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王都に悪魔が100体以上、王様に報告するのが憂鬱だ。まあ、下級悪魔なら冒険者でも対応できると言うのが救いかな。でも上級は僕が相手をする事になりそうだ。
ブラスマイヤーの分析では中級悪魔なら僕でもルシルでも対応できるが、上級になると僕とルシル2人がかりでもかなり苦戦するらしい、そして、止めは聖剣でキッチリ刺さないとまた復活するらしい。厄介だ。
また、上級悪魔は気を隠せるらしい。その為、ブラスマイヤーのサーチでも2匹は確認できたが、それ以上居るのかどうかは解らない。更に、ブラスマイヤーからは2匹同時には相手にするなと言われている。上級悪魔はどうやら格上の相手らしい。久しぶりに全力を出せる相手だ。恐怖と同時に楽しみもある。
王城へ着くと例によって応接室だ。入るとすぐに国王陛下に頭を下げられた。どうやら、3人の男は口を割る前に何処かに仕込んであった毒薬で自殺したらしい。
「結局、何も解らないままですか?」
「うむ、不甲斐ない話じゃがそうなるのぉ。」
「じゃあ、こっちの情報を報告します。現在、この王都に100を超える悪魔が潜伏しています。下級から上級まで合わせての数字です。下級悪魔なら冒険者や騎士団で対応できますが、それ以上はキツイと思います。更に、悪魔は人を食い、その人物に成りすます事が出来ます。なので、これを発表すると市民がパニックに陥る可能性があります。また、悪魔に対する有効な対抗手段は今の所ありません。」
「それは真の話か?」
「はい。出来れば昨日の男たちの話と合わせて確証を取りたかったのですが、彼らが既に死んでいるのであれば、確認は出来ませんね。王都の人口は60万人と聞いています。その中から100匹の悪魔を探すのは大変ですよ。」
「悪魔は基本人の姿をしておるのだな?見破る方法は?」
「それが、今の所ありません。」
「では、どうして悪魔が王都に居ると分かったのじゃ?」
「僕のサーチは特別製でして、僕だけが悪魔を特定できます。」
「となると、お主を中心に対悪魔部隊を作る必要があるな。」
「それは、困るんですよね。多分、僕とルシルの2人に付いてこれる人間は居ないと思いますよ。」
王様も宰相も思案にくれている。
「多分、ですが、100体の悪魔のうち半数は下級悪魔だと思います。これには高ランクの冒険者や騎士団に当たって貰いましょう。残りの中級、上級は、僕らで何とかします。」
「しかし、相手は人間の姿をしておるのだろう?万が一本物の人間だったら?」
「何とかして、奴らの本性を現す様に仕組んでみますので、正体を現したら退治すると言う事に徹して下さい。」
「出来るのか?」
「やってみます。」
「お主にばかり負担を強いて済まんのう。ところで、伯爵嬢の事じゃが。あの場では気丈に振舞っていたが、相当恐怖が染みついている様で家では笑顔も見せず、食欲も無いようじゃ。お主には悪いが、あの子はお主の嫁としてゼルマキア家で面倒を見てくれ。」
「解りました。何が出来るか解りませんが、引き受けます。」
結局、嫁が3人。これはハーレムなのか?
王城を辞し、冒険者ギルドへ向かう。ギルマスに話を通して置かないとな。
「そう言えばブラスマイヤー。悪魔を発見したとして、正体を暴くにはどうすれば良い?」
「一番簡単なのは聖水を掛ける事だな。あとは光魔法も聞くぞ。」
「なるほど、見つけるのは大変だが、暴くのはそう難しくない訳か。」
「ふむ、ただな、本物の聖水は入手が難しいぞ。」
「え?聖水って教会で売ってるんじゃないの?」
「あんな訳の分からん神を祀ってる組織に聖水など作れん。時間は掛かるがストレージから作るのが確実だな。」
「聖水もストレージから作れるの?」
「ああ、魔力水への光魔法の付与だからな。」
「付与魔法なのに時間が掛かるの?」
「ああ、光魔法はかなり不安定でな、魔力水に定着するまで結構な時間付与を続けなければならない。」
「光魔法の使い手って少ないのか?」
「ああ、まともな光魔法を使える物は少ないな。王都でも10人居るかいないかだ。」
「なるほど、教会の聖水が駄目って言うのも分かるな。」
そんな事を話しながら歩いているとギルドが見えて来る。
夕刻に近いせいか、ギルドは結構混んでいる。何時もの受付嬢の列に並ぼうとしたら職員が近づいて来て、上に案内してくれた。
「おお、来たな。オークションは無事に終わったぞ。例の魔剣は白金貨3500枚で落札されたぞ。流石に現金が用意できないのでギルドカードに入れて置いたぞ。出す時は出来れば白金貨500枚位ずつで頼む。」
「あれ?手数料は?」
「ああ、盗難事件解決で報酬を貰った。それを手数料として受け取って置いた。構わんだろ?」
「ああ、それで良い。で、今日は別件で来たんだ。少し時間を貰えるか?」
「いいぞ。重要な話なんだろう?」
「ああ、悪魔が王都を占拠しようとしている。」
「真面目な話か?」
「大真面目だ。既に100匹以上の悪魔が王都に入り込んでいる。しかも人間に化けてな。」
「そいつは厄介だな。怪しいからって言って人間は切れんぞ。」
「ああ、まず悪魔の正体を暴く必要がある。これは今準備中だ。」
「で、ギルドは何をすればよい?」
「100匹の悪魔のうち約半数は下級悪魔だ。これはAランク以上の冒険者なら対処できる。対処方法はアンデットに準拠すると考えてくれ。」
「残りの半分は?」
「中級以上の悪魔はSランクパーティーでも危険だ。こいつらが出て来たら速やかに王城へ報告してくれ。それから、悪魔が人間に化ける事は出来れば市民には知られたくない。知られると魔女狩りが始まる可能性がある。」
「なるほどなぁ。解った。この話はAランク以上の冒険者で止めて置こう。」
「近い内に悪魔の正体を暴く武器を持って来る。それを持って作戦開始としてくれ。ギルドの担当は下級悪魔を出来るだけ減らす事。それだけだ。」
「解った。しかし、お前も次から次へと厄介事に首を突っ込んでいるな。」
「好きで突っ込んでる訳じゃ無いんだけどね。」
ギルドを辞し、家に転移で帰る。そこにはアリアナ嬢が居た。
しかもセリーとキャッキャと女子会のノリだ。ルシルも頷きながら話を聞いている。何をしてるんだ暗黒竜よ。
「えーと、どう言う事?」
「私も良く解らないのですが、既に荷物がまとめてあって。今日からゼルマキア家でお世話になれと家を追い出されました。」
「あ、その話は国王陛下から聞いているよ。問題は何でセリーとルシルと仲良く話をしているのかと言う事なんだが?」
「えっと、初めは序列の話だったのですが、いつの間にか話題がエイジさんの話になり、何時の間にか打ち解けてました。」
なんじゃそれ、まあ、ギスギスした空気の中で生活するよりはましだが。
「まあ、仲が良い事は悪い事じゃ無い。皆、ゼルマキア家の人間として生活する訳だから。打ち解けてくれた方が僕はありがたい。ちなみにセリーは公爵の娘、ルシルは国王の養女って話は聞いたかな?」
「はい、聞いて驚きました。エイジさんと言うのですね。何者ですか?今までゼルマキア家と言う名前も聞いた事がありませんでしたので。」
「ん~、その辺はセリーに聞いてくれ。僕は只の田舎者だと思って居るんだが。」
女子会の邪魔をしちゃ悪いと思い自室に籠る。ブラスマイヤーから聖水の詳しい作り方を教わる。
「最低2~3時間かかるんじゃ、今日は無理だな。明日の午後にでも試してみよう。」
「あの伯爵嬢には、俺や暗黒竜の事をどう話すんだ?」
「あー、そのうち少しずつ話すかな。今は色々あって大変だろうし。」
「まあ、構わんが、お主の所にも徐々に女が集まり始めたな。金と地位と名誉だったか?その力か?」
「そう言う事にして置いてくれ。」
「そう言えば最近ドラゴンを狩って無いが構わんのか?」
「ドラゴンの前に悪魔を狩らないと行けなくなったからね。それにルシルの事もあるしあまりドラゴンを殺したくないと思い始めた。」
「暗黒竜は精霊の一種だからな、その辺のドラゴンの事は気にせんと思うぞ。」
「そう言う物か?」
「俺は神だが亜神や魔神を神だとは思わん。お主も魔人を平気で殺せるだろう?」
まあ、そう考えれば、そうなのか?今度ルシルに聞いてみるか?
その夜、僕の部屋にアリアナ嬢が訪れた。彼女は積極的にベッドに潜り込んで来たが、いざキスをしようとしたら震えていた。思わず可愛いと思い微笑んでしまった。しかし、どうしてうちの女性陣はこうも情熱的なのだろうか?
朝メイドに起こされる事を予想してベッドにクリーンの魔法を掛けて置いた。やはり魔法は色々と便利だ。
ブラスマイヤーの分析では中級悪魔なら僕でもルシルでも対応できるが、上級になると僕とルシル2人がかりでもかなり苦戦するらしい、そして、止めは聖剣でキッチリ刺さないとまた復活するらしい。厄介だ。
また、上級悪魔は気を隠せるらしい。その為、ブラスマイヤーのサーチでも2匹は確認できたが、それ以上居るのかどうかは解らない。更に、ブラスマイヤーからは2匹同時には相手にするなと言われている。上級悪魔はどうやら格上の相手らしい。久しぶりに全力を出せる相手だ。恐怖と同時に楽しみもある。
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「結局、何も解らないままですか?」
「うむ、不甲斐ない話じゃがそうなるのぉ。」
「じゃあ、こっちの情報を報告します。現在、この王都に100を超える悪魔が潜伏しています。下級から上級まで合わせての数字です。下級悪魔なら冒険者や騎士団で対応できますが、それ以上はキツイと思います。更に、悪魔は人を食い、その人物に成りすます事が出来ます。なので、これを発表すると市民がパニックに陥る可能性があります。また、悪魔に対する有効な対抗手段は今の所ありません。」
「それは真の話か?」
「はい。出来れば昨日の男たちの話と合わせて確証を取りたかったのですが、彼らが既に死んでいるのであれば、確認は出来ませんね。王都の人口は60万人と聞いています。その中から100匹の悪魔を探すのは大変ですよ。」
「悪魔は基本人の姿をしておるのだな?見破る方法は?」
「それが、今の所ありません。」
「では、どうして悪魔が王都に居ると分かったのじゃ?」
「僕のサーチは特別製でして、僕だけが悪魔を特定できます。」
「となると、お主を中心に対悪魔部隊を作る必要があるな。」
「それは、困るんですよね。多分、僕とルシルの2人に付いてこれる人間は居ないと思いますよ。」
王様も宰相も思案にくれている。
「多分、ですが、100体の悪魔のうち半数は下級悪魔だと思います。これには高ランクの冒険者や騎士団に当たって貰いましょう。残りの中級、上級は、僕らで何とかします。」
「しかし、相手は人間の姿をしておるのだろう?万が一本物の人間だったら?」
「何とかして、奴らの本性を現す様に仕組んでみますので、正体を現したら退治すると言う事に徹して下さい。」
「出来るのか?」
「やってみます。」
「お主にばかり負担を強いて済まんのう。ところで、伯爵嬢の事じゃが。あの場では気丈に振舞っていたが、相当恐怖が染みついている様で家では笑顔も見せず、食欲も無いようじゃ。お主には悪いが、あの子はお主の嫁としてゼルマキア家で面倒を見てくれ。」
「解りました。何が出来るか解りませんが、引き受けます。」
結局、嫁が3人。これはハーレムなのか?
王城を辞し、冒険者ギルドへ向かう。ギルマスに話を通して置かないとな。
「そう言えばブラスマイヤー。悪魔を発見したとして、正体を暴くにはどうすれば良い?」
「一番簡単なのは聖水を掛ける事だな。あとは光魔法も聞くぞ。」
「なるほど、見つけるのは大変だが、暴くのはそう難しくない訳か。」
「ふむ、ただな、本物の聖水は入手が難しいぞ。」
「え?聖水って教会で売ってるんじゃないの?」
「あんな訳の分からん神を祀ってる組織に聖水など作れん。時間は掛かるがストレージから作るのが確実だな。」
「聖水もストレージから作れるの?」
「ああ、魔力水への光魔法の付与だからな。」
「付与魔法なのに時間が掛かるの?」
「ああ、光魔法はかなり不安定でな、魔力水に定着するまで結構な時間付与を続けなければならない。」
「光魔法の使い手って少ないのか?」
「ああ、まともな光魔法を使える物は少ないな。王都でも10人居るかいないかだ。」
「なるほど、教会の聖水が駄目って言うのも分かるな。」
そんな事を話しながら歩いているとギルドが見えて来る。
夕刻に近いせいか、ギルドは結構混んでいる。何時もの受付嬢の列に並ぼうとしたら職員が近づいて来て、上に案内してくれた。
「おお、来たな。オークションは無事に終わったぞ。例の魔剣は白金貨3500枚で落札されたぞ。流石に現金が用意できないのでギルドカードに入れて置いたぞ。出す時は出来れば白金貨500枚位ずつで頼む。」
「あれ?手数料は?」
「ああ、盗難事件解決で報酬を貰った。それを手数料として受け取って置いた。構わんだろ?」
「ああ、それで良い。で、今日は別件で来たんだ。少し時間を貰えるか?」
「いいぞ。重要な話なんだろう?」
「ああ、悪魔が王都を占拠しようとしている。」
「真面目な話か?」
「大真面目だ。既に100匹以上の悪魔が王都に入り込んでいる。しかも人間に化けてな。」
「そいつは厄介だな。怪しいからって言って人間は切れんぞ。」
「ああ、まず悪魔の正体を暴く必要がある。これは今準備中だ。」
「で、ギルドは何をすればよい?」
「100匹の悪魔のうち約半数は下級悪魔だ。これはAランク以上の冒険者なら対処できる。対処方法はアンデットに準拠すると考えてくれ。」
「残りの半分は?」
「中級以上の悪魔はSランクパーティーでも危険だ。こいつらが出て来たら速やかに王城へ報告してくれ。それから、悪魔が人間に化ける事は出来れば市民には知られたくない。知られると魔女狩りが始まる可能性がある。」
「なるほどなぁ。解った。この話はAランク以上の冒険者で止めて置こう。」
「近い内に悪魔の正体を暴く武器を持って来る。それを持って作戦開始としてくれ。ギルドの担当は下級悪魔を出来るだけ減らす事。それだけだ。」
「解った。しかし、お前も次から次へと厄介事に首を突っ込んでいるな。」
「好きで突っ込んでる訳じゃ無いんだけどね。」
ギルドを辞し、家に転移で帰る。そこにはアリアナ嬢が居た。
しかもセリーとキャッキャと女子会のノリだ。ルシルも頷きながら話を聞いている。何をしてるんだ暗黒竜よ。
「えーと、どう言う事?」
「私も良く解らないのですが、既に荷物がまとめてあって。今日からゼルマキア家でお世話になれと家を追い出されました。」
「あ、その話は国王陛下から聞いているよ。問題は何でセリーとルシルと仲良く話をしているのかと言う事なんだが?」
「えっと、初めは序列の話だったのですが、いつの間にか話題がエイジさんの話になり、何時の間にか打ち解けてました。」
なんじゃそれ、まあ、ギスギスした空気の中で生活するよりはましだが。
「まあ、仲が良い事は悪い事じゃ無い。皆、ゼルマキア家の人間として生活する訳だから。打ち解けてくれた方が僕はありがたい。ちなみにセリーは公爵の娘、ルシルは国王の養女って話は聞いたかな?」
「はい、聞いて驚きました。エイジさんと言うのですね。何者ですか?今までゼルマキア家と言う名前も聞いた事がありませんでしたので。」
「ん~、その辺はセリーに聞いてくれ。僕は只の田舎者だと思って居るんだが。」
女子会の邪魔をしちゃ悪いと思い自室に籠る。ブラスマイヤーから聖水の詳しい作り方を教わる。
「最低2~3時間かかるんじゃ、今日は無理だな。明日の午後にでも試してみよう。」
「あの伯爵嬢には、俺や暗黒竜の事をどう話すんだ?」
「あー、そのうち少しずつ話すかな。今は色々あって大変だろうし。」
「まあ、構わんが、お主の所にも徐々に女が集まり始めたな。金と地位と名誉だったか?その力か?」
「そう言う事にして置いてくれ。」
「そう言えば最近ドラゴンを狩って無いが構わんのか?」
「ドラゴンの前に悪魔を狩らないと行けなくなったからね。それにルシルの事もあるしあまりドラゴンを殺したくないと思い始めた。」
「暗黒竜は精霊の一種だからな、その辺のドラゴンの事は気にせんと思うぞ。」
「そう言う物か?」
「俺は神だが亜神や魔神を神だとは思わん。お主も魔人を平気で殺せるだろう?」
まあ、そう考えれば、そうなのか?今度ルシルに聞いてみるか?
その夜、僕の部屋にアリアナ嬢が訪れた。彼女は積極的にベッドに潜り込んで来たが、いざキスをしようとしたら震えていた。思わず可愛いと思い微笑んでしまった。しかし、どうしてうちの女性陣はこうも情熱的なのだろうか?
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