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一章
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ニルシェの髪はヴィルヘルムよりも色の濃い、稲穂のような黄金色だ。
「本当に? 本当に僕の気持ち、きみに通じてるのかな。ねぇ、ニルシェ。こっちを見て。僕のことを。──そう」
そのままごろりとソファの座面に転がされて、ヴィルヘルムとニルシェの視線が至近距離で絡んだ。透き通るような蒼い瞳。その瞳にじっと見られて、ニルシェは言いようのない恍惚を覚えた。
少年と青年のはざまにある、成長過渡期でしか見られない妖しげな色気がヴィルヘルムにはある。ただでさえこの美貌だ。
ヴィルヘルムは王妃譲りの美しい顔貌をしている。
雄々しい男らしさこそ、その繊細で整った顔立ちからは感じられないが、ひとを惑わす魔性がある。その色気にあてられて、ニルシェは思わず視線を逸らした。
しかしそれを許さないとばかりにヴィルヘルムはニルシェの手を座面につないだ。
ニルシェよりも色素の薄い金髪がニルシェの頬をくすぐった。
何度かたわむれのような口づけを繰り返すと、ニルシェはじっと目の前の夫を見た。
「ん? なに?」
「好きだから、見ていたいの。だめ?」
「僕がだめって言うと思う? ………いや、僕も見たいな。ニルシェのこと」
「ふふ」
ヴィルヘルムは組み敷かれたために乱れたニルシェの髪を耳にかけた。
ニルシェは、この時のことを一生忘れないようにしようと思った。
きっと、もうこれから見ることが叶わなくなるだろうから。ニルシェは、自分を好きなヴィルヘルムの顔を覚えておきたかった。
「ニルシェ、少し痩せた?」
ニルシェはその言葉にどきりとした。
ヴィルヘルムの指先が狼狽えるニルシェの目元に触れた。
──気づかれてしまう。
「何かあった?」
「………来月に、王宮舞踏会があるでしょ? その日に着るドレスに向けて、体重をもう少し落としたいの」
嘘だ。嘘が、するすると口を滑る。
ヴィルヘルは少し気難しげに眉を寄せ。
その言葉が真実か、疑っているのだろう。
「きみはもう充分細いのに? 補助器具(コルセット)なんて必要ないくらい細いよ。きみが自分の理想のために変わるのは構わない。だけど、覚えていて。僕はいつものきみが何よりも可愛いと思ってる」
「………」
ニルシェはうつむいた。
そんな彼女の顎をすくうように持ち上げて、ヴィルヘルムは口づけを繰り返す。さっきとは違う、情事を思わせる熱烈なふれあいだ。こうされるとニルシェは息をつく暇がない。
ヴィルヘルムの手がするするとニルシェの体のラインをたどる様に触れる。
彼女のささやかなふくらみに触れると、形を確かめるように何度か指先を這わせた。彼女の胸元を暴くと唇を落とす。すぐに紅い華が咲いた。
「………いい?」
興奮のためか、ヴィルヘルムの声は少しかすれていた。
何度も体を重ねているというのに、ニルシェは恥ずかしくなって声もなく頷いた。
彼女の応えに彼はいつもほっとした顔をする。
ニルシェが断るはずがないのに。律儀にいつも確認する王子は自身の妃の手のひらに許しを請うように口付けた。
手の甲に口付け、指先に口付けを落とした。目線を持ち上げると、熱っぽくニルシェを見る。
「……優しくする」
ニルシェはやはり言葉が出なくて、その代わり自身よりも大きい彼の手を控えめに握った。それだけでヴィルヘルは彼女の気持ちを汲み取り、また笑みを浮かべる。空気というものに糖度があるのなら、間違いなくこの部屋は甘ったるいだろう。
ニルシェのなだらかな胸に触れて、ヴィルヘルムは恭しく耳朶に口付けを贈った。
ちゅく、という水音がして、ニルシェは思わず身をよじった。
「ぁっ………」
「可愛い声。大好きだよ、ニルシェ」
「うぅ……ん……ァ」
ヴィルヘルムは閨ごとになると、いつも以上に可愛い可愛いとニルシェを甘やかした。
それを聞く度に彼女は頭が溶けそうになって、ふにゃふにゃになる。何も考えられなくなってしまうのだ。彼の指先が胸元のドレスを解き、直接肌に触れてきた。
ニルシェの華奢な体がもどかしそうに動く。
「ぁ、やっ、ぅ…………ひゃ」
「今日はいつもより敏感だね。どうしてだろう。ああ、可愛いな。僕の顔を見て? そう」
ヴィルヘルムに言われて彼の蒼色の瞳を見ると、視線がからめとられる。
羞恥に身を焦がされながら、ニルシェが問いかけた。
「た、たのしい………? わたし、あまりおおきくない………」
「何が?」
「むね………」
たどたどしくニルシェが答える。
「え? ああ。……うーん」
ああ、って言った。
やっぱり小さいと思ってたのだと、ニルシェはわずかにショックを受けた。
そんなニルシェに構わずヴィルヘルムそのままぺろり、と小さく舌を差し出して、まるで子猫がミルクを飲むかのように彼女の白い胸元を舐めた。熱い舌の感触にニルシェが熱っぽい息を吐く。
「ニルシェは気に入らない? 僕は、このサイズがちょうどいいと思う。………いや、ちょうどいいんじゃない。ニルシェのだから……。うん、きみの体だから、すごく興奮する。大きいとか小さいとかそんなに考えたこと無かったな。それって必要?」
「やっ、それ、ぁっ…………ぅ………──っ!」
ヴィルヘルムの舌が数度胸の頂点を舐めたかと思うと、そのままぱくりと食む。
彼の熱い口内に収められて、ニルシェは声をあげた。赤いつぼみは彼によって愛されて、見る見るうちに熟していく。
「ぁ、っ………や、ぁあっ!」
「は、………ほら、赤く色づいた。ニルシェは肌が白いから、より目立つね。さっきまでは可愛かったのに、今はもうこんなに綺麗だよ。僕が、きみをこうしたんだ」
「うう………」
ニルシェは恥ずかしさのあまりうなった。ヴィルヘルムは、新妻の初々しい反応がかわいらしくてたまらない。
「ニルシェ。僕のニルシェ…………。僕だけを見て」
「ヴィルヘルム………?」
ヴィルヘルムはニルシェを見て、どこか泣きそうな顔をしながら笑った。
ニルシェは戸惑った。
しかしすぐに快楽に翻弄されて、その感情も流されていく。
「ん……!」
ヴィルヘルムはニルシェの唇に自分のそれを重ね合わせた。そして何度も角度を変えて、唇を合わせ続ける。
好きという気持ちがとめどなく溢れてニルシェもまた、彼の口内に舌を伸ばした。
唇が離れ、ヴィルヘルムはニルシェの肩にきつく吸い付くと、また白肌に華を咲かせた。
「本当に? 本当に僕の気持ち、きみに通じてるのかな。ねぇ、ニルシェ。こっちを見て。僕のことを。──そう」
そのままごろりとソファの座面に転がされて、ヴィルヘルムとニルシェの視線が至近距離で絡んだ。透き通るような蒼い瞳。その瞳にじっと見られて、ニルシェは言いようのない恍惚を覚えた。
少年と青年のはざまにある、成長過渡期でしか見られない妖しげな色気がヴィルヘルムにはある。ただでさえこの美貌だ。
ヴィルヘルムは王妃譲りの美しい顔貌をしている。
雄々しい男らしさこそ、その繊細で整った顔立ちからは感じられないが、ひとを惑わす魔性がある。その色気にあてられて、ニルシェは思わず視線を逸らした。
しかしそれを許さないとばかりにヴィルヘルムはニルシェの手を座面につないだ。
ニルシェよりも色素の薄い金髪がニルシェの頬をくすぐった。
何度かたわむれのような口づけを繰り返すと、ニルシェはじっと目の前の夫を見た。
「ん? なに?」
「好きだから、見ていたいの。だめ?」
「僕がだめって言うと思う? ………いや、僕も見たいな。ニルシェのこと」
「ふふ」
ヴィルヘルムは組み敷かれたために乱れたニルシェの髪を耳にかけた。
ニルシェは、この時のことを一生忘れないようにしようと思った。
きっと、もうこれから見ることが叶わなくなるだろうから。ニルシェは、自分を好きなヴィルヘルムの顔を覚えておきたかった。
「ニルシェ、少し痩せた?」
ニルシェはその言葉にどきりとした。
ヴィルヘルムの指先が狼狽えるニルシェの目元に触れた。
──気づかれてしまう。
「何かあった?」
「………来月に、王宮舞踏会があるでしょ? その日に着るドレスに向けて、体重をもう少し落としたいの」
嘘だ。嘘が、するすると口を滑る。
ヴィルヘルは少し気難しげに眉を寄せ。
その言葉が真実か、疑っているのだろう。
「きみはもう充分細いのに? 補助器具(コルセット)なんて必要ないくらい細いよ。きみが自分の理想のために変わるのは構わない。だけど、覚えていて。僕はいつものきみが何よりも可愛いと思ってる」
「………」
ニルシェはうつむいた。
そんな彼女の顎をすくうように持ち上げて、ヴィルヘルムは口づけを繰り返す。さっきとは違う、情事を思わせる熱烈なふれあいだ。こうされるとニルシェは息をつく暇がない。
ヴィルヘルムの手がするするとニルシェの体のラインをたどる様に触れる。
彼女のささやかなふくらみに触れると、形を確かめるように何度か指先を這わせた。彼女の胸元を暴くと唇を落とす。すぐに紅い華が咲いた。
「………いい?」
興奮のためか、ヴィルヘルムの声は少しかすれていた。
何度も体を重ねているというのに、ニルシェは恥ずかしくなって声もなく頷いた。
彼女の応えに彼はいつもほっとした顔をする。
ニルシェが断るはずがないのに。律儀にいつも確認する王子は自身の妃の手のひらに許しを請うように口付けた。
手の甲に口付け、指先に口付けを落とした。目線を持ち上げると、熱っぽくニルシェを見る。
「……優しくする」
ニルシェはやはり言葉が出なくて、その代わり自身よりも大きい彼の手を控えめに握った。それだけでヴィルヘルは彼女の気持ちを汲み取り、また笑みを浮かべる。空気というものに糖度があるのなら、間違いなくこの部屋は甘ったるいだろう。
ニルシェのなだらかな胸に触れて、ヴィルヘルムは恭しく耳朶に口付けを贈った。
ちゅく、という水音がして、ニルシェは思わず身をよじった。
「ぁっ………」
「可愛い声。大好きだよ、ニルシェ」
「うぅ……ん……ァ」
ヴィルヘルムは閨ごとになると、いつも以上に可愛い可愛いとニルシェを甘やかした。
それを聞く度に彼女は頭が溶けそうになって、ふにゃふにゃになる。何も考えられなくなってしまうのだ。彼の指先が胸元のドレスを解き、直接肌に触れてきた。
ニルシェの華奢な体がもどかしそうに動く。
「ぁ、やっ、ぅ…………ひゃ」
「今日はいつもより敏感だね。どうしてだろう。ああ、可愛いな。僕の顔を見て? そう」
ヴィルヘルムに言われて彼の蒼色の瞳を見ると、視線がからめとられる。
羞恥に身を焦がされながら、ニルシェが問いかけた。
「た、たのしい………? わたし、あまりおおきくない………」
「何が?」
「むね………」
たどたどしくニルシェが答える。
「え? ああ。……うーん」
ああ、って言った。
やっぱり小さいと思ってたのだと、ニルシェはわずかにショックを受けた。
そんなニルシェに構わずヴィルヘルムそのままぺろり、と小さく舌を差し出して、まるで子猫がミルクを飲むかのように彼女の白い胸元を舐めた。熱い舌の感触にニルシェが熱っぽい息を吐く。
「ニルシェは気に入らない? 僕は、このサイズがちょうどいいと思う。………いや、ちょうどいいんじゃない。ニルシェのだから……。うん、きみの体だから、すごく興奮する。大きいとか小さいとかそんなに考えたこと無かったな。それって必要?」
「やっ、それ、ぁっ…………ぅ………──っ!」
ヴィルヘルムの舌が数度胸の頂点を舐めたかと思うと、そのままぱくりと食む。
彼の熱い口内に収められて、ニルシェは声をあげた。赤いつぼみは彼によって愛されて、見る見るうちに熟していく。
「ぁ、っ………や、ぁあっ!」
「は、………ほら、赤く色づいた。ニルシェは肌が白いから、より目立つね。さっきまでは可愛かったのに、今はもうこんなに綺麗だよ。僕が、きみをこうしたんだ」
「うう………」
ニルシェは恥ずかしさのあまりうなった。ヴィルヘルムは、新妻の初々しい反応がかわいらしくてたまらない。
「ニルシェ。僕のニルシェ…………。僕だけを見て」
「ヴィルヘルム………?」
ヴィルヘルムはニルシェを見て、どこか泣きそうな顔をしながら笑った。
ニルシェは戸惑った。
しかしすぐに快楽に翻弄されて、その感情も流されていく。
「ん……!」
ヴィルヘルムはニルシェの唇に自分のそれを重ね合わせた。そして何度も角度を変えて、唇を合わせ続ける。
好きという気持ちがとめどなく溢れてニルシェもまた、彼の口内に舌を伸ばした。
唇が離れ、ヴィルヘルムはニルシェの肩にきつく吸い付くと、また白肌に華を咲かせた。
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