176 / 308
176
しおりを挟む
翌日はアデルと魔法の稽古をする。場所はアデル達3人が共同で借りている家の庭だ、レモーネとバレッタは何処かに出かけている様で留守らしい。
この世界の住人なら魔法の理は理解している。なので基礎は省いて、アデルが普段使っている斥候のスキルを魔法で補助すると言うやりかたで魔法に馴染んで貰う事から始めた。
気配遮断のスキルを持っているので、気配遮断の魔法を覚えるのは比較的早かった。これで、スキルでも魔法でも気配遮断が可能になる。スキルの気配遮断より魔法の気配遮断の方が効果は高い。
索敵の魔法は前回の実戦で、それなりに理解したようなので、魔物と人間の違いを教えるにとどめた。
また、敏捷性のステータスが高いので、身体強化の魔法も教える。攻撃強化では無く、敏捷性の強化をメインで教える。後々は全体的な強化にまで持って行くつもりだ。
とりあえず攻撃魔法は現時点では教えて居ない。彼女の唯一の攻撃手段は短剣だ。これを鍛えて、昇級試験を狙ってみようと思う。
思ったよりすんなりと魔法を覚えたので、様子を見てもう少し高度な魔法を教えて行こうと思う。実戦で使って居ないので、何処まで身についているのかはまだ判断できないが、魔法使いの素質はありそうだ。
アデルが魔法使いに育ってくれると、色々とありがたい。魔法使いが2枚居るパーティーは意外に少ない。しかし、剣では倒す事が難しい魔物は結構な数存在する。魔法使いが2枚あれば、パーティーの戦い方も幅が増える。
4時間程魔法と短剣の訓練をしているとレモーネが帰って来た。
「休日に練習とは感心だな。」
「レモーネさんもやりませんか?相手しますよ?」
そろそろアデルは限界なので休ませる必要がある。
「そう言えば君は剣も使うのだったな。面白い。模擬戦でもしてみるか?」
「良いですよ。そう言えば、普段は何処で練習しているんですか?」
「気が向いた時にここでバレッタと模擬戦をしているぞ。」
バレッタさんの本当の実力と言うのも見てみたいのだが、かなりの面倒臭がりらしいので、難しいかもしれない。
「じゃあ、アデルさんは暫く休んでいて下さい。僕とレモーネさんは少し模擬戦をしますので、見ていても良いですし、少し甘い物でも取っていても構いませんよ。」
そう言うと見ていると言うアデル。低血糖になっても困るので砂糖多めのミルクティーをストレージから出して渡す。
「では、模擬戦行きましょう。全力で来てくれて構いませんよ。」
「ほう?言うね。Sランクの余裕って奴かい?」
「ちなみに僕は魔法使いですが、Sランクの昇級試験は剣で通りました。」
「って事は、剣術もSランクって事か、君に勝ったら私もSランクの実力があるって事になるのかな?」
模擬戦用の木刀が何本も用意されて居たので持ちやすい重さの物を選び、2人で対峙する。
まずはレモーネの実力を見たい。受けに回ろう。
レモーネの剣はいわゆる我流で、完全な実戦の剣だ。魔物を狩る事に特化された剣で、対人戦では隙が多いのも特徴だ。なるほど、実力の割にランクが低いのはそのせいかもしれない。
昇級試験は対人戦なので、その辺を教え込めばすぐにランクは上がりそうだ。
5手ほどレモーネの剣を受け流し、6手目で剣を弾き飛ばしてみる。
「驚いたな。ここまで実力の差があるとは思わなかったよ。」
「実力の差と言うより対人戦の経験の差だと思いますよ。レモーネさんの剣は完全に対魔物の剣ですね。剣は何処で習ったんですか?」
「習ってはいないな、13歳の時には剣を持って魔物退治に参加していた。」
「ランクを上げたいなら一度正式な剣技を習った方が良いですよ。」
「いや、ランクを上げたいと思った事は無い。稼げれば問題無いからな。」
まあ、僕もそんな感じだったな。
「じゃあ、週に1度位僕と模擬戦をしませんか?もっと稼げる様になると思いますよ。」
「それは、強くなれると言う認識で良いのかな?」
「パーティー全体の底上げをすれば、自然とランクも上がるでしょう。そうなれば稼ぐ金額も変わってきますよ。」
「ふむ、悪く無い提案だ。バレッタも鍛えるつもりかな?」
「そうですね。レモーネさんがバレッタさんより強くなったら、バレッタさんは、どう思うでしょうか?」
「面白い事になりそうだ。」
もう一試合、今度はアドバイスをしながら20分程打ち合いをして終わりにする。剣の稽古は長ければ良いと言う物では無い。集中力が重要だ。人間が集中力を持続できる時間は20分が限界と言われている。
今の試合、戦いながら少しずつスピードを上げてみた。集中しているレモーネはそれについて来た。多分、これを繰り返して行けば今の倍位までは速度を上げられそうだ。レモーネはスピード型だと思うのでこの方針で行って見よう。
稽古の後食事に誘われたが、そうそう伯爵邸の夕食をキャンセルする訳にも行かないので柔らかく断った。
フローネル嬢とリアンにはまだ手を出していない。そろそろ良い頃だと思うのだが、どうだろう?
夕食の時、帝国の近況や、帝国城の内情等を聞いてみたが、特筆するべき事は無かった。古龍のお陰で戦争が回避されたので、現状、平和が続いている。
そう言えば、ハンターギルドでマジックバッグの貸し出しが始まった様だ。レンタル料は素材の買取費用の5%とかなり良心的な価格に設定したらしく、貸し出しの依頼は好調らしい。
オークやボア系の魔物の安価な肉が大量に入荷する事となり、若干だが、食肉の値段が下がったそうだが、騒ぎになる程の影響は今の所ない。
狩りは週に3日なので翌日も休日だった。僕は、暇なのでギルドに顔を出してみる。別に用事は無いのだが他に行く場所が思いつかなかった。
漆黒の闇のおっさんでも居れば手伝おうと思ったのだが、思いも寄らない人物に声を掛けられた。剣聖だ。
「エイジと言ったかな?マルコスの事で少し話がある。付き合って貰えんか?」
構わないと答え、近くの軽食屋に連れ立って行ってみた。別に何処でも良かったのだが、静かな所で話がしたかったので一番近くにあるここにしたのだ。
この時間の軽食屋は空いている。飲み物だけ注文し、一番奥の席に座った。
「で、どんな話ですか?」
「うむ、実はマルコスを破門にし、パーティーからも除名した。」
「ほう?それは賢明な判断だと思いますよ。」
多分、マルコスはこれからも暴走を繰り返し、『迅雷の牙』の名を汚す事になるだろう。
「今の奴はプライドを傷つけられ、ハンターとしての名声も地に落ちた。おまけにギルドマスターからも要注意人物と見られている。おそらく、私と君に何らかの報復を企んでいるのでは無いかと考えられる。」
「まあ、僕を狙う分には良いのですが、うちのパーティーメンバーに手を出したら只では済ませませんよ。」
あのマルコスのやる事だ、だいたい検討が付く。僕を直接狙っても無駄な事は解って居るはずだ、だとすれば狙うのはパーティーメンバーだろう。
「ふむ、ギルドマスターにも報告して置いたが、マルコスがどうなろうが何をしようが、私は一切関係ない。ただ、君は関係者だ。おそらく、いや確実に何か仕掛けて来るだろう。十分気を付けてくれ。」
「それをわざわざ言いに来たんですか?」
「正直、私の手で決着を付けたかったのだが、現在の実力はマルコスの方が上だ。そうなると君を頼るしか手が無い。君には迷惑な話だろうが、奴の剣士としての命を奪って貰えんだろうか?」
ん?それって、剣士生命を絶つって事だよね?殺せって意味にも取れるけど。
「解りました。マルコスが仕掛けて来たなら返り討ちにします。しかし、何もして来なければこちらから手は出せませんよ。」
「ああ、それで構わない。一応うちの者にマルコスの動向を探らせているが、くれぐれもパーティーのメンバーに気を付けてくれ。」
そんな話をして軽食屋を後にした。さて、これからどうしよう?ギルドに戻るのも何だしな。
気になるから3人が住んでいる家にでも行って注意してくるかな。
3人が住んでいる家は拠点の食堂の近くだ。ギルドからも割と近い。
ここからだと歩いて10分位かな?そう思い歩き出す。
やがて、拠点の食堂が目に入る。食堂の前にバレッタの姿が見えた。向こうもこちらに気が付いた様だ。
バレッタが何やら慌てて駆けて来た。
「どうした?」
「アデルが攫われた。」
この世界の住人なら魔法の理は理解している。なので基礎は省いて、アデルが普段使っている斥候のスキルを魔法で補助すると言うやりかたで魔法に馴染んで貰う事から始めた。
気配遮断のスキルを持っているので、気配遮断の魔法を覚えるのは比較的早かった。これで、スキルでも魔法でも気配遮断が可能になる。スキルの気配遮断より魔法の気配遮断の方が効果は高い。
索敵の魔法は前回の実戦で、それなりに理解したようなので、魔物と人間の違いを教えるにとどめた。
また、敏捷性のステータスが高いので、身体強化の魔法も教える。攻撃強化では無く、敏捷性の強化をメインで教える。後々は全体的な強化にまで持って行くつもりだ。
とりあえず攻撃魔法は現時点では教えて居ない。彼女の唯一の攻撃手段は短剣だ。これを鍛えて、昇級試験を狙ってみようと思う。
思ったよりすんなりと魔法を覚えたので、様子を見てもう少し高度な魔法を教えて行こうと思う。実戦で使って居ないので、何処まで身についているのかはまだ判断できないが、魔法使いの素質はありそうだ。
アデルが魔法使いに育ってくれると、色々とありがたい。魔法使いが2枚居るパーティーは意外に少ない。しかし、剣では倒す事が難しい魔物は結構な数存在する。魔法使いが2枚あれば、パーティーの戦い方も幅が増える。
4時間程魔法と短剣の訓練をしているとレモーネが帰って来た。
「休日に練習とは感心だな。」
「レモーネさんもやりませんか?相手しますよ?」
そろそろアデルは限界なので休ませる必要がある。
「そう言えば君は剣も使うのだったな。面白い。模擬戦でもしてみるか?」
「良いですよ。そう言えば、普段は何処で練習しているんですか?」
「気が向いた時にここでバレッタと模擬戦をしているぞ。」
バレッタさんの本当の実力と言うのも見てみたいのだが、かなりの面倒臭がりらしいので、難しいかもしれない。
「じゃあ、アデルさんは暫く休んでいて下さい。僕とレモーネさんは少し模擬戦をしますので、見ていても良いですし、少し甘い物でも取っていても構いませんよ。」
そう言うと見ていると言うアデル。低血糖になっても困るので砂糖多めのミルクティーをストレージから出して渡す。
「では、模擬戦行きましょう。全力で来てくれて構いませんよ。」
「ほう?言うね。Sランクの余裕って奴かい?」
「ちなみに僕は魔法使いですが、Sランクの昇級試験は剣で通りました。」
「って事は、剣術もSランクって事か、君に勝ったら私もSランクの実力があるって事になるのかな?」
模擬戦用の木刀が何本も用意されて居たので持ちやすい重さの物を選び、2人で対峙する。
まずはレモーネの実力を見たい。受けに回ろう。
レモーネの剣はいわゆる我流で、完全な実戦の剣だ。魔物を狩る事に特化された剣で、対人戦では隙が多いのも特徴だ。なるほど、実力の割にランクが低いのはそのせいかもしれない。
昇級試験は対人戦なので、その辺を教え込めばすぐにランクは上がりそうだ。
5手ほどレモーネの剣を受け流し、6手目で剣を弾き飛ばしてみる。
「驚いたな。ここまで実力の差があるとは思わなかったよ。」
「実力の差と言うより対人戦の経験の差だと思いますよ。レモーネさんの剣は完全に対魔物の剣ですね。剣は何処で習ったんですか?」
「習ってはいないな、13歳の時には剣を持って魔物退治に参加していた。」
「ランクを上げたいなら一度正式な剣技を習った方が良いですよ。」
「いや、ランクを上げたいと思った事は無い。稼げれば問題無いからな。」
まあ、僕もそんな感じだったな。
「じゃあ、週に1度位僕と模擬戦をしませんか?もっと稼げる様になると思いますよ。」
「それは、強くなれると言う認識で良いのかな?」
「パーティー全体の底上げをすれば、自然とランクも上がるでしょう。そうなれば稼ぐ金額も変わってきますよ。」
「ふむ、悪く無い提案だ。バレッタも鍛えるつもりかな?」
「そうですね。レモーネさんがバレッタさんより強くなったら、バレッタさんは、どう思うでしょうか?」
「面白い事になりそうだ。」
もう一試合、今度はアドバイスをしながら20分程打ち合いをして終わりにする。剣の稽古は長ければ良いと言う物では無い。集中力が重要だ。人間が集中力を持続できる時間は20分が限界と言われている。
今の試合、戦いながら少しずつスピードを上げてみた。集中しているレモーネはそれについて来た。多分、これを繰り返して行けば今の倍位までは速度を上げられそうだ。レモーネはスピード型だと思うのでこの方針で行って見よう。
稽古の後食事に誘われたが、そうそう伯爵邸の夕食をキャンセルする訳にも行かないので柔らかく断った。
フローネル嬢とリアンにはまだ手を出していない。そろそろ良い頃だと思うのだが、どうだろう?
夕食の時、帝国の近況や、帝国城の内情等を聞いてみたが、特筆するべき事は無かった。古龍のお陰で戦争が回避されたので、現状、平和が続いている。
そう言えば、ハンターギルドでマジックバッグの貸し出しが始まった様だ。レンタル料は素材の買取費用の5%とかなり良心的な価格に設定したらしく、貸し出しの依頼は好調らしい。
オークやボア系の魔物の安価な肉が大量に入荷する事となり、若干だが、食肉の値段が下がったそうだが、騒ぎになる程の影響は今の所ない。
狩りは週に3日なので翌日も休日だった。僕は、暇なのでギルドに顔を出してみる。別に用事は無いのだが他に行く場所が思いつかなかった。
漆黒の闇のおっさんでも居れば手伝おうと思ったのだが、思いも寄らない人物に声を掛けられた。剣聖だ。
「エイジと言ったかな?マルコスの事で少し話がある。付き合って貰えんか?」
構わないと答え、近くの軽食屋に連れ立って行ってみた。別に何処でも良かったのだが、静かな所で話がしたかったので一番近くにあるここにしたのだ。
この時間の軽食屋は空いている。飲み物だけ注文し、一番奥の席に座った。
「で、どんな話ですか?」
「うむ、実はマルコスを破門にし、パーティーからも除名した。」
「ほう?それは賢明な判断だと思いますよ。」
多分、マルコスはこれからも暴走を繰り返し、『迅雷の牙』の名を汚す事になるだろう。
「今の奴はプライドを傷つけられ、ハンターとしての名声も地に落ちた。おまけにギルドマスターからも要注意人物と見られている。おそらく、私と君に何らかの報復を企んでいるのでは無いかと考えられる。」
「まあ、僕を狙う分には良いのですが、うちのパーティーメンバーに手を出したら只では済ませませんよ。」
あのマルコスのやる事だ、だいたい検討が付く。僕を直接狙っても無駄な事は解って居るはずだ、だとすれば狙うのはパーティーメンバーだろう。
「ふむ、ギルドマスターにも報告して置いたが、マルコスがどうなろうが何をしようが、私は一切関係ない。ただ、君は関係者だ。おそらく、いや確実に何か仕掛けて来るだろう。十分気を付けてくれ。」
「それをわざわざ言いに来たんですか?」
「正直、私の手で決着を付けたかったのだが、現在の実力はマルコスの方が上だ。そうなると君を頼るしか手が無い。君には迷惑な話だろうが、奴の剣士としての命を奪って貰えんだろうか?」
ん?それって、剣士生命を絶つって事だよね?殺せって意味にも取れるけど。
「解りました。マルコスが仕掛けて来たなら返り討ちにします。しかし、何もして来なければこちらから手は出せませんよ。」
「ああ、それで構わない。一応うちの者にマルコスの動向を探らせているが、くれぐれもパーティーのメンバーに気を付けてくれ。」
そんな話をして軽食屋を後にした。さて、これからどうしよう?ギルドに戻るのも何だしな。
気になるから3人が住んでいる家にでも行って注意してくるかな。
3人が住んでいる家は拠点の食堂の近くだ。ギルドからも割と近い。
ここからだと歩いて10分位かな?そう思い歩き出す。
やがて、拠点の食堂が目に入る。食堂の前にバレッタの姿が見えた。向こうもこちらに気が付いた様だ。
バレッタが何やら慌てて駆けて来た。
「どうした?」
「アデルが攫われた。」
35
お気に入りに追加
4,347
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる