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敗けられない戦い
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獣王国ビステリア。
「獣王様、ガルディア軍がパスカル大山脈に入りました。獣王様の仰った通り敵は軍を四つに分けてきましたが、こちらはどのように迎え撃ちますか?」
獣王国ビステリアへの侵攻を進めるガルディア王国軍はすでに獣王国が誇る鉄壁の天然要塞パスカル大山脈へと足を踏み入れていた。
しかし、自国へ攻め込もうとする敵軍が迫る中でも獣王ゼリックは余裕な表情を崩すことはなかった。
「まぁ~そう心配すんな。ちゃんと考えてある。すでに十二支臣の部隊をそれぞれ向かわせているから安心しろ」
大軍で迫る敵の情報を前に心配そうな表情を見せる側近だがゼリックは問題ないと言い放つ。
開戦前にガルディア軍の動き、作戦、配置に至るまで読み切ったゼリック。
それはつまりその対策もまた準備されていることを意味する。
そして、ぜリックはガルディアの各軍に対して十二支臣の部隊を三部隊ずつぶつけるのであった。
「せっかく遠路はるばる我がビステリアに来てもらったんだからな。丁重にお出迎えしてやらねぇ~と悪いだろ?」
「確かに十二支臣の皆様でしたら、たとえ相手があの十二の剣であったとしても敗れることはないとは思いますが・・・」
「あん?どうした?まさかあいつらが敗けるとでも思ってんのか?」
「いえ…決してそのようなことは ───── 」
「まぁ~地の利があるとはいえ、数で劣る分苦戦はするだろうな。だが、本命はそこではない」
「えっ…それはいったいどういう意味でしょうか?」
「今回は獣王国としての戦いではないからな。獣人族の誇りを賭けた戦いだ。絶対に敗けは許されねぇ。ガルディアに・・・ヒト族に・・・絶望を与えてやる」
「絶望…ですか?」
「そうだ。今回の戦いでヒト族最大の英雄である聖騎士長アーサーを殺す!!」
!?!?!?!?!?!? ───────── 。
突如としてゼリックの口から放たれた聖騎士長アーサーの殺害。
ガルディア王国にある小さな村や町に住む者たちでさえも知っている。
現代を生きるヒト族の中で知らぬものなどいないほどの知名度を誇るアーサー。
それは剣士の最高峰である『四聖』に名を連ねているということだけでなく、これまでにガルディア王国に迫った危機を幾度となくその剣で振り払ってきた実績からくるものであり、一部の国民からは国王レオンハルトをも凌ぐ人気を博しているのであった。
そんなガルディア王国の聖騎士団において最も有名であり最大戦力でもあるアーサーを殺すことは、ガルディア王国に住まう国民の希望の光を消し去ることでもあるのだ。
しかし、ここで側近の頭に一つの疑問が思い浮かぶ。
四聖に名を連ねているということは当然最強クラスの剣士であることを意味しており、いくら獣王国が誇る最強の戦士十二支臣であったとしても勝つことは出来るのだろうか?
そんな疑念が頭をよぎる。
その時、それを察したゼリックが嬉しそうに口を開く。
「十二支臣のやつらで四聖にも数えられているアーサーに勝てるのか?って思ってんだろ」
「!? ───── いえ…十二支臣の方々は我が国が誇る最強の戦士ですので敗けるはずなどありません」
「ガーッハッハッハッ。まぁ~まず無理だろ」
「えっ!?では、どのようにしてアーサーを殺すおつもりですか?霧に紛れて暗殺でしょうか?」
「はぁ?俺様がそんなくだらない事するわけねぇ~だろ。もちろん俺様が殺す!!」
「獣王様自ら出陣されるおつもりですか!?」
まさかの獣王ゼリック自らの参戦に驚きを隠すことが出来ず開いた口が塞がらない側近。
しかし、当のゼリック本人はその反応すらも楽しんでいるかのように笑みを浮かべ満足そうな素振りをみせる。
側近の驚きも当然である。
ただでさえ激戦が予想される中で獣王国のトップであるゼリックが参戦するとなると現場は大混乱になるだろう。
何故なら、ガルディア軍としてはゼリックの身柄を確保した時点で戦争の終結が確定するのであるから全力でその身を狙うだろう。
逆に獣王国としては死に物狂いでそれを阻止しようとするからである。
もし本当にそのような事態になった場合には作戦も陣形も意味をなさなくなる。
そうなればもはやそれは戰いではない。
ただの殴り合いである。
そして、それはガルディア王国の国王レオンハルトが目指すものとは掛け離れたものとなってしまう。
ゼリックはそれすらも織り込み済みで発言しているのだ。
しかし、そんな側近の心配をよそにその過激な発言とは裏腹にゼリックの作戦は全く別のところにあった。
「ガッハッハッ。まぁ~俺様が自ら戦場を駆け回ってガルディアのクソどもを蹂躙してやってもいいんだが、それではあまりにもつまらん。俺様が最大限楽しむためにもアーサーただ一人をこの城まで来るように仕向ける。そして、タイマンでやつの首を切り落とし戦場で掲げてやるんだよ」
「たっ…確かに!一対一の勝負であればいくらアーサーといえど獣王様が敗けるわけがありません。そして、軍の中心である聖騎士長アーサーを失ってはガルディア軍も一気に瓦解するでしょう」
「そういうことだ。そのためにもアーサーの率いる軍にはドランとマウルス、そしてメールを向かわせた」
「ドラン様ですか!それはアーサーも災難ですね。そうであればこの城まで辿り着けるかどうかも怪しいですね」
「他の戦場も面白くなるぞ。そのためにわざわざ向こうの戦力に合わせて十二支臣を振り分けたんだからな。ガルディアにもしっかり楽しんでもらわねぇ~と」
圧倒的な数の利を活かして攻めるガルディア王国軍を前に、あえてその標的をアーサーただ一人に絞ったゼリック。
そして、その前哨戦とでも言いたげにガルディアの各軍に向けて十二支臣たちを向かわせる。
そんな中、ゼリックによって着々と舞台が整えられていることなどつゆ知らずパスカル大山脈を登るガルディア軍。
その行く先には怒りと殺意に満ちた怪物たちがその牙を研ぎ澄まし、今か今かとその時を待ち侘びているのであった。
「獣王様、ガルディア軍がパスカル大山脈に入りました。獣王様の仰った通り敵は軍を四つに分けてきましたが、こちらはどのように迎え撃ちますか?」
獣王国ビステリアへの侵攻を進めるガルディア王国軍はすでに獣王国が誇る鉄壁の天然要塞パスカル大山脈へと足を踏み入れていた。
しかし、自国へ攻め込もうとする敵軍が迫る中でも獣王ゼリックは余裕な表情を崩すことはなかった。
「まぁ~そう心配すんな。ちゃんと考えてある。すでに十二支臣の部隊をそれぞれ向かわせているから安心しろ」
大軍で迫る敵の情報を前に心配そうな表情を見せる側近だがゼリックは問題ないと言い放つ。
開戦前にガルディア軍の動き、作戦、配置に至るまで読み切ったゼリック。
それはつまりその対策もまた準備されていることを意味する。
そして、ぜリックはガルディアの各軍に対して十二支臣の部隊を三部隊ずつぶつけるのであった。
「せっかく遠路はるばる我がビステリアに来てもらったんだからな。丁重にお出迎えしてやらねぇ~と悪いだろ?」
「確かに十二支臣の皆様でしたら、たとえ相手があの十二の剣であったとしても敗れることはないとは思いますが・・・」
「あん?どうした?まさかあいつらが敗けるとでも思ってんのか?」
「いえ…決してそのようなことは ───── 」
「まぁ~地の利があるとはいえ、数で劣る分苦戦はするだろうな。だが、本命はそこではない」
「えっ…それはいったいどういう意味でしょうか?」
「今回は獣王国としての戦いではないからな。獣人族の誇りを賭けた戦いだ。絶対に敗けは許されねぇ。ガルディアに・・・ヒト族に・・・絶望を与えてやる」
「絶望…ですか?」
「そうだ。今回の戦いでヒト族最大の英雄である聖騎士長アーサーを殺す!!」
!?!?!?!?!?!? ───────── 。
突如としてゼリックの口から放たれた聖騎士長アーサーの殺害。
ガルディア王国にある小さな村や町に住む者たちでさえも知っている。
現代を生きるヒト族の中で知らぬものなどいないほどの知名度を誇るアーサー。
それは剣士の最高峰である『四聖』に名を連ねているということだけでなく、これまでにガルディア王国に迫った危機を幾度となくその剣で振り払ってきた実績からくるものであり、一部の国民からは国王レオンハルトをも凌ぐ人気を博しているのであった。
そんなガルディア王国の聖騎士団において最も有名であり最大戦力でもあるアーサーを殺すことは、ガルディア王国に住まう国民の希望の光を消し去ることでもあるのだ。
しかし、ここで側近の頭に一つの疑問が思い浮かぶ。
四聖に名を連ねているということは当然最強クラスの剣士であることを意味しており、いくら獣王国が誇る最強の戦士十二支臣であったとしても勝つことは出来るのだろうか?
そんな疑念が頭をよぎる。
その時、それを察したゼリックが嬉しそうに口を開く。
「十二支臣のやつらで四聖にも数えられているアーサーに勝てるのか?って思ってんだろ」
「!? ───── いえ…十二支臣の方々は我が国が誇る最強の戦士ですので敗けるはずなどありません」
「ガーッハッハッハッ。まぁ~まず無理だろ」
「えっ!?では、どのようにしてアーサーを殺すおつもりですか?霧に紛れて暗殺でしょうか?」
「はぁ?俺様がそんなくだらない事するわけねぇ~だろ。もちろん俺様が殺す!!」
「獣王様自ら出陣されるおつもりですか!?」
まさかの獣王ゼリック自らの参戦に驚きを隠すことが出来ず開いた口が塞がらない側近。
しかし、当のゼリック本人はその反応すらも楽しんでいるかのように笑みを浮かべ満足そうな素振りをみせる。
側近の驚きも当然である。
ただでさえ激戦が予想される中で獣王国のトップであるゼリックが参戦するとなると現場は大混乱になるだろう。
何故なら、ガルディア軍としてはゼリックの身柄を確保した時点で戦争の終結が確定するのであるから全力でその身を狙うだろう。
逆に獣王国としては死に物狂いでそれを阻止しようとするからである。
もし本当にそのような事態になった場合には作戦も陣形も意味をなさなくなる。
そうなればもはやそれは戰いではない。
ただの殴り合いである。
そして、それはガルディア王国の国王レオンハルトが目指すものとは掛け離れたものとなってしまう。
ゼリックはそれすらも織り込み済みで発言しているのだ。
しかし、そんな側近の心配をよそにその過激な発言とは裏腹にゼリックの作戦は全く別のところにあった。
「ガッハッハッ。まぁ~俺様が自ら戦場を駆け回ってガルディアのクソどもを蹂躙してやってもいいんだが、それではあまりにもつまらん。俺様が最大限楽しむためにもアーサーただ一人をこの城まで来るように仕向ける。そして、タイマンでやつの首を切り落とし戦場で掲げてやるんだよ」
「たっ…確かに!一対一の勝負であればいくらアーサーといえど獣王様が敗けるわけがありません。そして、軍の中心である聖騎士長アーサーを失ってはガルディア軍も一気に瓦解するでしょう」
「そういうことだ。そのためにもアーサーの率いる軍にはドランとマウルス、そしてメールを向かわせた」
「ドラン様ですか!それはアーサーも災難ですね。そうであればこの城まで辿り着けるかどうかも怪しいですね」
「他の戦場も面白くなるぞ。そのためにわざわざ向こうの戦力に合わせて十二支臣を振り分けたんだからな。ガルディアにもしっかり楽しんでもらわねぇ~と」
圧倒的な数の利を活かして攻めるガルディア王国軍を前に、あえてその標的をアーサーただ一人に絞ったゼリック。
そして、その前哨戦とでも言いたげにガルディアの各軍に向けて十二支臣たちを向かわせる。
そんな中、ゼリックによって着々と舞台が整えられていることなどつゆ知らずパスカル大山脈を登るガルディア軍。
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