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転生先は王子の妃? 続 2
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わぁーっと湧き上がる民衆の前にして怯む。「えっとぉ」[皆様の前にお見えになるのが新しい妃様だ!よろしく頼む!]と響きわたる声で言う。「あわわわ。ちょっち待った。ワタシは、承諾していないよ~ワタシの意見はないの?」と聞くや否や「ん。」いきなりのキス。頬にキスをして抱き寄せる。「民衆の前でなにをするの!」と言い彼の胸を叩く。「コイツへとも思ってないな!」[ん?へとも思ってないとは?]「心を勝手に読むな!」[ははは。で何を期待していたんだ?]「べっ別に何も…」『ふふふ。顔が赤いですよ』「リリーまで!」[さぁ妃様のお披露目は終わった。部屋へ戻ろう]とその時、シューっと音を立て矢が飛んできた!「うっ」と倒れ込むワタシ。力なく倒れ込むと王様が、[早く矢を放った奴を捕まえろ!]と命令する声がする。「うっくっ」[無理をするな。止血する。じっとしていろ!]「何も怒らなくても…」と言いつつ、意識をなくした。
誰の仕業か判明した。やはり、義弟だった。嫌がらせの為にワタシに、目に見えない矢を作り放った。
「うっくっ痛ててて。」『目が覚めましたか?』っと心配そうに顔を覗き込む。リリーが王様の処へ跳んで、呼びに行った。[大丈夫か?]「背中がチクチク痛むくらいです。」[矢を放ったのは]「ジョナサン。あなたの義弟でしょ?」[何故それを]「あの民衆の中にいましたから」[其れを知っていて、わたしを守ったのか?]「守ったのかどうなのか、ワタシはただあなたの後ろに回っただけです。処でワタシの眼はまだ紅いですか?」じっと見つめ[あぁ紅いよ。だからあの矢が見えたのだろう?]「そうかも知れませんね。ふふふっと痛たたた」[すまない。キミのことを守れず]「良いんです。アナタの家族を守れたのだから」[あの後、弟を捕まえたよ。重い罰を与えたよ。キミに近づくな!この国に近づくな!と]「そうですか…痛たたた。
少し休みます」[色々あったから、ゆっくり休むと良い。では、また何かあったら言ってくれ]「はい。ありがとうございます。」王様は、リリーと少し話されてから離れた。
「リリーややこしくなったかな?」『何故ですか…?』「家族をバラバラにしたから…」『そんなことないですよ。ワタシにもあの方は嫌な方でしたから…』「そっか…痛たたた。あの方、ジョナサンは昔からあんな感じ?」『昔は仲が良かったと思いますが、ワタシを下町に行かせたのは、義弟のジョナサンでしたから…』「大変だったね…」「ところで、ワタシの頭の中でずっと、青が君、赤が私、青が空ならば君、珠紅が私で、交わる事はない…って聞こえるの」『それって何時から?』「矢に撃たれた頃かな…」『あぁしまったわ。大変だわ。何かに引かかって、全て矢が取れてなかったからだわ。まだのあるかしいかも知れない!』と言い残し陛下のもとへ跳んでいった。
「私の名前?えっと・・・あっ!棚橋 陸だ!イタタタ男の子の名前だって苛められたっけ。りく・・・かぁ 痛いなぁ」『陛下こちらの部屋に』〔大丈夫か?〕私は知らないウチに陛下のマントを握りしめ泣いていた。「大丈夫です。泣いてすっきりしました。ワタシの名前は、棚橋 陸です」
誰の仕業か判明した。やはり、義弟だった。嫌がらせの為にワタシに、目に見えない矢を作り放った。
「うっくっ痛ててて。」『目が覚めましたか?』っと心配そうに顔を覗き込む。リリーが王様の処へ跳んで、呼びに行った。[大丈夫か?]「背中がチクチク痛むくらいです。」[矢を放ったのは]「ジョナサン。あなたの義弟でしょ?」[何故それを]「あの民衆の中にいましたから」[其れを知っていて、わたしを守ったのか?]「守ったのかどうなのか、ワタシはただあなたの後ろに回っただけです。処でワタシの眼はまだ紅いですか?」じっと見つめ[あぁ紅いよ。だからあの矢が見えたのだろう?]「そうかも知れませんね。ふふふっと痛たたた」[すまない。キミのことを守れず]「良いんです。アナタの家族を守れたのだから」[あの後、弟を捕まえたよ。重い罰を与えたよ。キミに近づくな!この国に近づくな!と]「そうですか…痛たたた。
少し休みます」[色々あったから、ゆっくり休むと良い。では、また何かあったら言ってくれ]「はい。ありがとうございます。」王様は、リリーと少し話されてから離れた。
「リリーややこしくなったかな?」『何故ですか…?』「家族をバラバラにしたから…」『そんなことないですよ。ワタシにもあの方は嫌な方でしたから…』「そっか…痛たたた。あの方、ジョナサンは昔からあんな感じ?」『昔は仲が良かったと思いますが、ワタシを下町に行かせたのは、義弟のジョナサンでしたから…』「大変だったね…」「ところで、ワタシの頭の中でずっと、青が君、赤が私、青が空ならば君、珠紅が私で、交わる事はない…って聞こえるの」『それって何時から?』「矢に撃たれた頃かな…」『あぁしまったわ。大変だわ。何かに引かかって、全て矢が取れてなかったからだわ。まだのあるかしいかも知れない!』と言い残し陛下のもとへ跳んでいった。
「私の名前?えっと・・・あっ!棚橋 陸だ!イタタタ男の子の名前だって苛められたっけ。りく・・・かぁ 痛いなぁ」『陛下こちらの部屋に』〔大丈夫か?〕私は知らないウチに陛下のマントを握りしめ泣いていた。「大丈夫です。泣いてすっきりしました。ワタシの名前は、棚橋 陸です」
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