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第五章・帝国の王女
580.Main Story:Ameless
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「……──わたくしのお星さまは、どこかしら?」
今まで見てきたヒトの中で、二番目に美しいヒト。
それが、彼女へ抱いた率直な感想だった。
「親愛なる女王陛下に拝謁致します。こちらが、貴女様に捧げし前菜でございます」
宝石のような触角を持つ男が深く頭を垂れると、周囲の妖精達もまた、同様に礼を尽くす。
レッドカーペットを行くセレブのように、その女性──妖精女王と思しき妖精は、臣下達の平身低頭により作られた花道を踏みしめ、まっすぐとこちらに歩を進める。
透き通る硝子の靴を甲高く鳴らし、花とオーロラで編みあげたようなドレスをダンスのように踊らせ、ベールガールが持っていると見紛う程──上質な絹のごとき髪が艶やかに輝いていた。
まさに、おとぎ話。目の前では物語の中のような幻想的な演目が上演されている。観客に過ぎない私達は、ただ黙って見る事しか出来ない。
「……ねぇ、ラヴィーロ。わたくし、わからないわ」
「分からない、とは?」
ほんの数歩手前。手を伸ばせば届きそうな距離で立ち止まり、妖精女王はじっとこちらを見下ろした。
そして、いたいけな瞳で、宝石の触角を持つ男──ラヴィーロ、と呼ばれた男に語りかける。
「ほんとうに、この子がお星さまのお気にいりなの? こんなにもふつうの子が、どうして?」
「……ご期待に添えず申し訳ない限りです。私めには、星の真意など到底計り知れません。この娘には星が囲う程の何かがあるのでしょう」
「ふぅん。……あら? でも、この子──」
妖精女王の手がゆっくりとこちらに伸びてきて、私の顔を持ち上げた。
「瞳は、綺麗だわ。こういう色はなんと言うのかしら。そうだわ、よぞらの色! お星さまがきらきらと輝く世界の色は、こんな色をしているのよね?」
互いの息がかかる距離で、妖精女王はあどけなく笑う。とても、物欲しそうな瞳でじっと私の目を見ながら。
「……ラヴィーロ。わたくし、これがほしいわ」
ふと、彼女はそう言った。
その瞬間背中に悪寒が走り、体がピンと固まった。
「ッこれ、というのは……この娘の瞳、でしょうか?」
「えぇ。たしかにこれは綺麗だもの」
「しかし……所詮は人間の瞳です。貴女様が自ら目をかける程の物ではないかと、愚考します」
妖精女王の思いもよらぬ発言に、ラヴィーロも困惑したのだろう。肩を掴む手によりいっそう力が込められた。だが、不思議ともう痛みは無い。
「あなたがそう言うのなら、そうかもしれないけれど。だけどわたくしはこの瞳が欲しいわ。だって──お星さまのお気にいりというだけでも羨ましいのに、瞳まで綺麗だなんて。そんなのってないわ」
「!? お待ち下さ──……っ女王陛下!!」
ラヴィーロの進言は効果を見せず。気がついた時には、妖精女王の指が私の目の辺りを舐め回すように撫でていた。
そのまま、眼球と頭蓋の隙間に指を入れられてしまい、目を抉り取られるかと思った。──その瞬間。
私と妖精女王を分断するかのように、巨大な壁が聳え立つ。それは触れただけで肌が爛れてしまいそうな程の、冷気を纏う氷の壁だった。
「──遅れてすまない、姫。おじいちゃんが君を守ろう」
砕け散る氷の壁と共に上空より現れたのは、大貴族のような衣服を身に纏う青銀の髪の美丈夫。
「おじいちゃん……!」
氷の精霊さんであるフリザセアさんが奇襲を仕掛けた事により、妖精女王を伴い離脱すべく、ラヴィーロも私を解放せざるを得なくなったのだろう。
これにて私は自由となり、人質はいなくなった。
この状況が気に食わないのか、ラヴィーロは妖精女王の身を案じる傍らで「……何故、精霊が……」と口の端を歪めている。
「王女殿下、ご無事ですか!」
「申し訳ございません、主君。貴女をお守りする事が出来ず……っ」
イリオーデとアルベルトがいの一番に駆け寄ってくると、その後ろをわらわらと、男性陣が続く。
「大丈夫よ。こうして、おじ……フリザセアさんが助けてくれたし」
患部をぶんぶんと回していると、彼等は怪訝な様子でこちらをまじまじ見つめてきた。
本当に、もう痛みはないんだけどな。そんなことを考えつつも妖精へと意識を移す。ラヴィーロをはじめとした妖精達に守られるように立ち、妖精女王は愕然としていた。
「あの冷たい顔の精霊…………あの日も、お星さまの後ろにいたわ。それがどうして、あの子を守るの?」
「当然、あの人間が星騎士が守る程の存在だからだと思いますよ、女王陛下」
「星の、騎士が──……」
突然会話に割って入ったサングラスの男が恭しく礼をしながら進言すると、妖精女王の顔色が暗転する。幼さの中に狂気を感じさせる不気味な表情で、彼女は瞬きもせずに凝視してきた。
「っユーミス!!」
「……隊長は先程から何を焦っておられるのか。女王陛下が欲しいと仰ったのならば、必ずやご用意する。それがわたくしどもの仕事では?」
「それはそうだが、物事には順序というものがある」
「女王陛下のお言葉の前にそのような一切は些事でしょう? 誰よりも女王陛下を深く敬愛するアナタが一番よく理解している筈。にも関わらず躊躇うとは──……何か、やましいコトでもあるのでしょうか?」
サングラスの男、ユーミスがぴしゃりと指摘する。だがラヴィーロは顔色一つ変えぬまま、小さくため息を零した。
「……此処で下手に前菜を損なえば、後の馳走に響く。私はこの饗宴の成功──ひいては女王陛下の幸福と安寧を誰よりも願っているだけだ」
「フ~~ン。まあ、隊長程の忠臣が、女王陛下のお言葉に背く筈がありませんでした。わたくしも宴本番ということで緊張していたようで──……ッッッ!?」
ころりと態度を変えたユーミスが軽薄な笑みを浮かべた時、凄まじい速度で何かが彼に突撃した。その衝撃で彼の体は吹き飛ばされ、何体かの妖精を巻き込み遠くの建物に激突する。
今まで見てきたヒトの中で、二番目に美しいヒト。
それが、彼女へ抱いた率直な感想だった。
「親愛なる女王陛下に拝謁致します。こちらが、貴女様に捧げし前菜でございます」
宝石のような触角を持つ男が深く頭を垂れると、周囲の妖精達もまた、同様に礼を尽くす。
レッドカーペットを行くセレブのように、その女性──妖精女王と思しき妖精は、臣下達の平身低頭により作られた花道を踏みしめ、まっすぐとこちらに歩を進める。
透き通る硝子の靴を甲高く鳴らし、花とオーロラで編みあげたようなドレスをダンスのように踊らせ、ベールガールが持っていると見紛う程──上質な絹のごとき髪が艶やかに輝いていた。
まさに、おとぎ話。目の前では物語の中のような幻想的な演目が上演されている。観客に過ぎない私達は、ただ黙って見る事しか出来ない。
「……ねぇ、ラヴィーロ。わたくし、わからないわ」
「分からない、とは?」
ほんの数歩手前。手を伸ばせば届きそうな距離で立ち止まり、妖精女王はじっとこちらを見下ろした。
そして、いたいけな瞳で、宝石の触角を持つ男──ラヴィーロ、と呼ばれた男に語りかける。
「ほんとうに、この子がお星さまのお気にいりなの? こんなにもふつうの子が、どうして?」
「……ご期待に添えず申し訳ない限りです。私めには、星の真意など到底計り知れません。この娘には星が囲う程の何かがあるのでしょう」
「ふぅん。……あら? でも、この子──」
妖精女王の手がゆっくりとこちらに伸びてきて、私の顔を持ち上げた。
「瞳は、綺麗だわ。こういう色はなんと言うのかしら。そうだわ、よぞらの色! お星さまがきらきらと輝く世界の色は、こんな色をしているのよね?」
互いの息がかかる距離で、妖精女王はあどけなく笑う。とても、物欲しそうな瞳でじっと私の目を見ながら。
「……ラヴィーロ。わたくし、これがほしいわ」
ふと、彼女はそう言った。
その瞬間背中に悪寒が走り、体がピンと固まった。
「ッこれ、というのは……この娘の瞳、でしょうか?」
「えぇ。たしかにこれは綺麗だもの」
「しかし……所詮は人間の瞳です。貴女様が自ら目をかける程の物ではないかと、愚考します」
妖精女王の思いもよらぬ発言に、ラヴィーロも困惑したのだろう。肩を掴む手によりいっそう力が込められた。だが、不思議ともう痛みは無い。
「あなたがそう言うのなら、そうかもしれないけれど。だけどわたくしはこの瞳が欲しいわ。だって──お星さまのお気にいりというだけでも羨ましいのに、瞳まで綺麗だなんて。そんなのってないわ」
「!? お待ち下さ──……っ女王陛下!!」
ラヴィーロの進言は効果を見せず。気がついた時には、妖精女王の指が私の目の辺りを舐め回すように撫でていた。
そのまま、眼球と頭蓋の隙間に指を入れられてしまい、目を抉り取られるかと思った。──その瞬間。
私と妖精女王を分断するかのように、巨大な壁が聳え立つ。それは触れただけで肌が爛れてしまいそうな程の、冷気を纏う氷の壁だった。
「──遅れてすまない、姫。おじいちゃんが君を守ろう」
砕け散る氷の壁と共に上空より現れたのは、大貴族のような衣服を身に纏う青銀の髪の美丈夫。
「おじいちゃん……!」
氷の精霊さんであるフリザセアさんが奇襲を仕掛けた事により、妖精女王を伴い離脱すべく、ラヴィーロも私を解放せざるを得なくなったのだろう。
これにて私は自由となり、人質はいなくなった。
この状況が気に食わないのか、ラヴィーロは妖精女王の身を案じる傍らで「……何故、精霊が……」と口の端を歪めている。
「王女殿下、ご無事ですか!」
「申し訳ございません、主君。貴女をお守りする事が出来ず……っ」
イリオーデとアルベルトがいの一番に駆け寄ってくると、その後ろをわらわらと、男性陣が続く。
「大丈夫よ。こうして、おじ……フリザセアさんが助けてくれたし」
患部をぶんぶんと回していると、彼等は怪訝な様子でこちらをまじまじ見つめてきた。
本当に、もう痛みはないんだけどな。そんなことを考えつつも妖精へと意識を移す。ラヴィーロをはじめとした妖精達に守られるように立ち、妖精女王は愕然としていた。
「あの冷たい顔の精霊…………あの日も、お星さまの後ろにいたわ。それがどうして、あの子を守るの?」
「当然、あの人間が星騎士が守る程の存在だからだと思いますよ、女王陛下」
「星の、騎士が──……」
突然会話に割って入ったサングラスの男が恭しく礼をしながら進言すると、妖精女王の顔色が暗転する。幼さの中に狂気を感じさせる不気味な表情で、彼女は瞬きもせずに凝視してきた。
「っユーミス!!」
「……隊長は先程から何を焦っておられるのか。女王陛下が欲しいと仰ったのならば、必ずやご用意する。それがわたくしどもの仕事では?」
「それはそうだが、物事には順序というものがある」
「女王陛下のお言葉の前にそのような一切は些事でしょう? 誰よりも女王陛下を深く敬愛するアナタが一番よく理解している筈。にも関わらず躊躇うとは──……何か、やましいコトでもあるのでしょうか?」
サングラスの男、ユーミスがぴしゃりと指摘する。だがラヴィーロは顔色一つ変えぬまま、小さくため息を零した。
「……此処で下手に前菜を損なえば、後の馳走に響く。私はこの饗宴の成功──ひいては女王陛下の幸福と安寧を誰よりも願っているだけだ」
「フ~~ン。まあ、隊長程の忠臣が、女王陛下のお言葉に背く筈がありませんでした。わたくしも宴本番ということで緊張していたようで──……ッッッ!?」
ころりと態度を変えたユーミスが軽薄な笑みを浮かべた時、凄まじい速度で何かが彼に突撃した。その衝撃で彼の体は吹き飛ばされ、何体かの妖精を巻き込み遠くの建物に激突する。
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