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リリから興味深い話を聞いた。最近帝都にバンパイアが出るそうだ。
「バンパイアってのは種族なのか?」
「いえ、バンパイアは亜人ではありません。アンデットの一種ですね。ただ、知能が高いので無差別に人を襲う存在でもありません。」
「ほう?魔物なのに人を襲わないのか?」
「全く襲わないと言う訳では無いので危険な事には変わりはありません。ただ、今回は多少事情が違う様で、今の所被害者は出ていません。」
「面白いな。で、被害者が出ていないと言う事は、バンパイアを討伐出来ないと言う事になるのかな?」
「いや、バンパイアはアンデットなので見つけ次第討伐対象になります。が、今回、問題のバンパイアが姿を見せないのです。」
「ん?姿を現さないのに何故バンパイアが出ると言う話になったんだ?」
「バンパイアは非常に高度な催眠術を使います。バンパイアに噛まれるとバンパイアになると言う言い伝えはここから来ています。」
「なるほど、催眠術に掛かった人間が出たのか。それも複数。」
「良く解りましたね。その通りです。バンパイアの狙いが解りません。」
「ちなみに催眠術にかかるとどうなるんだ?」
「通常、バンパイアの言いなりになります、が今回の場合は記憶を失っただけで、何かを命令された形跡がありません。」
「ふむ、となるとバンパイアが何か人に知られたくない事を企んでいて、それを目撃したと言うのが一番可能性が高いな。」
「なるほど、辻褄はあってますね。」
「ちなみにバンパイアって強いのか?」
「いえ、バンパイアは基本弱点の多い魔物です。事前に白木の杭または銀の針を用意していればCランクハンターでも倒せます。」
「用意が無い場合は?」
「火魔法で灰まで焼き尽くせば倒せます。」
「この国って魔法使いが少ないんじゃないのか?」
「そうですね。Bランクハンターなら退治は無理でも追い払う事位は出来るそうです。」
ふむ、バンパイアか、王国に居ない魔物だ、戦ってみたい気もするが、ここで僕が出るのはどうなんだろう?
その後、リリの家庭教師で、この話はすっかり頭から飛んでいた。
家庭教師が終わった後、何時もの様に町をぶらつく。モールではなく昔ながらの商店街を今日は見て回る。商店街一つとっても王国とはやはり品揃えが違う。娯楽製品の様な物もあるが、残念ながら使い方が解らない。一応購入して置いて後でリリに使い方を聞いてみるか。
他にも珍しい果物やナッツ類を購入していく、そう言えばカカオって買えるのかな?まあ、チョコレートは買えたので良いんだけど、カカオがあればココアが飲めるなと思ったので。
そんな事を考えながら歩いていたら商店街の外れまで来てしまった。ここから戻るのは面倒なので、人目を避けて転移で帰ろうとした。周りを見回したら変な気を感じた。なんだ?
姿は見えないが気は感じる。何処かで隠れて見ているのか?盗賊?探ってみるが、おかしい。気は感じるのだが場所が特定できない。しかも敵意を感じない。どう言う事だ?僕は商店街の方へ引き返して行く、追って来る訳でも無い。なんなんだ?
時間が無いので王国へ転移し公爵家にお邪魔する。仕事の話を一通りしてから、家に帰る。
風呂に入っている時にふと思い出した。あれってバンパイアじゃ?でもあんなところで何をしてたんだ?
翌日帝都に家庭教師をしに行ったら、リリが興奮していた。
「先生。昨日Aランクハンターがバンパイアに遭遇し返り討ちに会いました。」
「あれ?Bランクハンターでも追い返せる位弱いんじゃなかったか?」
「そうなんです。それで、もしかしたら上位種のバンパイアロードなんじゃ無いかって言う話になっています。」
「バンパイアロード?危険なのか?」
「どうでしょう?基本バンパイアはこちらが手を出さなければ、向こうから襲って来る事はありません。今回もAランクハンターが先に手を出したそうです。」
「ふむ、目的が解らないのが不気味だな。」
「そうですね。」
「ちなみにだが、僕の故郷ではバンパイアは若い純潔の女の子を求めると言われているのだが、実際はどうなんだ?」
「それは若い子が夜遊びをしない様にと言う理由で親が作った作り話と言うのが通説です。」
「となるとだ、バンパイアを退治するのは余計なお世話かな?」
「実際に会って話を聞いてみるのはどうでしょう?」
「ふむ、それも一理あるな。じゃあ、少し自主練してて、ちょっと行って来る。」
「え?居場所に心当たりがあるんですか?」
「うん。まあね。」
そう言って商店街の外れに転移する。相変わらず気を隠す気は無いらしい。駄々洩れだ。なるほど、気が特定できないのは気が大きすぎて周り中から感じるかららしい。
バンパイアロード思ったより厄介な相手かもしれない。気の流れを特定し、余計な気は感知しないようにすると、なんとか方向だけは特定出来た。そちらに向かう。
徐々に気が大きくなる。まるでドラゴンだな。自分の気を押さえられないほど持て余すとは。だが、気のコントロールが出来て無い時点で僕に勝つ事は無理だぞ。
やがて姿が見えて来る。普通の老紳士に見える。その瞬間気が収まった。
「近づかない様に気を張っていたのだが。鈍感なのか?それとも?」
「どっちだと思う?」
「ふむ、我に何の用だ?」
「目的を聞きたくてね。納得したら帰るよ。」
「納得しなければ?」
「少し長居をさせて貰う事になるかな。」
「面白いな。人間にしては知能が高い。納得するかどうかは解らんが目的はおしえてやろう。消滅だ。」
「消滅?」
「ああ、私はもう800年は生きている。いや、正確には死んでいるのだが、こうして偽りの生を過ごしている。正直飽きたのだよ。しかし、私には自殺は出来ない。そこで、自身を消滅させる儀式を行おうとしている。」
「その儀式ってのは周りに影響は無いのか?」
「無いな。人に迷惑をかけてまでこんな事はせんよ。私が普通のバンパイアなら良かったのだがな、なまじロードにまでなってしまったので、私を倒してくれる様な相手に巡り合わなかったのだよ。」
「僕ならあなたを倒せますよ。と言ったらどうします?」
「儀式にはあと120日かかる。それが本当なら試してみたいところだ。」
「ここは狭い。少し広い所へ移動しましょう。」
そう言って、帝都の西の草原に転移した。
「ほう?転移魔法を使うか?これは面白い。楽しめそうだ。」
どうでも良い事だが、バンパイヤの癖に太陽の下でも平気なんだな。
「反撃してくれても構わないよ。バンパイアと戦うのは初めてなんだ、楽しませてくれ。」
そう言った途端。怒気と言うか殺気の様な物が飛んで来た。恐らく恐怖を具現化した攻撃だろう。だが、あいにくこう言うのは毎日喰らってるので耐性があるのだよ。
転移を超える速度で相手に近づき、顔面を殴った。頭が爆裂した。うわっ、グロイと思ったが、相手は生きてる。いや死んでるんだったか?再生してくる。
「早いな、見えなかったぞ。」
「ちなみに心臓を抜いても生きてるのか?」
「ああ、その位じゃ死なない。まあ、既に死んでるんだけどな。」
「バンパイアロードの強さってのを見せてくれよ。それが楽しみで戦ってるんだからさ。」
あり得ない速度で近づき手刀でロードを縦に真っ二つにしてみた。瞬間、2つに分かれた体から黒い槍の様な物が10本位ランダムに襲って来た。面白いが遅いな。躱している間に体が再生している。
ふむ、不死って言うだけで、ハッキリ言って弱いぞ。つまらないな。
「もう隠し玉は無いよね?そろそろ蹴りを付けて良いかな?」
「お主の様な強者と最後に戦えたのは僥倖。さあ、やってくれ!」
今度は近づいた瞬間爪を使い細切れにする。再生する前にインフェルノを叩き込む。確か、灰が残ると再生するんだよな?だがバンパイアロードは燃えるどころか蒸発していた。
「物理的にも消滅したな。」
急いでリリの元へ転移で戻る。
「ただいま。」
「あ、先生。どうなりました?」
「終わったよ。」
「バンパイアの目的って何だったんですか?」
「意外と普通の要件だったよ。生きてる事に疲れたらしい。」
「それって・・・」
「まあ、願いは叶えてやったので騒ぎは収まるだろう。」
あれ?なんだろう?リリの顔が若干呆れている様に見える。僕、変な事言いました?
「バンパイアってのは種族なのか?」
「いえ、バンパイアは亜人ではありません。アンデットの一種ですね。ただ、知能が高いので無差別に人を襲う存在でもありません。」
「ほう?魔物なのに人を襲わないのか?」
「全く襲わないと言う訳では無いので危険な事には変わりはありません。ただ、今回は多少事情が違う様で、今の所被害者は出ていません。」
「面白いな。で、被害者が出ていないと言う事は、バンパイアを討伐出来ないと言う事になるのかな?」
「いや、バンパイアはアンデットなので見つけ次第討伐対象になります。が、今回、問題のバンパイアが姿を見せないのです。」
「ん?姿を現さないのに何故バンパイアが出ると言う話になったんだ?」
「バンパイアは非常に高度な催眠術を使います。バンパイアに噛まれるとバンパイアになると言う言い伝えはここから来ています。」
「なるほど、催眠術に掛かった人間が出たのか。それも複数。」
「良く解りましたね。その通りです。バンパイアの狙いが解りません。」
「ちなみに催眠術にかかるとどうなるんだ?」
「通常、バンパイアの言いなりになります、が今回の場合は記憶を失っただけで、何かを命令された形跡がありません。」
「ふむ、となるとバンパイアが何か人に知られたくない事を企んでいて、それを目撃したと言うのが一番可能性が高いな。」
「なるほど、辻褄はあってますね。」
「ちなみにバンパイアって強いのか?」
「いえ、バンパイアは基本弱点の多い魔物です。事前に白木の杭または銀の針を用意していればCランクハンターでも倒せます。」
「用意が無い場合は?」
「火魔法で灰まで焼き尽くせば倒せます。」
「この国って魔法使いが少ないんじゃないのか?」
「そうですね。Bランクハンターなら退治は無理でも追い払う事位は出来るそうです。」
ふむ、バンパイアか、王国に居ない魔物だ、戦ってみたい気もするが、ここで僕が出るのはどうなんだろう?
その後、リリの家庭教師で、この話はすっかり頭から飛んでいた。
家庭教師が終わった後、何時もの様に町をぶらつく。モールではなく昔ながらの商店街を今日は見て回る。商店街一つとっても王国とはやはり品揃えが違う。娯楽製品の様な物もあるが、残念ながら使い方が解らない。一応購入して置いて後でリリに使い方を聞いてみるか。
他にも珍しい果物やナッツ類を購入していく、そう言えばカカオって買えるのかな?まあ、チョコレートは買えたので良いんだけど、カカオがあればココアが飲めるなと思ったので。
そんな事を考えながら歩いていたら商店街の外れまで来てしまった。ここから戻るのは面倒なので、人目を避けて転移で帰ろうとした。周りを見回したら変な気を感じた。なんだ?
姿は見えないが気は感じる。何処かで隠れて見ているのか?盗賊?探ってみるが、おかしい。気は感じるのだが場所が特定できない。しかも敵意を感じない。どう言う事だ?僕は商店街の方へ引き返して行く、追って来る訳でも無い。なんなんだ?
時間が無いので王国へ転移し公爵家にお邪魔する。仕事の話を一通りしてから、家に帰る。
風呂に入っている時にふと思い出した。あれってバンパイアじゃ?でもあんなところで何をしてたんだ?
翌日帝都に家庭教師をしに行ったら、リリが興奮していた。
「先生。昨日Aランクハンターがバンパイアに遭遇し返り討ちに会いました。」
「あれ?Bランクハンターでも追い返せる位弱いんじゃなかったか?」
「そうなんです。それで、もしかしたら上位種のバンパイアロードなんじゃ無いかって言う話になっています。」
「バンパイアロード?危険なのか?」
「どうでしょう?基本バンパイアはこちらが手を出さなければ、向こうから襲って来る事はありません。今回もAランクハンターが先に手を出したそうです。」
「ふむ、目的が解らないのが不気味だな。」
「そうですね。」
「ちなみにだが、僕の故郷ではバンパイアは若い純潔の女の子を求めると言われているのだが、実際はどうなんだ?」
「それは若い子が夜遊びをしない様にと言う理由で親が作った作り話と言うのが通説です。」
「となるとだ、バンパイアを退治するのは余計なお世話かな?」
「実際に会って話を聞いてみるのはどうでしょう?」
「ふむ、それも一理あるな。じゃあ、少し自主練してて、ちょっと行って来る。」
「え?居場所に心当たりがあるんですか?」
「うん。まあね。」
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バンパイアロード思ったより厄介な相手かもしれない。気の流れを特定し、余計な気は感知しないようにすると、なんとか方向だけは特定出来た。そちらに向かう。
徐々に気が大きくなる。まるでドラゴンだな。自分の気を押さえられないほど持て余すとは。だが、気のコントロールが出来て無い時点で僕に勝つ事は無理だぞ。
やがて姿が見えて来る。普通の老紳士に見える。その瞬間気が収まった。
「近づかない様に気を張っていたのだが。鈍感なのか?それとも?」
「どっちだと思う?」
「ふむ、我に何の用だ?」
「目的を聞きたくてね。納得したら帰るよ。」
「納得しなければ?」
「少し長居をさせて貰う事になるかな。」
「面白いな。人間にしては知能が高い。納得するかどうかは解らんが目的はおしえてやろう。消滅だ。」
「消滅?」
「ああ、私はもう800年は生きている。いや、正確には死んでいるのだが、こうして偽りの生を過ごしている。正直飽きたのだよ。しかし、私には自殺は出来ない。そこで、自身を消滅させる儀式を行おうとしている。」
「その儀式ってのは周りに影響は無いのか?」
「無いな。人に迷惑をかけてまでこんな事はせんよ。私が普通のバンパイアなら良かったのだがな、なまじロードにまでなってしまったので、私を倒してくれる様な相手に巡り合わなかったのだよ。」
「僕ならあなたを倒せますよ。と言ったらどうします?」
「儀式にはあと120日かかる。それが本当なら試してみたいところだ。」
「ここは狭い。少し広い所へ移動しましょう。」
そう言って、帝都の西の草原に転移した。
「ほう?転移魔法を使うか?これは面白い。楽しめそうだ。」
どうでも良い事だが、バンパイヤの癖に太陽の下でも平気なんだな。
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そう言った途端。怒気と言うか殺気の様な物が飛んで来た。恐らく恐怖を具現化した攻撃だろう。だが、あいにくこう言うのは毎日喰らってるので耐性があるのだよ。
転移を超える速度で相手に近づき、顔面を殴った。頭が爆裂した。うわっ、グロイと思ったが、相手は生きてる。いや死んでるんだったか?再生してくる。
「早いな、見えなかったぞ。」
「ちなみに心臓を抜いても生きてるのか?」
「ああ、その位じゃ死なない。まあ、既に死んでるんだけどな。」
「バンパイアロードの強さってのを見せてくれよ。それが楽しみで戦ってるんだからさ。」
あり得ない速度で近づき手刀でロードを縦に真っ二つにしてみた。瞬間、2つに分かれた体から黒い槍の様な物が10本位ランダムに襲って来た。面白いが遅いな。躱している間に体が再生している。
ふむ、不死って言うだけで、ハッキリ言って弱いぞ。つまらないな。
「もう隠し玉は無いよね?そろそろ蹴りを付けて良いかな?」
「お主の様な強者と最後に戦えたのは僥倖。さあ、やってくれ!」
今度は近づいた瞬間爪を使い細切れにする。再生する前にインフェルノを叩き込む。確か、灰が残ると再生するんだよな?だがバンパイアロードは燃えるどころか蒸発していた。
「物理的にも消滅したな。」
急いでリリの元へ転移で戻る。
「ただいま。」
「あ、先生。どうなりました?」
「終わったよ。」
「バンパイアの目的って何だったんですか?」
「意外と普通の要件だったよ。生きてる事に疲れたらしい。」
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