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そんな感じで、朝起きて朝食、そして稽古、その後農業もしくは領地の視察。午後は帝国と言う、リズムが出来た。
帝国の技術だが、王国よりかなり進んでいるのが解ったので、まずは技術では無くて製品の輸入から始めた。紙や服等である。ガラス製品も我が家では普及している。まずはこれ等を公爵家のネットワークを使って普及させてから技術を持ち込むつもりだ。製紙や活版印刷、ミシン等はどれも一大産業になるはずなので慎重にタイミングを計って導入するつもりだ。
意外だったのは武器だ。帝国では火薬が存在しているのに、これを武器に使用していない。ダイナマイトは無理でも火縄銃位はあると思ったのだが、魔法がこれを代用している様だ。一応帝国にも魔法師団はある。
ちなみに帝国の剣は質が良い。これは鍛冶にコークスが使われているからだ。鉄よりも硬度の高い鋼鉄が一般的に剣に使われている。同様に農機具も帝国性の方が質が良い。製鉄技術に関しても王国で徐々に広めて行こうと思っている。
最近の僕は、リリの稽古の後、転売ヤーの様な事をしている。帝国で質の良い製品を見つけては買占め、王国で販売するのだ。あまりやり過ぎると王国の産業を衰退させてしまうので、広く浅くやっている。我ながらセコイとは思うのだが、王様の命令なんだよね。
あ、リリは順調に成長しています。転移魔法を見せてから、魔法により貪欲になり、あれもこれもと色々と吸収している最中で、覚えた魔法の応用も出来る様になって来た。この分ならあと数か月で魔法師団に入れる位にはなれそうだ。
成長と言えばエルとリアーナも順調に成長してます。特にリアーナは声も出始めて良く笑うので可愛くて仕方ない。エルはまだ泣いてばかりだが、時折笑ってくれるのでこちらも可愛い。セリーは子供を産んで胸が大きくなったのが嬉しいのか、僕がいるタイミングを見計らってエルに乳をあげている。
プレイースとロンダールは順調に発展を遂げている。マークとルキナが優秀だと言うのもあるが、プレイ―スが一段落着いたのでロンダールに集中出来ると言う環境も大きい。ロンダールは布と鉄の町だ。出来れば帝国の技術を一早く取り入れたい物だ。
帝国の技術の普及については公爵と相談しながら進めている。僕の判断だけでは事が大きすぎると言うのもあるが、公爵家を儲けさせることで公爵派にも恩恵が回る様にする為と言う意図もある。なので、公爵派の貴族にも一枚噛んで貰う事になるだろう。
リアンの実家だが、西地区では農地改革の第一人者的立場になってしまい、毎日僕の代わりに各畑を回って様子を見ているらしい。今まで、芋ばかり作っていた畑は儲かる野菜を作れるようになり、今では畑を広げて、小作人まで雇って居るらしい。リアンの姉のセレスさんはどこぞの商会の息子と結婚する事になったそうだ、家族が減り、収入の増えたリアンの実家はかなり裕福な暮らしが出来るだろう。
そう言えばこの間商店街でばったりとアスアスラに会った。どうやら自炊も出来るらしい。故郷の味が懐かしくなると自炊をするのだと笑っていた。冒険者ランクはBまで上がっていた。そろそろソロではキツいのでは?と聞いたら、エルフは基本ソロなので逆にパーティーを組んだ方が人間関係が難しいと言われてしまった。
どうなんだろう?転移を使えばエルフの国に返してあげる事も可能なのだが、既に彼女の故郷では彼女は死んだ事になって居る可能性が高い。彼女は年を取らない。正確には年を取るのが遅いだけなのだが、人族目線だと何時までも見た目が変わらないのは異常に思えるだろう。どうするのが正解か解らない。時間が取れたら一度話し合ってみよう。
年を取らないと言えば、僕も人の事を心配している場合ではない。僕の種族は神だ。人間の様に年は取らないだろう。神様パワーで変身とか出来ないのかな?僕の子供であるエルとリアーナはどうなんだろう?ルシルも年を取らないだろうし、最悪、セリーとアリアナには若返りの秘薬でも飲ませるか?
若返りの秘薬と言えば、最近魔道具屋に行って無いな。古代の本も集めてない。時間が無いので集めて無いが、集めるのを止めた訳では無い。古代の技術と帝国の技術どちらが進んでいるのだろう?魔法に関しては古代が圧倒的に上だ。こうなると古代の産業に関する本が欲しい所だな。
「なぁ、ブラスマイヤー。ブラスマイヤーが人間だった頃と比べて、今の王国と帝国の進化をどう思う?」
「ふむ、どちらも歪だな。王国は魔法に頼り過ぎだ。帝国は魔法を上手く利用できていない。魔法と科学はもっと上手く両立出来る物だぞ。」
「なるほど、古代の文明ってかなりハイレベルだったんだな。」
「今の人間が愚かなだけだろう。」
「手厳しいねぇ。ちなみに、そのレベルになるまで何年かかったんだ?」
「ん?1万年位だったかな?」
「今の文明って、出来てまだ1200年って言って無かったか?」
「ふむ、そうだな。」
「古代文明が出来て1200年の頃はどうだったんだ?」
「今の文明は前の文明を半分位受け継いで居るからな、比べる対象にはならないだろう。」
ブラスマイヤーって意外に負けず嫌い?それって今の方が進んでいるって認めてる事になるぞ。
「まあ良い。1万年の後はどの位続いて、何処まで辿り着いたんだ?」
「始まりから滅びるまで1万6千年って言う所だな。何処まで辿り着いたかは言っても判らんだろう。」
「1万6千年というとかなり長い文明だな。滅びる直前にはかなり発展していたはずだが、大規模な地殻変動だっけ?予測は出来なかったのか?」
「良い質問だ。俺はその時既に神になって居たが、地殻変動を予測していた人間は結構な数居る。その者達は、違う次元に逃げた者と、この地の安全地帯に逃げた者の2派に別れる。後者が現在の文明の祖先に当たる。」
「ん?と言う事は現在のこの世界の人族は全て古代人の血を引いているのか?」
「そうなるな。だが、文明までは完全に引き継げなかった様だ、ただ、魔法が今あるのは間違いなく前世代の文明の名残だ。」
「ちなみに前の文明が滅びたのは2000年前だよな?今の文明は1200年。空白の800年は何があったんだ?」
「その800年が問題だ。安全地帯に逃げた人間はおよそ1万人程度、もう一度文明を築き上げる為に奮闘していた。しかし、世代が変わるごとに何故か文明は衰退して行く事になる。本や記録媒体等、文明を維持する物は揃っていたのだが、それを使いこなせる者が居なくなってしまったのだ。こうして人間は生き残り増え続けたが、文明は滅びてしまった。」
「あれ?じゃあ、どうやって今の文明は生まれたの?」
「人は増え続けたと言ったろう?人間と言うのは集団が出来るとリーダーが生まれる物だ。増えた人間は幾つかのグループに分かれ。それぞれにリーダーを持ち、やがて争う様になる。争いを嫌う物は新天地を求める。勝者はその土地に居座り、敗者は去る。こうやって世界各地にグループが散る事になる。後は解るだろう?生き残る為に知恵のある者が導き文明が生まれる。それが現在の文明の基礎だ。」
「なるほど、昔より魔法が弱くなったと言うのはその辺に理由があるんだね。」
「そうだ、高度な魔法は失われてしまった。今ある魔法は基礎魔法の応用でしかない。1200年もあれば時折天才が生まれる。こういう者達によって魔法は少しずつ進化して行き今の形になった。」
「一つ疑問があるんだけど、なんでブラスマイヤーは古代の魔法書を翻訳して発表する事に反対したの?」
「物には順序と言う物がある。それに、そう言った天才達は自然発生的に生まれ何かを成せる者も居ればそうでない者も居る。しかし、お主は確実に大々的に広めてしまうだろう?」
「ああ、言われてみればそうだな。僕の場合完全にチートだからなぁ。ずるはイケないよな?」
「まあ、そう言う事だ。だから、必要な時に必要なだけの知識を与える事には反対しないぞ。」
と言う事は、アスアスラに転移魔法を教えるのはOKなのかな?リリに魔法の効率化を教えるのはどうだろう?
問題は2人が他国の人間だと言う所なんだよね。
って言うかよく考えてみたら、僕はたまたまこの国に落とされただけで、この国の人間って訳でも無いんだよな。
でも、嫁さんも子供も居るし今更他の国の人間になると言うのも如何なものか。
帝国の技術だが、王国よりかなり進んでいるのが解ったので、まずは技術では無くて製品の輸入から始めた。紙や服等である。ガラス製品も我が家では普及している。まずはこれ等を公爵家のネットワークを使って普及させてから技術を持ち込むつもりだ。製紙や活版印刷、ミシン等はどれも一大産業になるはずなので慎重にタイミングを計って導入するつもりだ。
意外だったのは武器だ。帝国では火薬が存在しているのに、これを武器に使用していない。ダイナマイトは無理でも火縄銃位はあると思ったのだが、魔法がこれを代用している様だ。一応帝国にも魔法師団はある。
ちなみに帝国の剣は質が良い。これは鍛冶にコークスが使われているからだ。鉄よりも硬度の高い鋼鉄が一般的に剣に使われている。同様に農機具も帝国性の方が質が良い。製鉄技術に関しても王国で徐々に広めて行こうと思っている。
最近の僕は、リリの稽古の後、転売ヤーの様な事をしている。帝国で質の良い製品を見つけては買占め、王国で販売するのだ。あまりやり過ぎると王国の産業を衰退させてしまうので、広く浅くやっている。我ながらセコイとは思うのだが、王様の命令なんだよね。
あ、リリは順調に成長しています。転移魔法を見せてから、魔法により貪欲になり、あれもこれもと色々と吸収している最中で、覚えた魔法の応用も出来る様になって来た。この分ならあと数か月で魔法師団に入れる位にはなれそうだ。
成長と言えばエルとリアーナも順調に成長してます。特にリアーナは声も出始めて良く笑うので可愛くて仕方ない。エルはまだ泣いてばかりだが、時折笑ってくれるのでこちらも可愛い。セリーは子供を産んで胸が大きくなったのが嬉しいのか、僕がいるタイミングを見計らってエルに乳をあげている。
プレイースとロンダールは順調に発展を遂げている。マークとルキナが優秀だと言うのもあるが、プレイ―スが一段落着いたのでロンダールに集中出来ると言う環境も大きい。ロンダールは布と鉄の町だ。出来れば帝国の技術を一早く取り入れたい物だ。
帝国の技術の普及については公爵と相談しながら進めている。僕の判断だけでは事が大きすぎると言うのもあるが、公爵家を儲けさせることで公爵派にも恩恵が回る様にする為と言う意図もある。なので、公爵派の貴族にも一枚噛んで貰う事になるだろう。
リアンの実家だが、西地区では農地改革の第一人者的立場になってしまい、毎日僕の代わりに各畑を回って様子を見ているらしい。今まで、芋ばかり作っていた畑は儲かる野菜を作れるようになり、今では畑を広げて、小作人まで雇って居るらしい。リアンの姉のセレスさんはどこぞの商会の息子と結婚する事になったそうだ、家族が減り、収入の増えたリアンの実家はかなり裕福な暮らしが出来るだろう。
そう言えばこの間商店街でばったりとアスアスラに会った。どうやら自炊も出来るらしい。故郷の味が懐かしくなると自炊をするのだと笑っていた。冒険者ランクはBまで上がっていた。そろそろソロではキツいのでは?と聞いたら、エルフは基本ソロなので逆にパーティーを組んだ方が人間関係が難しいと言われてしまった。
どうなんだろう?転移を使えばエルフの国に返してあげる事も可能なのだが、既に彼女の故郷では彼女は死んだ事になって居る可能性が高い。彼女は年を取らない。正確には年を取るのが遅いだけなのだが、人族目線だと何時までも見た目が変わらないのは異常に思えるだろう。どうするのが正解か解らない。時間が取れたら一度話し合ってみよう。
年を取らないと言えば、僕も人の事を心配している場合ではない。僕の種族は神だ。人間の様に年は取らないだろう。神様パワーで変身とか出来ないのかな?僕の子供であるエルとリアーナはどうなんだろう?ルシルも年を取らないだろうし、最悪、セリーとアリアナには若返りの秘薬でも飲ませるか?
若返りの秘薬と言えば、最近魔道具屋に行って無いな。古代の本も集めてない。時間が無いので集めて無いが、集めるのを止めた訳では無い。古代の技術と帝国の技術どちらが進んでいるのだろう?魔法に関しては古代が圧倒的に上だ。こうなると古代の産業に関する本が欲しい所だな。
「なぁ、ブラスマイヤー。ブラスマイヤーが人間だった頃と比べて、今の王国と帝国の進化をどう思う?」
「ふむ、どちらも歪だな。王国は魔法に頼り過ぎだ。帝国は魔法を上手く利用できていない。魔法と科学はもっと上手く両立出来る物だぞ。」
「なるほど、古代の文明ってかなりハイレベルだったんだな。」
「今の人間が愚かなだけだろう。」
「手厳しいねぇ。ちなみに、そのレベルになるまで何年かかったんだ?」
「ん?1万年位だったかな?」
「今の文明って、出来てまだ1200年って言って無かったか?」
「ふむ、そうだな。」
「古代文明が出来て1200年の頃はどうだったんだ?」
「今の文明は前の文明を半分位受け継いで居るからな、比べる対象にはならないだろう。」
ブラスマイヤーって意外に負けず嫌い?それって今の方が進んでいるって認めてる事になるぞ。
「まあ良い。1万年の後はどの位続いて、何処まで辿り着いたんだ?」
「始まりから滅びるまで1万6千年って言う所だな。何処まで辿り着いたかは言っても判らんだろう。」
「1万6千年というとかなり長い文明だな。滅びる直前にはかなり発展していたはずだが、大規模な地殻変動だっけ?予測は出来なかったのか?」
「良い質問だ。俺はその時既に神になって居たが、地殻変動を予測していた人間は結構な数居る。その者達は、違う次元に逃げた者と、この地の安全地帯に逃げた者の2派に別れる。後者が現在の文明の祖先に当たる。」
「ん?と言う事は現在のこの世界の人族は全て古代人の血を引いているのか?」
「そうなるな。だが、文明までは完全に引き継げなかった様だ、ただ、魔法が今あるのは間違いなく前世代の文明の名残だ。」
「ちなみに前の文明が滅びたのは2000年前だよな?今の文明は1200年。空白の800年は何があったんだ?」
「その800年が問題だ。安全地帯に逃げた人間はおよそ1万人程度、もう一度文明を築き上げる為に奮闘していた。しかし、世代が変わるごとに何故か文明は衰退して行く事になる。本や記録媒体等、文明を維持する物は揃っていたのだが、それを使いこなせる者が居なくなってしまったのだ。こうして人間は生き残り増え続けたが、文明は滅びてしまった。」
「あれ?じゃあ、どうやって今の文明は生まれたの?」
「人は増え続けたと言ったろう?人間と言うのは集団が出来るとリーダーが生まれる物だ。増えた人間は幾つかのグループに分かれ。それぞれにリーダーを持ち、やがて争う様になる。争いを嫌う物は新天地を求める。勝者はその土地に居座り、敗者は去る。こうやって世界各地にグループが散る事になる。後は解るだろう?生き残る為に知恵のある者が導き文明が生まれる。それが現在の文明の基礎だ。」
「なるほど、昔より魔法が弱くなったと言うのはその辺に理由があるんだね。」
「そうだ、高度な魔法は失われてしまった。今ある魔法は基礎魔法の応用でしかない。1200年もあれば時折天才が生まれる。こういう者達によって魔法は少しずつ進化して行き今の形になった。」
「一つ疑問があるんだけど、なんでブラスマイヤーは古代の魔法書を翻訳して発表する事に反対したの?」
「物には順序と言う物がある。それに、そう言った天才達は自然発生的に生まれ何かを成せる者も居ればそうでない者も居る。しかし、お主は確実に大々的に広めてしまうだろう?」
「ああ、言われてみればそうだな。僕の場合完全にチートだからなぁ。ずるはイケないよな?」
「まあ、そう言う事だ。だから、必要な時に必要なだけの知識を与える事には反対しないぞ。」
と言う事は、アスアスラに転移魔法を教えるのはOKなのかな?リリに魔法の効率化を教えるのはどうだろう?
問題は2人が他国の人間だと言う所なんだよね。
って言うかよく考えてみたら、僕はたまたまこの国に落とされただけで、この国の人間って訳でも無いんだよな。
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