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死んでいいひと、だめなひと
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また、夢を見た。
男性が、女性を抱きしめている。
黒髪の娘──ファラビアは、泣いているようだった。
彼は、彼女をしっかりと抱きしめていた。
離さないように。彼女が、逃げないように。
彼の白金のまつ毛は伏せられて、その空色の瞳を僅かに隠す。
甘やかな顔立ちをしているのに、今はとても冷たく見えた。
冷えるような、氷のような空気感を持つ男だ。
だけどその声は、確かに優しさを滲ませていた。
「……シュネイリアは、私にとってかけがえのない存在だった」
その言葉に、王女の肩がぴくりと跳ねる。
それを慰めるように彼は彼女の背を撫でる。
彼は僅かに微笑した。
それだけで、氷のような雰囲気は溶け、春を迎えた陽だまりのようなあたたかさを醸し出す。
彼が彼女を見る瞳は、とても優しかった。
とても、優しい瞳だった。
「だけど、シュネイリアは、私の初恋ではない」
王女は答えない。
彼は、彼女の背を撫でた。
背に流れる黒髪を指で梳き、遊ばせる。
「妹のように思っていた、彼女のことを。幼い頃から知っているし、私によく懐いてくれた。だから……」
彼はここで言葉を区切ったが、過去に思いを馳せていたことは容易に知れる。
王女が顔を上げる。
青い瞳は、涙に濡れていた。
彼が苦笑した。
「私が好きなのは、ファラビア。あなただけだ。あなたが私に愛を教えてくれた。シュネイリアを……過去の、思い出にしてくれた」
リュアンダル殿下が王女の手をすくいあげるように持ち上げて、その手の甲に口付けを落とした。王女は恥ずかしげにまつ毛を伏せる。
「──愛してる」
☆
「シュネイリア嬢?」
はっと我に返る。
寝不足のせいか、昨日見た夢に囚われていた。
顔を上げると、リュアンダル殿下は、訝しげに私のことを見ていた。
ロイド伯爵家を訪ねた翌日、リュアンダル殿下がヴァネッサ公爵家を訪れた。
前々から約束していたのだ。
次の【祝福の日】の打ち合わせをするためだった。
この国には、魔獣が出現する。
魔獣は森の奥深くで生まれると言われていて、物理攻撃は効かない。
基本、特性攻撃を振るわなければ倒せないのだ。
魔獣の出没時期は、夏から秋にかけて。
そろそろ魔獣討伐の隊が組まれる頃合いだろう。
それに先がけて、魔獣討伐の成功を願い、【祝福の日】が定められた。
年に一度のこの行事は、ヴィーリアでもっとも大切にされている儀式で、必ず貴族は参加しなければならない。
ヴァネッサ公爵家の庭園で、季節の花を見ながら彼と話をしていたのだ。
だけどいつの間にか、意識が散漫になってしまった。
……昨日は、あまり眠れなかったから。
「ごめんなさい。……ええと、衣装のお話でしたね。私は殿下の瞳の色に合わせようと思います」
「……うん。ねえ、シュネイリア嬢。さいきん、悩み事があるんじゃないかな」
すらりとした長い足を組み替えながら、リュアンダル殿下が私に尋ねた。
ラウンドテーブルを挟み、対面に座った彼が珍しく眉を寄せ、厳しい顔をしていた。
私は慌てて首を横に振ろうとして──それが不自然であることに気が付いた。
ここで嘘を吐けば、聡い彼にはきっと気付かれる。
彼はひとの表情の機微に聡い。
彼は物心がついた時から刺客に命を狙われ、特性が発現するまではとても苦労したと聞く。
彼が幼い頃は暗殺未遂が日常茶飯事だったようだ。
それも、特性が発現するまで、だが。
特性を得てなお、暗殺未遂は数は激減したものの、完全になくなったわけではない。
信じていた従僕、騎士、メイドが裏切り彼の命を狙ったり、拐おうとしたことは過去何度もあったようだ。
それもあってか、彼はひとの本心を見抜く力に長けているように思う。
自身を裏切っているか、裏切っていないか。
彼は穏やかで落ち着いていて、柔和な印象を受けるが──その実、誰よりも冷静に相手を見ているのだ。
いや、観察、と言った方が正しいだろう。
私は言葉を選びながら、偽りの中に僅かな真実を混ぜることにした。
偽りを口にする時、真実を少しでも混ぜれば、信ぴょう性が増すとどこかで聞いたことがあったから。
「……あまり眠れていなくて」
「そうなんだ。だから、顔色が悪いんだね」
「え……あ」
私は思わず自身の頬に手をやった。
確かに昨日、予知夢を見てから全く眠れずに朝を迎えたのだ。
夢から覚めた時の目覚めは変わらず最悪で、外は大雨が降っていた。
土砂降りの雨も悪影響して、頭痛が絶え間なかったのだ。
結果、まんじりともせず朝を迎えてしまったせいで、くまが酷い。
だけどそれはメイドの手によって化粧を施され、綺麗に隠されたはずだ。
少なくとも、日中、陽の下では分からない程度には。
狼狽えて目尻に触れる私に、彼がにっこりと笑う。
少し威圧的な、なにかしらの意図を含んだ微笑みだった。
「気付かないと思う?さいきんきみは顔色も悪いし、今日は隈まである。……どうしたの」
「夢……見が悪くて」
彼は私のセカンド特性を知っている。
予知夢だと気付かれたらどうしよう。
恐れる心を隠して彼に言う。
リュアンダル殿下に、私の予知夢を言うことは出来なかった。
一年後に私が死ぬことを知ったら彼は、きっとそれを阻もうとする。
私を救おうと、助けようとする。
だけど、それではだめなのだ。
私は【無効】の特性を持っているからこそ、死ぬ。
つまり、彼を守って死ぬ可能性があるのだ。
その可能性がある以上、彼に守られるわけにはいかない。
もし仮に、私が助かったとして、彼が死んでは意味が無い。
彼は、何よりも大切なひとなのだから。
ヴィーリア国にとって、失われてはならない存在だ。
王家の直系は彼しかいない。
彼が失われれば、世の秩序が乱れる。
彼は失われてはならないひと。
彼は、守られなければならないひと。
だから、リュアンダル殿下には言えない。
男性が、女性を抱きしめている。
黒髪の娘──ファラビアは、泣いているようだった。
彼は、彼女をしっかりと抱きしめていた。
離さないように。彼女が、逃げないように。
彼の白金のまつ毛は伏せられて、その空色の瞳を僅かに隠す。
甘やかな顔立ちをしているのに、今はとても冷たく見えた。
冷えるような、氷のような空気感を持つ男だ。
だけどその声は、確かに優しさを滲ませていた。
「……シュネイリアは、私にとってかけがえのない存在だった」
その言葉に、王女の肩がぴくりと跳ねる。
それを慰めるように彼は彼女の背を撫でる。
彼は僅かに微笑した。
それだけで、氷のような雰囲気は溶け、春を迎えた陽だまりのようなあたたかさを醸し出す。
彼が彼女を見る瞳は、とても優しかった。
とても、優しい瞳だった。
「だけど、シュネイリアは、私の初恋ではない」
王女は答えない。
彼は、彼女の背を撫でた。
背に流れる黒髪を指で梳き、遊ばせる。
「妹のように思っていた、彼女のことを。幼い頃から知っているし、私によく懐いてくれた。だから……」
彼はここで言葉を区切ったが、過去に思いを馳せていたことは容易に知れる。
王女が顔を上げる。
青い瞳は、涙に濡れていた。
彼が苦笑した。
「私が好きなのは、ファラビア。あなただけだ。あなたが私に愛を教えてくれた。シュネイリアを……過去の、思い出にしてくれた」
リュアンダル殿下が王女の手をすくいあげるように持ち上げて、その手の甲に口付けを落とした。王女は恥ずかしげにまつ毛を伏せる。
「──愛してる」
☆
「シュネイリア嬢?」
はっと我に返る。
寝不足のせいか、昨日見た夢に囚われていた。
顔を上げると、リュアンダル殿下は、訝しげに私のことを見ていた。
ロイド伯爵家を訪ねた翌日、リュアンダル殿下がヴァネッサ公爵家を訪れた。
前々から約束していたのだ。
次の【祝福の日】の打ち合わせをするためだった。
この国には、魔獣が出現する。
魔獣は森の奥深くで生まれると言われていて、物理攻撃は効かない。
基本、特性攻撃を振るわなければ倒せないのだ。
魔獣の出没時期は、夏から秋にかけて。
そろそろ魔獣討伐の隊が組まれる頃合いだろう。
それに先がけて、魔獣討伐の成功を願い、【祝福の日】が定められた。
年に一度のこの行事は、ヴィーリアでもっとも大切にされている儀式で、必ず貴族は参加しなければならない。
ヴァネッサ公爵家の庭園で、季節の花を見ながら彼と話をしていたのだ。
だけどいつの間にか、意識が散漫になってしまった。
……昨日は、あまり眠れなかったから。
「ごめんなさい。……ええと、衣装のお話でしたね。私は殿下の瞳の色に合わせようと思います」
「……うん。ねえ、シュネイリア嬢。さいきん、悩み事があるんじゃないかな」
すらりとした長い足を組み替えながら、リュアンダル殿下が私に尋ねた。
ラウンドテーブルを挟み、対面に座った彼が珍しく眉を寄せ、厳しい顔をしていた。
私は慌てて首を横に振ろうとして──それが不自然であることに気が付いた。
ここで嘘を吐けば、聡い彼にはきっと気付かれる。
彼はひとの表情の機微に聡い。
彼は物心がついた時から刺客に命を狙われ、特性が発現するまではとても苦労したと聞く。
彼が幼い頃は暗殺未遂が日常茶飯事だったようだ。
それも、特性が発現するまで、だが。
特性を得てなお、暗殺未遂は数は激減したものの、完全になくなったわけではない。
信じていた従僕、騎士、メイドが裏切り彼の命を狙ったり、拐おうとしたことは過去何度もあったようだ。
それもあってか、彼はひとの本心を見抜く力に長けているように思う。
自身を裏切っているか、裏切っていないか。
彼は穏やかで落ち着いていて、柔和な印象を受けるが──その実、誰よりも冷静に相手を見ているのだ。
いや、観察、と言った方が正しいだろう。
私は言葉を選びながら、偽りの中に僅かな真実を混ぜることにした。
偽りを口にする時、真実を少しでも混ぜれば、信ぴょう性が増すとどこかで聞いたことがあったから。
「……あまり眠れていなくて」
「そうなんだ。だから、顔色が悪いんだね」
「え……あ」
私は思わず自身の頬に手をやった。
確かに昨日、予知夢を見てから全く眠れずに朝を迎えたのだ。
夢から覚めた時の目覚めは変わらず最悪で、外は大雨が降っていた。
土砂降りの雨も悪影響して、頭痛が絶え間なかったのだ。
結果、まんじりともせず朝を迎えてしまったせいで、くまが酷い。
だけどそれはメイドの手によって化粧を施され、綺麗に隠されたはずだ。
少なくとも、日中、陽の下では分からない程度には。
狼狽えて目尻に触れる私に、彼がにっこりと笑う。
少し威圧的な、なにかしらの意図を含んだ微笑みだった。
「気付かないと思う?さいきんきみは顔色も悪いし、今日は隈まである。……どうしたの」
「夢……見が悪くて」
彼は私のセカンド特性を知っている。
予知夢だと気付かれたらどうしよう。
恐れる心を隠して彼に言う。
リュアンダル殿下に、私の予知夢を言うことは出来なかった。
一年後に私が死ぬことを知ったら彼は、きっとそれを阻もうとする。
私を救おうと、助けようとする。
だけど、それではだめなのだ。
私は【無効】の特性を持っているからこそ、死ぬ。
つまり、彼を守って死ぬ可能性があるのだ。
その可能性がある以上、彼に守られるわけにはいかない。
もし仮に、私が助かったとして、彼が死んでは意味が無い。
彼は、何よりも大切なひとなのだから。
ヴィーリア国にとって、失われてはならない存在だ。
王家の直系は彼しかいない。
彼が失われれば、世の秩序が乱れる。
彼は失われてはならないひと。
彼は、守られなければならないひと。
だから、リュアンダル殿下には言えない。
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