しゅうきゅうみっか！-女子サッカー部の高校生監督 片桐修人の苦難-

桜ヶ峰高校プロフィール Vol.2

こちらは前回の桜ヶ峰高校プロフィールVol.1の続きとなります。


No.5
小宮山 了こみやま りょう
背番号:16番
ポジション:右SB(サイドバック)
利き足:右
身長:162cm
体重:51kg
スリーサイズ:80/60/82
誕生日:9月14日
血液型: O型
好きなもの:スポーツ全般、スポーツ観戦
嫌いなもの:じっとしていること、勉強

運動神経バツグンなスポーツ大好き少女。一人称は「ボク」。
その類稀な運動神経を買われ、助っ人要員としてさまざまな運動部の大会に参戦している。小宮山にとっては女子サッカー部もその中のひとつに過ぎなかったが、鞍月の熱心な勧誘に根負けして、正式に女子サッカー部の一員となった。
しかし、相変わらず他の部活への助っ人活動は続けているようである。

さっぱりとした性格で物事をあまり深く考えない。考えるよりも先に身体が動いてしまうタイプ。それによって失敗してしまうこともあるが、あまりクヨクヨ悩まず、すぐに気持ちを切り替えることができる明朗快活な精神の持ち主。
ただ、胸が小さいことを気にしている乙女な一面も持っている。

サッカーのポジションは右SB(サイドバック)。
類まれな読みと判断で、攻撃と守備の両面において欠かせない存在となっている。

小宮山の技術スキル:「精密機械クロス・マシーン」
全ての能力が平均値以上ではあるが、彼女の特筆すべき武器は右足から放たれる正確無比なクロスにある。
前線に上がってきた味方にピンポイントに合わせ、ゴールをお膳立てするのが彼女の最大の武器である。


No.6
白鳥 麗しらとり れい
背番号:8番
ポジション:右WG(ウィング)
利き足:右
身長:164cm
体重:48kg
スリーサイズ:82/54/80
誕生日:10月10日
血液型: A型
好きなもの:演劇鑑賞、ドラマ鑑賞
嫌いなもの:汚いもの、虫

演劇部と掛け持ちをしているサッカー部員。オーバーリアクションかつハキハキとした喋り方をする。
最近、監督である片桐の熱い思いに感銘を受け、サッカーに専念することを誓った。

演劇部の中でも一、二を争うほどの実力の持ち主で、一年生の時から演劇の主役を張るほどであった。
常に煌びやかなスターオーラを放っており、本人もそれを自覚しているのか気品のある立ち振る舞いを心がけている。
ドラマチックなシチュエーションが大好きで、その場面に出くわすとテンションが上がってしまうクセがある。

サッカーのポジションは右WG(ウィング)。
サッカー選手としての能力は低いが、持ち前の演技力で相手のファウルを誘うことを得意とする。

白鳥の技術スキル:「演技派女優マリーシア・アクトレス」
審判の目を欺いてファウルをもらうのが異様に上手い。
ペナルティエリア内でうまく倒れPK(ペナルティキック)を獲得した回数は数知れず。
これも桜ヶ峰高校の立派な得点パターンの一つになっているので、中々に侮れない。


No.7
矢切 茜やぎり あかね
背番号:4番
ポジション:CB(センターバック)
利き足:右
身長:173cm
体重:58kg
スリーサイズ:93/64/90
誕生日:5月22日
血液型:  O型
好きなもの:格闘技観戦、ラーメン
嫌いなもの:勉強、ホラー映画

修人のクラスメイトにして悪友。
サッカー部を守ろうと頑張る鞍月に心を打たれ、その場のノリでサッカー部に入部してしまう程の人情派。
一見ヤンキーのように見えるが、気配りができ、誰とでも分け隔てなく接することからクラスのみんなに慕われている。

健康的なナイスバディの持ち主で、男子生徒にもボディタッチなどフランクに接することから、勘違いを引き起こす男子生徒が急増中。(本人に悪気はない。)

ラーメンをこよなく愛しており、気に入った友達には美味しいラーメン屋に連れていくという習性がある。

サッカーのポジションはCB(センターバック)。
サッカー自体は素人であるが、サッカーテニスの試合においてその才能の片鱗を見せていた。
今後の活躍が期待される新入部員である。

矢切の技術スキル:「???」
現在不明


No.8
片桐 修人かたぎり しゅうと
桜ヶ峰高校女子サッカー部監督
ポジション:現役時代は守備的MF(ミッドフィルダー)
利き足:左
身長:178cm
体重:67kg
誕生日:8月28日
血液型:  Ａ型
好きなもの:読書、映画観賞
嫌いなもの:サッカー、父親

本作品の主人公の１人。
元全日本代表選手、片桐武人の血を受け継ぐサラブレッドとして、周囲の人々から絶大な期待を寄せられていた。
本人も小学校時代から年代別日本代表に選ばれ続け、不動のエースとしてチームの中心に君臨し続けていた過去を持つ。

決して恵まれた環境に慢心することはなく、周囲の期待に応える為鍛錬を怠らないストイックな性格の持ち主。
幼い頃は純粋にサッカーを楽しんでいたが小学校に上がった際に、父親から楽しさを排除した「勝つ為のサッカー」を徹底的に仕込まれ、徐々にサッカーへの情熱を失っていった。

とある試合で大怪我を負ったことをきっかけに、サッカー選手生命に終止符を打ったが、今度は監督としてサッカー界に戻ってきた。
奇しくも父親と同じ道を歩むことになった元天才は今後どのような活躍をすることになるのだろうか。

片桐が選手時代に持っていた技術スキル:「皇帝の視野エンペラー・ヴィジョン」
サッカーフィールド全体を空を飛ぶ鳥のような視点で見ることができる技術スキル。
これにより、敵味方問わず選手がどの位置にいるのかを正確に把握することができ、ピンポイントなパスや味方への的確な指示を出すことが可能となる。
それに加えて「皇帝の視野エンペラー・ヴィジョン」は少し先の未来を見通すことも出来る。
数秒後の味方選手のいる位置を見通し、事前にその場所にパスを出すことで、その位置に移動した味方選手にドンピシャでパスが入るという寸法である。
この技術スキルにより、修人がパスミスを犯すことは絶対にない。
サッカーフィールド全てを支配する姿はまさに皇帝と呼ぶにふさわしく、その圧倒的な力を前に戦意喪失してしまう敵チームも少なくない。

鞍月がこの全能なる技術スキルを習得したいと強く思うのも無理はないと言えるだろう。