授業

高木解緒 (たかぎ ときお)

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 わたし、先生が好きです。もうずっと好きだったんです。いつから好きだったかなと、最近よく考えます。でも結局、わからないままです。いつからか、ずっと、大好きです。
 先生。
 先生は、わたしと一番はじめに口をきいたのがいつだったか、覚えていますか?
 わたしは覚えています。最初の授業じゃないです。入学式の日の朝です。新入生としてこれから式へ出るって言うのに、髪を染めてきた新しいクラスメイトを連れて、どこかへ消えてしまった担任の先生の代わりに、先生が少しの間、わたしのクラスについておられたんです。その時、わたしははじめて先生とお話しできたのでした。
 と言っても、交わした言葉はほんの少しです。
 会話とも言えない、ほんとうに短い、短いやりとりだったと思います。
 それなのに、まるで昨日のことみたいに、いいえ、ついさっき起こった出来事のようにわたしは覚えています。あざやかに思い出すことができるんです。一年生での授業や部活など日々の暮らし、校外学習や体育祭や合唱祭といった色々なイベント、何もかも全部、まだ、始まってすらいないかのように、全てが、これからまた、わたしを待ってでもいるかのように、二年生への進級なんかずっと、ずっと先のことであるかのように、わたしははっきりと、あの時のことを思い出すことができるんです。
 あの朝、中学生になったばかりのわたしは、校舎の玄関に貼り出されたクラス発表の紙を見て、同じクラスに弓香や他の、小学校での友達が一人もいないことにがっかりして、教室へ行きました。新品の制服はまだ袖がごわごわと硬くて、慣れないネクタイに襟首はきついし、肩のあたりもつっぱるようだし、スカートの裾まで硬く、擦れて痛い気がしてくるし、家を出た時のうきうきした気分もどこかへ行ってしまって、階段を上って教室へ続く廊下はひっそりとして暗く、重苦しく、教室に入った時、窓から差し込む光がいやに白く、乱暴なほど眩しく感じられたものでした。入学おめでとう、と先輩たちが飾り付けた黒板にも気後れがして、なんだか申し訳ない気持ちになりました。
「おはよう」
 突然声がして、わたしはドキリとしました。そこでやっと、黒板の脇へよりかかるように立っている先生に気付いたのです。先生は気の無い様子で教卓の上の座席表を示し、
「自分の席を探して座ってください」
 わたしは頷いて、ぼんやり席を探して座りました。もちろん、これが最初のやり取りとは言いません。こんな御案内を出会いと言うほど、わたしは厚かましくありません。
 席は窓際の後ろから三番目でした。名字の関係で小学校から新学期は大抵、この辺りの席なのです。座ると春の陽がぽかぽかとしていて、わたしを励ますようでした。でも、木々の梢を揺らし、校庭を渡ってきた風が、半分ほど開かれていた窓からふっと涼しく吹きこんで、せっかく温まりかけたところを冷ましてしまいました。夢の中の夢に気付く感じ、二度、目が覚めたような気分でした。ふーん、という気持ちになりました。
 わたしは取りあえず鞄を机の横にかけて、教室の中をこっそり見渡してみました。
 もう何人か、席についていて、でも、みんな静かでした。今の様子からは考えられないくらい全員がしゃっちょこばって、姿勢正しく席についていました。お腹が痛そうにしている子、額に汗をかいている子、わたしの隣の子は膝に置いた両手をひたすら握ったり、開いたり繰り返していました。黒板の上にかけられた時計を見ると入学式の説明が始まる予定の時刻までまだ二十分もあって、それが永遠の長さに感じられました。退屈と緊張がごちゃまぜになって、ぎこちない雰囲気、本当に、空気が重いようでした。
 先生もやっぱりああいう時間は苦手なんですね。今からでは考えられないくらいとても白けた顔をしていて、わたしたちを見たり、窓の外を見たり、またわたしたちを見たり、手持ち無沙汰というのではなくて、あの沈黙を本当に気まずく思っている感じで、それがよく伝わってきました。とは言え、だからと言って、いきなり、 
「ねえみんな、落語していいかな?」
 と、その場にいる全員に訊いたのには、かなりびっくりしました。
 先生の声は優しくて、落ち着いていて、でも大きくて、はっきりとしていました。
「落語は小学生でも習うよね? 何、習った?」
 突然指された男子は小さな声で「あ、えっと……寿限無とか、饅頭怖いです……」って答えて、それが今、学年一騒々しい吉永君っていうのも思い出したら面白いですけれど、
「いやほら、黙ってるのもつまんないしさ。俺、ここで今から一人で喋るから、聞きたい人は聞いててください。興味ない人は寝ててヨシ――」
 それで先生、狸が出てくる話を始めましたよね。狸が助けてもらったお礼でさいころに化ける話です。話の内容ももちろん面白かったけれど、わたしはいきなり語り始めた先生の方がずっとおかしくって、最初、先生のよく動く口元ばかりを見つめていました。
 はじめのうちこそ教室はしーんと静かでしたけれど、わたしが何気なくさっきみたいに周りを見回すと、段々と面白い気持ちになってきたのか、みんなの目が輝き始めていて、くちもとがニヤニヤゆるんできていて、新しく来た子たちも「なんだなんだ」って感じでわたしの時よりずっと気楽に教室へ入ってくることができていて、その度に先生はちょっと話の筋を説明して、でも元から聞いていた子たちが白ける余裕は全然なくて、御愛想の笑いなんか誰もしてなくって、みんな笑う時は本当に笑ってて、わたしはまた、先生の方を向いて、まじまじと見てしまって、中学の先生ってすごいんだな、って思いました。
 結局、すごいのは先生だけでしたけれど――。 
 そんな時、わたしは自分の胸のあたりに、かすかな羽音を聞いたのです。
 何気なく見下ろして、思わず、
「あッ」
 小さく叫んでしまいました。息を呑む程度の小声だったのに、それが変に教室に響いてしまって、先生の話やみんなの笑いがぴたりと止んで、あの時ほど「しまった」と思ったことはありません。とても恥ずかしかったです。でもそれと同時に、どうしよう、と本気で固まっていました。PTA園芸部のお母さん方が作ってくれた花のコサージュにハチがとまっていたんです。わたしは昔から虫が大の苦手で、その上、ハチです。体は金縛りにあったみたいに固まってしまって、頭では、刺されたらどうしよう、と脳みそがぐるぐるパニックになってしまって、だから、
「どうした?」つかつかとみんなの机の間を抜けてやってくる先生に、
「ハチが……」と、左胸のコサージュに目配せして見せるのが精いっぱいでした。
「おっ、そうか」
 先生は気軽に言って「ううん」とわたしに顔を近づけ、ひょいと手を伸ばしたかと思うとひどくあっさり、ハチをつまみ上げてしまって、
「こりゃハチじゃない。アブだよ。ハナアブだから、刺したりしないよ」
 空いていた窓の外へ、先生は逃がしてやりました。プン、とアブは飛んでいきました。
「さて」と、こちらを見下ろした先生の、少し悪戯っぽい目つきを、わたしはよく覚えています。○○さん、とわたしの名字を優しく呼んで、
「今の虫が出てくることわざは何でしょう?」
 突然訊かれたわたしは「えっ」と戸惑い、喉の辺りが震える思いで、でも必死で考えて、
「……あぶはち取らず……です」
「OK! 意味は?」
「……欲張って二つのものを欲しがって、結局どちらも逃がしてしまうこと……です?」
「正解! よく知ってるね!」
 先生はにっこり笑って、また黒板の方へ戻って行きました。
 わたしは少しぼんやりして、それから、ついさっきまで自分の中でざわめいていたはずの恥ずかしい気持ちや焦る気持ちが、すっかり落ち着いているのに気が付きました。今、一瞬のうちに先生がわたしへ魔法をかけたのです。わたしはなんだか心から唸ってしまう気持ちになって、また、先生の口元を見つめ、狸のお話に耳を澄ませたものでした。
 これが先生との最初の想い出です。
 でもこの時はまだ、それほど先生を意識していたわけじゃありません。すてきな大人がいるんだな、と印象に残ったくらいです。その後、先生への自分の気持ちに気付いてからの方が、この時の先生の表情や教室の風景が心の中で膨らみに膨らんで、はち切れそうでした。胸を締め付けられる感覚に苦しみながら、とても不思議な気持ちにもなりました。
 ほんとうに、気が付かなければ良かった。
 それまでみたく、あははと笑って先生の授業を聞いていられれば良かった。
 一年生の頃に帰りたい、自分の気持ちに気付かないふりをして三年間を終えてみたい、と最近では思わずにいられません。あのころの私はもっと気軽な気持ちで、先生がわたしのクラス担任だったらなぁなんて、先生の授業中、そんなことばかり思っていたんです。
 先生が国語の先生でラッキー、くらいに思っていました。毎日みたく会えるから。
 先生の授業はとっても面白くって、ざっくばらんで、分かりやすくって、わたし、先生の授業を受けてから、すっかり国語の時間が好きになりました。小学校での国語の授業は退屈で、教科書の物語を先読みしたりしてぼんやりとやり過ごしていたわたしでしたが、中学校では時間割の国語の欄を一番飾り付けるくらい楽しみになりました。先生お勧めの本は全部読みました。語彙もみるみる増えました。国語そのものは元々好きでしたけれど、本気で好きになりました。その気持ちには多分、いいえ、多分でなくて確実に、先生への気持ちも混ざっていたんです。その頃のわたしは中学校へ行くのが楽しみでしかたありませんでした。国語の授業があるからです。先生に会えるからです。週に一度、国語の無い日は、なんだかやる気がでませんでした。
 部活では悩みました。先生は男子軟式テニス部の顧問だったから、わたしは女子の軟式テニス部に入ろうかなと、一瞬思ったんです。
 でも散々迷って、結局やめました。だって、明らかにわたしのキャラではなかったので。真黒く日焼けして、朝から晩までテニスなんて――。入部を思いとどまることができたのは、たぶん、まだ自分の気持ちにはっきりと気付いていなかったからだと思います。
 もし気が付いていれば、入っていたでしょうか。
 いいえ、入部しようなんて最初から思わなかったかもしれません。同じ教室で息を吸うだけでも苦しくって大変なのに、隣り合ったコートで汗を撒き散らして動き回るなんて、到底、絶対、無理です。できっこないです。恥ずかしすぎて、ぶっ倒れます。
 とにかく、わたしはテニス部に入りませんでした。
 だから、弓香が入ることにしたと聞いたとき、とてもうらやましく思いました。
 わたしは学校から少し離れた住宅街、弓香は校庭を挟んで中学校の向かいのマンションに住んでいて、お互いの家の距離はそれなりに離れているのですが、同じ幼稚園に通っていた頃からなんだかとても馬が合って、弓香とはいつも一緒に遊んでいました。小学校でも同じクラスになることがなぜか多くて、帰り道も一緒、ピアノ教室も、塾も一緒。
 それなのに、よりによってこういうところで別の道を歩き始めるだなんて!
 すらりと背が高くって、運動神経抜群で、言いたいことはずばずば言ってしまう、文句をつけてきた男の子を蹴散らし、黙らせてしまう弓香のことはいつもうらやましく思っていました。けれど、この時は本当に、どうしてわたしも弓香みたいではないんだろう、とつまらない気がしてしょうがありませんでした。
 その上その頃の彼女ったらわたしが先生のことをぼんやり好きだと気付いていて、毎日毎日、今日は男子と合同練習で先生にコーチしてもらったとか、試合の応援に差し入れしてもらったとか、男子にも女子にも先生は大人気だとか、そういう話ばかりしてきて、
「ふーん」と、わたしがつまらなさそうに答えると、にやにや笑って、
「だから一緒に入ろう、って言ったじゃん」なんて言うんです。
 腹が立ったので、わたしは図書委員になりました。先生に会える回数を少しでも増やそうと思ったんです。でも、図書委員の先生は別の国語の先生だったので、情けない気持ちになりました。それで一年生の後期の委員決めでは先生のいる委員になろうと思ったら、先生は放送委員でした。放送委員は当番で朝のあいさつや、給食時間の放送をしなければいけません。そんなことも、わたしにできるはずがないです。どうしてそうわたしに縁のなさそうなところにばかりいるのか、先生を憎らしく思ったこともなくはなかったです。
 体育祭では、先生が自分のクラスを声張り上げて応援しているのを見て、わたし、先生のクラスの子がとても羨ましかったです。一生懸命な担任の先生には悪いけれど、クラスで考えた標語も、お弁当の時の差し入れも、わたしはなんとも思いませんでした。自分が冷めた人間のように思えました。でもしょうがないじゃん、と開き直りもしました。
 これが、縁が無い、ってやつなのかなぁ、と生意気にも思ったりしていました。その頃の自分を思い返すとちょっと可愛い気もするけれど、やっぱり、すごくバカみたいです。
 とは言っても、一年生の頃は中学生の生活に馴染むのが大変で、最近ほど本気で悩んではいませんでした。余裕が無いと本気で恋はしない、できない、って先生、言ってましたよね。冬休み前に百人一首の説明をした時です。逆に余裕があると、したくもない恋まですることになって大変だから、おまえらも注意しろって――。
 あの頃、いいえ、二年生に上がってすぐくらいまでは、国語をもっと頑張らなきゃ、という気持ちになるくらいでした。熱心な先生のファン、くらいに自分のキャラを決めていたんです。ちゃんと線が引けていました。本当に、そのままにしとけばよかったんです。
 中学生になって二回目の春が終わろうとする頃、そのキャラ設定をぶち壊しにしたのはもちろん先生と、そして弓香でした。



 Ⓒ髙木解緒 2017
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