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046 カレー?
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さて、翌日から少しスケジュールが変わる事になった。朝、明るくなったら起きてルルイと稽古、これは変わらないが。俺の稽古と言うよりルルイの稽古になって来ている。
最近ではお嬢様の相手をする為に俺もルルイも木刀を持つようになった。ちなみに、剣術を使いながらでも魔法を撃てる事は検証済みだ。まあ、戦う事は無いと思うが、お嬢様に教えるには必要だから色々と研究している。
俺の木刀は片手剣をイメージして、全長115センチの物を使用している。これはもっとも一般的なショートソードのサイズで、刃渡りが85センチになって居る。この世界の平均身長は現代日本より5センチ位高いみたいだ。
蛇足だが、片手剣だからと言って必ずしも片手で持つ必要は無い。状況に応じて両手で持つ事もある。
稽古の後は朝食だ。大抵はおにぎりと味噌汁。サンドウィッチとカップスープのいずれかで済ませる。何故かメニューの決定権はルルイにある。
その後はローナがやって来るので食堂へと3人で向かう。ローナを送った後は食堂のキッチンを見て回り足りない物を補充してから家に帰る。
あ、そうそう。今日からカレーライスの販売が始まるらしく、店内がカレーのスパイシーな匂いで充満している。最初に俺が作った日本のカレーをこの世界の材料でキリクが色々と研究してようやく出来上がったカレーライスだ。この世界にはジャガイモも人参も玉ねぎも無い。
根菜類は沢山あるので、その中から似た風味や食感の物を使用している。芋は甘みの少ないサツマイモの様な感じの芋を使っている。まあ、日本でもカレーにサツマイモを使う人は居るので問題無いだろう。
人参は見た目がカブにそっくりな野菜を代用品として使っている。若干色が黄色っぽいカブは煮ると味と食感が人参にそっくりだ。
最大の問題は玉ねぎだった。この世界にはネギ科の植物が無いので似た様な物が見つからなかった。現在はソリオさんの知り合いの農家が契約農家として玉ねぎとニンニク、長ネギの栽培を請け負ってくれている。現状は俺が日本から仕入れている。
玉ねぎは何かと使う機会の多い野菜なので早く安定供給出来る様になる事を祈っている。
肉はブラックホーンブルとか言う魔物の肉を使っているらしいが、俺はその魔物を知らない。牛肉に似た風味の肉で、まあまあ値段が安い割に美味い。
カレールウは色々とキリクに味見して貰った結果、業務用のリンゴと蜂蜜なカレールウの辛口に決まった。辛口だが、それ程辛く無く味に深みがあるとの事。俺はもう少しスパイシーなカレーが好きだが、この世界の住人の舌に合わせたらしいので、恐らく万人受けする味なのだろう。
値段は1杯銅貨6枚で、ライスに抵抗がある者にはカレーに合う、甘みの少ないパンを用意してある。
カレーの販売によって、スパイスや米の普及に繋がると面白い事になりそうだ。現在、米は俺がネットショップで購入しているが、需要が増すようなら稲作をする農家を徐々に増やして行こうと考えて居る。
まあ、小さな町からのムーブメントなので、貴族の目に留まるまでにはまだまだ時間が掛かるだろう。その間に少しでもこの国の庶民の味として広まれば良いと思っている。
家に帰ると爺さんの魔法の授業が待っている。時間が取れる様になったので、理論と実技を同時に行う事になった。
早目の昼食を取って、お嬢様のお屋敷に向かう。昼食は大抵、食堂や新店舗の為の試作品だ。
お嬢様が昼食を取り終わった頃合いに屋敷に訪れ、軽く講義をしてから模擬戦を40分程行う。その後は魔道具店に移動して、爺さんの魔法講義を受ける事になる。
移動時間の45分で護身用の魔法の理論を教える。帰りも同様だ。ちなみに最初に教えたのは補助魔法のバインドだ。どんなに強い相手でも足止め出来れば逃げる隙が出来るからね。
レイチェルが爺さんの講義を受けている間に俺とルルイはローナを迎えに行く。若干帰りが早くなるが、人数は足りているので問題は無い。
食堂に行ったら、カレーライスが大量に出たとソリオさんから報告を受ける。今日の分の仕込みだけでは足りなくて明日の分も半分程使ったらしい。カレーは1度冷ましてから、また火を入れると美味しくなると言うのを忠実に守っている様だ。今日はキリク達料理人は残業して明日の仕込みをするらしい。
あ、うちは残業代出ませんからね。その代わり賄いと試作品は食べ放題と言う事で納得して貰っている。
賄いと言えば、店では半熟の卵は出していない。この店の卵は俺がネットスーパーで仕入れているので生で食べられる新鮮な卵だ。だが、下手に半熟卵を出すと家で真似をする者が現れても困ると言う事で、半熟とろとろオムライスは賄いの人気ナンバーワンだ。
この世界の卵は非常に高価だ。そして有精卵が多いので常温で長期保存が効く。その為、卵は保存食と言う概念がある。その概念が払しょくされないと半熟卵は店では出せない。
実を言うと新鮮な卵ならクリーンの魔法を掛ければ生でも食べられる事は解って居る。だが、卵が新鮮かどうかを見分けられる者が少ないと言う理由で、これは従業員だけの秘密となって居る。
もう一つ。店で出すオムライスにはケチャップを掛けている。これはこの世界にもトマトに似た野菜があり。レシピをキリクに教えた所再現出来たので、トマトソースとケチャップは既にこの世界産になっているからだ。
この世界のトマトは日本の物より若干小さく、細長い形をしている。イタリアのトマトに似て居るかもしれない。生だと酸味が強いが火を通すと甘くなる。パスタと非常に相性が良いのでトマトソースは毎日仕込んでいる様だ。
そのうちロールキャベツでもメニューに加えようかな?でも、この世界には葉野菜が少ないんだよね。高いし。
そう言えば、日本のネットスーパーのキャベツも値上がりしてない?
さて、ローナを連れて家に帰ると今度は入れ替わりにレイチェルを送って行く時間になる。
まあ、体力はあるので歩くのは苦にならないが、なんか一日中体を動かしている気がする。
日本では不健康な生活をしていたが、こちらでは早寝早起きに運動と健康的な生活をしている。二度と日本に帰れないと聞いた時は絶望したが、今は、結構この生活を楽しんでいる自分が居る事に驚く。
家に帰ったら風呂に入る。どうしても訓練で汗をかくとクリーンじゃ物足りないんだよね。ルルイは2日に1回位、ローナは週に2回位風呂に入れば十分だと言って居る。
夕食を食べた後は自由時間だ。電子書籍を読んだり動画を見たりしている。パッドが使える様になったので、以前より画面が見やすくなったので重宝している。
ちなみに電子書籍では色々な知識を得ている。現在は農業関連がメインだが、電化製品を魔法で動かせないかと思っているので、その内、電気工学の本も読みたいと思う。
まあ、マンガとかラノベもたまに読んでいるけどね。異世界で読む異世界物は意外に面白い。役には立たないけどね。
さて、1,2時間もすると眠くなるので眠りに就く。恐らく時間的には22時位じゃ無いかな?
そう言えば、この世界は1日24時間で1か月が30日、1年が360日だそうだ。だけど、この世界の1時間と日本の1時間が同じだとは思えない。何となく体感的に1時間が長いんだよね。
気のせいかもしれないが、もしかしたら1時間が65分とか、もっと根本的に1秒の時間が違うとかかもしれない。
これが何を意味するかと言うと、住んでいる分には問題無いのだが、日本から仕入れた時計は売れないと言う事になる。この世界にも時計はあるそうなのだが、この国では王都の大聖堂にのみ設置されていると言う。それがこの国の標準時になって居る。
この大聖堂の時計に時間を合わせないと時計として販売する事は出来ない。もし、この世界の時計を見る機会が有ったら、ストップウォッチで測ってみたい。
まあ、この世界で時計を売るつもりは無いから良いのだが、時間の目安としては1つは時計を身に着けて置きたいと思っては居る。一応パッドにも時計機能が付いているが、アイテムボックスに仕舞うと時間停止するので時間が狂いまくって居る。
腕時計とか着けていたら悪目立ちするよね?どうしよう?
最近ではお嬢様の相手をする為に俺もルルイも木刀を持つようになった。ちなみに、剣術を使いながらでも魔法を撃てる事は検証済みだ。まあ、戦う事は無いと思うが、お嬢様に教えるには必要だから色々と研究している。
俺の木刀は片手剣をイメージして、全長115センチの物を使用している。これはもっとも一般的なショートソードのサイズで、刃渡りが85センチになって居る。この世界の平均身長は現代日本より5センチ位高いみたいだ。
蛇足だが、片手剣だからと言って必ずしも片手で持つ必要は無い。状況に応じて両手で持つ事もある。
稽古の後は朝食だ。大抵はおにぎりと味噌汁。サンドウィッチとカップスープのいずれかで済ませる。何故かメニューの決定権はルルイにある。
その後はローナがやって来るので食堂へと3人で向かう。ローナを送った後は食堂のキッチンを見て回り足りない物を補充してから家に帰る。
あ、そうそう。今日からカレーライスの販売が始まるらしく、店内がカレーのスパイシーな匂いで充満している。最初に俺が作った日本のカレーをこの世界の材料でキリクが色々と研究してようやく出来上がったカレーライスだ。この世界にはジャガイモも人参も玉ねぎも無い。
根菜類は沢山あるので、その中から似た風味や食感の物を使用している。芋は甘みの少ないサツマイモの様な感じの芋を使っている。まあ、日本でもカレーにサツマイモを使う人は居るので問題無いだろう。
人参は見た目がカブにそっくりな野菜を代用品として使っている。若干色が黄色っぽいカブは煮ると味と食感が人参にそっくりだ。
最大の問題は玉ねぎだった。この世界にはネギ科の植物が無いので似た様な物が見つからなかった。現在はソリオさんの知り合いの農家が契約農家として玉ねぎとニンニク、長ネギの栽培を請け負ってくれている。現状は俺が日本から仕入れている。
玉ねぎは何かと使う機会の多い野菜なので早く安定供給出来る様になる事を祈っている。
肉はブラックホーンブルとか言う魔物の肉を使っているらしいが、俺はその魔物を知らない。牛肉に似た風味の肉で、まあまあ値段が安い割に美味い。
カレールウは色々とキリクに味見して貰った結果、業務用のリンゴと蜂蜜なカレールウの辛口に決まった。辛口だが、それ程辛く無く味に深みがあるとの事。俺はもう少しスパイシーなカレーが好きだが、この世界の住人の舌に合わせたらしいので、恐らく万人受けする味なのだろう。
値段は1杯銅貨6枚で、ライスに抵抗がある者にはカレーに合う、甘みの少ないパンを用意してある。
カレーの販売によって、スパイスや米の普及に繋がると面白い事になりそうだ。現在、米は俺がネットショップで購入しているが、需要が増すようなら稲作をする農家を徐々に増やして行こうと考えて居る。
まあ、小さな町からのムーブメントなので、貴族の目に留まるまでにはまだまだ時間が掛かるだろう。その間に少しでもこの国の庶民の味として広まれば良いと思っている。
家に帰ると爺さんの魔法の授業が待っている。時間が取れる様になったので、理論と実技を同時に行う事になった。
早目の昼食を取って、お嬢様のお屋敷に向かう。昼食は大抵、食堂や新店舗の為の試作品だ。
お嬢様が昼食を取り終わった頃合いに屋敷に訪れ、軽く講義をしてから模擬戦を40分程行う。その後は魔道具店に移動して、爺さんの魔法講義を受ける事になる。
移動時間の45分で護身用の魔法の理論を教える。帰りも同様だ。ちなみに最初に教えたのは補助魔法のバインドだ。どんなに強い相手でも足止め出来れば逃げる隙が出来るからね。
レイチェルが爺さんの講義を受けている間に俺とルルイはローナを迎えに行く。若干帰りが早くなるが、人数は足りているので問題は無い。
食堂に行ったら、カレーライスが大量に出たとソリオさんから報告を受ける。今日の分の仕込みだけでは足りなくて明日の分も半分程使ったらしい。カレーは1度冷ましてから、また火を入れると美味しくなると言うのを忠実に守っている様だ。今日はキリク達料理人は残業して明日の仕込みをするらしい。
あ、うちは残業代出ませんからね。その代わり賄いと試作品は食べ放題と言う事で納得して貰っている。
賄いと言えば、店では半熟の卵は出していない。この店の卵は俺がネットスーパーで仕入れているので生で食べられる新鮮な卵だ。だが、下手に半熟卵を出すと家で真似をする者が現れても困ると言う事で、半熟とろとろオムライスは賄いの人気ナンバーワンだ。
この世界の卵は非常に高価だ。そして有精卵が多いので常温で長期保存が効く。その為、卵は保存食と言う概念がある。その概念が払しょくされないと半熟卵は店では出せない。
実を言うと新鮮な卵ならクリーンの魔法を掛ければ生でも食べられる事は解って居る。だが、卵が新鮮かどうかを見分けられる者が少ないと言う理由で、これは従業員だけの秘密となって居る。
もう一つ。店で出すオムライスにはケチャップを掛けている。これはこの世界にもトマトに似た野菜があり。レシピをキリクに教えた所再現出来たので、トマトソースとケチャップは既にこの世界産になっているからだ。
この世界のトマトは日本の物より若干小さく、細長い形をしている。イタリアのトマトに似て居るかもしれない。生だと酸味が強いが火を通すと甘くなる。パスタと非常に相性が良いのでトマトソースは毎日仕込んでいる様だ。
そのうちロールキャベツでもメニューに加えようかな?でも、この世界には葉野菜が少ないんだよね。高いし。
そう言えば、日本のネットスーパーのキャベツも値上がりしてない?
さて、ローナを連れて家に帰ると今度は入れ替わりにレイチェルを送って行く時間になる。
まあ、体力はあるので歩くのは苦にならないが、なんか一日中体を動かしている気がする。
日本では不健康な生活をしていたが、こちらでは早寝早起きに運動と健康的な生活をしている。二度と日本に帰れないと聞いた時は絶望したが、今は、結構この生活を楽しんでいる自分が居る事に驚く。
家に帰ったら風呂に入る。どうしても訓練で汗をかくとクリーンじゃ物足りないんだよね。ルルイは2日に1回位、ローナは週に2回位風呂に入れば十分だと言って居る。
夕食を食べた後は自由時間だ。電子書籍を読んだり動画を見たりしている。パッドが使える様になったので、以前より画面が見やすくなったので重宝している。
ちなみに電子書籍では色々な知識を得ている。現在は農業関連がメインだが、電化製品を魔法で動かせないかと思っているので、その内、電気工学の本も読みたいと思う。
まあ、マンガとかラノベもたまに読んでいるけどね。異世界で読む異世界物は意外に面白い。役には立たないけどね。
さて、1,2時間もすると眠くなるので眠りに就く。恐らく時間的には22時位じゃ無いかな?
そう言えば、この世界は1日24時間で1か月が30日、1年が360日だそうだ。だけど、この世界の1時間と日本の1時間が同じだとは思えない。何となく体感的に1時間が長いんだよね。
気のせいかもしれないが、もしかしたら1時間が65分とか、もっと根本的に1秒の時間が違うとかかもしれない。
これが何を意味するかと言うと、住んでいる分には問題無いのだが、日本から仕入れた時計は売れないと言う事になる。この世界にも時計はあるそうなのだが、この国では王都の大聖堂にのみ設置されていると言う。それがこの国の標準時になって居る。
この大聖堂の時計に時間を合わせないと時計として販売する事は出来ない。もし、この世界の時計を見る機会が有ったら、ストップウォッチで測ってみたい。
まあ、この世界で時計を売るつもりは無いから良いのだが、時間の目安としては1つは時計を身に着けて置きたいと思っては居る。一応パッドにも時計機能が付いているが、アイテムボックスに仕舞うと時間停止するので時間が狂いまくって居る。
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