18 / 308
018
しおりを挟む
今日は3日分位働いたので明日はゆっくりしよう。食堂で食事を取り自室に戻った所だ。ストレージから装備を外し、ベッドに倒れ込む。知らない内に眠ってしまったらしい。
翌朝、騒がしさで目が覚めた。
「なんだ?ドラゴンでも攻めて来たのか?」
「良く解らんが執事が誰かと会話している。」
ブラスマイヤーが答えた。
ルーメンさんが?
確かに声は聞こえるが会話と言うより言い争いだ。
何事かとドアを開けて顔を出す。
「火急の要件だと言って居る。子爵を呼んで貰えないか?」
「主人はまだ睡眠中です。時間を考えて下さい。」
確かに人の家を訪れるのには時間が早すぎるな。しかし火急の要件か?また陛下かな?
「ルーメンさん構わないよ。通してやって。」
ルーメンさんに声を掛け。ストレージから平服を装備する。
「火急の要件だそうだが、誰の使いで来た?」
「宰相様の用件で参りました。至急王城へ来て欲しいとの事です。陛下と公爵様もお待ちです。」
「陛下と公爵様まで?」
「はい、用件は会って伝えるとの事で聞かされてはおりません。馬車は用意してありますので、そのままで構いませんのですぐにおいで下さいませんか?」
「解った。ルーメンさん、あとは任せます。」
宰相の使いと言う騎士の後について馬車に乗り込んだ。ここからなら王城まで20分位だろう。って言うか、馬車って揺れるんだな、尻が痛いし。20分が物凄い苦痛だった。
「こちらへどうぞ。」
騎士はそれなりの地位らしく顔パスでどんどん奥へと進んで行く。例の王様の応接室行きかな?
ノックをして子爵を連れて参りましたと騎士が言うと、入れと王様の声。やっぱりか。
僕が部屋に入ると騎士は下がった。部屋の中は緊迫した空気が流れている。
「何が起きているんです?」
王様と公爵それに宰相の3人が顔を突き合わせて深刻な顔をしている。
「娘のセレスティアが攫われた。」
公爵が最初に発言した。
「攫った相手は、人ですか魔物ですか?」
「おそらく、何処かの派閥の者だろう。」
「人間ですか?厄介ですね。」
「お主の力で何とかならんか?下手をすると内戦になりかねん。」
今度は王様が発言する。
(なんとかって、セレスティアさんの場所判るか?)
(判るぞ。)
(相手は何人だ?)
(3人だな。)
「攫われたのが何時か解りますか?」
「多分、深夜だな。窓を壊して侵入し、寝ているセレスティアを連れ去った様だ、争った形跡は無かった。」
「解りました。何とかしましょう。」
「出来るのか?」
「黒幕まで辿り着けるかは分かりませんが、セレスティアさんの無事は保証しましょう。」
「よし、任せよう。頼んだぞ。」
僕は勢いよくドアを開けて飛び出し。人気のない場所で城の外へ飛ぶ。
「ブラスマイヤー、セレスティアさんの居場所のイメージを頼む。」
「解った。」
どこかの部屋の中。暗いな地下か?徐々に鮮明になるイメージ。そこへ転移する。
「セレスティアさんは?」
「この中だ、ただ男が3人居る気を付けろ。」
ドアを蹴破り、中を見渡す。3人の男のうち一番セレスティアさんに近い男に向かい一気に詰め寄り、腹にパンチをくらわす。
男は訳の分からない叫び声を上げて気絶した。
「な、なんだ貴様。」
とか言ってる奴は放って置いて、もう一人の男の後ろに転移して首筋を手刀で思いっきり叩く。2人沈黙。
3人目はパニくって居る。
「誰の差し金で動いてる?言わなければ殺すぞ。」
そう言って剣を抜いただけで気絶した。
あら?どうしましょう?
って、セレスティアさんの無事を確認しないと。
「大丈夫ですか?」
そう言いながら手足を拘束している縄と猿轡を外してあげる。
「あの、あなたは、ドラゴンの時の?」
「覚えてました?冒険者のエイジです。」
「また、助けて頂きましたね。」
「乱暴とかされてませんよね?」
「はい、大丈夫です。」
「じゃあ、帰りましょう。」
そう言って3人の男をまとめて縛り上げ触れた状態でセレスティアさんの手を取り転移する。王城の前だ。門番に短剣を見せ事情を話し、衛兵を呼んで貰う。
衛兵に3人を預け、気が付いたら王様の応接室へ運ぶよう指示し。僕はセレスティアさんを連れて先に応接室へ向かった。
ノックをして応接室へ入ると、物凄い勢いで公爵が飛んできた。
「セレスティア無事か?」
「はい、お父様。」
僕は王様と宰相に色々と説明する。
「とりあえずセレスティアさんを拘束していた3人は捕らえてありますので、後は任せて良いですか?建物の所有者からも何か出るかもしれませんし。」
「いや、ちょっと待て、色々とおかしく無いか?お前が出て行ってから30分も経って無いぞ?」
あら?やっちゃった感じかな?
「それに、セレスティア様が捉えられていたと言う建物、馬車で1時間はかかる場所ですね。」
宰相が追い打ちを掛けて来る。
「ああ、僕は冒険者です。能力は隠しておきたいのですが、誰にも言いませんよね?」
「約束しよう。」
「私も約束しよう。」
「では、話しますが、僕は『転移魔法』が使えます。サーチの魔法も人より得意なので、セレスティアさんの気配はすぐに察知出来ました。後は転移で飛んで、帰って来るだけですね。」
「簡単に言うが、それは俄かに信じられん話だな。」
「セレスティアさんが証人になってくれますよ、一緒にここまで転移して来ましたから。」
むむと2人は唸っている。困ったな。話題を変えないと。そうだ!
「陛下、実は陛下に献上したい物があるのですが、ここに出しても宜しいでしょうか?」
国王が頷く、次いで宰相が頷くのを見てから、テーブルの上に1本のナイフを出した。
「これは、ナイフだな。特に変わった装飾も無い様だが?」
「見た目は普通のナイフですが、材質が変わってます。」
「ほう?判るか宰相?」
「金色に輝いていますが金では無さそうですね。見た事が無い金属です。」
「ふむ、献上と言うからには何か特殊な金属なのだろう?」
「それはオリハルコンのナイフです。ミスリルも簡単に切れますよ。」
「「何?」」
その大声に公爵親子が気が付いた様だ。こっちに来てしまった。
「どうしました兄上?」
「おう、これが何かわかるか?」
「ただのナイフに見えますが?」
「オリハルコンのナイフだそうだ。」
「なんと!」
「早速、研究者に調べさせましょう。」
「そうだな、それが良い。」
と、そこへ捉えた3人の男が目を覚ましたと衛兵が告げに来た。
うわっ、3人の目の色が変わった。
「今回の黒幕何が何でも突き止めるぞ。」
「はい、兄上。」
「御意に。」
怖っ!
「僕はこれで失礼しますね。」
そう言って転移で家に逃げた。
後で知った事だが、セレスティア誘拐事件の黒幕は4大侯爵の一人、リッツバーグ侯爵と解り、爵位を剥奪されて鉱山奴隷にされたそうだ。
4大侯爵の勢力バランスが大きく変わり、暫くは残りの3人の侯爵家が権力争いをする事となり、皮肉な事に王都の平穏が保たれる事となるのであった。
今回の最大の功労者であるエイジであるが、転移の事を黙ってると言う条件でタダ働きとなった。
「あー、良い様に使われてんな僕。」
「その様だな。先に報酬を決めてから動くのが貴族と言う物らしいぞ。」
「そう言うの先に言ってくんない?」
「俺も元は冒険者で貴族とは縁のない生活だったからな。」
まあ、セレスティアさんが無事だったからいっか。
「お主、あの女子に惚れたのか?」
「いや、公爵様のご令嬢だぞ。」
「でも、伯爵になれば嫁にくれるとかくれないとか言って無かったか?」
「いや、僕はスローライフを楽しむんだ。伯爵になるのはその後で良い。」
「スローライフねぇ。随分忙しいスローライフだな。」
神様の癖に嫌味を言うとは。
「そう言えば金も地位も名誉も手に入ったのに女が寄って来ないでは無いか?」
「あ、それ言っちゃう?気にしてんだからな。」
「それに貴族と言えばパーティーとか呼ばれるんじゃないのか?」
ん?どうなんだろう?あれって、貴族の子供時代に社交界デビューとかしないといけないんじゃ無いのか?
つーか、僕って爵位貰っても誰にもお披露目とかされてないんだけど、本当に貴族だよね?
翌朝、騒がしさで目が覚めた。
「なんだ?ドラゴンでも攻めて来たのか?」
「良く解らんが執事が誰かと会話している。」
ブラスマイヤーが答えた。
ルーメンさんが?
確かに声は聞こえるが会話と言うより言い争いだ。
何事かとドアを開けて顔を出す。
「火急の要件だと言って居る。子爵を呼んで貰えないか?」
「主人はまだ睡眠中です。時間を考えて下さい。」
確かに人の家を訪れるのには時間が早すぎるな。しかし火急の要件か?また陛下かな?
「ルーメンさん構わないよ。通してやって。」
ルーメンさんに声を掛け。ストレージから平服を装備する。
「火急の要件だそうだが、誰の使いで来た?」
「宰相様の用件で参りました。至急王城へ来て欲しいとの事です。陛下と公爵様もお待ちです。」
「陛下と公爵様まで?」
「はい、用件は会って伝えるとの事で聞かされてはおりません。馬車は用意してありますので、そのままで構いませんのですぐにおいで下さいませんか?」
「解った。ルーメンさん、あとは任せます。」
宰相の使いと言う騎士の後について馬車に乗り込んだ。ここからなら王城まで20分位だろう。って言うか、馬車って揺れるんだな、尻が痛いし。20分が物凄い苦痛だった。
「こちらへどうぞ。」
騎士はそれなりの地位らしく顔パスでどんどん奥へと進んで行く。例の王様の応接室行きかな?
ノックをして子爵を連れて参りましたと騎士が言うと、入れと王様の声。やっぱりか。
僕が部屋に入ると騎士は下がった。部屋の中は緊迫した空気が流れている。
「何が起きているんです?」
王様と公爵それに宰相の3人が顔を突き合わせて深刻な顔をしている。
「娘のセレスティアが攫われた。」
公爵が最初に発言した。
「攫った相手は、人ですか魔物ですか?」
「おそらく、何処かの派閥の者だろう。」
「人間ですか?厄介ですね。」
「お主の力で何とかならんか?下手をすると内戦になりかねん。」
今度は王様が発言する。
(なんとかって、セレスティアさんの場所判るか?)
(判るぞ。)
(相手は何人だ?)
(3人だな。)
「攫われたのが何時か解りますか?」
「多分、深夜だな。窓を壊して侵入し、寝ているセレスティアを連れ去った様だ、争った形跡は無かった。」
「解りました。何とかしましょう。」
「出来るのか?」
「黒幕まで辿り着けるかは分かりませんが、セレスティアさんの無事は保証しましょう。」
「よし、任せよう。頼んだぞ。」
僕は勢いよくドアを開けて飛び出し。人気のない場所で城の外へ飛ぶ。
「ブラスマイヤー、セレスティアさんの居場所のイメージを頼む。」
「解った。」
どこかの部屋の中。暗いな地下か?徐々に鮮明になるイメージ。そこへ転移する。
「セレスティアさんは?」
「この中だ、ただ男が3人居る気を付けろ。」
ドアを蹴破り、中を見渡す。3人の男のうち一番セレスティアさんに近い男に向かい一気に詰め寄り、腹にパンチをくらわす。
男は訳の分からない叫び声を上げて気絶した。
「な、なんだ貴様。」
とか言ってる奴は放って置いて、もう一人の男の後ろに転移して首筋を手刀で思いっきり叩く。2人沈黙。
3人目はパニくって居る。
「誰の差し金で動いてる?言わなければ殺すぞ。」
そう言って剣を抜いただけで気絶した。
あら?どうしましょう?
って、セレスティアさんの無事を確認しないと。
「大丈夫ですか?」
そう言いながら手足を拘束している縄と猿轡を外してあげる。
「あの、あなたは、ドラゴンの時の?」
「覚えてました?冒険者のエイジです。」
「また、助けて頂きましたね。」
「乱暴とかされてませんよね?」
「はい、大丈夫です。」
「じゃあ、帰りましょう。」
そう言って3人の男をまとめて縛り上げ触れた状態でセレスティアさんの手を取り転移する。王城の前だ。門番に短剣を見せ事情を話し、衛兵を呼んで貰う。
衛兵に3人を預け、気が付いたら王様の応接室へ運ぶよう指示し。僕はセレスティアさんを連れて先に応接室へ向かった。
ノックをして応接室へ入ると、物凄い勢いで公爵が飛んできた。
「セレスティア無事か?」
「はい、お父様。」
僕は王様と宰相に色々と説明する。
「とりあえずセレスティアさんを拘束していた3人は捕らえてありますので、後は任せて良いですか?建物の所有者からも何か出るかもしれませんし。」
「いや、ちょっと待て、色々とおかしく無いか?お前が出て行ってから30分も経って無いぞ?」
あら?やっちゃった感じかな?
「それに、セレスティア様が捉えられていたと言う建物、馬車で1時間はかかる場所ですね。」
宰相が追い打ちを掛けて来る。
「ああ、僕は冒険者です。能力は隠しておきたいのですが、誰にも言いませんよね?」
「約束しよう。」
「私も約束しよう。」
「では、話しますが、僕は『転移魔法』が使えます。サーチの魔法も人より得意なので、セレスティアさんの気配はすぐに察知出来ました。後は転移で飛んで、帰って来るだけですね。」
「簡単に言うが、それは俄かに信じられん話だな。」
「セレスティアさんが証人になってくれますよ、一緒にここまで転移して来ましたから。」
むむと2人は唸っている。困ったな。話題を変えないと。そうだ!
「陛下、実は陛下に献上したい物があるのですが、ここに出しても宜しいでしょうか?」
国王が頷く、次いで宰相が頷くのを見てから、テーブルの上に1本のナイフを出した。
「これは、ナイフだな。特に変わった装飾も無い様だが?」
「見た目は普通のナイフですが、材質が変わってます。」
「ほう?判るか宰相?」
「金色に輝いていますが金では無さそうですね。見た事が無い金属です。」
「ふむ、献上と言うからには何か特殊な金属なのだろう?」
「それはオリハルコンのナイフです。ミスリルも簡単に切れますよ。」
「「何?」」
その大声に公爵親子が気が付いた様だ。こっちに来てしまった。
「どうしました兄上?」
「おう、これが何かわかるか?」
「ただのナイフに見えますが?」
「オリハルコンのナイフだそうだ。」
「なんと!」
「早速、研究者に調べさせましょう。」
「そうだな、それが良い。」
と、そこへ捉えた3人の男が目を覚ましたと衛兵が告げに来た。
うわっ、3人の目の色が変わった。
「今回の黒幕何が何でも突き止めるぞ。」
「はい、兄上。」
「御意に。」
怖っ!
「僕はこれで失礼しますね。」
そう言って転移で家に逃げた。
後で知った事だが、セレスティア誘拐事件の黒幕は4大侯爵の一人、リッツバーグ侯爵と解り、爵位を剥奪されて鉱山奴隷にされたそうだ。
4大侯爵の勢力バランスが大きく変わり、暫くは残りの3人の侯爵家が権力争いをする事となり、皮肉な事に王都の平穏が保たれる事となるのであった。
今回の最大の功労者であるエイジであるが、転移の事を黙ってると言う条件でタダ働きとなった。
「あー、良い様に使われてんな僕。」
「その様だな。先に報酬を決めてから動くのが貴族と言う物らしいぞ。」
「そう言うの先に言ってくんない?」
「俺も元は冒険者で貴族とは縁のない生活だったからな。」
まあ、セレスティアさんが無事だったからいっか。
「お主、あの女子に惚れたのか?」
「いや、公爵様のご令嬢だぞ。」
「でも、伯爵になれば嫁にくれるとかくれないとか言って無かったか?」
「いや、僕はスローライフを楽しむんだ。伯爵になるのはその後で良い。」
「スローライフねぇ。随分忙しいスローライフだな。」
神様の癖に嫌味を言うとは。
「そう言えば金も地位も名誉も手に入ったのに女が寄って来ないでは無いか?」
「あ、それ言っちゃう?気にしてんだからな。」
「それに貴族と言えばパーティーとか呼ばれるんじゃないのか?」
ん?どうなんだろう?あれって、貴族の子供時代に社交界デビューとかしないといけないんじゃ無いのか?
つーか、僕って爵位貰っても誰にもお披露目とかされてないんだけど、本当に貴族だよね?
56
お気に入りに追加
4,347
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる