81 / 158
火口へ
しおりを挟む
山頂へと向けて歩みを進めるスズネたち。
時折魔獣に遭遇しつつも順調に山を登っていた。
ゴゴゴゴゴ・・・ ──────── 。
「ん?ん?なんの音っすか?」
「ホントなんなのよ、この地鳴りみたいな音は」
「また新たな魔獣でしょうか?」
──────── ドゴォォォォォン!!
「えっ!?えっ!?なんすか?なんすか?」
「わわわわわっ!?大山が噴火したよ!!」
「み…みなさん急いで退避してください」
突如として大山が噴火したことにより島中に大きな噴石が飛散する。
ヒューーーン ─────── ドガァーーーン!
ヒューーーン ─────── ドガァーーーン!
ヒューーーン ─────── ドガァーーーン!
ヒューーーン、ヒューーーン、ヒューーーン。
「ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい」
「みんな早く逃げて」
「逃げるって何処に行けばいいんすかーーーーー」
「はぁ~…はぁ~…わっちはもう限界なのじゃ…」
「フゥー…やれやれ。────── 魔法防壁」
慌てふためきながら懸命に走るスズネたちの姿を前にし呆れたように魔法防壁を展開するクロノ。
その強固な防壁によって襲い掛かる噴石の雨はスズネたちに当たることなくことごとく弾かれたのであった。
「フゥー、なんとか助かったわね」
「間一髪だったね。ありがとうクロノ」
「お前ら…咄嗟に防御する方法くらい用意しとけよ」
「旦那様!今の魔法も教えてほしいのじゃ」
「帰ったらな。とりあえず、こんなクエストさっさと終わらせろよ」
クロノの活躍もありなんとか危機を脱したスズネたちが安堵の表情を浮かべ、再び山頂を目指し歩き始めようとしたその時、先程よりも大きな爆音を轟かせ第二波が発生する。
ドンドドンドドンドドーーーーーン!!
「ちょっと、また??」
「さ…さっきよりも規模が大きそうです」
「もう、なんなんすかこの島はーーーーー」
第一波の時よりも大きな噴石が数多く飛散し、それと共に大量の火山灰が降り注ぎ島を覆ったのだった。
そして、ようやく大山の噴火が収まり再び山頂を目指し山を登り始めたスズネたちの前に次々と魔獣が襲い掛かる。
まず十体を超える岩石巨人の群れに遭遇した後、通常群れることを嫌い単独行動を好むとされる剣牙の虎の群れにまで襲われ、それらを倒したかと思えば三十羽近くの死の烏の大群が飛来したのであった。
そして、それは山頂に近づけば近づくほどにその頻度が増していき、スズネたちはなかなか山頂まで到達することが出来ないでいた。
─────────────────────────
一方、その頃大山の火口付近ではスズネたちよりも一足先に到着した他のパーティが集結しており、今グリーンアイランドで起こっている問題の元凶である人物と相対していた。
その男は綺麗なオレンジ色の髪をなびかせており一見するとヒト族にも見えるのだが、額の部分から二本の角が生えており、隠すつもりもないその禍々しい魔力が“魔族”であるということを物語っていた。
「貴様、ここで何をしている」
「怖いなぁ~。ただの観光ですよ」
「ふざけるな!この島で起きている異常な事態を引き起こしているのは貴様だろ!!」
魔族の男を取り囲む冒険者たちを代表してナルセナが吠える。
しかし、彼女の怒りに満ちた言葉に対して魔族の男は全く気にする素振りも見せずにヘラヘラと笑うのであった。
「アッハッハッ。お姉さん怖いし…なんか偉そうだね。あんまり調子に乗ってるとその綺麗な顔をグチャグチャにしちゃうよ」
「ハンッ!やれるものならやってみろ」
「落ち着け、ナルセナ。奴はかなり強いぞ。単身で突っ込むような真似はするなよ」
「分かってるわよ。可愛い後輩たちの前でそんな馬鹿はやらないわ」
口から出てくる発言は過激なものであったが、頭の中は冷静なままのナルセナはアシュロットたち後輩に指示を出し陣形を整える。
そして、その姿を見た“フェアリー”と“土ノ民”もそれぞれ陣形を組み、目の前の魔族との戦闘に備えるのだった。
「お~お~皆さんやる気満々ですね。それじゃ~始めようか」
─────────────────────────
ブンッブンッブンッ ──────── 。
シュッシュッシュッ ──────── 。
フォンッフォンッフォンッ ──────── 。
ドゴンッドゴンッドゴンッ ──────── 。
魔族の男に対して攻撃を開始する冒険者たち。
しかし、その攻撃はことごとく躱され傷ひとつ付けることが出来ないでいた。
そんな冒険者たちに対して欠伸をし余裕を見せながら挑発を繰り返す魔族の男。
「ふわぁ~、君たちいつまで素振りしてんの?こっちは準備が整うまで待ってあげてるんだけど」
「クッ…やはり強いな」
「プッ、アハハハハ。強いも何もまだ何もしてないよ。君たち本当に冒険者なの?それともヒト族ってここまで弱いのかな?」
「クソッ、馬鹿にしやがって。俺は黄金世代を次席で卒業したエリートだぞ。あの野郎ぶっ殺してやる」
「おやおや?粋がってるとこ悪いんだけど君じゃ~役不足だよ。それでもやるっていうならかかって来なよ」
──────── クイックイッ 。
相対する敵のナメた態度に腹を立てるアシュロット。
そんな彼に対して手招きをして挑発する魔族の男。
その行為にまんまと乗せられたアシュロットは怒りを露わにし魔族の男に向かって猛然と迫り斬り掛かろうとする。
「早まるなアシュロット!下がれ」
そして、無謀にも魔族の男の懐へ入ろうとするアシュロットに止めるようにと叫ぶナルセナ。
しかし、そんな彼女の制止を振り切り連撃を繰り出すアシュロットであったが、魔族の男は笑顔を見せながらヒラリヒラリと踊るように全ての攻撃を躱していく。
ブンッブンッブンッ ─────── 。
ブンッブンッブンッ ─────── 。
「アハハハハ。そんな大振りじゃ~目を瞑ってても躱せちゃうよ」
「クソッ、クソッ、クソッ。この野郎・・・真っ二つにしてやる」
そう言うと空高く飛び上がったアシュロットが強力な一撃を打ち下ろす。
そんな一撃を前にしても焦ることなくニヤリと笑みを浮かべた魔族の男は、右手の人差し指と中指の二本で打ち下ろされた剣を受け止めたのだった。
「なっ・・・」
いくら力を入れてもビクともしない。
そんな予想だにしていなかった状況に焦りを見せるアシュロット。
その姿を前にガッカリした様子を見せ魔族の男は、手首をクルッと返すとアシュロットの剣をへし折る。
パキーーーン。
そして、それと同時にアシュロットの腹部に強烈な蹴りをお見舞いしたのだった。
「君…もういいよ。さっさと下がりな」
ドゴッ ─────── 。
「グファッ」
──────── ドゴーーーン!!
その重い一撃を受けたアシュロットの身体は物凄い勢いで吹き飛ばされ岩壁にぶつかり止まった。
口から血を垂らしぐったりと倒れ込むアシュロット。
ナルセナが急いで駆け寄り命に別状がないとはとを確認すると、すぐさまポーラに回復魔法を施すように指示を出す。
「貴様~・・・よくも ─────── 」
同じパーティの仲間を痛めつけられ怒り心頭のナルセナ。
そんな彼女の姿に触発され他の冒険者たちも一斉に武器を構え、これから行われる魔族の男に対する攻勢に備える。
本気になった冒険者たちに囲まれ四方八方から殺気を当てられているにも関わらず、まだまだ余裕そうな魔族の男はさらに彼らを挑発し煽るのであった。
「もっと本気で来なよ。みんなまとめて血祭りにしてあげるからさ」
時折魔獣に遭遇しつつも順調に山を登っていた。
ゴゴゴゴゴ・・・ ──────── 。
「ん?ん?なんの音っすか?」
「ホントなんなのよ、この地鳴りみたいな音は」
「また新たな魔獣でしょうか?」
──────── ドゴォォォォォン!!
「えっ!?えっ!?なんすか?なんすか?」
「わわわわわっ!?大山が噴火したよ!!」
「み…みなさん急いで退避してください」
突如として大山が噴火したことにより島中に大きな噴石が飛散する。
ヒューーーン ─────── ドガァーーーン!
ヒューーーン ─────── ドガァーーーン!
ヒューーーン ─────── ドガァーーーン!
ヒューーーン、ヒューーーン、ヒューーーン。
「ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい」
「みんな早く逃げて」
「逃げるって何処に行けばいいんすかーーーーー」
「はぁ~…はぁ~…わっちはもう限界なのじゃ…」
「フゥー…やれやれ。────── 魔法防壁」
慌てふためきながら懸命に走るスズネたちの姿を前にし呆れたように魔法防壁を展開するクロノ。
その強固な防壁によって襲い掛かる噴石の雨はスズネたちに当たることなくことごとく弾かれたのであった。
「フゥー、なんとか助かったわね」
「間一髪だったね。ありがとうクロノ」
「お前ら…咄嗟に防御する方法くらい用意しとけよ」
「旦那様!今の魔法も教えてほしいのじゃ」
「帰ったらな。とりあえず、こんなクエストさっさと終わらせろよ」
クロノの活躍もありなんとか危機を脱したスズネたちが安堵の表情を浮かべ、再び山頂を目指し歩き始めようとしたその時、先程よりも大きな爆音を轟かせ第二波が発生する。
ドンドドンドドンドドーーーーーン!!
「ちょっと、また??」
「さ…さっきよりも規模が大きそうです」
「もう、なんなんすかこの島はーーーーー」
第一波の時よりも大きな噴石が数多く飛散し、それと共に大量の火山灰が降り注ぎ島を覆ったのだった。
そして、ようやく大山の噴火が収まり再び山頂を目指し山を登り始めたスズネたちの前に次々と魔獣が襲い掛かる。
まず十体を超える岩石巨人の群れに遭遇した後、通常群れることを嫌い単独行動を好むとされる剣牙の虎の群れにまで襲われ、それらを倒したかと思えば三十羽近くの死の烏の大群が飛来したのであった。
そして、それは山頂に近づけば近づくほどにその頻度が増していき、スズネたちはなかなか山頂まで到達することが出来ないでいた。
─────────────────────────
一方、その頃大山の火口付近ではスズネたちよりも一足先に到着した他のパーティが集結しており、今グリーンアイランドで起こっている問題の元凶である人物と相対していた。
その男は綺麗なオレンジ色の髪をなびかせており一見するとヒト族にも見えるのだが、額の部分から二本の角が生えており、隠すつもりもないその禍々しい魔力が“魔族”であるということを物語っていた。
「貴様、ここで何をしている」
「怖いなぁ~。ただの観光ですよ」
「ふざけるな!この島で起きている異常な事態を引き起こしているのは貴様だろ!!」
魔族の男を取り囲む冒険者たちを代表してナルセナが吠える。
しかし、彼女の怒りに満ちた言葉に対して魔族の男は全く気にする素振りも見せずにヘラヘラと笑うのであった。
「アッハッハッ。お姉さん怖いし…なんか偉そうだね。あんまり調子に乗ってるとその綺麗な顔をグチャグチャにしちゃうよ」
「ハンッ!やれるものならやってみろ」
「落ち着け、ナルセナ。奴はかなり強いぞ。単身で突っ込むような真似はするなよ」
「分かってるわよ。可愛い後輩たちの前でそんな馬鹿はやらないわ」
口から出てくる発言は過激なものであったが、頭の中は冷静なままのナルセナはアシュロットたち後輩に指示を出し陣形を整える。
そして、その姿を見た“フェアリー”と“土ノ民”もそれぞれ陣形を組み、目の前の魔族との戦闘に備えるのだった。
「お~お~皆さんやる気満々ですね。それじゃ~始めようか」
─────────────────────────
ブンッブンッブンッ ──────── 。
シュッシュッシュッ ──────── 。
フォンッフォンッフォンッ ──────── 。
ドゴンッドゴンッドゴンッ ──────── 。
魔族の男に対して攻撃を開始する冒険者たち。
しかし、その攻撃はことごとく躱され傷ひとつ付けることが出来ないでいた。
そんな冒険者たちに対して欠伸をし余裕を見せながら挑発を繰り返す魔族の男。
「ふわぁ~、君たちいつまで素振りしてんの?こっちは準備が整うまで待ってあげてるんだけど」
「クッ…やはり強いな」
「プッ、アハハハハ。強いも何もまだ何もしてないよ。君たち本当に冒険者なの?それともヒト族ってここまで弱いのかな?」
「クソッ、馬鹿にしやがって。俺は黄金世代を次席で卒業したエリートだぞ。あの野郎ぶっ殺してやる」
「おやおや?粋がってるとこ悪いんだけど君じゃ~役不足だよ。それでもやるっていうならかかって来なよ」
──────── クイックイッ 。
相対する敵のナメた態度に腹を立てるアシュロット。
そんな彼に対して手招きをして挑発する魔族の男。
その行為にまんまと乗せられたアシュロットは怒りを露わにし魔族の男に向かって猛然と迫り斬り掛かろうとする。
「早まるなアシュロット!下がれ」
そして、無謀にも魔族の男の懐へ入ろうとするアシュロットに止めるようにと叫ぶナルセナ。
しかし、そんな彼女の制止を振り切り連撃を繰り出すアシュロットであったが、魔族の男は笑顔を見せながらヒラリヒラリと踊るように全ての攻撃を躱していく。
ブンッブンッブンッ ─────── 。
ブンッブンッブンッ ─────── 。
「アハハハハ。そんな大振りじゃ~目を瞑ってても躱せちゃうよ」
「クソッ、クソッ、クソッ。この野郎・・・真っ二つにしてやる」
そう言うと空高く飛び上がったアシュロットが強力な一撃を打ち下ろす。
そんな一撃を前にしても焦ることなくニヤリと笑みを浮かべた魔族の男は、右手の人差し指と中指の二本で打ち下ろされた剣を受け止めたのだった。
「なっ・・・」
いくら力を入れてもビクともしない。
そんな予想だにしていなかった状況に焦りを見せるアシュロット。
その姿を前にガッカリした様子を見せ魔族の男は、手首をクルッと返すとアシュロットの剣をへし折る。
パキーーーン。
そして、それと同時にアシュロットの腹部に強烈な蹴りをお見舞いしたのだった。
「君…もういいよ。さっさと下がりな」
ドゴッ ─────── 。
「グファッ」
──────── ドゴーーーン!!
その重い一撃を受けたアシュロットの身体は物凄い勢いで吹き飛ばされ岩壁にぶつかり止まった。
口から血を垂らしぐったりと倒れ込むアシュロット。
ナルセナが急いで駆け寄り命に別状がないとはとを確認すると、すぐさまポーラに回復魔法を施すように指示を出す。
「貴様~・・・よくも ─────── 」
同じパーティの仲間を痛めつけられ怒り心頭のナルセナ。
そんな彼女の姿に触発され他の冒険者たちも一斉に武器を構え、これから行われる魔族の男に対する攻勢に備える。
本気になった冒険者たちに囲まれ四方八方から殺気を当てられているにも関わらず、まだまだ余裕そうな魔族の男はさらに彼らを挑発し煽るのであった。
「もっと本気で来なよ。みんなまとめて血祭りにしてあげるからさ」
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
最弱賢者の転生者 ~四度目の人生で最強になりました~
木嶋隆太
ファンタジー
生まれ持った職業によって優劣が決まる世界で、ロワールは僧侶という下級職として生まれた。下級職だったため、あっさりと死んでしまったロワールだったが、彼は転生した。――最強と呼ばれる『賢者』として。転生した世界はロワールの時代よりも遥かに魔法のレベルが落ちた世界であり、『賢者』は最弱の職業として知られていた。見下され、バカにされるロワールだったが、彼は世界の常識を破壊するように大活躍し、成り上がっていく。※こちらの作品は、「カクヨム」、「小説家になろう」にも投稿しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
悠久の機甲歩兵
竹氏
ファンタジー
文明が崩壊してから800年。文化や技術がリセットされた世界に、その理由を知っている人間は居なくなっていた。 彼はその世界で目覚めた。綻びだらけの太古の文明の記憶と機甲歩兵マキナを操る技術を持って。 文明が崩壊し変わり果てた世界で彼は生きる。今は放浪者として。
※現在毎日更新中
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる