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006 町?
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農具を買うかどうか迷ったのだが、用意されている農具は古いが十分使えそうだ。砥石もきちんと揃っているので、壊れたら新しいのを買う事に決めた。
畑を見ると2種類の野菜が育っている。大根と人参を合わせた様な根菜と、芋の様な物だ。恐らくこの世界でも比較的育てやすい野菜なのでは無いかと思う。
とりあえず食べる分だけ収穫する。畑の端っこに数種類の草が雑草とは違った生え方をしている。もしかしたら、これはハーブかもしれない。時間がある時に調べてみよう。
大根と芋、どちらも根菜だ。これは煮物にするのが無難そうだな。ピーラーで皮を剥き、水で下茹でする。水はミネラルウォーターを使った。ミネラルウォーターは2リットルで1本80円の物を18本購入して置いた。井戸水の水質検査をするまでは使用するのが怖いからね。
まあ、ここに転移させられたって事は飲めるとは思うのだが、俺って少し神経質なのかな?
下茹でをしている間に、米を炊こうと思ったのだが、竈には鍋を置くスペースが一つしか無い。これは結構不便だ。2口にすると薪を余分に食うのだろうか?
下茹でが終わった野菜をザルに取る。軽く鍋を洗い、水を注ぎ火にかける。出汁の素を振り入れて、野菜を戻す。醤油とみりん、砂糖で味を付ける。味が入れば完成だ。
主菜にしては地味だなと思い。ネットスーパーで鶏肉の細切れとパックのご飯、インスタントの味噌汁を購入する。
野菜の煮物に鶏肉をぶち込んで、丁寧に灰汁を掬う。これで完成だ。竈の横に置いて置けば保温になるし味も染み込む。新しい鍋でお湯を沸かす。これにパックのご飯を入れて湯煎する。更にインスタント味噌汁にも使用する。
初めて薪で調理をしたが、火加減が難しい。これは慣れるまでは凝った料理は無理だな。
ダイニングのテーブルに料理を並べて、夕食にする。芋はジャガイモにかなり近い味だ。じゃっかん粘りがあるのはサトイモかサツマイモが混じっているのかな?
根菜の方も大根の風味が強い。煮ると甘みが出て意外に美味い。確かにこれがあれば暫くは暮らせそうだ。
どうやら、野菜は日本とそう大きな違いは無さそうだ。和風だしを使ったので、ご飯と味噌汁に合う。
まあ、これだけでも生きては行けるが、肉と魚が欲しいよな。この世界の肉事情はどうなっているのだろう?狩りに出て自給自足だと、俺には厳しい物があるな。
市場で普通に買えるのであれば、商売を頑張れば何とかなりそうだ。そう言った意味でも明日のリストーム行きに期待している。
使った食器や鍋類を井戸水で洗い。後片付けは終わりだ。井戸水は無料なので使い放題だが、井戸で汲んでバケツでキッチンの水桶まで運ぶのが一苦労だ。水桶がおよそ20リットル位あるので満タンになるまでバケツで4~5回運んだ。まあ、明日からはそんなに掛からないとは思うが。
始めは若干の水漏れがあったのだが、水が満タンになる頃には止まっていた。おそらく木が水を吸い隙間がなくなったのだろう。上手く出来ている。
もう一回り大きい水桶があれば風呂に使えるんじゃないか?そんな事を思いながらベッドで寝転んでいたら知らない間に寝ていた。
翌朝、目が覚めた時はまだ暗かった。昨日は窓を閉めて寝たからね。相変わらず時間は解らないが、結構朝早いと思う。
時計を購入するか迷ったのだが、この世界が1日24時間なのか解らないので止めて置いた。
リストームまでは半日掛かると言うが半日が何時間か解らない。今から出れば午前中に着くだろうか?まあ、早く出るに越した事は無いだろう。
貴重品は全てアイテムボックスに入って居るので、着替えもせず、そのまま家を出る。玄関用に南京錠でも買った方が良いかな?等と考えながら街道を東へ向かう。
やがて中央広場に出る。例の商店は相変わらず誰かしら客が居る。こう言う場所を選ぶのも一つの選択肢だよな。商売敵が居ないと言うのは大きな利点だ。
だが、俺の販売する品物を考えたら、何時でも逃げられる自由市場が望ましい。
リストームが拠点になるようなら、この村から引っ越すと言う手もあるが、暫くはこの村を拠点にするつもりだ。でもそうなると、リストームで安い宿を確保しておく必要があるかもしれないな。
そう言えば、あの家は下取りに出せないのだろうか?
アイテムボックスに入れないと下取りに出せないのであれば、早い所アイテムボックスの容量を確認しておく必要がある。
こう言う異世界物の小説では転移と言う便利な魔法があるのだが、選べる選択肢は3つだったからな。実を言うとアイテムボックスと転移で迷ったのだが、商人をするならアイテムボックスの方が価値があるだろうと言う理由で判断した。
だが、こうやって地道に街道を歩いて移動していると、転移を取って置くべきだったかな?と少し後悔する。だけど、転移も確か一度行った場所じゃないと駄目なんじゃなかったっけ?
まあ、街道は割と整備されていて、田舎の舗装されていない農道よりはマシだ。地面は割と固く踏みしめられていて、時々すれ違う荷馬車もスタックする事無く普通に走って居る。
自転車は厳しそうだが、マウンテンバイクなら行けそうだな。そう思ったが、この世界でマウンテンバイクに乗って居たら目立ってしょうがないだろう。
そう言えばショップには制限があると管理人が言っていたが、どう言う事だろう?その辺も調べる必要があるな。
暫く歩くと、左側に人が集まっているのが見えた。あ、ちなみにこの世界も左側通行らしい。
何だろうと思っていると。どうやら休憩所の様だ。日本で言えば峠の茶屋か?屋根は無いがベンチっぽい椅子がある。恐らく通りかかった商人が店を開いているのだろう。お茶やお菓子っぽい物が振舞われている。
お菓子がどんなものが知りたい気持ちはあったが、先を急ぐ事にする。
この街道にこれだけの往来がある割には俺の家の近くの街道は人通りが少ない。これは、村まで来て荷物を降ろすと町へ引き返す者が多いと言う事だろう。もしかしたら、俺が起きるより早くに出発してあの街道を西に向かって居ると言う可能性もある。
人が動くのなら、村でも商売の可能性はあるって事だよね?実際に食堂兼宿屋がある訳だから、この村を通過する人間の数は意外に多いと言う事になる。もっと寂れた村だと思っていたが違った様だ。
やがて、リストームの町が見えて来る。途中休憩を挟んで僕の足で4時間半と言った所だろう。恐らくだが、僕の『頑丈』と言うスキルが無ければもっとかかっていたと思う。
片道4時間半なら、無理をすれば1日で用事を済ませて帰る事も可能だが、夜の街道は危険だと言って居たから。無理はしない方が良さそうだ。
リストームの町に入るには門を潜る必要があるが、特に検問とかは無い。町に入ると人口が多いのか、かなりの活気だ。
まずは冒険者ギルドに登録しないとね。道端で串肉を売っているおじさんに声を掛け、1本貰う。銅貨2枚だそうだ。冒険者ギルドの場所を聞くと、このまま東に歩いて行けば見えて来るそうだ。かなり大きな建物なので見間違う事は無いとの事だった。
串肉を齧りながら、東に向かう。この肉も謎だが考えるのは止めて置こう。味は塩味だが、若干香りがするので何らかのハーブを使っていると思われる。
暫く歩くと巨大な建物が見えて来た。他の建物より2回り位大きい。しかも窓にガラスが嵌っている、この世界に来て初めて見た。窓ガラスがあったんだな。
あれが、冒険者ギルドだろう。自然と足が速くなる。
ギルドへの登録は呆気なく終わった。テストとかあるかと思っていたのだが、名前と得意武器を書いて、後はお姉さんの話を聞いていたらカードを渡され完了だ。
最初はFランクからのスタートで特に有効期限とかは無いらしい。レベルとか経験値があるのか聞いてみたが、ランクはあるがレベルと言うのは聞いた事が無いと言われた。
ステータスにも出ないしレベルは無いのかな?でも経験値なり何らかの成長要素が無いと、スキルとか体力の数値が固定のままと言う事になってしまう。冒険者ランクが上がるのならば、何らかの成長要素があるはずだ。
さて、次は商業ギルドに行かなければ。窓口のお姉さんに場所はキッチリ聞いて置いた。
畑を見ると2種類の野菜が育っている。大根と人参を合わせた様な根菜と、芋の様な物だ。恐らくこの世界でも比較的育てやすい野菜なのでは無いかと思う。
とりあえず食べる分だけ収穫する。畑の端っこに数種類の草が雑草とは違った生え方をしている。もしかしたら、これはハーブかもしれない。時間がある時に調べてみよう。
大根と芋、どちらも根菜だ。これは煮物にするのが無難そうだな。ピーラーで皮を剥き、水で下茹でする。水はミネラルウォーターを使った。ミネラルウォーターは2リットルで1本80円の物を18本購入して置いた。井戸水の水質検査をするまでは使用するのが怖いからね。
まあ、ここに転移させられたって事は飲めるとは思うのだが、俺って少し神経質なのかな?
下茹でをしている間に、米を炊こうと思ったのだが、竈には鍋を置くスペースが一つしか無い。これは結構不便だ。2口にすると薪を余分に食うのだろうか?
下茹でが終わった野菜をザルに取る。軽く鍋を洗い、水を注ぎ火にかける。出汁の素を振り入れて、野菜を戻す。醤油とみりん、砂糖で味を付ける。味が入れば完成だ。
主菜にしては地味だなと思い。ネットスーパーで鶏肉の細切れとパックのご飯、インスタントの味噌汁を購入する。
野菜の煮物に鶏肉をぶち込んで、丁寧に灰汁を掬う。これで完成だ。竈の横に置いて置けば保温になるし味も染み込む。新しい鍋でお湯を沸かす。これにパックのご飯を入れて湯煎する。更にインスタント味噌汁にも使用する。
初めて薪で調理をしたが、火加減が難しい。これは慣れるまでは凝った料理は無理だな。
ダイニングのテーブルに料理を並べて、夕食にする。芋はジャガイモにかなり近い味だ。じゃっかん粘りがあるのはサトイモかサツマイモが混じっているのかな?
根菜の方も大根の風味が強い。煮ると甘みが出て意外に美味い。確かにこれがあれば暫くは暮らせそうだ。
どうやら、野菜は日本とそう大きな違いは無さそうだ。和風だしを使ったので、ご飯と味噌汁に合う。
まあ、これだけでも生きては行けるが、肉と魚が欲しいよな。この世界の肉事情はどうなっているのだろう?狩りに出て自給自足だと、俺には厳しい物があるな。
市場で普通に買えるのであれば、商売を頑張れば何とかなりそうだ。そう言った意味でも明日のリストーム行きに期待している。
使った食器や鍋類を井戸水で洗い。後片付けは終わりだ。井戸水は無料なので使い放題だが、井戸で汲んでバケツでキッチンの水桶まで運ぶのが一苦労だ。水桶がおよそ20リットル位あるので満タンになるまでバケツで4~5回運んだ。まあ、明日からはそんなに掛からないとは思うが。
始めは若干の水漏れがあったのだが、水が満タンになる頃には止まっていた。おそらく木が水を吸い隙間がなくなったのだろう。上手く出来ている。
もう一回り大きい水桶があれば風呂に使えるんじゃないか?そんな事を思いながらベッドで寝転んでいたら知らない間に寝ていた。
翌朝、目が覚めた時はまだ暗かった。昨日は窓を閉めて寝たからね。相変わらず時間は解らないが、結構朝早いと思う。
時計を購入するか迷ったのだが、この世界が1日24時間なのか解らないので止めて置いた。
リストームまでは半日掛かると言うが半日が何時間か解らない。今から出れば午前中に着くだろうか?まあ、早く出るに越した事は無いだろう。
貴重品は全てアイテムボックスに入って居るので、着替えもせず、そのまま家を出る。玄関用に南京錠でも買った方が良いかな?等と考えながら街道を東へ向かう。
やがて中央広場に出る。例の商店は相変わらず誰かしら客が居る。こう言う場所を選ぶのも一つの選択肢だよな。商売敵が居ないと言うのは大きな利点だ。
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そう言えば、あの家は下取りに出せないのだろうか?
アイテムボックスに入れないと下取りに出せないのであれば、早い所アイテムボックスの容量を確認しておく必要がある。
こう言う異世界物の小説では転移と言う便利な魔法があるのだが、選べる選択肢は3つだったからな。実を言うとアイテムボックスと転移で迷ったのだが、商人をするならアイテムボックスの方が価値があるだろうと言う理由で判断した。
だが、こうやって地道に街道を歩いて移動していると、転移を取って置くべきだったかな?と少し後悔する。だけど、転移も確か一度行った場所じゃないと駄目なんじゃなかったっけ?
まあ、街道は割と整備されていて、田舎の舗装されていない農道よりはマシだ。地面は割と固く踏みしめられていて、時々すれ違う荷馬車もスタックする事無く普通に走って居る。
自転車は厳しそうだが、マウンテンバイクなら行けそうだな。そう思ったが、この世界でマウンテンバイクに乗って居たら目立ってしょうがないだろう。
そう言えばショップには制限があると管理人が言っていたが、どう言う事だろう?その辺も調べる必要があるな。
暫く歩くと、左側に人が集まっているのが見えた。あ、ちなみにこの世界も左側通行らしい。
何だろうと思っていると。どうやら休憩所の様だ。日本で言えば峠の茶屋か?屋根は無いがベンチっぽい椅子がある。恐らく通りかかった商人が店を開いているのだろう。お茶やお菓子っぽい物が振舞われている。
お菓子がどんなものが知りたい気持ちはあったが、先を急ぐ事にする。
この街道にこれだけの往来がある割には俺の家の近くの街道は人通りが少ない。これは、村まで来て荷物を降ろすと町へ引き返す者が多いと言う事だろう。もしかしたら、俺が起きるより早くに出発してあの街道を西に向かって居ると言う可能性もある。
人が動くのなら、村でも商売の可能性はあるって事だよね?実際に食堂兼宿屋がある訳だから、この村を通過する人間の数は意外に多いと言う事になる。もっと寂れた村だと思っていたが違った様だ。
やがて、リストームの町が見えて来る。途中休憩を挟んで僕の足で4時間半と言った所だろう。恐らくだが、僕の『頑丈』と言うスキルが無ければもっとかかっていたと思う。
片道4時間半なら、無理をすれば1日で用事を済ませて帰る事も可能だが、夜の街道は危険だと言って居たから。無理はしない方が良さそうだ。
リストームの町に入るには門を潜る必要があるが、特に検問とかは無い。町に入ると人口が多いのか、かなりの活気だ。
まずは冒険者ギルドに登録しないとね。道端で串肉を売っているおじさんに声を掛け、1本貰う。銅貨2枚だそうだ。冒険者ギルドの場所を聞くと、このまま東に歩いて行けば見えて来るそうだ。かなり大きな建物なので見間違う事は無いとの事だった。
串肉を齧りながら、東に向かう。この肉も謎だが考えるのは止めて置こう。味は塩味だが、若干香りがするので何らかのハーブを使っていると思われる。
暫く歩くと巨大な建物が見えて来た。他の建物より2回り位大きい。しかも窓にガラスが嵌っている、この世界に来て初めて見た。窓ガラスがあったんだな。
あれが、冒険者ギルドだろう。自然と足が速くなる。
ギルドへの登録は呆気なく終わった。テストとかあるかと思っていたのだが、名前と得意武器を書いて、後はお姉さんの話を聞いていたらカードを渡され完了だ。
最初はFランクからのスタートで特に有効期限とかは無いらしい。レベルとか経験値があるのか聞いてみたが、ランクはあるがレベルと言うのは聞いた事が無いと言われた。
ステータスにも出ないしレベルは無いのかな?でも経験値なり何らかの成長要素が無いと、スキルとか体力の数値が固定のままと言う事になってしまう。冒険者ランクが上がるのならば、何らかの成長要素があるはずだ。
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