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055 野盗?
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家に帰って爺さんに野盗の話をすると、爺さんの方が若干詳しい情報を持っていた。流石だ。
ロッドサム方面に狩りに出かけた冒険者が目撃したそうだが、野党達はどうやらロッドサムの村を占拠しているらしい。
「村を占拠しているとしたら目的は何でしょう?かなり時間が経っていますよね?」
「ふむ、普通に考えれば、ロッドサムの村を拠点に他の村を襲うと言うのが一番可能性が高いのじゃが、他の村が襲われたと言う情報は入っておらん。」
長期間村を占拠しておいて、何もしていなかったとは考えられない。何らかの準備でもして居たのだろうか?
「不気味ですね。やつらの戦力はどの位なのでしょうか?この町に被害が出る可能性もありますよね?」
「もし、野党達の狙いがこの町だとしたら、恐らく戦力を集めていると言うのが妥当な所かのぉ。だとすると、村の規模から言っても100名近い集団になっている可能性があるぞ。」
100名の野盗か、町が落ちる数では無いが、相当な被害が予想される。もし、夜襲でも掛けられて火を放たれれば、被害は100名単位では無く1000人単位になるだろう。
どのタイミングで、どう言う風に襲って来るか解らないのは面倒だな。
「野党に動きがあって、この町が襲われる可能性があるのであれば、領主は動きますよね?」
「ふむ、西門の警備は強化されるじゃろうな。じゃが、恐らくそれ以上の動きは無いじゃろうな。」
「何故です?この町が襲われれば領主邸が襲われる可能性もありますよね?」
「残念じゃが、この町には戦力が無いのじゃよ。正確に言えば領主が自由に動かせる戦力はたかが知れておる。その中で対処出来る事と言えば西門の警備を強化する事位じゃ。」
なるほど、領主と言うのは私兵を持つ事を制限されているのか。となると、この町最大の戦力は冒険者と言う事になる。
「冒険者ギルドは動きませんか?」
「ギルドは依頼が無いと動きが取れん。領主が依頼を出せば動くと思うが、果たしてどうなる事やら。」
あれ?ギルドって国の組織だよね?国防の為には自由に動けるのかと思っていたが、違うのか?
「野盗退治って言うのは、何処の管轄なんですか?普通は領主ですよね?」
「はっきりとした区分は無い。数名の野盗なら、冒険者の領分じゃが、大規模な集団になると、国の騎士団が出て来る事もある。」
ん?それって、町が襲われて被害が出てからで無いと救援が来ないって事か?しかも騎士団と言う事は王都から来るって事だよね?王都からこの町まで何日掛かるんだ?
「国は犯罪を未然に防ぐと言う考えが無いのでしょうか?」
「この国は広いからのぉ。実質それは難しいのじゃろう。恐らく野盗達もそれを見越してこの町をターゲットにしたのでは無いかな?」
なるほど、王都から遠く離れたこの町は実質無法地帯って事になるのか。
野盗の目的がどの辺にあるのかは判らないが、町に大きな被害が出れば、当然の事購買者が減ると言う事になる。他人ごとでは無い。だが、俺が動くのはどうなのだろう?絶対に目立つよね?
「お爺さんは動かないんですか?賢者なんですよね?」
「要請があれば動かざるを得んが、今の所そう言った話は無いな。」
ふむ、自警団でもあれば爺さんに要請をして来そうなものだが、そう言った物も無いのかな?
まあ、爺さんが一人で動いても事態を治めるのは難しいだろうしね。俺とルルイ、レイチェルに爺さんが居れば、100人程度の野盗なら討伐は無理でも無力化は可能だ。
しかし、無力化しても捕縛する兵士が居ないのではあまり意味が無い。
さて、どうした物か?襲われる可能性は非常に高いのに、確定では無いと言う理由で誰も動こうとしないのは、この世界では当たり前なのだろうか?
かく言う俺も、積極的には動かない訳だが、一応目立ちたくないと言う理由はあるんだけどね。
まあ、実際に町が襲われたら黙って見ている事は出来ないとは思うが、それにしても、この町の人間は、今までにそう言う危機に見舞われた事が無いのだろうか?
それとも、そう言う事が当たり前の世界なのだろうか?まあ、野盗と言うのが当たり前に居る世界なのだから、最初からそう言う環境で育てば、こういう事態にも慣れる物なのかもしれない。
そうなると、慌てている俺の方がおかしいのか?いや、この町の住人の危機管理の甘さの方が異常な気がする。
魔物に関する危機感は異常に強いのに野盗に関しての危機感が無さすぎる。何か不自然な物を感じるのは俺だけだろうか?
翌日も普段通りに店に出る。野盗の事は気になるが、何時動くか解らないので時が来るのを待つしかない状態だ。
ネックレス売り場は相変わらず人だかりが出来ているが、売り上げは芳しくない。まあ、徐々に売れれば良いと考えて居るので問題は無い。
弁当はセール中と言う事もあり、かなり売れている。本家の食堂が常に満員で順番待ちでもなかなか食べられないので、ここでその味が買えると言うのはアドバンテージになっている。
弁当やサンドウィッチの売り上げが上がると比例的に飲み物も売れて行く。これはまあ、予定通りだ。問題は、それ以外の商品の売り上げが思ったより伸びない事にある。
スナックや甘い物などの菓子類はもっと売れると予想していたのだが、まだ、認知されていない様で、購入して行く者が少ない。一度試食でも試してみるかな?
一応オープンセールは今日で終わりだが、日替わりでの割引商品は続投して行こうと思っている。とりあえず店の商品が一通り認知されれば売り上げも上がって行くだろう。
課題は色々とあるが、売り上げは1日に金貨3枚程度はある。オープンしたての店としては十分すぎる数字だ。俺の想定が少し高すぎたのかな?
さて、明日からは3人体制で店を回す事になる。シフト表は既に作ってあるし、店員達もだいぶ仕事に慣れて来たので大丈夫だろう。まあ、暫くは俺が極力店に出る様にシフトを組んだしね。
行く行くはローナを中心に店を回す様にして、俺は商品開発に回るつもりだ。まだまだ魔法の修行もしたいし、自分の自由になる時間が欲しいからね。
そう言えばここの所忙しくて、レイチェルに会って無いな。毎日爺さんの所に来ているのにすれ違ってる状態だ。
杞憂かもしれないが、レイチェルが野盗の事を知ったらどうするだろう?一人で退治に向かったりしなければ良いが。まあ、爺さんはレイチェルに野盗の事を話さないとは思うが、町の噂はその内耳に入るかもしれない。
こう言う噂は広まるのが早いから、町の人がパニックにならないか心配だが、今の所町は平穏だ。
ちなみにルルイに聞いた話では、この規模の町を野盗が襲ったと言う例は無いそうだ。冒険者ギルドのある町を襲う野盗と言うのはまず居ないし、冒険者の存在と言うのはある意味抑止力になって居るそうだ。
魔物に比べれば野盗はそれ程怖くないと言うのが町の人達の本音らしい。だが、俺としては魔物より人間の方が怖いと感じるのは、俺がまだ魔物と対峙した事が無いからなのだろうか?
機会があったら一度、ルルイと一緒に魔物を狩りに出てみようかなと思っている。自分の強さも知りたいしね。
魔法もそうだが、自分の剣の腕と言うのは実際に使ってみないと解らない。模擬戦で幾ら上手く戦えても実戦で実力が出せなければ意味が無い。
そう言えば自分が強くなってからは体が勝手に動くと言う現象が起きなくなった。もし、自分より強い魔物と対峙したら、やはり体が勝手に動く事があるのだろうか?その辺も気になる。
それから、RPGの様に経験値と言う物があるとすれば、魔物と戦う事で俺のステータスが変化したりするのだろうか?もし、ステータスが上がるとしたら、俺はどうするのが正解なのだろうか?
今でさえバケモノ染みたステータスなのに、これ以上強くなったら本気で国に監禁されそうだ。俺の平穏な生活の為にも確認して置く必要があると考えて居る。
最悪他の国に逃げると言う手もあるが、出来ればそれはしたくない。
この国に来たのには何らかの意味があると考えて居るからだ。俺はあの時、『普通で地味な人生』を望んだ。そして、送られたのがこの国だ。
たぶん、この国ならば普通で地味な人生を送れると言う事だと思うのだが、既に色々と普通では無い事が起こってるんだよね。
ロッドサム方面に狩りに出かけた冒険者が目撃したそうだが、野党達はどうやらロッドサムの村を占拠しているらしい。
「村を占拠しているとしたら目的は何でしょう?かなり時間が経っていますよね?」
「ふむ、普通に考えれば、ロッドサムの村を拠点に他の村を襲うと言うのが一番可能性が高いのじゃが、他の村が襲われたと言う情報は入っておらん。」
長期間村を占拠しておいて、何もしていなかったとは考えられない。何らかの準備でもして居たのだろうか?
「不気味ですね。やつらの戦力はどの位なのでしょうか?この町に被害が出る可能性もありますよね?」
「もし、野党達の狙いがこの町だとしたら、恐らく戦力を集めていると言うのが妥当な所かのぉ。だとすると、村の規模から言っても100名近い集団になっている可能性があるぞ。」
100名の野盗か、町が落ちる数では無いが、相当な被害が予想される。もし、夜襲でも掛けられて火を放たれれば、被害は100名単位では無く1000人単位になるだろう。
どのタイミングで、どう言う風に襲って来るか解らないのは面倒だな。
「野党に動きがあって、この町が襲われる可能性があるのであれば、領主は動きますよね?」
「ふむ、西門の警備は強化されるじゃろうな。じゃが、恐らくそれ以上の動きは無いじゃろうな。」
「何故です?この町が襲われれば領主邸が襲われる可能性もありますよね?」
「残念じゃが、この町には戦力が無いのじゃよ。正確に言えば領主が自由に動かせる戦力はたかが知れておる。その中で対処出来る事と言えば西門の警備を強化する事位じゃ。」
なるほど、領主と言うのは私兵を持つ事を制限されているのか。となると、この町最大の戦力は冒険者と言う事になる。
「冒険者ギルドは動きませんか?」
「ギルドは依頼が無いと動きが取れん。領主が依頼を出せば動くと思うが、果たしてどうなる事やら。」
あれ?ギルドって国の組織だよね?国防の為には自由に動けるのかと思っていたが、違うのか?
「野盗退治って言うのは、何処の管轄なんですか?普通は領主ですよね?」
「はっきりとした区分は無い。数名の野盗なら、冒険者の領分じゃが、大規模な集団になると、国の騎士団が出て来る事もある。」
ん?それって、町が襲われて被害が出てからで無いと救援が来ないって事か?しかも騎士団と言う事は王都から来るって事だよね?王都からこの町まで何日掛かるんだ?
「国は犯罪を未然に防ぐと言う考えが無いのでしょうか?」
「この国は広いからのぉ。実質それは難しいのじゃろう。恐らく野盗達もそれを見越してこの町をターゲットにしたのでは無いかな?」
なるほど、王都から遠く離れたこの町は実質無法地帯って事になるのか。
野盗の目的がどの辺にあるのかは判らないが、町に大きな被害が出れば、当然の事購買者が減ると言う事になる。他人ごとでは無い。だが、俺が動くのはどうなのだろう?絶対に目立つよね?
「お爺さんは動かないんですか?賢者なんですよね?」
「要請があれば動かざるを得んが、今の所そう言った話は無いな。」
ふむ、自警団でもあれば爺さんに要請をして来そうなものだが、そう言った物も無いのかな?
まあ、爺さんが一人で動いても事態を治めるのは難しいだろうしね。俺とルルイ、レイチェルに爺さんが居れば、100人程度の野盗なら討伐は無理でも無力化は可能だ。
しかし、無力化しても捕縛する兵士が居ないのではあまり意味が無い。
さて、どうした物か?襲われる可能性は非常に高いのに、確定では無いと言う理由で誰も動こうとしないのは、この世界では当たり前なのだろうか?
かく言う俺も、積極的には動かない訳だが、一応目立ちたくないと言う理由はあるんだけどね。
まあ、実際に町が襲われたら黙って見ている事は出来ないとは思うが、それにしても、この町の人間は、今までにそう言う危機に見舞われた事が無いのだろうか?
それとも、そう言う事が当たり前の世界なのだろうか?まあ、野盗と言うのが当たり前に居る世界なのだから、最初からそう言う環境で育てば、こういう事態にも慣れる物なのかもしれない。
そうなると、慌てている俺の方がおかしいのか?いや、この町の住人の危機管理の甘さの方が異常な気がする。
魔物に関する危機感は異常に強いのに野盗に関しての危機感が無さすぎる。何か不自然な物を感じるのは俺だけだろうか?
翌日も普段通りに店に出る。野盗の事は気になるが、何時動くか解らないので時が来るのを待つしかない状態だ。
ネックレス売り場は相変わらず人だかりが出来ているが、売り上げは芳しくない。まあ、徐々に売れれば良いと考えて居るので問題は無い。
弁当はセール中と言う事もあり、かなり売れている。本家の食堂が常に満員で順番待ちでもなかなか食べられないので、ここでその味が買えると言うのはアドバンテージになっている。
弁当やサンドウィッチの売り上げが上がると比例的に飲み物も売れて行く。これはまあ、予定通りだ。問題は、それ以外の商品の売り上げが思ったより伸びない事にある。
スナックや甘い物などの菓子類はもっと売れると予想していたのだが、まだ、認知されていない様で、購入して行く者が少ない。一度試食でも試してみるかな?
一応オープンセールは今日で終わりだが、日替わりでの割引商品は続投して行こうと思っている。とりあえず店の商品が一通り認知されれば売り上げも上がって行くだろう。
課題は色々とあるが、売り上げは1日に金貨3枚程度はある。オープンしたての店としては十分すぎる数字だ。俺の想定が少し高すぎたのかな?
さて、明日からは3人体制で店を回す事になる。シフト表は既に作ってあるし、店員達もだいぶ仕事に慣れて来たので大丈夫だろう。まあ、暫くは俺が極力店に出る様にシフトを組んだしね。
行く行くはローナを中心に店を回す様にして、俺は商品開発に回るつもりだ。まだまだ魔法の修行もしたいし、自分の自由になる時間が欲しいからね。
そう言えばここの所忙しくて、レイチェルに会って無いな。毎日爺さんの所に来ているのにすれ違ってる状態だ。
杞憂かもしれないが、レイチェルが野盗の事を知ったらどうするだろう?一人で退治に向かったりしなければ良いが。まあ、爺さんはレイチェルに野盗の事を話さないとは思うが、町の噂はその内耳に入るかもしれない。
こう言う噂は広まるのが早いから、町の人がパニックにならないか心配だが、今の所町は平穏だ。
ちなみにルルイに聞いた話では、この規模の町を野盗が襲ったと言う例は無いそうだ。冒険者ギルドのある町を襲う野盗と言うのはまず居ないし、冒険者の存在と言うのはある意味抑止力になって居るそうだ。
魔物に比べれば野盗はそれ程怖くないと言うのが町の人達の本音らしい。だが、俺としては魔物より人間の方が怖いと感じるのは、俺がまだ魔物と対峙した事が無いからなのだろうか?
機会があったら一度、ルルイと一緒に魔物を狩りに出てみようかなと思っている。自分の強さも知りたいしね。
魔法もそうだが、自分の剣の腕と言うのは実際に使ってみないと解らない。模擬戦で幾ら上手く戦えても実戦で実力が出せなければ意味が無い。
そう言えば自分が強くなってからは体が勝手に動くと言う現象が起きなくなった。もし、自分より強い魔物と対峙したら、やはり体が勝手に動く事があるのだろうか?その辺も気になる。
それから、RPGの様に経験値と言う物があるとすれば、魔物と戦う事で俺のステータスが変化したりするのだろうか?もし、ステータスが上がるとしたら、俺はどうするのが正解なのだろうか?
今でさえバケモノ染みたステータスなのに、これ以上強くなったら本気で国に監禁されそうだ。俺の平穏な生活の為にも確認して置く必要があると考えて居る。
最悪他の国に逃げると言う手もあるが、出来ればそれはしたくない。
この国に来たのには何らかの意味があると考えて居るからだ。俺はあの時、『普通で地味な人生』を望んだ。そして、送られたのがこの国だ。
たぶん、この国ならば普通で地味な人生を送れると言う事だと思うのだが、既に色々と普通では無い事が起こってるんだよね。
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長い間更新されていないようですが、続きを期待しています‼︎
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にて誤字あり。
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誤用(重複表現)あり。
ご指摘ありがとうございます。
時間のある時に修正させて頂きます。
新しい作品面白そう(いや絶対面白い!)ですね!
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応援しています
ありがとうございます!
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