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ハンターギルドに戻り魔石を換金して貰う。これはリーダーのシンの仕事だ。金貨4枚と銀貨2枚になる。
一人頭銀貨8枚と大銅貨4枚だ。キッチリと分ける。これは重要な事だ。分け前のトラブルで解散するパーティーは意外と多いと聞く。
「エイジのお陰でかなり儲かったな。本来ならば半分位はエイジにあげるべきなんだろうが、俺達も生活がカツカツなんでな。済まない。」
「いや、こう言うのはキッチリして置いた方が良い。それに僕はそれ程お金には困ってませんので。」
「エイジに折り入って頼みがあるんだが、3か月いや1か月でも良いから、パーティーに入って指導をしてくれないかな?自分たちがいかに連携が取れていないか良く解った。」
んー、どうする?僕の目標はレベル上げなんだけどなぁ。正直、毎日この調子じゃレベル上がらないぞ。
「ちなみにランクアップの試験とかあるのか?」
「Cランクまでの試験は毎日やってるぞ。Bランクからはギルドへの貢献度と言うのが加味されるので試験を受けるのにポイントが必要になる。」
「なるほど、じゃあ、週に3日だな。その代わり3か月引き受けよう。」
「ありがたい。その条件で構わない。よろしく頼む。」
こうして僕は『緋色の風』を鍛える事になった。週に2日は道場があるし、1日はランクアップに使いたいし、休みも欲しい。
「明日は空いてる。基本、一緒に行ける日はギルドに9時には来ているから声を掛けて下さい。」
「解った。明日行けるなら、詳しい話は明日色々と詰めよう。」
5時近いので僕も早く帰りたい、その方が助かる。
皆と一緒にギルドを出て、皆が帰る反対方向へ向かう。人気の少ない所で転移で王国の家に帰る。ちなみに転移魔法に制限が掛かっている感じはしない。やはりセーブされたのはステータスのみの様だ。
風呂に入り、応接室でギルドカードを取り出し魔力を流す。ステータスが表示される。久しぶりに見たが、最初に王国のブレイルで作った時よりは高い。だが、全盛期に比べると3分の1以下になって居る。ローレシアは100分の1と言って居たが、どう言う計算なのだろう?
実際、今、魔神と戦ったら勝てないだろう。と言う事は精霊王より弱いと言う事だ。精霊王と神ってそこまで差があるんだな。
ブラスマイヤーはこうなる事が予想できたはずだ。それなのに稽古を止めなかった。今、思えば、僕に稽古の仕方を教えていたのでは無いかと思う。おかげで、力をセーブされても、戦い方は解るし、強くなる方法も解る。
おそらくブラスマイヤーはこう言う日が来る事を予想していたのでは無いかと思う。
そして、もう一つ気になるのがストレージだ。ローレシアは何故かストレージを封印したり取り上げようとはしなかった。ストレージはかなりのチートだ。本来なら人間が持って良い物では無いと思うのだが、何故残したのだろう?あのローレシアが忘れたとは思えない。
色々と考えるとおかしな点が多い。僕は神の掌で遊ばれている感覚になる。神は僕に何を求め何をさせたいと考えているのだろう?
夕食時、皆が食堂に集まる、1人増えて2人減った。平均年齢がぐっと下がったな。あ、そう言えば、竜泉酒をもう少し貰って置けば良かった。ストレージにはあと2樽しかないぞ。
翌朝、稽古の時にルシルに聞いてみた。
「なぁ、ルシルは竜泉酒を作る事は出来ないのか?」
「あれはエンシェントドラゴンにならないと作れないぞ。」
「エンシェントドラゴンかぁ、ルシルの知り合いに居ない?」
「私も、エンシェントドラゴンに会ったのは竜王様が初めてだ。」
ルシルでも滅多に会えないのか。そう言えば昔エンシェントドラゴンを助けた事がある様な気がするが、会えないよな。まあ、僕はそれ程酒好きって訳じゃ無いから良いんだけど、あればあったで色々と使えるんだよな。まあ、無い物は仕方ない。一応あと2樽残っているし。
ちょっと待てよ。ストレージでコピー出来ないかな?あとで試してみよう。
稽古後すぐに帝国のハンターギルドへ飛ぶ。相変わらずの混雑だが、掲示板も窓口も用が無いから構わない。僕は入り口のすぐ左手にある換金所の近くで待っている。
5分もしない内にリオンがやって来た。
「お待たせしました。」
「いや、待って無いから大丈夫。皆は外?」
「はい、何時もの場所に居ます。」
「じゃあ急ごう。」
2人で外へ出る。ギルドの通りの道端には出発の準備をするハンターが沢山並んでいる。まあ、中はあの混雑だからな。
「今日も狙いはゴブリンか?」
「そのつもりですけど。他の魔物にしますか?」
「オークを狙わないか?ゴブリンより遥かに金になるだろう?」
「オークの素材は肉です。我々のパーティーにはポーターが居ないので持って帰れる数には限りがありますよ?」
こう言う交渉はリオンがするらしい。オークはゴブリンより若干強い魔物だ。その辺は考えて無いんだな。あくまでも儲け優先なのがハンターらしい。
「オークはゴブリンより強いぞ。その辺は大丈夫なのか?」
「はい、オークは何度か戦った事があるので、怖いとは思いません。」
「そうか、じゃあ、これを貸そう。」
そう言ってマジックバッグを2つリオンに渡した。
「これってもしかして?」
「マジックバッグだ。これがあればオークで儲けられるだろう?」
オークは魔石込みで1体、金貨2枚位になる。ゴブリンよりずっとコスパが良い。だが、重量があるので、マジックバッグかポーターが必須だ。
「これって、どの位の容量があるんですか?」
「まあ、今日退治するオーク位は全部入るだろう。」
実際は100メートル四方あるのだが、言うと国宝がどうのと言われるので言わない。
「オークなら10匹も狩れば金貨20枚位になりますね。5人で割っても一人金貨4枚です。やる気が出ますね。」
1日40万円の儲けなら、そりゃあやる気も出るだろうね。今まで大して儲けて無かったようだしね。
僕もゴブリンよりオークの方が経験値が稼げる。WIN-WINだな。
「さて、オークを狩るなら何処の狩場が良いか解るか?」
「オークなら、西だな。討伐隊が先月入ってから暫く経つから、丁度増えてる時期のはずだ。」
こう言う情報はシンが詳しい、と言うか良く調べている。
早速支度をして西門へ向かう。バッグはリオンとレーネが持つらしい。
西門を出ると街道を進み、30分程歩くと左右が森になる。この辺から魔物の反応が濃くなる。
「そろそろオークが出る場所に入るぞ。準備は良いか?」
シンが声を掛けると、昨日のフォーメーションになる。連携は取れている様だ。
「じゃあ、今日もエイジに指揮を取って貰って良いかな?」
「解った。最初の2時間は僕が指揮を取ります。後半はリオンに指揮の練習をさせたいと思いますが、それで良いですか?」
「ああ、その辺の事はエイジに任せるよ。」
「じゃあ、基本、オーク以外の魔物は無視して、オークをメインで狩ります。僕がオークの場所を探知魔法で教えますので、魔法で足止め、止めは心臓か首を狙って下さい。オークは肉と魔石が素材だと言う事を忘れないで下さいね。」
僕はオークらしき気配を追って森に入る。2時間かけて17匹のオークを狩った。他のメンバーも僕の指揮に従って、連携もどんどん上手くなって来ている。
特に魔法使いのレーネの成長が著しい。今まで、殆ど戦闘に参加していなかった彼女が今日は一番活躍している。
僕は、魔法を使う場面ではまずレーネに撃たせる。そしてシンが止めを刺す。邪魔をする魔物が居ればヒルダが抑え、僕が追い払うか倒す。この一連の流れが、完成して来たので、後の指揮を引き継ぐリオンもやり易いはずだ。
「じゃあ、ここからはリオンが指揮をやって、僕はオークの場所だけ教えるから、メンバーをどう動かすかはリオン次第だよ。僕も魔法使いだって事を忘れないでね。」
「解りました。エイジさん程上手くは出来ないかもしれませんが、頑張ります。」
リオンは意外に肝が据わっている。
「頼んだぜ。」
シンが声をかける。
既にメンバーはどう動けば良いか大体分かっているので、指揮が多少遅れても怪我をする事は無い。余程の事があれば僕がカバーに入るしね。
こうして、後半2時間で11匹のオークを狩った。併せて28匹だ。
金貨56枚。5人で割っても一人頭、金貨11枚と銀貨2枚だ。一日100万円越えの報酬に大いに驚き感動するFランクパーティーだった。
「あ、マジックバッグを返さないと。」
「いや、それは持っていて構わないよ。僕が居ない時も狩に出るんでしょ?」
「それはそうですが、良いのですか?」
「バッグが無いとこれから色々と不便ですよ。バッグがあれば水とか食料とかも運べますし。野営の訓練にも役に立ちます。持っていて下さい。」
「ありがとうございます。」
「あ、明日は来れないので、無茶はしないで下さいね。」
「解りました。」
一人頭銀貨8枚と大銅貨4枚だ。キッチリと分ける。これは重要な事だ。分け前のトラブルで解散するパーティーは意外と多いと聞く。
「エイジのお陰でかなり儲かったな。本来ならば半分位はエイジにあげるべきなんだろうが、俺達も生活がカツカツなんでな。済まない。」
「いや、こう言うのはキッチリして置いた方が良い。それに僕はそれ程お金には困ってませんので。」
「エイジに折り入って頼みがあるんだが、3か月いや1か月でも良いから、パーティーに入って指導をしてくれないかな?自分たちがいかに連携が取れていないか良く解った。」
んー、どうする?僕の目標はレベル上げなんだけどなぁ。正直、毎日この調子じゃレベル上がらないぞ。
「ちなみにランクアップの試験とかあるのか?」
「Cランクまでの試験は毎日やってるぞ。Bランクからはギルドへの貢献度と言うのが加味されるので試験を受けるのにポイントが必要になる。」
「なるほど、じゃあ、週に3日だな。その代わり3か月引き受けよう。」
「ありがたい。その条件で構わない。よろしく頼む。」
こうして僕は『緋色の風』を鍛える事になった。週に2日は道場があるし、1日はランクアップに使いたいし、休みも欲しい。
「明日は空いてる。基本、一緒に行ける日はギルドに9時には来ているから声を掛けて下さい。」
「解った。明日行けるなら、詳しい話は明日色々と詰めよう。」
5時近いので僕も早く帰りたい、その方が助かる。
皆と一緒にギルドを出て、皆が帰る反対方向へ向かう。人気の少ない所で転移で王国の家に帰る。ちなみに転移魔法に制限が掛かっている感じはしない。やはりセーブされたのはステータスのみの様だ。
風呂に入り、応接室でギルドカードを取り出し魔力を流す。ステータスが表示される。久しぶりに見たが、最初に王国のブレイルで作った時よりは高い。だが、全盛期に比べると3分の1以下になって居る。ローレシアは100分の1と言って居たが、どう言う計算なのだろう?
実際、今、魔神と戦ったら勝てないだろう。と言う事は精霊王より弱いと言う事だ。精霊王と神ってそこまで差があるんだな。
ブラスマイヤーはこうなる事が予想できたはずだ。それなのに稽古を止めなかった。今、思えば、僕に稽古の仕方を教えていたのでは無いかと思う。おかげで、力をセーブされても、戦い方は解るし、強くなる方法も解る。
おそらくブラスマイヤーはこう言う日が来る事を予想していたのでは無いかと思う。
そして、もう一つ気になるのがストレージだ。ローレシアは何故かストレージを封印したり取り上げようとはしなかった。ストレージはかなりのチートだ。本来なら人間が持って良い物では無いと思うのだが、何故残したのだろう?あのローレシアが忘れたとは思えない。
色々と考えるとおかしな点が多い。僕は神の掌で遊ばれている感覚になる。神は僕に何を求め何をさせたいと考えているのだろう?
夕食時、皆が食堂に集まる、1人増えて2人減った。平均年齢がぐっと下がったな。あ、そう言えば、竜泉酒をもう少し貰って置けば良かった。ストレージにはあと2樽しかないぞ。
翌朝、稽古の時にルシルに聞いてみた。
「なぁ、ルシルは竜泉酒を作る事は出来ないのか?」
「あれはエンシェントドラゴンにならないと作れないぞ。」
「エンシェントドラゴンかぁ、ルシルの知り合いに居ない?」
「私も、エンシェントドラゴンに会ったのは竜王様が初めてだ。」
ルシルでも滅多に会えないのか。そう言えば昔エンシェントドラゴンを助けた事がある様な気がするが、会えないよな。まあ、僕はそれ程酒好きって訳じゃ無いから良いんだけど、あればあったで色々と使えるんだよな。まあ、無い物は仕方ない。一応あと2樽残っているし。
ちょっと待てよ。ストレージでコピー出来ないかな?あとで試してみよう。
稽古後すぐに帝国のハンターギルドへ飛ぶ。相変わらずの混雑だが、掲示板も窓口も用が無いから構わない。僕は入り口のすぐ左手にある換金所の近くで待っている。
5分もしない内にリオンがやって来た。
「お待たせしました。」
「いや、待って無いから大丈夫。皆は外?」
「はい、何時もの場所に居ます。」
「じゃあ急ごう。」
2人で外へ出る。ギルドの通りの道端には出発の準備をするハンターが沢山並んでいる。まあ、中はあの混雑だからな。
「今日も狙いはゴブリンか?」
「そのつもりですけど。他の魔物にしますか?」
「オークを狙わないか?ゴブリンより遥かに金になるだろう?」
「オークの素材は肉です。我々のパーティーにはポーターが居ないので持って帰れる数には限りがありますよ?」
こう言う交渉はリオンがするらしい。オークはゴブリンより若干強い魔物だ。その辺は考えて無いんだな。あくまでも儲け優先なのがハンターらしい。
「オークはゴブリンより強いぞ。その辺は大丈夫なのか?」
「はい、オークは何度か戦った事があるので、怖いとは思いません。」
「そうか、じゃあ、これを貸そう。」
そう言ってマジックバッグを2つリオンに渡した。
「これってもしかして?」
「マジックバッグだ。これがあればオークで儲けられるだろう?」
オークは魔石込みで1体、金貨2枚位になる。ゴブリンよりずっとコスパが良い。だが、重量があるので、マジックバッグかポーターが必須だ。
「これって、どの位の容量があるんですか?」
「まあ、今日退治するオーク位は全部入るだろう。」
実際は100メートル四方あるのだが、言うと国宝がどうのと言われるので言わない。
「オークなら10匹も狩れば金貨20枚位になりますね。5人で割っても一人金貨4枚です。やる気が出ますね。」
1日40万円の儲けなら、そりゃあやる気も出るだろうね。今まで大して儲けて無かったようだしね。
僕もゴブリンよりオークの方が経験値が稼げる。WIN-WINだな。
「さて、オークを狩るなら何処の狩場が良いか解るか?」
「オークなら、西だな。討伐隊が先月入ってから暫く経つから、丁度増えてる時期のはずだ。」
こう言う情報はシンが詳しい、と言うか良く調べている。
早速支度をして西門へ向かう。バッグはリオンとレーネが持つらしい。
西門を出ると街道を進み、30分程歩くと左右が森になる。この辺から魔物の反応が濃くなる。
「そろそろオークが出る場所に入るぞ。準備は良いか?」
シンが声を掛けると、昨日のフォーメーションになる。連携は取れている様だ。
「じゃあ、今日もエイジに指揮を取って貰って良いかな?」
「解った。最初の2時間は僕が指揮を取ります。後半はリオンに指揮の練習をさせたいと思いますが、それで良いですか?」
「ああ、その辺の事はエイジに任せるよ。」
「じゃあ、基本、オーク以外の魔物は無視して、オークをメインで狩ります。僕がオークの場所を探知魔法で教えますので、魔法で足止め、止めは心臓か首を狙って下さい。オークは肉と魔石が素材だと言う事を忘れないで下さいね。」
僕はオークらしき気配を追って森に入る。2時間かけて17匹のオークを狩った。他のメンバーも僕の指揮に従って、連携もどんどん上手くなって来ている。
特に魔法使いのレーネの成長が著しい。今まで、殆ど戦闘に参加していなかった彼女が今日は一番活躍している。
僕は、魔法を使う場面ではまずレーネに撃たせる。そしてシンが止めを刺す。邪魔をする魔物が居ればヒルダが抑え、僕が追い払うか倒す。この一連の流れが、完成して来たので、後の指揮を引き継ぐリオンもやり易いはずだ。
「じゃあ、ここからはリオンが指揮をやって、僕はオークの場所だけ教えるから、メンバーをどう動かすかはリオン次第だよ。僕も魔法使いだって事を忘れないでね。」
「解りました。エイジさん程上手くは出来ないかもしれませんが、頑張ります。」
リオンは意外に肝が据わっている。
「頼んだぜ。」
シンが声をかける。
既にメンバーはどう動けば良いか大体分かっているので、指揮が多少遅れても怪我をする事は無い。余程の事があれば僕がカバーに入るしね。
こうして、後半2時間で11匹のオークを狩った。併せて28匹だ。
金貨56枚。5人で割っても一人頭、金貨11枚と銀貨2枚だ。一日100万円越えの報酬に大いに驚き感動するFランクパーティーだった。
「あ、マジックバッグを返さないと。」
「いや、それは持っていて構わないよ。僕が居ない時も狩に出るんでしょ?」
「それはそうですが、良いのですか?」
「バッグが無いとこれから色々と不便ですよ。バッグがあれば水とか食料とかも運べますし。野営の訓練にも役に立ちます。持っていて下さい。」
「ありがとうございます。」
「あ、明日は来れないので、無茶はしないで下さいね。」
「解りました。」
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