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第五章・帝国の王女
578.Main Story:Ameless
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「ええと、つまり……あたしが、“皆に愛されたい”って願ったから、大勢の人がその……奇跡力? っていうので、あたしの事を好きになってくれた、の?」
「そうね。おそらく、貴女はどこかで妖精と接触している筈なのだけど……何か、心当たりとかある?」
シャルの見立て通り、やはり彼女は、知らず知らずのうちに渦中に放り込まれただけの被害者だった。
なので妖精と奇跡力について説明したところ、意外とすんなり理解を示してくれたのである。
「……たぶん、フォーロイト帝国に来た日のパーティーだと思う。あの時に不思議な二人組と少し話して、その後から……全能感に包まれていた気がするんだ」
「なら、それが妖精だと思う。妖精から何か渡されたりしなかった? 何か、常に身につけられるような小物とか……!」
彼女を起点に奇跡力が発生している以上、彼女は確実に奇跡力を譲渡されている……のだが。ミシェルちゃんは神々の愛し子だから、妖精の力を後付けするのは難しい。
なので考えられる可能性としては、奇跡力を貯蓄した宝石を妖精から渡されているだろう。──というのが、シルフ達の見解なのだ。
「あっ! そういえば、あの夜からずっと──このネックレスを着けてる気がする……っ!」
慌てた様子で胸元を探り、彼女はダイヤモンドのネックレスを表に出した。それを視界に捉えた途端、シュヴァルツの目の色が変わる。
「……たかが宝石に、隠蔽術式が全二十一層もかけられるワケがない。それ即ち──その宝石が、奇跡力の発生源だって証左だろォよ」
「そこまで露骨に隠匿されていると、罠に思えてくるわね」
「まァ、罠である事に違いはないな。あの宝石、特定の人物以外が触れば、触れたヤツの奇跡力を瞬時に搾り取る仕組みのようだ。よしカイル、試しに触ってみろ」
「俺に死ねと?」
「完全に死ぬ直前ぐらいには、助けてやるよ。不死者にしてでもな」
「仮にそうなれば、お前の心臓が止まる日まで俺はお前を許さねぇぞ」
「魔王相手に呪い勝負か? クソ度胸じゃん」
冷めた視線を送るカイルに、シュヴァルツもまた似たような呆れの視線を返す。
「話が脱線してしまったわね。とにかく、ミシェルちゃんにはそのネックレスを捨てて、願いを撤回して欲しいの」
「わ、わかった。よく分からないけど、皆に愛されたいって思わなかったらいいんだよね?」
「そう。お願いしてもいいかしら?」
「頑張ってみ……ます!」
ハッとした顔で敬語を取り繕う。その視線の先には険しい表情のミカリアとフリードルがいたのだが、まさかあの二人、こんな幼い子に変な圧を……?
「……あたしはもう大丈夫。皆に愛されなくても、あたしのことを普通に愛してくれる人が、確かにいるから」
ネックレスをぎゅっと握り締め、彼女は何度も呟いた。三回程同じ言葉を繰り返した後、
「だからもう、奇跡には頼らない────!」
ネックレスを外し、それを握りしめた手を思い切り振りかぶって、宝石を地面に叩きつけた。その直後、「念には念を」と呟くシュヴァルツが何らかの魔法を使用し、ダイヤモンドは呆気なく砕け散る。
キラキラと鱗粉のように煌めく破片と、刹那のうちに霧散した甘ったるく毒々しい香り。それが奇跡力の残滓であると理解するのに、そう時間はかからなかった。
「奇跡そのものが撤回された上、その女に譲渡されていた奇跡力は、全て世界に溶けた。これでもう、ソイツが奇跡を起こす事はないだろうよ」
シュヴァルツの言葉に、わっ、と歓声が上がる。
「これで、僕達はもう奇跡力の影響を受けないということなのでしょうか」
「そうだといいのですが」
ミカリアやマクベスタをはじめとして、攻略対象達も奇跡力問題の終息を喜び、雑談に興じる。
「……ディオ達は、もう、俺を無視しないのだろうか」
「当たり前じゃん。もしディオ兄達がまだそんな事をしやがったら」
ぶんっ、と拳を前に突き出して、
「僕がぶっ飛ばしてやるからさ。そんな顔しないでよ、シャル兄」
「そうだな。ジェジもこれで、安心して人の姿に戻れるはずだ。……よかった。本当に」
ユーキが笑うと、シャルも釣られて笑顔を取り戻した。
あとは妖精に拉致されたレオを取り戻すだけなのだが、そちらはシルフ達精霊組が担ってくれるとの事なので、私達の役目は一旦終了。
肩の荷が降りた気分だ。そう思った途端、どっと疲れが押し寄せる。
「ご歓談のところ、失礼します」
──刹那。知らない、誰かの声がした。
攻略対象達も、教皇も、魔王さえも。誰一人として、その存在に気づかなかった。誰かの声が耳に届いた瞬間、息を呑んで臨戦態勢に入ったが、間に合わない。
「わたくしどもからの贈り物を壊すだなんて、酷いですねぇ、神に愛されたお嬢さん。ですが、まあ──もう用済みなので、問題はないですけどね」
「あなた……は……?!」
「フフ。では、契約を履行していただきましょう。アナタの力を、ほんの少し……わたくしどもに貸してくださいな♪」
ホットピンクの髪に、サングラスをかけた軍服の男が、ミシェルちゃんの背後に突如として現れた。男は彼女の首筋を長い人差し指でつぅっ、となぞり、鋭く笑う。
「──嗚呼! たいへん長らくお待たせ致しました! これよりアナタ様の為の宴を執り行います!!」
空を仰いで、男は叫ぶ。
「さあ、扉よ開きたまえ! 神の力を以て、世界を繋げるのです!!」
クラシック音楽が聞こえた気がした。とても不気味で、不思議な音色が聞こえた瞬間、
「扉──っ! アミレス、お前だけは逃げろッッッ!!」
血相を変え、シュヴァルツが叫ぶ。
怒号と共に発動された白い魔法陣が私の足元を照らす。が、しかし。
「逃げる? いいえ、そのような事は許されない。汝は饗宴に招待されているのだから」
冷徹な声によって、なんとシュヴァルツの魔法は却下されてしまった。
「はじめまして、星の愛し子。汝に会いたいと、我等が女王陛下が仰せだ」
「っ、う……!」
宝石のように煌めく触角を持つ男。彼に触れられた肩が、石にでもなったかのように固まり、力を込められた瞬間、砕けるような激痛を覚えた。
「アミレス!!」
「王女殿下!?」
「主君!!」
皆の声が重なる。だが、返事をする暇など無かった。
「余計な真似はするな。これより開かれるは、かの御方に捧げし饗宴──……邪魔をするのであれば、汝らの“宝”は、例外なく全て、壊してくれる」
亀裂を生む私の肩。無様にも人質に取られた私を見てか、彼等は苦虫を噛み潰したような表情で奥歯を噛み締める。
程なくして、眼前には絶望が広がった。
空に、地上に。無数に現れた軍服を着た人ならざる者達と、ぐにゃりと生じた空間の歪み。その歪みに向け、彼等彼女等は敬礼する。
「……クソッ。お前等の狙いは、これだったのか……ッ!!」
シュヴァルツがボソリと零すと同時。空間の歪みから、とても、とても美しいヒトが現れた。
「……──わたくしのお星さまは、どこかしら?」
麗しく、しかして幼さも感じる微笑みをたたえて。
「そうね。おそらく、貴女はどこかで妖精と接触している筈なのだけど……何か、心当たりとかある?」
シャルの見立て通り、やはり彼女は、知らず知らずのうちに渦中に放り込まれただけの被害者だった。
なので妖精と奇跡力について説明したところ、意外とすんなり理解を示してくれたのである。
「……たぶん、フォーロイト帝国に来た日のパーティーだと思う。あの時に不思議な二人組と少し話して、その後から……全能感に包まれていた気がするんだ」
「なら、それが妖精だと思う。妖精から何か渡されたりしなかった? 何か、常に身につけられるような小物とか……!」
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なので考えられる可能性としては、奇跡力を貯蓄した宝石を妖精から渡されているだろう。──というのが、シルフ達の見解なのだ。
「あっ! そういえば、あの夜からずっと──このネックレスを着けてる気がする……っ!」
慌てた様子で胸元を探り、彼女はダイヤモンドのネックレスを表に出した。それを視界に捉えた途端、シュヴァルツの目の色が変わる。
「……たかが宝石に、隠蔽術式が全二十一層もかけられるワケがない。それ即ち──その宝石が、奇跡力の発生源だって証左だろォよ」
「そこまで露骨に隠匿されていると、罠に思えてくるわね」
「まァ、罠である事に違いはないな。あの宝石、特定の人物以外が触れば、触れたヤツの奇跡力を瞬時に搾り取る仕組みのようだ。よしカイル、試しに触ってみろ」
「俺に死ねと?」
「完全に死ぬ直前ぐらいには、助けてやるよ。不死者にしてでもな」
「仮にそうなれば、お前の心臓が止まる日まで俺はお前を許さねぇぞ」
「魔王相手に呪い勝負か? クソ度胸じゃん」
冷めた視線を送るカイルに、シュヴァルツもまた似たような呆れの視線を返す。
「話が脱線してしまったわね。とにかく、ミシェルちゃんにはそのネックレスを捨てて、願いを撤回して欲しいの」
「わ、わかった。よく分からないけど、皆に愛されたいって思わなかったらいいんだよね?」
「そう。お願いしてもいいかしら?」
「頑張ってみ……ます!」
ハッとした顔で敬語を取り繕う。その視線の先には険しい表情のミカリアとフリードルがいたのだが、まさかあの二人、こんな幼い子に変な圧を……?
「……あたしはもう大丈夫。皆に愛されなくても、あたしのことを普通に愛してくれる人が、確かにいるから」
ネックレスをぎゅっと握り締め、彼女は何度も呟いた。三回程同じ言葉を繰り返した後、
「だからもう、奇跡には頼らない────!」
ネックレスを外し、それを握りしめた手を思い切り振りかぶって、宝石を地面に叩きつけた。その直後、「念には念を」と呟くシュヴァルツが何らかの魔法を使用し、ダイヤモンドは呆気なく砕け散る。
キラキラと鱗粉のように煌めく破片と、刹那のうちに霧散した甘ったるく毒々しい香り。それが奇跡力の残滓であると理解するのに、そう時間はかからなかった。
「奇跡そのものが撤回された上、その女に譲渡されていた奇跡力は、全て世界に溶けた。これでもう、ソイツが奇跡を起こす事はないだろうよ」
シュヴァルツの言葉に、わっ、と歓声が上がる。
「これで、僕達はもう奇跡力の影響を受けないということなのでしょうか」
「そうだといいのですが」
ミカリアやマクベスタをはじめとして、攻略対象達も奇跡力問題の終息を喜び、雑談に興じる。
「……ディオ達は、もう、俺を無視しないのだろうか」
「当たり前じゃん。もしディオ兄達がまだそんな事をしやがったら」
ぶんっ、と拳を前に突き出して、
「僕がぶっ飛ばしてやるからさ。そんな顔しないでよ、シャル兄」
「そうだな。ジェジもこれで、安心して人の姿に戻れるはずだ。……よかった。本当に」
ユーキが笑うと、シャルも釣られて笑顔を取り戻した。
あとは妖精に拉致されたレオを取り戻すだけなのだが、そちらはシルフ達精霊組が担ってくれるとの事なので、私達の役目は一旦終了。
肩の荷が降りた気分だ。そう思った途端、どっと疲れが押し寄せる。
「ご歓談のところ、失礼します」
──刹那。知らない、誰かの声がした。
攻略対象達も、教皇も、魔王さえも。誰一人として、その存在に気づかなかった。誰かの声が耳に届いた瞬間、息を呑んで臨戦態勢に入ったが、間に合わない。
「わたくしどもからの贈り物を壊すだなんて、酷いですねぇ、神に愛されたお嬢さん。ですが、まあ──もう用済みなので、問題はないですけどね」
「あなた……は……?!」
「フフ。では、契約を履行していただきましょう。アナタの力を、ほんの少し……わたくしどもに貸してくださいな♪」
ホットピンクの髪に、サングラスをかけた軍服の男が、ミシェルちゃんの背後に突如として現れた。男は彼女の首筋を長い人差し指でつぅっ、となぞり、鋭く笑う。
「──嗚呼! たいへん長らくお待たせ致しました! これよりアナタ様の為の宴を執り行います!!」
空を仰いで、男は叫ぶ。
「さあ、扉よ開きたまえ! 神の力を以て、世界を繋げるのです!!」
クラシック音楽が聞こえた気がした。とても不気味で、不思議な音色が聞こえた瞬間、
「扉──っ! アミレス、お前だけは逃げろッッッ!!」
血相を変え、シュヴァルツが叫ぶ。
怒号と共に発動された白い魔法陣が私の足元を照らす。が、しかし。
「逃げる? いいえ、そのような事は許されない。汝は饗宴に招待されているのだから」
冷徹な声によって、なんとシュヴァルツの魔法は却下されてしまった。
「はじめまして、星の愛し子。汝に会いたいと、我等が女王陛下が仰せだ」
「っ、う……!」
宝石のように煌めく触角を持つ男。彼に触れられた肩が、石にでもなったかのように固まり、力を込められた瞬間、砕けるような激痛を覚えた。
「アミレス!!」
「王女殿下!?」
「主君!!」
皆の声が重なる。だが、返事をする暇など無かった。
「余計な真似はするな。これより開かれるは、かの御方に捧げし饗宴──……邪魔をするのであれば、汝らの“宝”は、例外なく全て、壊してくれる」
亀裂を生む私の肩。無様にも人質に取られた私を見てか、彼等は苦虫を噛み潰したような表情で奥歯を噛み締める。
程なくして、眼前には絶望が広がった。
空に、地上に。無数に現れた軍服を着た人ならざる者達と、ぐにゃりと生じた空間の歪み。その歪みに向け、彼等彼女等は敬礼する。
「……クソッ。お前等の狙いは、これだったのか……ッ!!」
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