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017 氷魔法?
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冒険者達が帰って行ったあと、俺はソリオさんに質問した。
「冒険者って普通の庶民より稼いでいるんですか?」
「そうですね。普通の庶民なら一家4人で月に金貨1枚あれば生活して行けると言いますが、冒険者はEランクでも最低金貨1枚以上稼ぎますから、お金には余裕があるはずです。先程の彼等は恐らくDランク冒険者だと思いますが、独身で月に金貨5枚以上は稼いでいると思われます。」
ほう?と言う事は庶民より冒険者をターゲットにした方が儲かるって事か?でも、この市場にどの位の冒険者が出入りしているんだろう?
まあ、明日からアルコールを提供する事になったから、冒険者達も少しは来るだろう。そこで何かしらの商売のヒントが貰えるかもしれない。
今日は、このタイミングで店仕舞いだ。何時もより30分程早いかな。
下宿先に帰ると、魔法の訓練が待っている。理論はだいたい覚えたので、そろそろ実践を教えて欲しいのだが、流石に家の中で魔法をぶっ放す訳には行かない。
爺さんにその事を伝えると、裏庭の井戸の横に空き地があるから、そこなら自由に使って良いと言われた。
「ただし、上級魔法は止めて置けよ。中級までなら構わないが、家を壊さんようにな。」
「俺が覚えたいのは攻撃魔法じゃ無いので大丈夫だと思いますよ?」
そう言うと爺さんに笑われた。
「魔法の才能があるのに攻撃魔法を覚えないとは変わった奴じゃ。この国に魔法使いがどれ位居るか知っておるか?」
あれ?国民全員が魔法を使えるんじゃないの?
「魔法が使えるのと魔法使いでは天と地ほどの差があるの。魔法使いとして生活出来る者は国民の1割にも満たない。」
魔法がある国でも魔法使いの数って少ないのか?
「属性魔法の話はしたじゃろう?大抵の者は、1つの属性魔法しか使えない。それでは魔法使いになれん、最低でも3属性は使えないと実戦では役に立たんのぉ。」
まあ、確かに火魔法しか使えない魔法使いじゃ火魔法が効かない相手には通用しないわな。
「お主は今の所全ての属性魔法を使う事が出来る。これは凄い事なのじゃよ?」
あれ?でもどの魔法も他の者より均等に劣っているって言わなかったっけ?
「魔法は使って居れば上達する。じゃが最初から使えんのでは話にならんじゃろ?」
「確かに言われてみればそうですね。」
俺がそう答えると爺さんはお茶を啜りながらニヤリと笑う。
「強力な1種類の属性魔法より、2属性の魔法を組み合わせた魔法の方が強いと言う説もある。」
ん?魔法って組み合わせることが可能なの?
「魔法使いの本当の実力と言うのは同時に幾つの魔法を組み合わせられるかによって決まるのじゃ。」
「ちなみに無属性魔法やユニーク魔法もその組み合わせに入れられるんですか?」
「そこなんじゃがな。入れられる物と入れられない物がある。この辺の運用の仕方も魔法使いの腕に掛かって来るのぉ。」
なるほど、魔法って奥が深いんだな。と言うか、流石に魔法の研究はかなり進んでいる様だ。
「まあ、折角魔法が使えるのだから、使う使わないは置いておいて、攻撃魔法も覚えて置くと良いぞ。それが、別の分野で役に立つ事もある。」
確かにそうだ。使えるなら覚えて置いて損は無い。使う機会が無くても、知識として持っていれば、応用が利く事もある。特に魔法と言う物はイメージが重要になるから、頭の柔軟性が成長の鍵になるだろう。
「ところで爺さん。物を温めたり冷やしたりする魔法ってありますか?あったら教えて欲しいんですけど?」
「物を温めるのは火魔法じゃな。冷やすのは氷魔法じゃが、氷魔法はある属性魔法の派生魔法じゃ。それが何か解るかの?」
ほう?やはり氷魔法と言うのはあるんだな。でもって属性魔法の派生となると科学的に考えればアレだよな?
「火魔法だと思います。」
「お主見かけによらず賢いのぉ。」
見かけによらずってのは失礼だと思うけど。あれ?俺ってこの世界ではバカそうに見えるのかな?
「通常この質問をすると水魔法と答える者が多い。まあ、水魔法と風魔法の組み合わせでも物を冷やす事は可能じゃが、氷魔法を使う事は出来ん。温度を司るのは火魔法じゃ。」
なるほど、気化熱でも冷やすだけなら可能って事か。では、火魔法を使える俺には氷魔法を使う事は可能って事なのかな?
「火魔法で温度を司る事が理解出来ん者には氷魔法は永久に使えない。なので氷魔法使いは少ないと言う事になる。」
科学が進めば氷魔法使いも増えるかもしれないって事か。
「で、俺に氷魔法は使えますか?」
「これから理論を教える。理解出来れば使える様になるじゃろう。ただし練習は必要じゃがな。」
それから1時間程火魔法と氷魔法の理論をみっちりと学んだ。一応これでも理数系の大学を出ているので、理論は完璧に覚えられた。問題はそれをどう魔法に変換するかだな。
食後に自分の部屋でショップから缶コーヒーを購入して、温めてみた。これは意外にすんなりと温かくなる。だが、冷やす方がなかなか上手く行かない。
理論は解って居るのだが、火を使っていると言う現実が上手く氷のイメージと結びつかない。温度と言うのは発火点と言うのがある、一定の温度を超えると着火しなくても火が付くと言う温度だ。これを逆転すれば氷点がある訳だが、火魔法じゃなくて温度魔法だと考えれば上手く行くのかな?
常温から発火点までより、氷点の方が近いのに何でこんなに難しいんだろう?
氷点を意識して魔法を発動したら、缶コーヒーが凍った。いやいや、これじゃあ意味が無い。一旦火魔法で缶コーヒーを温める。今度は氷点を意識して缶コーヒーの周りの空気に魔法を使ってみる。
ちょっと冷たすぎるけど、なんとか凍らせずに缶コーヒーが冷えた。流石に1日でマスター出来るとは思っていない。最適な温度を模索しながら飲み物を適温に冷やす魔法を極めよう。
あれ?って言うか氷が作れるのなら、それはそれでアリなんじゃ?
翌日は1日中芋を揚げていた気がする。早朝から、フライドポテトの口コミを聞いた客が数人開店を待っていた。準備をしてポテトを揚げ始めると人が少しずつ集まって来る。
流石に朝からエールを頼む客は少なかったが、昼が近くなるにつれエールも売れる様になって来た。その頃にはポテトを揚げる鍋が2つに増えていた。
俺がポテトを揚げてローナがカップに詰める作業をする事になる。ソリオさんはパンを販売しながら、エールを販売している。器用なもんだ。
ちなみにエールは専用の木製のジョッキがあり、それに注いで販売している。浄化魔法があるので一々洗う必要は無いのだそうだ。やはり魔法は便利だ。
細長いテーブルを2個出して並べてカウンター形式にしてみたのだが、椅子8個では足りなかった様で、立ってエールを飲んでいる客も居る。
そんな状況が数時間続いている。俺達は昼飯にありつけないかもしれない。中には例の串焼き屋から串焼きを購入して来て、ポテトと串焼きとエールで昼飯代わりにして居る者まで現れた。
結局、パンは固定で150袋儲けが67500円。ポテトが120カップ儲けは19200円だ。エールが100杯。これは途中で樽が空になったからで、もう少し売れたとソリオさんは言っていた。儲けは15000円になる。
なんと一日の儲けが101700円。金貨1枚を超えてしまった。一人頭33900円の儲けになる。これがこのまま続くようなら、店を出す事も考えた方が良い。流石に露店では設備に不安がある。
「天気の不安もありますね。解りました、空いている店舗で家賃が安い所を探してみます。商品に価値があるので、場所は何処でも勝負できそうですし。」
ソリオさんが上機嫌でそう言った。
「私、あまり役に立って無いのにこんなに貰って良いのでしょうか?」
ローナが不安そうな顔でソリオさんが分配したお金を受け取った。
「ローナさんは看板娘ですしね。それに私とタツヤさんがこうして商売を一緒にやっているのはローナさんの功績ですよ?役に立って無いどころかローナさんが居なければこの店はありませんでしたよ。」
まさにその通りだ。俺が何とか稼げているのは、ローナのお陰と言って良いだろう。この世界や市場の知識を教えて貰ったり、ソリオさんと繋がりが出来たのもローナのお陰だ。
「俺もローナを外すなんて考えた事も無いぞ。この3人がこうして商売をしているのは運命かもしれないな。」
まあ、ローナが不安なのも解る。ローナの実家は農家だ。何人家族かは知らないが、恐らくローナが一番稼いでいるだろう。このペースで稼ぎ続ければ、月に金貨10枚位は稼げそうだ。日本円で言うと月収100万円だ。
あれ?そう言えばこの町って税金はどうなっているのだろう?
「冒険者って普通の庶民より稼いでいるんですか?」
「そうですね。普通の庶民なら一家4人で月に金貨1枚あれば生活して行けると言いますが、冒険者はEランクでも最低金貨1枚以上稼ぎますから、お金には余裕があるはずです。先程の彼等は恐らくDランク冒険者だと思いますが、独身で月に金貨5枚以上は稼いでいると思われます。」
ほう?と言う事は庶民より冒険者をターゲットにした方が儲かるって事か?でも、この市場にどの位の冒険者が出入りしているんだろう?
まあ、明日からアルコールを提供する事になったから、冒険者達も少しは来るだろう。そこで何かしらの商売のヒントが貰えるかもしれない。
今日は、このタイミングで店仕舞いだ。何時もより30分程早いかな。
下宿先に帰ると、魔法の訓練が待っている。理論はだいたい覚えたので、そろそろ実践を教えて欲しいのだが、流石に家の中で魔法をぶっ放す訳には行かない。
爺さんにその事を伝えると、裏庭の井戸の横に空き地があるから、そこなら自由に使って良いと言われた。
「ただし、上級魔法は止めて置けよ。中級までなら構わないが、家を壊さんようにな。」
「俺が覚えたいのは攻撃魔法じゃ無いので大丈夫だと思いますよ?」
そう言うと爺さんに笑われた。
「魔法の才能があるのに攻撃魔法を覚えないとは変わった奴じゃ。この国に魔法使いがどれ位居るか知っておるか?」
あれ?国民全員が魔法を使えるんじゃないの?
「魔法が使えるのと魔法使いでは天と地ほどの差があるの。魔法使いとして生活出来る者は国民の1割にも満たない。」
魔法がある国でも魔法使いの数って少ないのか?
「属性魔法の話はしたじゃろう?大抵の者は、1つの属性魔法しか使えない。それでは魔法使いになれん、最低でも3属性は使えないと実戦では役に立たんのぉ。」
まあ、確かに火魔法しか使えない魔法使いじゃ火魔法が効かない相手には通用しないわな。
「お主は今の所全ての属性魔法を使う事が出来る。これは凄い事なのじゃよ?」
あれ?でもどの魔法も他の者より均等に劣っているって言わなかったっけ?
「魔法は使って居れば上達する。じゃが最初から使えんのでは話にならんじゃろ?」
「確かに言われてみればそうですね。」
俺がそう答えると爺さんはお茶を啜りながらニヤリと笑う。
「強力な1種類の属性魔法より、2属性の魔法を組み合わせた魔法の方が強いと言う説もある。」
ん?魔法って組み合わせることが可能なの?
「魔法使いの本当の実力と言うのは同時に幾つの魔法を組み合わせられるかによって決まるのじゃ。」
「ちなみに無属性魔法やユニーク魔法もその組み合わせに入れられるんですか?」
「そこなんじゃがな。入れられる物と入れられない物がある。この辺の運用の仕方も魔法使いの腕に掛かって来るのぉ。」
なるほど、魔法って奥が深いんだな。と言うか、流石に魔法の研究はかなり進んでいる様だ。
「まあ、折角魔法が使えるのだから、使う使わないは置いておいて、攻撃魔法も覚えて置くと良いぞ。それが、別の分野で役に立つ事もある。」
確かにそうだ。使えるなら覚えて置いて損は無い。使う機会が無くても、知識として持っていれば、応用が利く事もある。特に魔法と言う物はイメージが重要になるから、頭の柔軟性が成長の鍵になるだろう。
「ところで爺さん。物を温めたり冷やしたりする魔法ってありますか?あったら教えて欲しいんですけど?」
「物を温めるのは火魔法じゃな。冷やすのは氷魔法じゃが、氷魔法はある属性魔法の派生魔法じゃ。それが何か解るかの?」
ほう?やはり氷魔法と言うのはあるんだな。でもって属性魔法の派生となると科学的に考えればアレだよな?
「火魔法だと思います。」
「お主見かけによらず賢いのぉ。」
見かけによらずってのは失礼だと思うけど。あれ?俺ってこの世界ではバカそうに見えるのかな?
「通常この質問をすると水魔法と答える者が多い。まあ、水魔法と風魔法の組み合わせでも物を冷やす事は可能じゃが、氷魔法を使う事は出来ん。温度を司るのは火魔法じゃ。」
なるほど、気化熱でも冷やすだけなら可能って事か。では、火魔法を使える俺には氷魔法を使う事は可能って事なのかな?
「火魔法で温度を司る事が理解出来ん者には氷魔法は永久に使えない。なので氷魔法使いは少ないと言う事になる。」
科学が進めば氷魔法使いも増えるかもしれないって事か。
「で、俺に氷魔法は使えますか?」
「これから理論を教える。理解出来れば使える様になるじゃろう。ただし練習は必要じゃがな。」
それから1時間程火魔法と氷魔法の理論をみっちりと学んだ。一応これでも理数系の大学を出ているので、理論は完璧に覚えられた。問題はそれをどう魔法に変換するかだな。
食後に自分の部屋でショップから缶コーヒーを購入して、温めてみた。これは意外にすんなりと温かくなる。だが、冷やす方がなかなか上手く行かない。
理論は解って居るのだが、火を使っていると言う現実が上手く氷のイメージと結びつかない。温度と言うのは発火点と言うのがある、一定の温度を超えると着火しなくても火が付くと言う温度だ。これを逆転すれば氷点がある訳だが、火魔法じゃなくて温度魔法だと考えれば上手く行くのかな?
常温から発火点までより、氷点の方が近いのに何でこんなに難しいんだろう?
氷点を意識して魔法を発動したら、缶コーヒーが凍った。いやいや、これじゃあ意味が無い。一旦火魔法で缶コーヒーを温める。今度は氷点を意識して缶コーヒーの周りの空気に魔法を使ってみる。
ちょっと冷たすぎるけど、なんとか凍らせずに缶コーヒーが冷えた。流石に1日でマスター出来るとは思っていない。最適な温度を模索しながら飲み物を適温に冷やす魔法を極めよう。
あれ?って言うか氷が作れるのなら、それはそれでアリなんじゃ?
翌日は1日中芋を揚げていた気がする。早朝から、フライドポテトの口コミを聞いた客が数人開店を待っていた。準備をしてポテトを揚げ始めると人が少しずつ集まって来る。
流石に朝からエールを頼む客は少なかったが、昼が近くなるにつれエールも売れる様になって来た。その頃にはポテトを揚げる鍋が2つに増えていた。
俺がポテトを揚げてローナがカップに詰める作業をする事になる。ソリオさんはパンを販売しながら、エールを販売している。器用なもんだ。
ちなみにエールは専用の木製のジョッキがあり、それに注いで販売している。浄化魔法があるので一々洗う必要は無いのだそうだ。やはり魔法は便利だ。
細長いテーブルを2個出して並べてカウンター形式にしてみたのだが、椅子8個では足りなかった様で、立ってエールを飲んでいる客も居る。
そんな状況が数時間続いている。俺達は昼飯にありつけないかもしれない。中には例の串焼き屋から串焼きを購入して来て、ポテトと串焼きとエールで昼飯代わりにして居る者まで現れた。
結局、パンは固定で150袋儲けが67500円。ポテトが120カップ儲けは19200円だ。エールが100杯。これは途中で樽が空になったからで、もう少し売れたとソリオさんは言っていた。儲けは15000円になる。
なんと一日の儲けが101700円。金貨1枚を超えてしまった。一人頭33900円の儲けになる。これがこのまま続くようなら、店を出す事も考えた方が良い。流石に露店では設備に不安がある。
「天気の不安もありますね。解りました、空いている店舗で家賃が安い所を探してみます。商品に価値があるので、場所は何処でも勝負できそうですし。」
ソリオさんが上機嫌でそう言った。
「私、あまり役に立って無いのにこんなに貰って良いのでしょうか?」
ローナが不安そうな顔でソリオさんが分配したお金を受け取った。
「ローナさんは看板娘ですしね。それに私とタツヤさんがこうして商売を一緒にやっているのはローナさんの功績ですよ?役に立って無いどころかローナさんが居なければこの店はありませんでしたよ。」
まさにその通りだ。俺が何とか稼げているのは、ローナのお陰と言って良いだろう。この世界や市場の知識を教えて貰ったり、ソリオさんと繋がりが出来たのもローナのお陰だ。
「俺もローナを外すなんて考えた事も無いぞ。この3人がこうして商売をしているのは運命かもしれないな。」
まあ、ローナが不安なのも解る。ローナの実家は農家だ。何人家族かは知らないが、恐らくローナが一番稼いでいるだろう。このペースで稼ぎ続ければ、月に金貨10枚位は稼げそうだ。日本円で言うと月収100万円だ。
あれ?そう言えばこの町って税金はどうなっているのだろう?
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