48 / 75
雪解けを待つ ⑸
しおりを挟む
「冗談もほどほどになさってください!」
どん、と突き飛ばす勢いでリズがアスベルトの胸を押す。柔らかい雰囲気があるためか、微笑みをいつも浮かべているためか、アスベルトは優男のイメージがあったが、触れた胸板は固くしっかりしていた。
そういえば、アスベルトは体格もそんなに悪くない。
もしかしたら剣術なども不得手ではないのかもしれない、そんなことをリズが考えているとアスベルトがため息をついた。
演技を合わせられないリズに呆れたのだろうか。そうは思うも、だからといってリズは意見を変える気にはなれなかった。
「ま、僕の片思いだけどね」
「………」
「それで?きみはどうしたの?ロビンに用事かな」
なるほど、リズではなくロビンに会いに来たのならリズが彼の訪れを知らなくても不思議ではない。ロビンに会いに来たデストロイと偶然鉢合わせをしてしまったのか。
デストロイは苦々しげにアスベルトを見ていた。
(そういえば……デストロイはレドリアス殿下の筆頭補佐。レドリアス殿下とアスベルト殿下は仲が悪いことで有名、デストロイもまたアスベルト殿下を良く思っていないのかもしれない)
「どこかお出かけですか?」
「まあね」
アスベルトが鷹揚に頷く。
父公爵は沈黙を守り、様子を伺っていた。
「おふたりで、ですか」
「それをきみに答える必要、あるかなぁ。早くロビンに会いに行けば?きみの目的はロビンに会うことでしょ。……ああ、それとも。兄上の命でほかにすべきことがあるのかな?」
アスベルトが仕掛けた。
にこやかな笑みはそのまま、しかし瞳は全く笑っていない。
冷たい表情にリズは息を詰めた。
へらへらしている印象しか無かったが、やはり腐っても王族ということか。堂々たる様子はさすがと言わざるを得ない。
「はは、レドリアス殿下から命など受けていませんよ。ただ──ほかに私の目的があるのだとしたら、それは」
その時デストロイがこちらを見た。
視線の先はリズだ。
深い紫根の瞳を向けられたリズはびくりと肩を揺らした。
(な、なに?)
「……リズレイン嬢。あなたはベルロニア公爵と婚約寸前まで言った令嬢として社交界では有名です。そんなあなたが、次は第二王子のアスベルト殿下とふたりで馬車旅など……社交界に知れたら、なんと言われることか」
(脅す気?)
リズが眉を寄せる。
ずいぶん偉そうな男である。やはり、いけすかない。
社交界で噂になってしまえばリズはもう、アスベルトとくっつく以外、醜聞を打ち消す方法を持たない。
アスベルトもそう考えたのだろう。ため息を吐いた。
「ですから、私も同行しましょう」
(え、嫌!)
リズはますます眉間に皺を寄せた。
険しい表情の彼女が見えているはずなのに、デストロイは余裕の顔を崩さない。
「三人旅であれば、二人よりは口さがない噂を流されることも無いでしょう」
「貴殿が沈黙を守るだけで済む話なんじゃないかな?」
「そうとも言えませんよ。人の目は防げない」
「……」
(三人旅って……デストロイにアスベルト殿下と私、ということよね?冗談じゃないわ。ふたりを天秤にかける悪女なんて噂が流れたらやっていけない)
ただでさえリズは一人でも構わないというのに。
護衛は必要だが、それがアスベルトとデストロイである必要は無い。
リズは強い瞳でアスベルトを見た。
デストロイの言葉を断れ、断れ、と念を込める。
アスベルトはリズの視線に気がついているはずなのに、僅かな沈黙の後、デストロイの言葉を受けいれた。
「いいよ。きみの同行を許可しよう」
「アスベルト殿下!?」
悲鳴のような声が出た。
リズの声に、アスベルトは苦笑した。
「まあまあ、リズレイン嬢。せっかくデストロイが護衛に回ってくれると言うんだ。彼もまた、第一王子の筆頭補佐という立場だし……この旅行では、権力が僕たちを救うかもしれないしね」
「……?」
妙に謎かけめいた言葉だった。
リズが首を傾げると同時、アスベルトはデストロイを馬車に手招きした。
ぎく、としたリズは父公爵に飛びついた。
「お父様!私、ひとりで行きます。男性がたと旅行だなんて、未婚の淑女に有るまじきことですわ。お父様もそう思いますよね?」
デストロイの同行が決まった瞬間、リズはアスベルトをも切り捨てた。デストロイがついてくるくらいならリズはひとりで向かう。
アスベルトもデストロイも不要である。
腕に飛びついてきた娘に父公爵は苦々しい顔をした。気まずそうな顔だ。
「リズ……」
「アスベルト殿下がたは、おふたりでいらっしゃればよろしいのよ。私は私で向かいます。社交界のいい噂になるのはごめんですもの」
本心は、デストロイと共にいたくないからだが、そう口にすれば父公爵はまたしても歯切れの悪い声を出した。
「うーん」
「お父様!!」
怒ったリズに責められるように呼ばれ、父公爵はますます弱った様子だった。そんな彼らに声をかけたのはアスベルトだ。
「まあまあ、リズレイン嬢。きみがリーズリー領に向かう許可が降りたのは、僕が同行するからだよ。僕がこの名にかけてきみを守ると公爵に誓ったからだ」
「………」
今度はリズが苦々しい顔をした。
この名にかけて、ってなんだ。
別にかけなくてもいい。
リズがひとりで行動した結果、彼女自身が怪我をするのは、彼女の責任だ。自業自得だ。
アスベルトは関係ない。というか、なぜアスベルトが出てくるのだ。
リズは胡乱な視線を向けたが、アスベルトは何処吹く風だった。
「ほら、早く行こう。デストロイについては僕が責任もって監督するから」
「……」
「ヴェートルが心配なんだろ?」
「!」
その言葉は、リズをはっとさせた。
確かにそうだ。こんなところで押し問答しているより、早くリーズリー領に向かった方がいい。全くその通りだ。
だけどアスベルトにいいように言いくるめられているような気がして、素直には頷かない。
結果リズは、むっすりとしたまま馬車に乗り込むこととなった。
馬車には、アスベルト、リズ、デストロイ、アンの四人。さすが公爵家の馬車。広々としているため手狭ではないが、ひとりメイドのアンは居心地が悪そうだった。
しかし、アンに降りられでもしたらリズはこのふたりと同じ空間にずっといなければならなくなる。それは嫌だったので、彼女はずっとアンにひっつき、アンが馬車から降りないようにしていた。
どん、と突き飛ばす勢いでリズがアスベルトの胸を押す。柔らかい雰囲気があるためか、微笑みをいつも浮かべているためか、アスベルトは優男のイメージがあったが、触れた胸板は固くしっかりしていた。
そういえば、アスベルトは体格もそんなに悪くない。
もしかしたら剣術なども不得手ではないのかもしれない、そんなことをリズが考えているとアスベルトがため息をついた。
演技を合わせられないリズに呆れたのだろうか。そうは思うも、だからといってリズは意見を変える気にはなれなかった。
「ま、僕の片思いだけどね」
「………」
「それで?きみはどうしたの?ロビンに用事かな」
なるほど、リズではなくロビンに会いに来たのならリズが彼の訪れを知らなくても不思議ではない。ロビンに会いに来たデストロイと偶然鉢合わせをしてしまったのか。
デストロイは苦々しげにアスベルトを見ていた。
(そういえば……デストロイはレドリアス殿下の筆頭補佐。レドリアス殿下とアスベルト殿下は仲が悪いことで有名、デストロイもまたアスベルト殿下を良く思っていないのかもしれない)
「どこかお出かけですか?」
「まあね」
アスベルトが鷹揚に頷く。
父公爵は沈黙を守り、様子を伺っていた。
「おふたりで、ですか」
「それをきみに答える必要、あるかなぁ。早くロビンに会いに行けば?きみの目的はロビンに会うことでしょ。……ああ、それとも。兄上の命でほかにすべきことがあるのかな?」
アスベルトが仕掛けた。
にこやかな笑みはそのまま、しかし瞳は全く笑っていない。
冷たい表情にリズは息を詰めた。
へらへらしている印象しか無かったが、やはり腐っても王族ということか。堂々たる様子はさすがと言わざるを得ない。
「はは、レドリアス殿下から命など受けていませんよ。ただ──ほかに私の目的があるのだとしたら、それは」
その時デストロイがこちらを見た。
視線の先はリズだ。
深い紫根の瞳を向けられたリズはびくりと肩を揺らした。
(な、なに?)
「……リズレイン嬢。あなたはベルロニア公爵と婚約寸前まで言った令嬢として社交界では有名です。そんなあなたが、次は第二王子のアスベルト殿下とふたりで馬車旅など……社交界に知れたら、なんと言われることか」
(脅す気?)
リズが眉を寄せる。
ずいぶん偉そうな男である。やはり、いけすかない。
社交界で噂になってしまえばリズはもう、アスベルトとくっつく以外、醜聞を打ち消す方法を持たない。
アスベルトもそう考えたのだろう。ため息を吐いた。
「ですから、私も同行しましょう」
(え、嫌!)
リズはますます眉間に皺を寄せた。
険しい表情の彼女が見えているはずなのに、デストロイは余裕の顔を崩さない。
「三人旅であれば、二人よりは口さがない噂を流されることも無いでしょう」
「貴殿が沈黙を守るだけで済む話なんじゃないかな?」
「そうとも言えませんよ。人の目は防げない」
「……」
(三人旅って……デストロイにアスベルト殿下と私、ということよね?冗談じゃないわ。ふたりを天秤にかける悪女なんて噂が流れたらやっていけない)
ただでさえリズは一人でも構わないというのに。
護衛は必要だが、それがアスベルトとデストロイである必要は無い。
リズは強い瞳でアスベルトを見た。
デストロイの言葉を断れ、断れ、と念を込める。
アスベルトはリズの視線に気がついているはずなのに、僅かな沈黙の後、デストロイの言葉を受けいれた。
「いいよ。きみの同行を許可しよう」
「アスベルト殿下!?」
悲鳴のような声が出た。
リズの声に、アスベルトは苦笑した。
「まあまあ、リズレイン嬢。せっかくデストロイが護衛に回ってくれると言うんだ。彼もまた、第一王子の筆頭補佐という立場だし……この旅行では、権力が僕たちを救うかもしれないしね」
「……?」
妙に謎かけめいた言葉だった。
リズが首を傾げると同時、アスベルトはデストロイを馬車に手招きした。
ぎく、としたリズは父公爵に飛びついた。
「お父様!私、ひとりで行きます。男性がたと旅行だなんて、未婚の淑女に有るまじきことですわ。お父様もそう思いますよね?」
デストロイの同行が決まった瞬間、リズはアスベルトをも切り捨てた。デストロイがついてくるくらいならリズはひとりで向かう。
アスベルトもデストロイも不要である。
腕に飛びついてきた娘に父公爵は苦々しい顔をした。気まずそうな顔だ。
「リズ……」
「アスベルト殿下がたは、おふたりでいらっしゃればよろしいのよ。私は私で向かいます。社交界のいい噂になるのはごめんですもの」
本心は、デストロイと共にいたくないからだが、そう口にすれば父公爵はまたしても歯切れの悪い声を出した。
「うーん」
「お父様!!」
怒ったリズに責められるように呼ばれ、父公爵はますます弱った様子だった。そんな彼らに声をかけたのはアスベルトだ。
「まあまあ、リズレイン嬢。きみがリーズリー領に向かう許可が降りたのは、僕が同行するからだよ。僕がこの名にかけてきみを守ると公爵に誓ったからだ」
「………」
今度はリズが苦々しい顔をした。
この名にかけて、ってなんだ。
別にかけなくてもいい。
リズがひとりで行動した結果、彼女自身が怪我をするのは、彼女の責任だ。自業自得だ。
アスベルトは関係ない。というか、なぜアスベルトが出てくるのだ。
リズは胡乱な視線を向けたが、アスベルトは何処吹く風だった。
「ほら、早く行こう。デストロイについては僕が責任もって監督するから」
「……」
「ヴェートルが心配なんだろ?」
「!」
その言葉は、リズをはっとさせた。
確かにそうだ。こんなところで押し問答しているより、早くリーズリー領に向かった方がいい。全くその通りだ。
だけどアスベルトにいいように言いくるめられているような気がして、素直には頷かない。
結果リズは、むっすりとしたまま馬車に乗り込むこととなった。
馬車には、アスベルト、リズ、デストロイ、アンの四人。さすが公爵家の馬車。広々としているため手狭ではないが、ひとりメイドのアンは居心地が悪そうだった。
しかし、アンに降りられでもしたらリズはこのふたりと同じ空間にずっといなければならなくなる。それは嫌だったので、彼女はずっとアンにひっつき、アンが馬車から降りないようにしていた。
96
お気に入りに追加
585
あなたにおすすめの小説
あなたへの想いを終わりにします
四折 柊
恋愛
シエナは王太子アドリアンの婚約者として体の弱い彼を支えてきた。だがある日彼は視察先で倒れそこで男爵令嬢に看病される。彼女の献身的な看病で医者に見放されていた病が治りアドリアンは健康を手に入れた。男爵令嬢は殿下を治癒した聖女と呼ばれ王城に招かれることになった。いつしかアドリアンは男爵令嬢に夢中になり彼女を正妃に迎えたいと言い出す。男爵令嬢では妃としての能力に問題がある。だからシエナには側室として彼女を支えてほしいと言われた。シエナは今までの献身と恋心を踏み躙られた絶望で彼らの目の前で自身の胸を短剣で刺した…………。(全13話)
報われない恋の行方〜いつかあなたは私だけを見てくれますか〜
矢野りと
恋愛
『少しだけ私に時間をくれないだろうか……』
彼はいつだって誠実な婚約者だった。
嘘はつかず私に自分の気持ちを打ち明け、学園にいる間だけ想い人のこともその目に映したいと告げた。
『想いを告げることはしない。ただ見ていたいんだ。どうか、許して欲しい』
『……分かりました、ロイド様』
私は彼に恋をしていた。だから、嫌われたくなくて……それを許した。
結婚後、彼は約束通りその瞳に私だけを映してくれ嬉しかった。彼は誠実な夫となり、私は幸せな妻になれた。
なのに、ある日――彼の瞳に映るのはまた二人になっていた……。
※この作品の設定は架空のものです。
※お話の内容があわないは時はそっと閉じてくださいませ。
何を間違った?【完結済】
maruko
恋愛
私は長年の婚約者に婚約破棄を言い渡す。
彼女とは1年前から連絡が途絶えてしまっていた。
今真実を聞いて⋯⋯。
愚かな私の後悔の話
※作者の妄想の産物です
他サイトでも投稿しております
婚約破棄直前に倒れた悪役令嬢は、愛を抱いたまま退場したい
矢口愛留
恋愛
【全11話】
学園の卒業パーティーで、公爵令嬢クロエは、第一王子スティーブに婚約破棄をされそうになっていた。
しかし、婚約破棄を宣言される前に、クロエは倒れてしまう。
クロエの余命があと一年ということがわかり、スティーブは、自身の感じていた違和感の元を探り始める。
スティーブは真実にたどり着き、クロエに一つの約束を残して、ある選択をするのだった。
※一話あたり短めです。
※ベリーズカフェにも投稿しております。
裏切りの先にあるもの
マツユキ
恋愛
侯爵令嬢のセシルには幼い頃に王家が決めた婚約者がいた。
結婚式の日取りも決まり数か月後の挙式を楽しみにしていたセシル。ある日姉の部屋を訪ねると婚約者であるはずの人が姉と口づけをかわしている所に遭遇する。傷つくセシルだったが新たな出会いがセシルを幸せへと導いていく。
【完結】「冤罪で処刑された公爵令嬢はタイムリープする〜二度目の人生は殺(や)られる前に殺(や)ってやりますわ!」
まほりろ
恋愛
【完結しました】
アリシア・フォスターは第一王子の婚約者だった。
だが卒業パーティで第一王子とその仲間たちに冤罪をかけられ、弁解することも許されず、その場で斬り殺されてしまう。
気がつけば、アリシアは十歳の誕生日までタイムリープしていた。
「二度目の人生は|殺《や》られる前に|殺《や》ってやりますわ!」
アリシアはやり直す前の人生で、自分を殺した者たちへの復讐を誓う。
敵は第一王子のスタン、男爵令嬢のゲレ、義弟(いとこ)のルーウィー、騎士団長の息子のジェイ、宰相の息子のカスパーの五人。
アリシアは父親と信頼のおけるメイドを仲間につけ、一人づつ確実に報復していく。
前回の人生では出会うことのなかった隣国の第三皇子に好意を持たれ……。
☆
※ざまぁ有り(死ネタ有り)
※虫を潰すように、さくさく敵を抹殺していきます。
※ヒロインのパパは味方です。
※他サイトにも投稿しています。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
※本編1〜14話。タイムリープしたヒロインが、タイムリープする前の人生で自分を殺した相手を、ぷちぷちと潰していく話です。
※番外編15〜26話。タイムリープする前の時間軸で、娘を殺された公爵が、娘を殺した相手を捻り潰していく話です。
2022年3月8日HOTランキング7位! ありがとうございます!
王子妃だった記憶はもう消えました。
cyaru
恋愛
記憶を失った第二王子妃シルヴェーヌ。シルヴェーヌに寄り添う騎士クロヴィス。
元々は王太子であるセレスタンの婚約者だったにも関わらず、嫁いだのは第二王子ディオンの元だった。
実家の公爵家にも疎まれ、夫となった第二王子ディオンには愛する人がいる。
記憶が戻っても自分に居場所はあるのだろうかと悩むシルヴェーヌだった。
記憶を取り戻そうと動き始めたシルヴェーヌを支えるものと、邪魔するものが居る。
記憶が戻った時、それは、それまでの日常が崩れる時だった。
★1話目の文末に時間的流れの追記をしました(7月26日)
●ゆっくりめの更新です(ちょっと本業とダブルヘッダーなので)
●ルビ多め。鬱陶しく感じる方もいるかも知れませんがご了承ください。
敢えて常用漢字などの読み方を変えている部分もあります。
●作中の通貨単位はケラ。1ケラ=1円くらいの感じです。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界の創作話です。時代設定、史実に基づいた話ではありません。リアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義です。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。登場人物、場所全て架空です。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる