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「ところで、お仲間が全然逃げて無いけど、足止めの意味あるの?」
ゴルザが後ろを向いて唖然とする。
「お前ら、なにやってる。早く逃げろ!!」
「でもリーダー。リーダーを置いて逃げる訳には。」
「お前らが逃げなければ、俺も逃げられんじゃ無いか。」
そこで、やっと漆黒の闇の連中がミスに気付く。
何やらサブリーダーっぽいのが指揮を取って、ようやく逃げる準備をしている。
「リーダーも苦労してるんだな。」
「お前に同情されたくない。お前もさっさと逃げろ。」
「なんで?」
「死にたくなければ逃げろ。俺はもう少し時間を稼がなければならないが、お前には関係ないだろう?」
あれ?ゴルザさんて意外に良い人?
「僕は勝てる魔物から逃げるつもりは無いですけど?」
「幾ら子供とは言えドラゴンだぞ?」
ん?子供なの?そう言えば前に狩ったグリーンドラゴンより小さいな。
「おっさんは勝てない相手と一人で戦うつもり?」
「おいおい、まだ俺は20代だぞ。おっさんは止めてくれ。」
え?30代後半かと思ってた。そのいかつい顔で20代は無いわ。
と、冗談を言ってる場合では無い。僕は大丈夫だが、このままではおっさんが死んでしまう。
おっさんは僕を下がらせたいようだが、下がるのはおっさんの方だと気が付いて欲しい。
ドラゴンを倒してしまうと言う手もあるのだが、こう人が多い場所で倒すと色々と煩そうだ。ここは倒さないのが正解だと思う。
「そろそろ、お仲間も逃げに転じてます。おっさんも下がって下さい。後は僕が引き受けますので。」
「この中で一番ランクが高いのは俺だ。その俺が逃げたら笑いものになる。逃げるのはお前の方だ。」
頭の固いおっさんだな。
僕はドラゴンのでたらめな攻撃を掻い潜り、腹を軽く蹴飛ばす。ドラゴンが15メートル位吹っ飛ぶ。
「さあ、今のうちに僕らも逃げましょう。」
「お前も、バケモノの手合いか。」
「バケモノって酷いなぁ。」
「Sランクになる様な奴は初めから、お前の様に強いんだ。俺達が努力して掴んだ物を何気ない顔で素通りして行きやがる。」
そう言えば、Sランクになる奴は20代の早い内に上がって来るって誰かが言ってたな。おっさんは20代でBランク。なるほど、誰かに格の違いを見せつけられたんだな。
2人で走りながら、周囲を警戒する。
すると逃げたはずの漆黒の闇のメンバーが戻って来る。
「何やってんだ。さっさと逃げろ!」
「それが、こっちにもドラゴンが。」
ん?2匹目のドラゴン?
ヤバいぞ、さっきの奴もそろそろ起き上がって来る。
「そのドラゴンの大きさは?」
ん?なんで、おっさんは大きさが気になるの?
「さっきの奴とあまり変わりません。」
「不味いな。」
おっさんが何か考え込んでいる。
「何が不味いんだ?」
「子供のドラゴンが2匹だ。当然近くに親が居るだろう。」
なるほど、それは確かに不味いな。ドラゴン3匹とか帝都に向かったら大事件だ。
「どうする?倒すか?」
「簡単に言ってくれるな。子供はともかく親は不味い。俺達じゃ足止めにもならんぞ。」
そう言う物か?まあ、おっさんが言うならそうなんだろうな。
サーチの範囲を広くする。北東に大きな反応が2つある。こっちへ向かって居るな。
「北東から2匹、来るぞ!」
「ドラゴン4匹とか最早災害だな。」
「どうする?ギルドに応援でも頼むか?」
「そんな時間は無い。ギルドまで走っても1時間近くかかる。ドラゴンの飛行速度なら10分も掛からない。応援どころか、帝都の防衛も間に合わない距離だ。」
「それじゃあ、倒すのか?子供は殺したくないんだが。」
「倒せる前提で話をしている様だが、俺達には手も足も出ないぞ。」
どうする?ドラゴン4匹。瞬殺しても良いが、人目が多すぎるぞ。最悪『緋色の風』は説得すれば黙っていてくれるだろうが、『漆黒の闇』は当てにならない。
それに、ドラゴンを狩っても換金できないんじゃ儲からないぞ。まあ、この際儲けはどうでも良いけど。ドラゴンとは言え子供を殺すのは躊躇われる。
「おっさん、ハンター歴長いんだろう?こう言う場合の対処法を知らないか?」
「ハンターでもドラゴンなんて、一生に一度見るかどうかだ。しかも一度に4匹なんて、運が悪いじゃ済まされない事態だぞ。」
「じゃあ、逃げるか?」
「逃げたら、帝都が襲われるぞ。」
「帝都にはSランクハンターや軍隊が居るんじゃないのか?」
「確かにそうだが、どれだけの一般市民に犠牲が出るか解らんぞ。」
頼りにならないおっさんだな。最悪転移魔法で何処かに飛ばすって言う手もあるが、転移魔法も見せたくないんだよね。
待てよ、おっさん達が邪魔なんだよな。なんとか排除出来ないかな?
そんな事を考えて居たら上空でドラゴンの鳴き声がした。
慌てて上を見ると、2匹のドラゴンが争っている。1匹はグリーンで、もう一匹は青いぞ。どう言う事だ?
「ブルードラゴン。災害級じゃねえか。」
やっぱブルードラゴンなのね。青いからブルードラゴンってネーミングセンスどうよ?
「グリーンは、この子たちの親かな?」
「多分そうだろう、そうそうドラゴンが居てたまるか。」
「だとすると、ブルードラゴンに追われて、ここまで来たと考えられるよな?」
「ん?まあ、そうだな。多分、ブルードラゴンはグリーンドラゴンを餌にするつもりだったんじゃないか?」
さっきから漆黒の闇の連中が煩い。もう駄目だとか、死ぬとか言ってるが、黙って気絶していて欲しい。
待てよ、最悪『漆黒の闇』のメンバーにはパラライズでも掛けてしまおうか?
「あの、ブルードラゴンを倒したら、グリーンドラゴンは逃げてくれないかな?」
「可能性はあるが、ブルードラゴンを倒すって言う前提がおかしいぞ。」
え?そうなの?
「ブルードラゴンは災害級の魔物だ。1匹で帝都を滅亡させるだけの力を持っている。」
「ちなみに、レッドドラゴンとどっちが強いんだ?」
「レッドドラゴンとブルードラゴンは属性竜だ。その力は同等と言われている。」
「ほう?レッドが火で、ブルーが水かな?」
「その通り。ちなみにグリーンドラゴンは木属性と言われているが、正確にはその能力が解って居ない。」
「ああ、確かに木属性の魔法って使う奴滅多に居ないからな。」
「風属性のドラゴンってのは居ないのか?」
「ドラゴンは基本、全てが風属性を持っている。飛べるのはその為だと言われているぞ。」
ふむ、なんか眉唾な情報だな。今度ルシルに聞いてみよう。
って、そんな場合じゃ無い。このままだと親グリーンドラゴンがやられてしまうぞ。
援護で風魔法をブルードラゴンに撃ってみる。弾かれたが、ヘイトは引き付けられた。ってこっちに向かって来たら不味いのか?
「何やってんだ!」
「僕がブルードラゴンを引きつけますので、逃げられるだけ逃げて下さい。」
「しかし、グリーンドラゴンが道を塞いでいるぞ。」
「ブルードラゴンが居る現状ではグリーンドラゴンは動かないと思いますよ。」
多分だが、その可能性は高いと考えている。
現にブルードラゴンが僕に向かって低空飛行してくると、グリーンドラゴンの子供達の動きが止まっている。あれは、ブルードラゴンに見つからない様にしているのではないだろうか?
「悪いがその提案は実行が難しい、メンバーがパニくっている。」
使えねぇって言うか、完全に足手まといだな漆黒の闇。
「それにだ、あのブルードラゴンを帝都に向かわせる訳には行かない。ここで食い止めないと不味いぞ。」
「おっさんにそれが出来るの?」
「ブルードラゴンは災害級だ。Sランクが10人居ても勝てるかどうかって魔物だぞ。愚問だ。」
いやいや、何威張ってるの?
「Sランクってバケモノじゃ無かったの?」
「バケモノでも災害には勝てないって事だ。」
結局何がしたいんだ、おっさん?
「とにかく、あのブルードラゴンを倒すか、追い返せば良いんだろう?」
「まあ、そうだな。」
「で、役に立たないおっさんは邪魔なんだが、これ以上言わなくても分かるよな?」
「お前はあれに勝てると言うのか?」
おっさんが邪魔をしなければね。
ゴルザが後ろを向いて唖然とする。
「お前ら、なにやってる。早く逃げろ!!」
「でもリーダー。リーダーを置いて逃げる訳には。」
「お前らが逃げなければ、俺も逃げられんじゃ無いか。」
そこで、やっと漆黒の闇の連中がミスに気付く。
何やらサブリーダーっぽいのが指揮を取って、ようやく逃げる準備をしている。
「リーダーも苦労してるんだな。」
「お前に同情されたくない。お前もさっさと逃げろ。」
「なんで?」
「死にたくなければ逃げろ。俺はもう少し時間を稼がなければならないが、お前には関係ないだろう?」
あれ?ゴルザさんて意外に良い人?
「僕は勝てる魔物から逃げるつもりは無いですけど?」
「幾ら子供とは言えドラゴンだぞ?」
ん?子供なの?そう言えば前に狩ったグリーンドラゴンより小さいな。
「おっさんは勝てない相手と一人で戦うつもり?」
「おいおい、まだ俺は20代だぞ。おっさんは止めてくれ。」
え?30代後半かと思ってた。そのいかつい顔で20代は無いわ。
と、冗談を言ってる場合では無い。僕は大丈夫だが、このままではおっさんが死んでしまう。
おっさんは僕を下がらせたいようだが、下がるのはおっさんの方だと気が付いて欲しい。
ドラゴンを倒してしまうと言う手もあるのだが、こう人が多い場所で倒すと色々と煩そうだ。ここは倒さないのが正解だと思う。
「そろそろ、お仲間も逃げに転じてます。おっさんも下がって下さい。後は僕が引き受けますので。」
「この中で一番ランクが高いのは俺だ。その俺が逃げたら笑いものになる。逃げるのはお前の方だ。」
頭の固いおっさんだな。
僕はドラゴンのでたらめな攻撃を掻い潜り、腹を軽く蹴飛ばす。ドラゴンが15メートル位吹っ飛ぶ。
「さあ、今のうちに僕らも逃げましょう。」
「お前も、バケモノの手合いか。」
「バケモノって酷いなぁ。」
「Sランクになる様な奴は初めから、お前の様に強いんだ。俺達が努力して掴んだ物を何気ない顔で素通りして行きやがる。」
そう言えば、Sランクになる奴は20代の早い内に上がって来るって誰かが言ってたな。おっさんは20代でBランク。なるほど、誰かに格の違いを見せつけられたんだな。
2人で走りながら、周囲を警戒する。
すると逃げたはずの漆黒の闇のメンバーが戻って来る。
「何やってんだ。さっさと逃げろ!」
「それが、こっちにもドラゴンが。」
ん?2匹目のドラゴン?
ヤバいぞ、さっきの奴もそろそろ起き上がって来る。
「そのドラゴンの大きさは?」
ん?なんで、おっさんは大きさが気になるの?
「さっきの奴とあまり変わりません。」
「不味いな。」
おっさんが何か考え込んでいる。
「何が不味いんだ?」
「子供のドラゴンが2匹だ。当然近くに親が居るだろう。」
なるほど、それは確かに不味いな。ドラゴン3匹とか帝都に向かったら大事件だ。
「どうする?倒すか?」
「簡単に言ってくれるな。子供はともかく親は不味い。俺達じゃ足止めにもならんぞ。」
そう言う物か?まあ、おっさんが言うならそうなんだろうな。
サーチの範囲を広くする。北東に大きな反応が2つある。こっちへ向かって居るな。
「北東から2匹、来るぞ!」
「ドラゴン4匹とか最早災害だな。」
「どうする?ギルドに応援でも頼むか?」
「そんな時間は無い。ギルドまで走っても1時間近くかかる。ドラゴンの飛行速度なら10分も掛からない。応援どころか、帝都の防衛も間に合わない距離だ。」
「それじゃあ、倒すのか?子供は殺したくないんだが。」
「倒せる前提で話をしている様だが、俺達には手も足も出ないぞ。」
どうする?ドラゴン4匹。瞬殺しても良いが、人目が多すぎるぞ。最悪『緋色の風』は説得すれば黙っていてくれるだろうが、『漆黒の闇』は当てにならない。
それに、ドラゴンを狩っても換金できないんじゃ儲からないぞ。まあ、この際儲けはどうでも良いけど。ドラゴンとは言え子供を殺すのは躊躇われる。
「おっさん、ハンター歴長いんだろう?こう言う場合の対処法を知らないか?」
「ハンターでもドラゴンなんて、一生に一度見るかどうかだ。しかも一度に4匹なんて、運が悪いじゃ済まされない事態だぞ。」
「じゃあ、逃げるか?」
「逃げたら、帝都が襲われるぞ。」
「帝都にはSランクハンターや軍隊が居るんじゃないのか?」
「確かにそうだが、どれだけの一般市民に犠牲が出るか解らんぞ。」
頼りにならないおっさんだな。最悪転移魔法で何処かに飛ばすって言う手もあるが、転移魔法も見せたくないんだよね。
待てよ、おっさん達が邪魔なんだよな。なんとか排除出来ないかな?
そんな事を考えて居たら上空でドラゴンの鳴き声がした。
慌てて上を見ると、2匹のドラゴンが争っている。1匹はグリーンで、もう一匹は青いぞ。どう言う事だ?
「ブルードラゴン。災害級じゃねえか。」
やっぱブルードラゴンなのね。青いからブルードラゴンってネーミングセンスどうよ?
「グリーンは、この子たちの親かな?」
「多分そうだろう、そうそうドラゴンが居てたまるか。」
「だとすると、ブルードラゴンに追われて、ここまで来たと考えられるよな?」
「ん?まあ、そうだな。多分、ブルードラゴンはグリーンドラゴンを餌にするつもりだったんじゃないか?」
さっきから漆黒の闇の連中が煩い。もう駄目だとか、死ぬとか言ってるが、黙って気絶していて欲しい。
待てよ、最悪『漆黒の闇』のメンバーにはパラライズでも掛けてしまおうか?
「あの、ブルードラゴンを倒したら、グリーンドラゴンは逃げてくれないかな?」
「可能性はあるが、ブルードラゴンを倒すって言う前提がおかしいぞ。」
え?そうなの?
「ブルードラゴンは災害級の魔物だ。1匹で帝都を滅亡させるだけの力を持っている。」
「ちなみに、レッドドラゴンとどっちが強いんだ?」
「レッドドラゴンとブルードラゴンは属性竜だ。その力は同等と言われている。」
「ほう?レッドが火で、ブルーが水かな?」
「その通り。ちなみにグリーンドラゴンは木属性と言われているが、正確にはその能力が解って居ない。」
「ああ、確かに木属性の魔法って使う奴滅多に居ないからな。」
「風属性のドラゴンってのは居ないのか?」
「ドラゴンは基本、全てが風属性を持っている。飛べるのはその為だと言われているぞ。」
ふむ、なんか眉唾な情報だな。今度ルシルに聞いてみよう。
って、そんな場合じゃ無い。このままだと親グリーンドラゴンがやられてしまうぞ。
援護で風魔法をブルードラゴンに撃ってみる。弾かれたが、ヘイトは引き付けられた。ってこっちに向かって来たら不味いのか?
「何やってんだ!」
「僕がブルードラゴンを引きつけますので、逃げられるだけ逃げて下さい。」
「しかし、グリーンドラゴンが道を塞いでいるぞ。」
「ブルードラゴンが居る現状ではグリーンドラゴンは動かないと思いますよ。」
多分だが、その可能性は高いと考えている。
現にブルードラゴンが僕に向かって低空飛行してくると、グリーンドラゴンの子供達の動きが止まっている。あれは、ブルードラゴンに見つからない様にしているのではないだろうか?
「悪いがその提案は実行が難しい、メンバーがパニくっている。」
使えねぇって言うか、完全に足手まといだな漆黒の闇。
「それにだ、あのブルードラゴンを帝都に向かわせる訳には行かない。ここで食い止めないと不味いぞ。」
「おっさんにそれが出来るの?」
「ブルードラゴンは災害級だ。Sランクが10人居ても勝てるかどうかって魔物だぞ。愚問だ。」
いやいや、何威張ってるの?
「Sランクってバケモノじゃ無かったの?」
「バケモノでも災害には勝てないって事だ。」
結局何がしたいんだ、おっさん?
「とにかく、あのブルードラゴンを倒すか、追い返せば良いんだろう?」
「まあ、そうだな。」
「で、役に立たないおっさんは邪魔なんだが、これ以上言わなくても分かるよな?」
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おっさんが邪魔をしなければね。
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これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。
○○○
旧版を基に再編集しています。
第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。
旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。
この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。
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