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037 構想?
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14時が近くなり、後半組がやって来る。何時もより早めに来たソリオさんが、店舗が決まりましたよと伝えてくれた。ようやく賃貸料の折り合いが付いた様だ。
結局月に金貨2枚で決着が着いたそうだ。俺はソリオさんに地図を貰い、少し抜けさせて貰い、店舗を見に行く事にした。
店舗までは食堂から徒歩8分と若干距離がある。これは大型店舗の為、小型店舗の外周を囲う様に大型店舗が並ぶ様に配置されているからだ。
まあ、この世界では徒歩が基本なので8分は近い部類に入る。
新店舗に着くとまず、外観をチェックする。コンビニと言うよりは倉庫に近い雰囲気だが、窓が多いのは悪く無い。窓が少ないと店内が暗くなるからね。やはりコンビニと言えば明るい店舗と言うイメージがある。
ちなみに、この店舗は麦の問屋が使用していたらしい。
大きめの扉を開けて中に入ると、見事に何もない。キッチンが無いのは少し予想外だった。まあ、ここでは食堂で調理した物を販売する予定なのでキッチンは無くても問題は無い。
むしろ問題なのはこの大きさでトイレが1つしか無い事だ。これは何とかしないと不味いだろう。
バックヤードも作る必要があるし、少し改造しないとこのままでは使えない。業者を入れる必要がある。改装にどの位の金額が掛かるか計算しないとイケないな。
什器なども業者に頼んだ方が安いかネットショップを使った方が安いか、比べる必要がある。一度業者に見積もりを頼まないとだな。
とりあえず、紙とペンを出して間取りを簡単に描きとめる。後で、コンビニみたいになる様に、設計図を描くつもりだ。
これはすぐに営業開始は難しそうだ。だが、1から自分の作りたい店を作れるので売る物も自分で全部決められる。それはそれで悪くは無い。
あまり時間を食っても不味いので、今日はここまでにして、食堂に戻る。
食堂に戻り、ソリオさんにこれからの事をざっと話して置く。業者についてはソリオさんが手配してくれるそうだ。
やがて17時になり、前半組が帰る時間になる。引継ぎは終わっているので、俺とローナとルルイは店を後にした。キリクは相変わらず残っている。
帰り道は特にトラブルも無く、家に着く。今日はローナが風呂に入りたいと言うので、3人で帰宅した。
すぐに湯を沸かしローナを風呂に入れて、上がったら俺が家まで送る。まあ、ローナの家は近いので今日の気温なら湯冷めの心配も無さそうだ。
俺がローナを送っている間にルルイが風呂に入っている。湯沸かしは爺さんに任せた。爺さんは湯を温めなおしてから俺が帰るのを待っている。まあ、10分程度なのでローナにデレデレな爺さんは文句も言わずに待っててくれる。
実際の所、ルルイの事もかなり気に入っている様で、なんだかんだ言いながら面倒を見ている。爺さんからしたら、ローナもルルイも孫感覚なのかもしれない。
俺が帰ると、ルルイが風呂から出て来る。俺は温風の魔法で髪を乾かしてやる。
ルルイが部屋に戻ったら魔法の訓練が開始される。ローナが来る時は何時もこんな感じだ。
最近は魔法の細かいコントロールについて学んでいる。爺さん曰く魔法のコントロールの正確さが魔法使いの技量の指標になるのだそうだ。
つまり、巧い魔法使い程、魔法のコントロールが細かいらしい。
爺さんも今は隠居状態だが、昔は前線に出た事も結構あったそうだ。強い魔法使いは何人も見て来たが、巧い魔法使いは少なかったそうだ。そして、戦いに出て帰って来るのは巧い魔法使いだと言う。
「どんなに強力な魔法が使えても帰って来なければ意味が無い。お前はそうなるなよ。」
爺さんがしみじみと言う。過去に何かあったのかもしれない。
なんだか爺さんが心配だったので、今日はルルイに爺さんと一緒に夕食を食べてやってくれと言って、銀貨を1枚渡して置いた。
一人になった俺は、おにぎりとカップ麺と言うメニューで夕食を済ませ。早速新店舗の設計図を描き始める。
やりたい事が沢山あり過ぎて、なかなか決まらない。まあ、開店から全部同時に始めようとしないで、大まかな形を作って置いて、徐々に売り場が広がる形でも構わないのだが、今回は業者が入るので開店までに1か月以上は掛かるだろう。出来れば、完全に完成した状態の店舗でオープンしたい。
目指すはコンビニだ。食品類は一括で食堂で作ってマジックバッグに入れて保存すれば、何時でも出来たてを提供出来る。
ホットスナックの提供の準備も考えてある。一番大変なのは飲料の販売だ。ディスプレイが出来る冷蔵庫を作成しなければならない。まあ、これも想定内だ。
爺さんに魔道具の作成や付与魔法を教えて貰ったおかげで、それらの作成方法が可能になった。爺さんには感謝だ。
他にも日用品や武具類なども販売予定だ、洋服も古着で無い新品の吊るしを販売しようと考えて居る。
また、女性用の下着と言うのも候補に挙げている。ショーツやストッキングは売れれば大きい。女性客の確保にも繋がるしね。
それから、アクセサリーの販売も考えて居る。この世界ではアクセサリーは高価な物と言う概念がある。もちろん装飾用の物も高いが、付与魔法を付与した魔道具のアクセサリーもあり、価格の上昇に繋がっている。
そこで、安価な現代日本で言う、女子高生が使う様な、見た目だけのアクセサリーを販売してみようと思っている。
石や金属の価値は無いが、デザインはこの世界では珍しい物を集めれば、それなりに話題になるのでは無いかと考えて居る。
また、コンビニの括りで考えれば、お菓子は欠かせない。スナック菓子や甘い物も用意したい。砂糖の問題もあるが、メイプルシュガーで何とか誤魔化せれば面白い。
また、農具の販売も考えて居る。当然ながら、鍛冶屋が打った農具は高い。日本製の農具はステンレスで錆びにくく手入れも楽だし値段も安い。長い目で見ればある程度の数は出ると踏んでいる。
他にも売りたい物は沢山あるのだが、とりあえずは、この辺で形を整えたい。
あ、そう言えば、コンビニって本も売ってたよな。でも、この世界の本は高い。だが、現代日本の雑誌を売る訳には行かないよね?どうしよう……
コピー機とかあれば、簡易的な本位作れるけど、電気が無いんだよね。爺さんに相談して、魔道具として家電が動くように出来れば面白いかもしれない。
それから、コンビニと言えば電子レンジだが、これは俺の魔法で何とかなる。まあ、マジックバッグがあれば熱々で弁当が提供出来るので、電子レンジは要らないと言う事もありえる。
あ、そうそう。付与魔法でポーションの作り方も覚えたのでそれも販売しようと思う。日本のコンビニでも風邪薬とか売ってたしね。
これらの商品を、客の動線を考えながら、棚を配置して販売場所を決めて行く。当然ながら、出入り口の近くにレジカウンターを配置する。まあ、日本のコンビニ程、整然とした感じでは無いが、なかなかこの世界では斬新な店になりそうだ。
後はこの図面通りに棚を配置したら、どの位の料金を取られるかが問題だ。あまり高いようなら、ゾンアマでスチール棚でも購入して、設置すると言う方法もある。
実は、風呂を設置して、簡易銭湯を営業すると言うアイデアもあったのだが、生活魔法があるこの世界で、どの位の需要があるのかが解らないし、コスト的に割に合わないと言う事で諦めた。
まあ、シャンプーとリンスの販売はするけどね。
とりあえず、この形式で開店させて、売れる部署は強化して、売れない部署は縮小すると言う感じで徐々に店を改良して行く。これも現代のコンビニのシステムの応用だ。
定期的に新製品を投入したり、イベントやキャンペーンを企画するのもやって行きたい。期間限定商品と言うのも面白いかもしれない。
そう言えば、爺さんが魔石や魔法陣についても色々と教えてくれると言って居た。そこから新製品が生まれる可能性もある。
やっぱ、こう言うのって企画の段階が一番楽しいよね。夢が広がるぜ。
結局月に金貨2枚で決着が着いたそうだ。俺はソリオさんに地図を貰い、少し抜けさせて貰い、店舗を見に行く事にした。
店舗までは食堂から徒歩8分と若干距離がある。これは大型店舗の為、小型店舗の外周を囲う様に大型店舗が並ぶ様に配置されているからだ。
まあ、この世界では徒歩が基本なので8分は近い部類に入る。
新店舗に着くとまず、外観をチェックする。コンビニと言うよりは倉庫に近い雰囲気だが、窓が多いのは悪く無い。窓が少ないと店内が暗くなるからね。やはりコンビニと言えば明るい店舗と言うイメージがある。
ちなみに、この店舗は麦の問屋が使用していたらしい。
大きめの扉を開けて中に入ると、見事に何もない。キッチンが無いのは少し予想外だった。まあ、ここでは食堂で調理した物を販売する予定なのでキッチンは無くても問題は無い。
むしろ問題なのはこの大きさでトイレが1つしか無い事だ。これは何とかしないと不味いだろう。
バックヤードも作る必要があるし、少し改造しないとこのままでは使えない。業者を入れる必要がある。改装にどの位の金額が掛かるか計算しないとイケないな。
什器なども業者に頼んだ方が安いかネットショップを使った方が安いか、比べる必要がある。一度業者に見積もりを頼まないとだな。
とりあえず、紙とペンを出して間取りを簡単に描きとめる。後で、コンビニみたいになる様に、設計図を描くつもりだ。
これはすぐに営業開始は難しそうだ。だが、1から自分の作りたい店を作れるので売る物も自分で全部決められる。それはそれで悪くは無い。
あまり時間を食っても不味いので、今日はここまでにして、食堂に戻る。
食堂に戻り、ソリオさんにこれからの事をざっと話して置く。業者についてはソリオさんが手配してくれるそうだ。
やがて17時になり、前半組が帰る時間になる。引継ぎは終わっているので、俺とローナとルルイは店を後にした。キリクは相変わらず残っている。
帰り道は特にトラブルも無く、家に着く。今日はローナが風呂に入りたいと言うので、3人で帰宅した。
すぐに湯を沸かしローナを風呂に入れて、上がったら俺が家まで送る。まあ、ローナの家は近いので今日の気温なら湯冷めの心配も無さそうだ。
俺がローナを送っている間にルルイが風呂に入っている。湯沸かしは爺さんに任せた。爺さんは湯を温めなおしてから俺が帰るのを待っている。まあ、10分程度なのでローナにデレデレな爺さんは文句も言わずに待っててくれる。
実際の所、ルルイの事もかなり気に入っている様で、なんだかんだ言いながら面倒を見ている。爺さんからしたら、ローナもルルイも孫感覚なのかもしれない。
俺が帰ると、ルルイが風呂から出て来る。俺は温風の魔法で髪を乾かしてやる。
ルルイが部屋に戻ったら魔法の訓練が開始される。ローナが来る時は何時もこんな感じだ。
最近は魔法の細かいコントロールについて学んでいる。爺さん曰く魔法のコントロールの正確さが魔法使いの技量の指標になるのだそうだ。
つまり、巧い魔法使い程、魔法のコントロールが細かいらしい。
爺さんも今は隠居状態だが、昔は前線に出た事も結構あったそうだ。強い魔法使いは何人も見て来たが、巧い魔法使いは少なかったそうだ。そして、戦いに出て帰って来るのは巧い魔法使いだと言う。
「どんなに強力な魔法が使えても帰って来なければ意味が無い。お前はそうなるなよ。」
爺さんがしみじみと言う。過去に何かあったのかもしれない。
なんだか爺さんが心配だったので、今日はルルイに爺さんと一緒に夕食を食べてやってくれと言って、銀貨を1枚渡して置いた。
一人になった俺は、おにぎりとカップ麺と言うメニューで夕食を済ませ。早速新店舗の設計図を描き始める。
やりたい事が沢山あり過ぎて、なかなか決まらない。まあ、開店から全部同時に始めようとしないで、大まかな形を作って置いて、徐々に売り場が広がる形でも構わないのだが、今回は業者が入るので開店までに1か月以上は掛かるだろう。出来れば、完全に完成した状態の店舗でオープンしたい。
目指すはコンビニだ。食品類は一括で食堂で作ってマジックバッグに入れて保存すれば、何時でも出来たてを提供出来る。
ホットスナックの提供の準備も考えてある。一番大変なのは飲料の販売だ。ディスプレイが出来る冷蔵庫を作成しなければならない。まあ、これも想定内だ。
爺さんに魔道具の作成や付与魔法を教えて貰ったおかげで、それらの作成方法が可能になった。爺さんには感謝だ。
他にも日用品や武具類なども販売予定だ、洋服も古着で無い新品の吊るしを販売しようと考えて居る。
また、女性用の下着と言うのも候補に挙げている。ショーツやストッキングは売れれば大きい。女性客の確保にも繋がるしね。
それから、アクセサリーの販売も考えて居る。この世界ではアクセサリーは高価な物と言う概念がある。もちろん装飾用の物も高いが、付与魔法を付与した魔道具のアクセサリーもあり、価格の上昇に繋がっている。
そこで、安価な現代日本で言う、女子高生が使う様な、見た目だけのアクセサリーを販売してみようと思っている。
石や金属の価値は無いが、デザインはこの世界では珍しい物を集めれば、それなりに話題になるのでは無いかと考えて居る。
また、コンビニの括りで考えれば、お菓子は欠かせない。スナック菓子や甘い物も用意したい。砂糖の問題もあるが、メイプルシュガーで何とか誤魔化せれば面白い。
また、農具の販売も考えて居る。当然ながら、鍛冶屋が打った農具は高い。日本製の農具はステンレスで錆びにくく手入れも楽だし値段も安い。長い目で見ればある程度の数は出ると踏んでいる。
他にも売りたい物は沢山あるのだが、とりあえずは、この辺で形を整えたい。
あ、そう言えば、コンビニって本も売ってたよな。でも、この世界の本は高い。だが、現代日本の雑誌を売る訳には行かないよね?どうしよう……
コピー機とかあれば、簡易的な本位作れるけど、電気が無いんだよね。爺さんに相談して、魔道具として家電が動くように出来れば面白いかもしれない。
それから、コンビニと言えば電子レンジだが、これは俺の魔法で何とかなる。まあ、マジックバッグがあれば熱々で弁当が提供出来るので、電子レンジは要らないと言う事もありえる。
あ、そうそう。付与魔法でポーションの作り方も覚えたのでそれも販売しようと思う。日本のコンビニでも風邪薬とか売ってたしね。
これらの商品を、客の動線を考えながら、棚を配置して販売場所を決めて行く。当然ながら、出入り口の近くにレジカウンターを配置する。まあ、日本のコンビニ程、整然とした感じでは無いが、なかなかこの世界では斬新な店になりそうだ。
後はこの図面通りに棚を配置したら、どの位の料金を取られるかが問題だ。あまり高いようなら、ゾンアマでスチール棚でも購入して、設置すると言う方法もある。
実は、風呂を設置して、簡易銭湯を営業すると言うアイデアもあったのだが、生活魔法があるこの世界で、どの位の需要があるのかが解らないし、コスト的に割に合わないと言う事で諦めた。
まあ、シャンプーとリンスの販売はするけどね。
とりあえず、この形式で開店させて、売れる部署は強化して、売れない部署は縮小すると言う感じで徐々に店を改良して行く。これも現代のコンビニのシステムの応用だ。
定期的に新製品を投入したり、イベントやキャンペーンを企画するのもやって行きたい。期間限定商品と言うのも面白いかもしれない。
そう言えば、爺さんが魔石や魔法陣についても色々と教えてくれると言って居た。そこから新製品が生まれる可能性もある。
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