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神様からのお手紙です2
しおりを挟む朝まで歌い尽くした2人は1度その場で別れ勇人は自分の家へと帰った。
「あーマジで眠い…早く寝よ。」
睡魔と戦いながらも家に帰る勇人
家に着き、中に入ろうと扉を開けた時だった。
「ん?なんだ?手紙?」
白く綺麗な手紙が上からふわふわと降りてきた。
地面についた手紙を手に取る。
手紙の表と裏を見るが住所も名前も切手すらもなかった。
疑問に思いながらも自分の部屋へと向かい
部屋に着くと勇人は手紙を机に置き
勢いよくベットに倒れ込んだ。
「あー疲れたし眠いし、やること済ませてさっさと寝よ」
自分の持っている手帳を手に取り
面接や試験といった予定を記入し
スーツ等のアイロンがけ、靴磨き
部屋の整理整頓といった作業を淡々と行っていく。
一段落ついた勇人はベットに寝転がりそのまま眠りにつこうとした。
だが、勇人は手紙がどんな手紙なのか気になって仕方なかった。
ベッドから起きて手紙を手に取る
中に何か入っているのに気付き、中身を確認する。
「配達員募集中・・・え?」
手紙の中には配達員募集中の紙と白くて綺麗な羽が入っていた。
内容を見ると・・・
配達員募集中!
年齢は関係ありません
仕事内容は簡単
神様達に届けるだけ!ね♪簡単でしょ?
試験も何もありません!
興味を持った方は伊勢神宮まで
お越しください♪
手紙の中に入っていた白い羽を忘れずに持ってきてね。
そこら辺で見る募集中の紙ではありえない内容で俺はこの紙に疑問しか抱かなかった。
「時給金額書いてないし、神様に届けるなんて意味わかんない事書いてあるし、しかもなに?伊勢神宮まで行かなきゃ行けないの!?」
勇人は免許は持っているものの、車は持っていなかった。持っていない勇人からしたら伊勢神宮は無理な行為だった。
「東京から三重までどう行くっていうんだよ」
考えようとした時、俺は思った。
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気になったとはいえおかしな事しか書いていなかったのだから
「俺も馬鹿だよな、こんなの誰かのイタズラかもしれねぇって言うのによ」
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「とりあえずもう寝るか。」
勇人はベットに寝転がりそのまま眠りについた。
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