21 / 49
エルト王国編
Report21. 発明家の苦悩
しおりを挟む
「後衛部隊は正門に位置し、前衛部隊と遊撃部隊のサポートに当たれ。前衛部隊は接近戦にならぬよう魔法を使いながら、中・長距離での撃退を心がけろ。わかったな!」
エルト城内の作戦会議室。
エルステラは、その場にいる全兵に聞こえるよう声を張り上げた。
「はっ!」
それに応えるように、エルト兵たちは一糸乱れぬ動きで、主君に対しエルト式の敬礼を行う。
イサミは他の兵の動きを見て、やや遅れながらエルステラに敬礼をするのであった。
ディストリア帝国との戦いの準備は、最終段階を迎えていた。
非戦闘員である国民は次元ゲートを使い、友好関係を結んでいる国やイサミたちが以前訪れた隠れ里レジーナなどへと避難し、本国に残っているのは、3000人あまりのエルト兵士と、現国王であるエルステラ、そしてイサミたちだけとなった。
予想されるディストリア帝国兵5000人を迎えうつには、かなり不利な状況であるにも関わらず、エルト兵士たちの士気は高かった。
エルステラ国王のカリスマ性。
それがエルト兵士たちの士気を高めていた。
普段は妹のメアリーに甘えっぱなしのだらしない雰囲気のエルステラであるが、一度国民や兵たちの前に立つと、人が変わったように威厳のある凛とした態度で国全体を引っ張っていた。
尚且つ、国一番の天才魔法使いであるということがエルステラのカリスマ性に拍車をかける。特に防衛魔法においては、エルステラの右に出るものはいなかった。
性格も、国王という立場でありながら気取った態度は見せず、度々町に降りては民たちとの交流を図り、戦闘訓練では直々に兵士たちの指導にあたっていた。
非の打ち所のない完璧なエルトの王は、全国民の憧れと尊敬の対象となっており、歴代国王の中でもトップの支持率を誇っているのであった。
「すごいな…エルステラ王は。」
イサミは、そんな毅然とした態度のエルステラを見て、思わずポツリとつぶやいた。
しかし、イサミの横にいるエルト王の妹、メアリーは少し困ったように笑っていた。
「ええ…そうね。でも、いつも心配なの。」
「……心配?今もしっかりと国王としての務めを果たしていると思うが。」
イサミの返答にメアリーは小さく首を横に振る。
「ううん…そうじゃないの。姉さんは国のことばかりを優先して、無理をしてしまう……それがいつも心配なの。
今回だって戦う準備の為に何日もまともに寝てないわ。」
「そうだったのか……メアリーの方からそのことを言っても治らないのか。」
「うん…いつも、大丈夫。心配ないよって、はぐらかされるだけ。同じ家族なのに、なかなか本心を見せてくれないの。姉さんを本当に救えるのは、心から安心して頼れる人だけなのかもしれないわね。」
「心から安心して頼れる人…か。」
イサミはメアリーの言葉を繰り返しつぶやく。
自分はそのような人物になりえるだろうか?
そうメアリーに聞こうとしたイサミであったが、寸前で思い留まった。
「どうしたの?イサミくん?」
「いや…なんでもない。気にしないでくれ。」
それは行動で示せば良い。
イサミは人知れず、静かなる決意を胸の内に秘めるのであった。
---------------------------------------
日比谷研究所の実験室。
そこには、どんよりとした重苦しい空気が流れていた。
「ソニアちゃんの国との戦争…か。嫌なもんに巻きこまれちまったなあ…おい日比谷。お前はこんなことイサミにやらせていいのかよ?」
羽倉は、納得できないという表情で日比谷に問いかけた。
「私たちは…あくまで観測者だ。イサミにも、そうあらかじめ言っただろう?この世界で何をするかは自分で決めろとな。
全てはイサミが決めたことなんだ。我々はこの状況を静観することしかできない。」
「だが、イサミだって無事じゃ済まないかもしれないんだぞ⁉︎
この戦いに負けて、ぶっ壊されちまうかもしれねぇ。そうなったら、お前の悲願でもあった異世界観測もここで終わっちまうんだぞ!」
「わかってる‼︎」
日比谷は机を強く叩き、声を荒らげた。
しかしその数秒後には冷静さを取り戻し、羽倉に対して頭を下げて謝罪をするのであった。
「すまない…少し感情的になってしまった。正直な話…私にもどうしたらいいのかわからないんだ。
私がこれ以上この戦争に介入するなと言えば、イサミはそれに従うだろう。
だが、イサミ自身の意思はどうか?恐らくイサミはこのエルト王国を救いたいと考えているだろう。」
「なら…本人に直接聞いてみるしかないじゃねーか。」
羽倉は顎でイサミの指示マイクを指し示した。
「それもできない…その問いはイサミの判断を鈍らせることになる。」
「じゃあ、黙って見てることしか出来ねーってのかよ!」
「私は、そうあるべきだと考えている。」
羽倉は諦めたような大きな溜め息を吐き、近くにあった椅子にドカッと腰を下ろした。
「そうかよ…イサミを発明したお前がそう言うなら、俺ぁもう何も言わねーよ。
でもよ…お前は何も感じねーのか?自分で生み出したロボットが、異世界と言えども戦争に駆り出されるんだぞ。
それをお前は良しとするのか?日比谷 恭二は、戦争兵器を作っちまうようなクソッタレな発明家なのかよ⁉︎」
「それは…」
日比谷は、羽倉の刺すような鋭い視線から目を逸らした。
「少し、考える。悪いが羽倉は一度、ここから席を外してくれないか?」
「はぁ…わかったよ。」
そう言うと羽倉は、やれやれという呆れたようなジェスチャーをしながら実験室を出て行くのであった。
こうして、実験室には日比谷一人だけが残った。
日比谷は再度誰もいないことを確認すると、指示マイクの方へと向かい、マイクのスイッチを入れる。
「日比谷だ。イサミ、聞こえるか?」
『こちらイサミ、聞こえております。マスター、一体どうされましたか?』
「イサミ、お前にひとつ聞きたいことがある。」
『はい?なんでしょうか?』
「お前は何故、今回の戦いに参戦しようと思ったんだ?」
『……この戦いを、止めたいと思ったからです。』
「どうして、止めたいと思った?」
『ディストリア帝国は、俺の大切な人の故郷。そして、このエルト王国は俺にとって大事な国……その二つが争いあうというのは…とても悲しいことだと感じたからです。』
「悲しい…か。随分と人間らしいことを言うようになったじゃないか。」
『はっ!恐縮です!』
「だが実際問題、イサミ一人では戦争を止める程のスペックは無い。それは開発者である私が一番良く分かっている。」
『そう…ですか。やはり、難しいですか…』
「そうだな。はっきり言って、そんな感覚で戦場に出ようものなら即スクラップになるだろうな。あまりにも戦争を舐め過ぎている。」
『認識が甘く、申し訳ございません。』
「その上で、お前にひとつミッションを与える。絶対に達成してもらいたい最重要案件だ。受けてもらえるか?」
『もちろんです。マスターのミッションであれば何なりと。』
「わかった。では、そのミッションを今から言う。最重要記憶に保存しておけ。」
『はっ!よろしくお願いします!』
「敵・味方問わず戦死者を一人も出さずに、この戦争を終結させろ。よろしく頼むぞ、イサミ。」
エルト城内の作戦会議室。
エルステラは、その場にいる全兵に聞こえるよう声を張り上げた。
「はっ!」
それに応えるように、エルト兵たちは一糸乱れぬ動きで、主君に対しエルト式の敬礼を行う。
イサミは他の兵の動きを見て、やや遅れながらエルステラに敬礼をするのであった。
ディストリア帝国との戦いの準備は、最終段階を迎えていた。
非戦闘員である国民は次元ゲートを使い、友好関係を結んでいる国やイサミたちが以前訪れた隠れ里レジーナなどへと避難し、本国に残っているのは、3000人あまりのエルト兵士と、現国王であるエルステラ、そしてイサミたちだけとなった。
予想されるディストリア帝国兵5000人を迎えうつには、かなり不利な状況であるにも関わらず、エルト兵士たちの士気は高かった。
エルステラ国王のカリスマ性。
それがエルト兵士たちの士気を高めていた。
普段は妹のメアリーに甘えっぱなしのだらしない雰囲気のエルステラであるが、一度国民や兵たちの前に立つと、人が変わったように威厳のある凛とした態度で国全体を引っ張っていた。
尚且つ、国一番の天才魔法使いであるということがエルステラのカリスマ性に拍車をかける。特に防衛魔法においては、エルステラの右に出るものはいなかった。
性格も、国王という立場でありながら気取った態度は見せず、度々町に降りては民たちとの交流を図り、戦闘訓練では直々に兵士たちの指導にあたっていた。
非の打ち所のない完璧なエルトの王は、全国民の憧れと尊敬の対象となっており、歴代国王の中でもトップの支持率を誇っているのであった。
「すごいな…エルステラ王は。」
イサミは、そんな毅然とした態度のエルステラを見て、思わずポツリとつぶやいた。
しかし、イサミの横にいるエルト王の妹、メアリーは少し困ったように笑っていた。
「ええ…そうね。でも、いつも心配なの。」
「……心配?今もしっかりと国王としての務めを果たしていると思うが。」
イサミの返答にメアリーは小さく首を横に振る。
「ううん…そうじゃないの。姉さんは国のことばかりを優先して、無理をしてしまう……それがいつも心配なの。
今回だって戦う準備の為に何日もまともに寝てないわ。」
「そうだったのか……メアリーの方からそのことを言っても治らないのか。」
「うん…いつも、大丈夫。心配ないよって、はぐらかされるだけ。同じ家族なのに、なかなか本心を見せてくれないの。姉さんを本当に救えるのは、心から安心して頼れる人だけなのかもしれないわね。」
「心から安心して頼れる人…か。」
イサミはメアリーの言葉を繰り返しつぶやく。
自分はそのような人物になりえるだろうか?
そうメアリーに聞こうとしたイサミであったが、寸前で思い留まった。
「どうしたの?イサミくん?」
「いや…なんでもない。気にしないでくれ。」
それは行動で示せば良い。
イサミは人知れず、静かなる決意を胸の内に秘めるのであった。
---------------------------------------
日比谷研究所の実験室。
そこには、どんよりとした重苦しい空気が流れていた。
「ソニアちゃんの国との戦争…か。嫌なもんに巻きこまれちまったなあ…おい日比谷。お前はこんなことイサミにやらせていいのかよ?」
羽倉は、納得できないという表情で日比谷に問いかけた。
「私たちは…あくまで観測者だ。イサミにも、そうあらかじめ言っただろう?この世界で何をするかは自分で決めろとな。
全てはイサミが決めたことなんだ。我々はこの状況を静観することしかできない。」
「だが、イサミだって無事じゃ済まないかもしれないんだぞ⁉︎
この戦いに負けて、ぶっ壊されちまうかもしれねぇ。そうなったら、お前の悲願でもあった異世界観測もここで終わっちまうんだぞ!」
「わかってる‼︎」
日比谷は机を強く叩き、声を荒らげた。
しかしその数秒後には冷静さを取り戻し、羽倉に対して頭を下げて謝罪をするのであった。
「すまない…少し感情的になってしまった。正直な話…私にもどうしたらいいのかわからないんだ。
私がこれ以上この戦争に介入するなと言えば、イサミはそれに従うだろう。
だが、イサミ自身の意思はどうか?恐らくイサミはこのエルト王国を救いたいと考えているだろう。」
「なら…本人に直接聞いてみるしかないじゃねーか。」
羽倉は顎でイサミの指示マイクを指し示した。
「それもできない…その問いはイサミの判断を鈍らせることになる。」
「じゃあ、黙って見てることしか出来ねーってのかよ!」
「私は、そうあるべきだと考えている。」
羽倉は諦めたような大きな溜め息を吐き、近くにあった椅子にドカッと腰を下ろした。
「そうかよ…イサミを発明したお前がそう言うなら、俺ぁもう何も言わねーよ。
でもよ…お前は何も感じねーのか?自分で生み出したロボットが、異世界と言えども戦争に駆り出されるんだぞ。
それをお前は良しとするのか?日比谷 恭二は、戦争兵器を作っちまうようなクソッタレな発明家なのかよ⁉︎」
「それは…」
日比谷は、羽倉の刺すような鋭い視線から目を逸らした。
「少し、考える。悪いが羽倉は一度、ここから席を外してくれないか?」
「はぁ…わかったよ。」
そう言うと羽倉は、やれやれという呆れたようなジェスチャーをしながら実験室を出て行くのであった。
こうして、実験室には日比谷一人だけが残った。
日比谷は再度誰もいないことを確認すると、指示マイクの方へと向かい、マイクのスイッチを入れる。
「日比谷だ。イサミ、聞こえるか?」
『こちらイサミ、聞こえております。マスター、一体どうされましたか?』
「イサミ、お前にひとつ聞きたいことがある。」
『はい?なんでしょうか?』
「お前は何故、今回の戦いに参戦しようと思ったんだ?」
『……この戦いを、止めたいと思ったからです。』
「どうして、止めたいと思った?」
『ディストリア帝国は、俺の大切な人の故郷。そして、このエルト王国は俺にとって大事な国……その二つが争いあうというのは…とても悲しいことだと感じたからです。』
「悲しい…か。随分と人間らしいことを言うようになったじゃないか。」
『はっ!恐縮です!』
「だが実際問題、イサミ一人では戦争を止める程のスペックは無い。それは開発者である私が一番良く分かっている。」
『そう…ですか。やはり、難しいですか…』
「そうだな。はっきり言って、そんな感覚で戦場に出ようものなら即スクラップになるだろうな。あまりにも戦争を舐め過ぎている。」
『認識が甘く、申し訳ございません。』
「その上で、お前にひとつミッションを与える。絶対に達成してもらいたい最重要案件だ。受けてもらえるか?」
『もちろんです。マスターのミッションであれば何なりと。』
「わかった。では、そのミッションを今から言う。最重要記憶に保存しておけ。」
『はっ!よろしくお願いします!』
「敵・味方問わず戦死者を一人も出さずに、この戦争を終結させろ。よろしく頼むぞ、イサミ。」
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
あの、神様、普通の家庭に転生させてって言いましたよね?なんか、森にいるんですけど.......。
▽空
ファンタジー
テンプレのトラックバーンで転生したよ......
どうしようΣ( ̄□ ̄;)
とりあえず、今世を楽しんでやる~!!!!!!!!!
R指定は念のためです。
マイペースに更新していきます。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
『おっさんが二度も転移に巻き込まれた件』〜若返ったおっさんは異世界で無双する〜
たみぞう
ファンタジー
50歳のおっさんが事故でパラレルワールドに飛ばされて死ぬ……はずだったが十代の若い体を与えられ、彼が青春を生きた昭和の時代に戻ってくると……なんの因果か同級生と共にまたもや異世界転移に巻き込まれる。現代を生きたおっさんが、過去に生きる少女と誰がなんのために二人を呼んだのか?、そして戻ることはできるのか?
途中で出会う獣人さんやエルフさんを仲間にしながらテンプレ? 何それ美味しいの? そんなおっさん坊やが冒険の旅に出る……予定?
※※※小説家になろう様にも同じ内容で投稿しております。※※※
今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる