはっとする。と、同時にミリアもアデルを見てはっとする。
「何しに来たの?私の姿を笑いに来たの?」
そう言ったミリアの声は震えていた。
「違う。あなたに用があって来ました。」
あら?なんか雰囲気が悪いな。
「悪いな。僕があなたに会いたくてアデルに無理を言って連れて来て貰ったんだ。」
そう僕が言うと、ミリアは初めて僕の存在に気が付いた様だ。
「あなたは一体?」
「『鈍色の刃』の新しいメンバーだ。今日はあなたの眼を治しに来ました。」
「私の眼を?冗談はやめて。」
「冗談ではありませんよ。こう見えてもSランクの魔法使いです。」
Sランクと聞いて一瞬だけミリアの眼に希望の光が見えた。
「眼を治す前に話を聞かせて貰っても良いですか?」
「何を聞きたいの?」
「まず、何故ハンターを引退したのですか?隻眼のハンターは珍しくありません。辞めたのは目のせいではありませんよね?」
これは事実だ。長くハンターをやって居れば、怪我を負う事は珍しくない。中には隻腕の戦士も居る。
「私は、あの一件以来、魔物に対する恐怖心が拭えないのです。魔物を見るだけで体が硬直して動けなくなります。」
やはりメンタル面の問題か、現代風に言えばPTSDだな。
「それでも、魔法使いとしては普通にやって行けたのでは無いですか?わざわざ、ここに治療院を開いたのは何故でしょう?」
「それは、ここが私の故郷の村に似て居たからです。私が生まれた村は非常に貧しい村でしたが、皆、良い人ばかりでした。」
なるほど、彼女はここに安心感を求めて依存している訳だ。
「ちなみに、この治療院ではどんな治療をしているんですか?」
「私は、ハンターを引退した後、少しの蓄えで回復魔法を会得しました。ヒールと状態異常回復の2つです。」
2つとも初級の魔法だな。それだけでは、ここ以外では治療院は難しいだろう。帝国は医学が進んでいる。魔法に頼る治療院は最低でもハイヒールを求められる。
「上級の回復魔法を覚える気は無いか?なんなら教えるぞ?」
「いや、悪いが時間が無い。この治療院には1日に3回ピークがある。今は一回目が終わった所だ。またお昼を過ぎれば人が押し寄せる。」
なるほど、3部制にして患者を捌いている訳か、確かに一気に押し寄せられたら休む暇も無い。
「じゃあ、お昼になる前に君の治療を終わらせよう。眼を見せて貰って良いか?」
「構わない。恥じ入る物でも無いしな。」
僕はミリアの右目にパーフェクトヒールを掛ける。欠損をも再生させる最上位のヒールだ。
「眼が、熱い。」
「大丈夫だ。すぐに収まる。」
ミリアの眼が再生した。僕とアデルは確認している。だが、当の本人はまだ、動転している様だ。
「ミリア、君の眼はもう見えるはずだ。ゆっくりで良いから確認してみてくれ。」
「眼が、私の眼が。本当に、治るなんて。」
「眼が治った今でも、ハンターに戻る気にはならないか?」
「済まないが、私は私の生きがいを見つけた。ハンターに戻る気は無い。」
「それは、本当に生きがいなのか?ただ逃げているだけでは無いと言い切れるか?」
ミリアはその言葉に動揺する。
毎年、帝都だけでも1000人近い新人がハンター登録をする。だが、それと同じ位の数のハンターが辞めて行く。けがや病気、年齢もあるだろうが、一番多い理由はハンターに限界を感じると言う物だ。
ハンターは資格が要らない上に登録すれば誰でもなれる。だが、続けて行くのには努力と気力が必須だ。挫折して辞めて行くハンターは想像以上に多い。
「別に君を虐めるつもりは無い。ただ、ハンターに戻ると言う道もあると言う事を提示しただけだ。それと、アデルに責任は無い。その事は解って欲しい。」
「アデルに責任が無い事は解って居る。誰も恨むつもりは無い。」
「そうか?なら、後は自分の人生だ、自分で決めてくれ。ハンターに戻りたいなら協力するし、上級の回復魔法を覚えたいなら教える。」
「優しいのだな。アデルに惚れているのか?」
「いや、そう言うのとは違う。」
あれ?なんでアデルががっかりした顔してんの?
「なら、私と結婚して、ここで一緒に治療院をやらないか?あなたの力があれば、救える人は大勢いる。」
いや、ちょっと待て、何言ってるの?って言うか、ミリアさんってこう言う人なの?
横を見たらアデルが固まっていた。
アデルが勢い込んでそう言った。
「でも、居場所は解らないんじゃなかったのか?」
「私は斥候ですよ。情報収集は得意なんです。今日中にある程度の居場所は特定して見せますよ。」
そう言って駆けて行った。まあ、まだ時間は3時前だ。アデルの能力なら3時間もあれば本当に見つけて来るかもしれない。
明日には何らかの報告があるだろう。僕は家に帰る事にした。
翌日、本当にアデルはミリアの居場所を見つけて来たと報告して来た。
「本当にミリアの眼を治せるんですよね?」
「ああ、それは大丈夫だ。」
「では、一緒に来て下さい。」
僕はアデルに連れられて拠点の食堂を後にした。
「何処に向かうんだ?」
「南エリアです。」
帝都の南は農村地帯だが、その手前にある南エリアと言うのは貧民街の事だ。
「南エリア?目をやられたと言っても片目だろう?魔法使いなら片目でもそれなりの仕事があると思うが?」
「なんでも治療院を開いて、南エリアの住民の治療をしているそうです。」
ほう?ハンターを引退後に回復魔法を覚えたのか?しかも貧民街で治療院とは、はたから聞けば美談だな。
僕とアデルは南エリアに向かいながらミリアの現状を話して置く。
「一つ気になるのだが、ミリアはメンバーを恨んでいないのか?」
「それは、判りません。状況的には回避できない物でしたが、私に責任が無いとも言えません。レモーネやバレッタはともかく、私は恨まれて居るかもしれませんね。」
「会いに行って大丈夫か?」
アデルのメンタルを心配したのだが。
「私は恨まれても構いません。実際、あの時私がちゃんと気配を感じて居れば避けられた事故ですから。それにミリアの眼が治るのなら、何を言われても大丈夫です。」
「意外に芯は強いんだな。」
南エリアが近づくと建っている家の様子がだんだんと変わって来る。みすぼらしい家や壊れかけた家、長屋等が増えて来る。
「北エリアとは天地の差だな。」
北エリアとは貴族街の事だ。
「この南エリアには、病気や怪我で働けない人が多く住んでいますからね。」
アデルが、憐れむような声で言った。
「ここで、治療院を開いても、大して儲からないだろうな。」
「そうですね。多分、自分と同じ境遇の人を放っておけなかったのではないかと思います。」
暫く歩いていると、人だかりが見えた。何事かと思ったら。どうやら目的地らしい。
「あれが、ミリアの治療院ですね。」
「ほう?かなりの人が押しかけているが、あまり金を持っている様には見えんな。」
繁盛している様だが、金を貰っているのかどうか疑わしい。
「この人の多さではミリアに会うのは難しそうですね。」
「出直すか?」
「少し待ちましょう。」
「何なら手伝うか?」
「手伝うと言っても皆が何の治療に来ているのか判りませんよ?」
えーと、冗談なので突っ込んで欲しかったのだが。
「中を覗いてみればどんな治療をしているのか判るんじゃないか?」
「治療を覗くと言うのは倫理的にどうなのでしょうか?」
あれ?意外にアデルって常識人?
そんな話をしていると徐々に人が少なくなって来た。これならあと15分も待てば列が消化されそうだ。恐らく回復魔法を掛けるだけの治療なのだろう。
「しかし、時間を潰そうにも、店とか無さそうだな。」
「そうですね。この地域はお金を持っている人は近づかないですからね。」
仕方が無いので大人しく治療院の外で待っている。
およそ20分程で人の出入りが途絶えた。このタイミングを逃すと、また人が来てしまうだろう。
「行くぞ。良いか?」
「行きましょう。」
思い切って治療院に足を踏み入れる。
治療院には待合室等は無く、入るとすぐそこにミリアらしき女性が居た。右目に眼帯をしている。
アデルがその姿を見てはっとする。と、同時にミリアもアデルを見てはっとする。
「何しに来たの?私の姿を笑いに来たの?」
そう言ったミリアの声は震えていた。
「違う。あなたに用があって来ました。」
あら?なんか雰囲気が悪いな。
「悪いな。僕があなたに会いたくてアデルに無理を言って連れて来て貰ったんだ。」
そう僕が言うと、ミリアは初めて僕の存在に気が付いた様だ。
「あなたは一体?」
「『鈍色の刃』の新しいメンバーだ。今日はあなたの眼を治しに来ました。」
「私の眼を?冗談はやめて。」
「冗談ではありませんよ。こう見えてもSランクの魔法使いです。」
Sランクと聞いて一瞬だけミリアの眼に希望の光が見えた。
「眼を治す前に話を聞かせて貰っても良いですか?」
「何を聞きたいの?」
「まず、何故ハンターを引退したのですか?隻眼のハンターは珍しくありません。辞めたのは目のせいではありませんよね?」
これは事実だ。長くハンターをやって居れば、怪我を負う事は珍しくない。中には隻腕の戦士も居る。
「私は、あの一件以来、魔物に対する恐怖心が拭えないのです。魔物を見るだけで体が硬直して動けなくなります。」
やはりメンタル面の問題か、現代風に言えばPTSDだな。
「それでも、魔法使いとしては普通にやって行けたのでは無いですか?わざわざ、ここに治療院を開いたのは何故でしょう?」
「それは、ここが私の故郷の村に似て居たからです。私が生まれた村は非常に貧しい村でしたが、皆、良い人ばかりでした。」
なるほど、彼女はここに安心感を求めて依存している訳だ。
「ちなみに、この治療院ではどんな治療をしているんですか?」
「私は、ハンターを引退した後、少しの蓄えで回復魔法を会得しました。ヒールと状態異常回復の2つです。」
2つとも初級の魔法だな。それだけでは、ここ以外では治療院は難しいだろう。帝国は医学が進んでいる。魔法に頼る治療院は最低でもハイヒールを求められる。
「上級の回復魔法を覚える気は無いか?なんなら教えるぞ?」
「いや、悪いが時間が無い。この治療院には1日に3回ピークがある。今は一回目が終わった所だ。またお昼を過ぎれば人が押し寄せる。」
なるほど、3部制にして患者を捌いている訳か、確かに一気に押し寄せられたら休む暇も無い。
「じゃあ、お昼になる前に君の治療を終わらせよう。眼を見せて貰って良いか?」
「構わない。恥じ入る物でも無いしな。」
僕はミリアの右目にパーフェクトヒールを掛ける。欠損をも再生させる最上位のヒールだ。
「眼が、熱い。」
「大丈夫だ。すぐに収まる。」
ミリアの眼が再生した。僕とアデルは確認している。だが、当の本人はまだ、動転している様だ。
「ミリア、君の眼はもう見えるはずだ。ゆっくりで良いから確認してみてくれ。」
「眼が、私の眼が。本当に、治るなんて。」
「眼が治った今でも、ハンターに戻る気にはならないか?」
「済まないが、私は私の生きがいを見つけた。ハンターに戻る気は無い。」
「それは、本当に生きがいなのか?ただ逃げているだけでは無いと言い切れるか?」
ミリアはその言葉に動揺する。
毎年、帝都だけでも1000人近い新人がハンター登録をする。だが、それと同じ位の数のハンターが辞めて行く。けがや病気、年齢もあるだろうが、一番多い理由はハンターに限界を感じると言う物だ。
ハンターは資格が要らない上に登録すれば誰でもなれる。だが、続けて行くのには努力と気力が必須だ。挫折して辞めて行くハンターは想像以上に多い。
「別に君を虐めるつもりは無い。ただ、ハンターに戻ると言う道もあると言う事を提示しただけだ。それと、アデルに責任は無い。その事は解って欲しい。」
「アデルに責任が無い事は解って居る。誰も恨むつもりは無い。」
「そうか?なら、後は自分の人生だ、自分で決めてくれ。ハンターに戻りたいなら協力するし、上級の回復魔法を覚えたいなら教える。」
「優しいのだな。アデルに惚れているのか?」
「いや、そう言うのとは違う。」
あれ?なんでアデルががっかりした顔してんの?
「なら、私と結婚して、ここで一緒に治療院をやらないか?あなたの力があれば、救える人は大勢いる。」
いや、ちょっと待て、何言ってるの?って言うか、ミリアさんってこう言う人なの?
横を見たらアデルが固まっていた。
33
お気に入りに追加
4,347
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる