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035 隠蔽魔法?
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結局色々と考えてしまい、朝まで眠れなかった俺は、朝一番で爺さんをたたき起こして、事情を話した。もちろん異世界から来た事は内緒だ。
「ふむ、確かにお主のステータスの異常さには気が付いておったのじゃが、そもそも鑑定魔法を使える者は少ないのでな、それ程気にする必要は無いと思ったのじゃが、お主が気になるのであれば何とかした方が良いかもしれんな。」
そんなに鑑定魔法が使える人間って少ないのか?もしかしたら、鑑定魔法が使えても人間には使わないのかもしれない。だって、解るのはレベルだけだしね。
しかし、俺の数値はちょっと異常過ぎる。やはり隠せるなら隠したい。以前俺の魔力の大きさで俺の事を賢者だと勘違いした婆さんも居たしな。
「なんとか出来るんですか?」
「ちょっと待っておれ。確か、そう言う魔法があったはずじゃ。」
そう言って爺さんが、店の奥の本棚を漁っている。それって確か売り物の本なんじゃ……
「おお、これじゃ、これじゃ。」
何やら無属性魔法の本を持って戻って来た。それ程厚い本では無い。まあ、この世界の本って羊皮紙で手書きなので、厚くても50ページ位しか無かったりするんだけどね。
爺さんが開いた本を覗くと『隠蔽魔法』と言うのが書かれている。
なんか、犯罪の匂いがするのは気のせいだろうか?
「この隠蔽魔法でステータスを隠す事が出来るのですか?」
「いや、隠すと言うよりは誤魔化すと言った方が正しいのぉ。」
爺さんの解説によると、隠蔽魔法と言うのは見た目、例えば顔等を見られては困る人物が別人に見える様に使用するらしい。つまり、目で見える物を別の物として誤認識させる魔法らしい。なので鑑定結果の誤魔化しにも利用できるのだそうだ。
ただし、看破魔法と言うのを使われると隠蔽魔法は解かれてしまうと言う。
「まあ、余程の要人でない限り看破魔法を使われる心配は無いじゃろうし、看破魔法自体使う者が殆ど居ないからあまり心配せんでもよかろう。」
と言う事で今日は隠蔽魔法の講義を受けた。こう言う時に賢者が近くに居ると言うのは便利だ。
まあ、これで、とりあえずはステータスでバケモノ扱いされる事は無くなるだろう。だけど、魔法使いの婆さんやSランク冒険者の様に感覚で俺の能力を探って来る人間には注意が必要だ。
さて、心配事が1つ消えたが、まだ問題は残っている。貴族になるべきかならざるべきかだ。
爺さんは俺を賢者に育てるつもりらしい、この場合貴族への道が開かれる。だが、これは断る事も可能らしい。もう1つSランク冒険者が言っていた、俺が強いと言う問題もある。検証が必要だが、俺が本当に強いのであれば、冒険者として稼ぐと言う道も開ける事になる。
魔法使いも冒険者も商人より稼げると言われているが、俺にはショップと言うスキルがあるので、商人でも十分稼げる余地がある。
果たして、どの道を進むのが俺にとって最善なのだろう?
ローナは貴族と平民では天と地ほどの差があると言って居た。だが、俺がなれるのは恐らく名誉士爵までだろう。貴族の底辺だ。だとすれば平民の頂点である大商人になった場合と比べて、どれ程の差があるのだろうか?
大商人なら奥さんを複数持つ者も居るし、裕福な生活が可能だ。だが、底辺の貴族では、その辺はどうなのだろう?貧乏貴族と言うのも結構な数居るとローナは言っていた。
これは、永代貴族の中でも、士爵や準男爵あたりがヤバいらしい。領地が小さくて、実入りの少ない貴族は出て行くお金が多くて、借金まみれと言う事も珍しくないと言う。
まあ、名誉士爵と言うのは金を持っているから、貴族にして税金を取ろうと言う制度らしいので、通常は貧乏貴族より金を持っているので下手に永代貴族になるよりマシと言う説もある。
現に賢者の爺さんはそれなりに裕福な生活をしているし、Sランク冒険者は下手な貴族より遥かに稼ぐらしい。稼いだ上に名誉まで貰えるのだから笑いが止まらないだろう。まあ、それだけ狭き門らしいが。
なろうと思えば、俺はその3つのどれにもなれるらしい。さて、何処を目指すべきなのだろう?あまり目立って、勇者とか呼ばれるのも嫌だしなぁ。
まだ、時間はあるからじっくり考えて答えを出そう。
とりあえずは、目の前の問題として、2号店を成功させる事が急務だ。だいぶ店の構想は出来て来たが、まだ店舗が決まって居ないので細かい部分が決められない。
ソリオさんが言うには店舗候補は決まって居るらしいのだが、家賃の件で折り合いが付かないと言う。現在交渉中なので近日中には結果が出るはずだ。
一応コンビニエンスストアをモデルに店を作るつもりだが、アイスクリームや冷凍食品は扱わない。その部分は魔道具を販売しようと考えて居る。単価的に魔道具は儲けが大きいので大きな柱になる可能性がある。
また、弁当はまだ扱うつもりは無い。先に食堂で試してから、売れる様なら考えたい。ホットスナックについては販売する予定だ。
他にももしスペースがあるのなら売ってみたい商品は沢山ある。なので、早めに店舗を確認したいのだが、ちょっと焦り過ぎかな?
まずは新人を教育して、俺とローナが抜けても食堂が成り立つようにしないとイケない。
そう言えば、ソリオさんが雇った新人がそろそろ来るはずなんだが、どうなっているのだろう?うちは月銀貨8枚からのスタートなので応募者が沢山居たらしくて、選び放題だったとソリオさんが言っていた。
飛び切り優秀で若い人材を選びましたと自慢気に言って居たが、その後どうなったのだろう?明日辺り来るのかな?
2号店の店舗が決まったら、そちらの店員も募集しないとイケない。店舗のサイズから考えて4人は欲しい所だ。最初は6人体制で初めて、忙しくなる様なら増やすし、そうで無いならそのまま行こうと考えて居る。
食堂よりも客単価が高くなる事と客の人数が多くなる事を踏まえると、儲けは食堂の倍は欲しい所だ。
コンビニって確か1日の売り上げが60万円前後だったはずだが、あれはフランチャイズなので利益率は低いんだよね。それに光熱費も半端ないし、多店舗経営しないと儲からないって近所のコンビニの店長が言ってたな。
まあ、俺の場合はコンビニをモデルにしたミニ複合商業施設を作ろうと考えて居るので、コンビニの利益モデルは当て嵌まらない。食堂の経験から、この世界の商売の仕方は学んだつもりだ、後は食品では無いジャンルでそれを試すと言う事になる。
上手く嵌れば大きく儲かるはずだが、儲からないなら儲からないで、儲かる様にシフトして行くだけだ。フランチャイズの様な縛りが無いので、その辺は臨機応変に対応していける。
食堂はソリオさんとキリクに任せるつもりだ。もちろん、俺とソリオさんとローナの3人はオーナーとして、両店の利益から収入を得られる様にする。キリクは幹部待遇で囲い込むので他のメンバーより高い給料を得る事になる。
実質キリクは食堂の前半組のリーダーになる訳だから文句を言う奴は居ないはずだ。他のメンバーはアルバイトと言う立場になる。まあ、他の店より給料は良いし、賄いも食べ放題にしたので辞める奴は滅多に居ないだろう。
ちなみに2号店のメンバーも食堂で賄いを無料で食べられる権利を与えようと思っている。
さて、翌日食堂の新人がやって来た。現在、俺はレジ、ローナは店の外でテイクアウトの販売を行っている。両方とも計算が得意でないと難しい仕事だ。
俺は2人をまず、ローナのポジションに置いて、様子を見る事にした。2人でローナ1人分の仕事が出来ない様ではレジは任せられない。
レジにはローナを置いて、俺は少し自由に動けるようにした。2号店が出来たら俺は手を出せなくなるので、細かい部分をチェックして改善できる部分を改善して行く。まあ、大した事では無いが、改善して置いた方が後々売る物が増えた時に便利なんだよね。
具体的には豚汁の材料を全部この世界の物にするとか、まあ、味噌は無理なんだけどね。調味料さえあれば、この世界の材料で調理が可能になれば、キリクなら新メニューの開発が出来るんじゃ無いかとちょっと期待して居たりする。
もし、そうなったら、この店の店長をキリクに任せて、ソリオさんを2号店に引き込み、俺は3号店を作ろうかと考えて居る。まあ、まだ先の話なのでどうなるかは判らないけどね。
まあ、どの道俺が居ないと2つの店は回らなくなるので俺が排除されると言う事態にはならないだろう。極論隠居して商品の卸だけでも俺は生活できるはずだ。
「ふむ、確かにお主のステータスの異常さには気が付いておったのじゃが、そもそも鑑定魔法を使える者は少ないのでな、それ程気にする必要は無いと思ったのじゃが、お主が気になるのであれば何とかした方が良いかもしれんな。」
そんなに鑑定魔法が使える人間って少ないのか?もしかしたら、鑑定魔法が使えても人間には使わないのかもしれない。だって、解るのはレベルだけだしね。
しかし、俺の数値はちょっと異常過ぎる。やはり隠せるなら隠したい。以前俺の魔力の大きさで俺の事を賢者だと勘違いした婆さんも居たしな。
「なんとか出来るんですか?」
「ちょっと待っておれ。確か、そう言う魔法があったはずじゃ。」
そう言って爺さんが、店の奥の本棚を漁っている。それって確か売り物の本なんじゃ……
「おお、これじゃ、これじゃ。」
何やら無属性魔法の本を持って戻って来た。それ程厚い本では無い。まあ、この世界の本って羊皮紙で手書きなので、厚くても50ページ位しか無かったりするんだけどね。
爺さんが開いた本を覗くと『隠蔽魔法』と言うのが書かれている。
なんか、犯罪の匂いがするのは気のせいだろうか?
「この隠蔽魔法でステータスを隠す事が出来るのですか?」
「いや、隠すと言うよりは誤魔化すと言った方が正しいのぉ。」
爺さんの解説によると、隠蔽魔法と言うのは見た目、例えば顔等を見られては困る人物が別人に見える様に使用するらしい。つまり、目で見える物を別の物として誤認識させる魔法らしい。なので鑑定結果の誤魔化しにも利用できるのだそうだ。
ただし、看破魔法と言うのを使われると隠蔽魔法は解かれてしまうと言う。
「まあ、余程の要人でない限り看破魔法を使われる心配は無いじゃろうし、看破魔法自体使う者が殆ど居ないからあまり心配せんでもよかろう。」
と言う事で今日は隠蔽魔法の講義を受けた。こう言う時に賢者が近くに居ると言うのは便利だ。
まあ、これで、とりあえずはステータスでバケモノ扱いされる事は無くなるだろう。だけど、魔法使いの婆さんやSランク冒険者の様に感覚で俺の能力を探って来る人間には注意が必要だ。
さて、心配事が1つ消えたが、まだ問題は残っている。貴族になるべきかならざるべきかだ。
爺さんは俺を賢者に育てるつもりらしい、この場合貴族への道が開かれる。だが、これは断る事も可能らしい。もう1つSランク冒険者が言っていた、俺が強いと言う問題もある。検証が必要だが、俺が本当に強いのであれば、冒険者として稼ぐと言う道も開ける事になる。
魔法使いも冒険者も商人より稼げると言われているが、俺にはショップと言うスキルがあるので、商人でも十分稼げる余地がある。
果たして、どの道を進むのが俺にとって最善なのだろう?
ローナは貴族と平民では天と地ほどの差があると言って居た。だが、俺がなれるのは恐らく名誉士爵までだろう。貴族の底辺だ。だとすれば平民の頂点である大商人になった場合と比べて、どれ程の差があるのだろうか?
大商人なら奥さんを複数持つ者も居るし、裕福な生活が可能だ。だが、底辺の貴族では、その辺はどうなのだろう?貧乏貴族と言うのも結構な数居るとローナは言っていた。
これは、永代貴族の中でも、士爵や準男爵あたりがヤバいらしい。領地が小さくて、実入りの少ない貴族は出て行くお金が多くて、借金まみれと言う事も珍しくないと言う。
まあ、名誉士爵と言うのは金を持っているから、貴族にして税金を取ろうと言う制度らしいので、通常は貧乏貴族より金を持っているので下手に永代貴族になるよりマシと言う説もある。
現に賢者の爺さんはそれなりに裕福な生活をしているし、Sランク冒険者は下手な貴族より遥かに稼ぐらしい。稼いだ上に名誉まで貰えるのだから笑いが止まらないだろう。まあ、それだけ狭き門らしいが。
なろうと思えば、俺はその3つのどれにもなれるらしい。さて、何処を目指すべきなのだろう?あまり目立って、勇者とか呼ばれるのも嫌だしなぁ。
まだ、時間はあるからじっくり考えて答えを出そう。
とりあえずは、目の前の問題として、2号店を成功させる事が急務だ。だいぶ店の構想は出来て来たが、まだ店舗が決まって居ないので細かい部分が決められない。
ソリオさんが言うには店舗候補は決まって居るらしいのだが、家賃の件で折り合いが付かないと言う。現在交渉中なので近日中には結果が出るはずだ。
一応コンビニエンスストアをモデルに店を作るつもりだが、アイスクリームや冷凍食品は扱わない。その部分は魔道具を販売しようと考えて居る。単価的に魔道具は儲けが大きいので大きな柱になる可能性がある。
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そう言えば、ソリオさんが雇った新人がそろそろ来るはずなんだが、どうなっているのだろう?うちは月銀貨8枚からのスタートなので応募者が沢山居たらしくて、選び放題だったとソリオさんが言っていた。
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2号店の店舗が決まったら、そちらの店員も募集しないとイケない。店舗のサイズから考えて4人は欲しい所だ。最初は6人体制で初めて、忙しくなる様なら増やすし、そうで無いならそのまま行こうと考えて居る。
食堂よりも客単価が高くなる事と客の人数が多くなる事を踏まえると、儲けは食堂の倍は欲しい所だ。
コンビニって確か1日の売り上げが60万円前後だったはずだが、あれはフランチャイズなので利益率は低いんだよね。それに光熱費も半端ないし、多店舗経営しないと儲からないって近所のコンビニの店長が言ってたな。
まあ、俺の場合はコンビニをモデルにしたミニ複合商業施設を作ろうと考えて居るので、コンビニの利益モデルは当て嵌まらない。食堂の経験から、この世界の商売の仕方は学んだつもりだ、後は食品では無いジャンルでそれを試すと言う事になる。
上手く嵌れば大きく儲かるはずだが、儲からないなら儲からないで、儲かる様にシフトして行くだけだ。フランチャイズの様な縛りが無いので、その辺は臨機応変に対応していける。
食堂はソリオさんとキリクに任せるつもりだ。もちろん、俺とソリオさんとローナの3人はオーナーとして、両店の利益から収入を得られる様にする。キリクは幹部待遇で囲い込むので他のメンバーより高い給料を得る事になる。
実質キリクは食堂の前半組のリーダーになる訳だから文句を言う奴は居ないはずだ。他のメンバーはアルバイトと言う立場になる。まあ、他の店より給料は良いし、賄いも食べ放題にしたので辞める奴は滅多に居ないだろう。
ちなみに2号店のメンバーも食堂で賄いを無料で食べられる権利を与えようと思っている。
さて、翌日食堂の新人がやって来た。現在、俺はレジ、ローナは店の外でテイクアウトの販売を行っている。両方とも計算が得意でないと難しい仕事だ。
俺は2人をまず、ローナのポジションに置いて、様子を見る事にした。2人でローナ1人分の仕事が出来ない様ではレジは任せられない。
レジにはローナを置いて、俺は少し自由に動けるようにした。2号店が出来たら俺は手を出せなくなるので、細かい部分をチェックして改善できる部分を改善して行く。まあ、大した事では無いが、改善して置いた方が後々売る物が増えた時に便利なんだよね。
具体的には豚汁の材料を全部この世界の物にするとか、まあ、味噌は無理なんだけどね。調味料さえあれば、この世界の材料で調理が可能になれば、キリクなら新メニューの開発が出来るんじゃ無いかとちょっと期待して居たりする。
もし、そうなったら、この店の店長をキリクに任せて、ソリオさんを2号店に引き込み、俺は3号店を作ろうかと考えて居る。まあ、まだ先の話なのでどうなるかは判らないけどね。
まあ、どの道俺が居ないと2つの店は回らなくなるので俺が排除されると言う事態にはならないだろう。極論隠居して商品の卸だけでも俺は生活できるはずだ。
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