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どこかから湧いてるのか?サーチを掛けるが数が多すぎて解らない。
知らない内に囲まれている。最悪上に逃げれば問題無いが、4方に敵が居るのだからと、でかい魔法を撃ちまくる。数十匹単位で消し飛ぶが補充される速度も速い、どうなってんだ?
10分程で1000匹位倒しただろうか、それでも奴らは減らない。これは確かに厄介だ。軍隊でも無いと相手は難しいだろう。
一旦フライで空中に逃げる。うじゃうじゃと集まってくる様子はホラー映画のゾンビの様だ。集まったのを見計らって超特大の火魔法をぶちかます。一気に1000匹位やったか?その状態でサーチを掛ける。どうやら東から湧いている様だ。
敵は数は多いが弱い。なので魔法で駆逐しながら東に移動する。およそ20分東に進んだ所で敵が沸いている場所が特定出来た。ここまで5000匹以上倒している。討伐依頼だったら大儲けだったのに。
敵が沸いている場所は、スズメバチの巣の様だ。今度は虫か?とことん生態系を無視した奴だな。
巨大な巣から2メートル近い魔物がボコボコと湧いている。1秒に2~3匹の湧きだ。これは1匹に手こずったらあっという間に囲まれるな。
ロックバレットをばら撒いて頭を吹き飛ばして行く。どうやら弱点はラフレシア部分らしい。しかし、この原色の紫色は気持ち悪いな。敵を倒しながら巣への距離を縮めて行く。
巣の中はどうなってるんだ?やはり女王とか居るのかな?卵とか蜜とかあるのかな?これはやはり割って確かめないとな。巣は地上10メートル位が見えているが、地下にも続いていそうだ。まずは縦に割ってみるか。中身を確認したいので風魔法を使う。ウインドカッターを縦に放ち巣を割ってみる。
ん?蜂じゃなくてアリか?中は迷路の様な構造だ。サーチを掛けるとまだ100匹位中に居る。あれ?湧きの速度と中の数が合わなくないか?
違和感を感じつつも巣を壊しながら駆除を続ける。ようやく全て駆除できると思った時、また100匹湧いた。なんだ?何処から湧いた?
サーチを掛けるが、女王らしき個体は居ない。どう言う事だ?更に巣を壊しながら駆除を続ける。巣は直径100メートル深さ50メートルはあった。その最深部に何やら緑色の物体を発見した。直径10メートル位の花の蕾の様だ。魔物じゃ無くて植物の様だ。サーチに掛からなかったのは魔物じゃ無かったかららしい。
えっと、依頼は駆除だったよな?これを持って帰っても意味は無いのか。じゃあ、切るか?あ、でも酸とか飛び散ったら厄介だな。よし、切ってすぐに空中に転移しよう。
下から上に剣を切り上げてそのまま転移する。酸は飛び散らなかった。その代わりドロッとした透明の液体が流れ出て来た。
あら?拍子抜け?ちょっと待て。蕾の中は透明な液体、じゃあどうやってあの魔物は生まれたんだ??
地上に降りて確認しないと。まず、透明な液体に鑑定を掛ける。どうやら妊婦の羊水に似た物らしい。となると中に胎児が居るのか?切り口から蕾を押し開くとぬるりと何かが出て来た。
裸の女性?なんで??
「ブラスマイヤー、これって人間だよな?」
「正確には亜人だな。エルフだ。」
「エルフ?この国に亜人は居ないはずだよな?」
「ふむ、誰かが運んだか、飛んできたかだな。」
エルフってどうすんだよ?なんか凄い美形だし、年齢は僕と同じ位に見えるけどエルフって確か長命種だったよね?
って言うか、この子は被害者なのか加害者なのか?それが問題だ。
悩んだ挙句一旦家に連れて帰る事にした。おっと、裸は不味いのでシーツを体に巻いて置こう。
家に帰るとセリーとリアンを呼んだ。
「悪いがこの子の面倒を見てやってくれ、事情は後で話す。一旦冒険者ギルドに行って来るから、後はよろしく。」
「あなた、それでは説明になってませんよ。」
「だから、説明は後でするから、ちょっと急ぎなんだ。あ、その子エルフなんで内密に頼むな。」
「「え?」」
僕は急ぎ冒険者ギルドへ飛んだ。窓口で依頼完了の手続きをしてからギルマスへ取り次いで貰う。
「随分と早いな。駆逐は終わったのか?」
「はい、どうやらアレはこの国の魔物じゃありませんね。」
「この国の魔物じゃ無い?」
「ええ、生態系がこの国の魔物と全く違います。地下に蕾があり、そこから生まれていました。タイプはアリですが、見た目は植物系の魔物です。多分、風に乗ってタネが飛んできたのだと思います。全て駆除したのでこれ以上は増えないと思いますよ。」
「それは助かる。他の冒険者たちが手を焼いて居たからな。」
そう言ってギルマスは書類に何か書き込んでいる。恐らく約束の報酬の件だろう。
僕は再び窓口に並んで、書類を見せて報酬を貰った。白金貨5枚だ。最近では感覚がマヒしているのか白金貨を貰っても重みを感じない。ちょっとヤバいかも。
家に帰るとなんか大騒ぎになっていた。
「どうした?」
「あなた、助けて下さい。言葉が通じません。」
え?エルフってエルフ語?それともこの国の言葉が日本みたいに独自の言葉なのか?
「どう言う事だ?」
「先程目を覚ましたのですが、突然訳の分からない言葉で話初めて。」
「ここは何処でしょう?」
あれ?言葉解りますが?あそっか、僕は神だからこの世界の言語全てが解るんだっけ。
「えっと、ここは僕の家です。気を失う前の事を覚えていますか?」
僕とエルフが会話をしているのをセリーとリアンが不思議そうな顔で見ていた。
「そう言えば記憶が、何でしょう?最近の記憶が飛んでいます。」
「ここはアーネスハイム王国と言う人族の国です。貴方はどこから来たのでしょうか?」
「私はグリーンホランドと言うエルフの国に居たはずです。何故、ここに居るのでしょう?」
「名前を伺っても良いですか?私はエイジと言います。」
「失礼しました。私はアスアスラと言います。狩人です。」
狩人?エルフの国にはそんな職業が存在するのか?それとも、この国の冒険者に匹敵する職業なのだろうか?
「狩人と言う事は狩りに出かける訳ですよね?もしかしたらそこで魔物に襲われませんでしたか?」
「解りません。その辺の記憶が曖昧です。」
困ったな。
「上半身が植物で下半身が動物の魔物って知ってますか?」
「多分、ラフルの事では無いでしょうか?」
やはり知ってるか、そうなるとあの魔物はエルフの国からこの国に飛んで来た事になる。
「貴方はそのラフルに襲われた可能性があります。」
「ラフルに襲われて生き残る可能性はゼロに近いと言われています。」
「アスアスラさんは運が良かったのでしょう。しかし、困りましたね。この国からエルフの国に帰る方法がありません。これからどうしますか?」
「正直解りません。この国が何処にあるのか、エルフの国がどっちの方角かさえ解りません。私はどうしたら良いのでしょうか?」
「帰る方法が見つかるまで、この家に居ても構いませんよ。この国には亜人を奴隷にする習慣もありませんし、じっくり帰る方法を探して下さい。」
「ありがたい話ですが、ご迷惑ではありませんか?」
「この家には約50人の人間が暮らしています、1人や2人増えても問題ありませんよ。」
このアーネスハイム王国にも奴隷制度はある。しかし、犯罪奴隷だけで借金奴隷は居ない。また、亜人も居ないので亜人奴隷も居ない。更に言えば、この国では売春行為が違法では無い、国が認めている訳では無いが、娼館も存在する。なので性奴隷と言うのも居ない。
「あなた、そろそろ説明をお願いします。」
さっきからセリーが怖い目で睨んでる。
「このエルフはアスアスラさんと言うらしいが、どうやら魔物に襲われて、知らない間にこの国に飛ばされたらしい。一部記憶も失っている。暫く家で面倒を見るのでリアンに世話を任せる。リアンはエルフ語を覚える様に。」
「え?エイジ様、それ本気ですか?まだメイドの仕事も覚えきって居ないのに。」
リアンが泣きそうな顔をしている。
「何事も経験だ、エルフ語が将来役に立つかもしれないぞ。」
「本当ですか?思い付きで言ってませんか?」
最悪転移でエルフの国へ行く事も考えている。エルフの国と友好関係が結べればエルフ語が喋れるのはメリットになるはずだ。それに語学は若い方が覚えが良いって言うしね。
「一つ良いですか?このエルフのアスアスラさんでしたっけ?服を着ていなかったのですがどう言う事でしょうか?」
「ああ、魔物の体内に取り込まれて居たので溶かされたんじゃないかな?」
「そう言う事じゃありません。見たんですか?見たんですよね?」
え?そこが問題なの?
「それは不可抗力でしょ?魔物を退治したら裸の女の人が出て来るなんて誰も思わないでしょ?」
「あなたには前科がありますからね。」
えー、アリアナは助けたのに、なんで責められるの?
知らない内に囲まれている。最悪上に逃げれば問題無いが、4方に敵が居るのだからと、でかい魔法を撃ちまくる。数十匹単位で消し飛ぶが補充される速度も速い、どうなってんだ?
10分程で1000匹位倒しただろうか、それでも奴らは減らない。これは確かに厄介だ。軍隊でも無いと相手は難しいだろう。
一旦フライで空中に逃げる。うじゃうじゃと集まってくる様子はホラー映画のゾンビの様だ。集まったのを見計らって超特大の火魔法をぶちかます。一気に1000匹位やったか?その状態でサーチを掛ける。どうやら東から湧いている様だ。
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敵が沸いている場所は、スズメバチの巣の様だ。今度は虫か?とことん生態系を無視した奴だな。
巨大な巣から2メートル近い魔物がボコボコと湧いている。1秒に2~3匹の湧きだ。これは1匹に手こずったらあっという間に囲まれるな。
ロックバレットをばら撒いて頭を吹き飛ばして行く。どうやら弱点はラフレシア部分らしい。しかし、この原色の紫色は気持ち悪いな。敵を倒しながら巣への距離を縮めて行く。
巣の中はどうなってるんだ?やはり女王とか居るのかな?卵とか蜜とかあるのかな?これはやはり割って確かめないとな。巣は地上10メートル位が見えているが、地下にも続いていそうだ。まずは縦に割ってみるか。中身を確認したいので風魔法を使う。ウインドカッターを縦に放ち巣を割ってみる。
ん?蜂じゃなくてアリか?中は迷路の様な構造だ。サーチを掛けるとまだ100匹位中に居る。あれ?湧きの速度と中の数が合わなくないか?
違和感を感じつつも巣を壊しながら駆除を続ける。ようやく全て駆除できると思った時、また100匹湧いた。なんだ?何処から湧いた?
サーチを掛けるが、女王らしき個体は居ない。どう言う事だ?更に巣を壊しながら駆除を続ける。巣は直径100メートル深さ50メートルはあった。その最深部に何やら緑色の物体を発見した。直径10メートル位の花の蕾の様だ。魔物じゃ無くて植物の様だ。サーチに掛からなかったのは魔物じゃ無かったかららしい。
えっと、依頼は駆除だったよな?これを持って帰っても意味は無いのか。じゃあ、切るか?あ、でも酸とか飛び散ったら厄介だな。よし、切ってすぐに空中に転移しよう。
下から上に剣を切り上げてそのまま転移する。酸は飛び散らなかった。その代わりドロッとした透明の液体が流れ出て来た。
あら?拍子抜け?ちょっと待て。蕾の中は透明な液体、じゃあどうやってあの魔物は生まれたんだ??
地上に降りて確認しないと。まず、透明な液体に鑑定を掛ける。どうやら妊婦の羊水に似た物らしい。となると中に胎児が居るのか?切り口から蕾を押し開くとぬるりと何かが出て来た。
裸の女性?なんで??
「ブラスマイヤー、これって人間だよな?」
「正確には亜人だな。エルフだ。」
「エルフ?この国に亜人は居ないはずだよな?」
「ふむ、誰かが運んだか、飛んできたかだな。」
エルフってどうすんだよ?なんか凄い美形だし、年齢は僕と同じ位に見えるけどエルフって確か長命種だったよね?
って言うか、この子は被害者なのか加害者なのか?それが問題だ。
悩んだ挙句一旦家に連れて帰る事にした。おっと、裸は不味いのでシーツを体に巻いて置こう。
家に帰るとセリーとリアンを呼んだ。
「悪いがこの子の面倒を見てやってくれ、事情は後で話す。一旦冒険者ギルドに行って来るから、後はよろしく。」
「あなた、それでは説明になってませんよ。」
「だから、説明は後でするから、ちょっと急ぎなんだ。あ、その子エルフなんで内密に頼むな。」
「「え?」」
僕は急ぎ冒険者ギルドへ飛んだ。窓口で依頼完了の手続きをしてからギルマスへ取り次いで貰う。
「随分と早いな。駆逐は終わったのか?」
「はい、どうやらアレはこの国の魔物じゃありませんね。」
「この国の魔物じゃ無い?」
「ええ、生態系がこの国の魔物と全く違います。地下に蕾があり、そこから生まれていました。タイプはアリですが、見た目は植物系の魔物です。多分、風に乗ってタネが飛んできたのだと思います。全て駆除したのでこれ以上は増えないと思いますよ。」
「それは助かる。他の冒険者たちが手を焼いて居たからな。」
そう言ってギルマスは書類に何か書き込んでいる。恐らく約束の報酬の件だろう。
僕は再び窓口に並んで、書類を見せて報酬を貰った。白金貨5枚だ。最近では感覚がマヒしているのか白金貨を貰っても重みを感じない。ちょっとヤバいかも。
家に帰るとなんか大騒ぎになっていた。
「どうした?」
「あなた、助けて下さい。言葉が通じません。」
え?エルフってエルフ語?それともこの国の言葉が日本みたいに独自の言葉なのか?
「どう言う事だ?」
「先程目を覚ましたのですが、突然訳の分からない言葉で話初めて。」
「ここは何処でしょう?」
あれ?言葉解りますが?あそっか、僕は神だからこの世界の言語全てが解るんだっけ。
「えっと、ここは僕の家です。気を失う前の事を覚えていますか?」
僕とエルフが会話をしているのをセリーとリアンが不思議そうな顔で見ていた。
「そう言えば記憶が、何でしょう?最近の記憶が飛んでいます。」
「ここはアーネスハイム王国と言う人族の国です。貴方はどこから来たのでしょうか?」
「私はグリーンホランドと言うエルフの国に居たはずです。何故、ここに居るのでしょう?」
「名前を伺っても良いですか?私はエイジと言います。」
「失礼しました。私はアスアスラと言います。狩人です。」
狩人?エルフの国にはそんな職業が存在するのか?それとも、この国の冒険者に匹敵する職業なのだろうか?
「狩人と言う事は狩りに出かける訳ですよね?もしかしたらそこで魔物に襲われませんでしたか?」
「解りません。その辺の記憶が曖昧です。」
困ったな。
「上半身が植物で下半身が動物の魔物って知ってますか?」
「多分、ラフルの事では無いでしょうか?」
やはり知ってるか、そうなるとあの魔物はエルフの国からこの国に飛んで来た事になる。
「貴方はそのラフルに襲われた可能性があります。」
「ラフルに襲われて生き残る可能性はゼロに近いと言われています。」
「アスアスラさんは運が良かったのでしょう。しかし、困りましたね。この国からエルフの国に帰る方法がありません。これからどうしますか?」
「正直解りません。この国が何処にあるのか、エルフの国がどっちの方角かさえ解りません。私はどうしたら良いのでしょうか?」
「帰る方法が見つかるまで、この家に居ても構いませんよ。この国には亜人を奴隷にする習慣もありませんし、じっくり帰る方法を探して下さい。」
「ありがたい話ですが、ご迷惑ではありませんか?」
「この家には約50人の人間が暮らしています、1人や2人増えても問題ありませんよ。」
このアーネスハイム王国にも奴隷制度はある。しかし、犯罪奴隷だけで借金奴隷は居ない。また、亜人も居ないので亜人奴隷も居ない。更に言えば、この国では売春行為が違法では無い、国が認めている訳では無いが、娼館も存在する。なので性奴隷と言うのも居ない。
「あなた、そろそろ説明をお願いします。」
さっきからセリーが怖い目で睨んでる。
「このエルフはアスアスラさんと言うらしいが、どうやら魔物に襲われて、知らない間にこの国に飛ばされたらしい。一部記憶も失っている。暫く家で面倒を見るのでリアンに世話を任せる。リアンはエルフ語を覚える様に。」
「え?エイジ様、それ本気ですか?まだメイドの仕事も覚えきって居ないのに。」
リアンが泣きそうな顔をしている。
「何事も経験だ、エルフ語が将来役に立つかもしれないぞ。」
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最悪転移でエルフの国へ行く事も考えている。エルフの国と友好関係が結べればエルフ語が喋れるのはメリットになるはずだ。それに語学は若い方が覚えが良いって言うしね。
「一つ良いですか?このエルフのアスアスラさんでしたっけ?服を着ていなかったのですがどう言う事でしょうか?」
「ああ、魔物の体内に取り込まれて居たので溶かされたんじゃないかな?」
「そう言う事じゃありません。見たんですか?見たんですよね?」
え?そこが問題なの?
「それは不可抗力でしょ?魔物を退治したら裸の女の人が出て来るなんて誰も思わないでしょ?」
「あなたには前科がありますからね。」
えー、アリアナは助けたのに、なんで責められるの?
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