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三章
ねえ。そんなのって、ないじゃない
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目が覚めると、陽は既に沈んでいた。
朝陽は好きだ。ミュチュスカの色に似ているから。特に、朝焼けが好き。
私はそう思いながら体を起こそうとして──呻き声を零した。身体中、あちこち痛い。
いや、具体的に痛いのは股関節と、背中と、太ももと、腕と──まあ、つまり、全身。
間違いなく昨夜のミュチュスカとの交合が原因だろう。あの後私たちは、二度、つまり合計四度交わった。
ミュチュスカは「きみを早く孕ませられるように、頑張るね」と良い──私は特に何か言ったつもりはないのだけど、彼が打ち止めとなるまで交合は続いた。
腹に手を伸ばす。
昨日の交わりは、実るだろうか。
私と、ミュチュスカの子──。
目を閉じて考える。
きっと、美しい。
美人になるだろう。
男の子でも、女の子でも。
女の子なら、ミュチュスカはどんな父親になるだろう。男の子なら、彼は騎士として育てようとするかもしれない。高潔で、そしてノブレス・オブリージュを忘れない男に育てようとするだろう。自分が、そうであろるように。
近い未来に訪れるだろう甘い夢想に浸っていた時だった。
サイドチェストに、どこか見覚えのある小瓶があった。
シンプルで飾り気のない、真四角の瓶だ。洒落た意匠が掘られており、それは職人のサインのようだった。香水瓶のようだ。
思わず、それに手を伸ばしていた。
手に持っただけで、ふんわりと香る。シトラスとスパイスが混ざった香り。
この匂いを、私は知っている。
「……ミュチュスカの香水?」
ぽつりと呟いた。
私はその瓶をよく見て見た。
この瓶も、見覚えがある。
確か、私は──。
考えるより先に、体が動いていた。
香水瓶の蓋を外し、数滴手に取ると、枕にそれを押し付けた。無意識の行動だった。
枕に手を押し当ててから、我に返る。
「………?」
私は、この香りを知っている。
私は、この香りが好きだった。
シトラスにまじる、甘い、スパイシーな香り。
柑橘系にエキゾチックな|白檀(サンダルウッド)の香りが混ざっているのは、レモンをベースにし、レモングラスににオレンジ、ピリッとした辛さの中に甘さを持つジンジャー、カルダモン、ローズマリーを使用しているから。
ジンジャーとスパイスの辛さに、柑橘系の爽やかさ、カルダモンを使用し甘さも含めた、官能的な香りなのだと調合師が話してていた……。
「……聖夜の、森林」
そうだ。そうだった。
調合師にそう名前をつけられ、ミュチュスカが引きつった顔をしていた。その調合師は神秘的、かつ夢見がちなネーミングセンスで知られていた。でもその調合の腕は見事で、ミュチュスカもまた、彼の作った香水を身につけていた……。
震える手で、小瓶を握りしめた。
突然の襲撃。
髪を切った時の、虚しさと、肩の荷が降りたような、安堵。
聖女の身代わり。
吐き気のする、口付け。
屈辱と殺意のベッド。
濁流のように記憶が戻ってくる。
……そう。そうだわ、私は王弟を殺害した。
ヒ素が含まれたカプセルを口付けで渡し、飲ませ、殺した。
そこから逃げ出して、アーベルトに見つかり。
そこで。そこで──
ミュチュスカが来て、私は彼の前で……崖から、落ちた。
……全て、思い出してしまった。
頭がガンガンとなる。
私はあの後どうなった?
崖から落ちて……落ちて、その後は?
わからない。
記憶が途切れていた。
その時、扉の開く音がした。
驚きすぎて、香水瓶を落としそうになる。
大袈裟なほど肩が跳ねる。
ミュチュスカが私を見て、怪訝そうな顔をした。
「……メリューエル?湯の準備が出来たよ」
「あ……ミュチュ、ミュチュ……スカ」
縋るような、困惑したような。
親とはぐれた迷子のような哀れな響きだった。
私の声に、ミュチュスカも違和感を感じたのだろう。彼は何も聞かずに、私の隣に腰かけた。
私の腰をそっと抱いて、優しく尋ねた。
「どうしたの。……なにか、悪い夢でも見た?」
私は酷く混乱していた。
なぜミュチュスカはこんなに優しい?
どうして、彼はこんなに私に気を使ってくれているの?
どうして、どうして。
……私を愛してるように、振る舞うの?
なぜ。なぜ。
目まぐるしく思考が働き、香水瓶を持つ手が震えた。それを見たミュチュスカが、私の手からそれを取り上げた。
「きみが孕む前に、香水ももうつける習慣をやめようかな。人前に出る時はマナーとして少量は身につけるけど……家にいる時はやめるよ」
「……どう、して」
「メリューエル?」
彼が顔を覗き込む。
きっと、今の私の顔は真っ青だ。
彼の子を孕む。
なんて甘美な言葉なのだろう。
彼に抱かれた記憶はある。
愛された記憶も。
だけど、その理由が分からない。
『メリューエル、きみだけだ。きみだけを、愛してる。それを絶対に忘れないで。俺は、きみが好きなんだ』
あれは、幻?私の幻聴?
だって、おかしい。
ミュチュスカが私を愛してると言うなんて……有り得ない。そんなことは、起こりえないはずなのに。震えが止まらない。怖い。……こわい。
「メリューエル」
ミュチュスカが、私の肩を抱き寄せる。
それを咄嗟に、振り払っていた。
驚いたミュチュスカの顔。
傷ついたような色が、紺青に潜む星屑に見え隠れした。
それに胸が軋むように痛んだ。
でも、記憶の戻った今。
彼の優しい抱擁を素直に受け入れることはできない。
だって、だって。……だって!!
「どう、して。どうして……!あなたが私を愛するなんて、言うのよ!?」
かな切り声。
ヒステリーな声。
彼の嫌う、女の性、そのものだった。
朝陽は好きだ。ミュチュスカの色に似ているから。特に、朝焼けが好き。
私はそう思いながら体を起こそうとして──呻き声を零した。身体中、あちこち痛い。
いや、具体的に痛いのは股関節と、背中と、太ももと、腕と──まあ、つまり、全身。
間違いなく昨夜のミュチュスカとの交合が原因だろう。あの後私たちは、二度、つまり合計四度交わった。
ミュチュスカは「きみを早く孕ませられるように、頑張るね」と良い──私は特に何か言ったつもりはないのだけど、彼が打ち止めとなるまで交合は続いた。
腹に手を伸ばす。
昨日の交わりは、実るだろうか。
私と、ミュチュスカの子──。
目を閉じて考える。
きっと、美しい。
美人になるだろう。
男の子でも、女の子でも。
女の子なら、ミュチュスカはどんな父親になるだろう。男の子なら、彼は騎士として育てようとするかもしれない。高潔で、そしてノブレス・オブリージュを忘れない男に育てようとするだろう。自分が、そうであろるように。
近い未来に訪れるだろう甘い夢想に浸っていた時だった。
サイドチェストに、どこか見覚えのある小瓶があった。
シンプルで飾り気のない、真四角の瓶だ。洒落た意匠が掘られており、それは職人のサインのようだった。香水瓶のようだ。
思わず、それに手を伸ばしていた。
手に持っただけで、ふんわりと香る。シトラスとスパイスが混ざった香り。
この匂いを、私は知っている。
「……ミュチュスカの香水?」
ぽつりと呟いた。
私はその瓶をよく見て見た。
この瓶も、見覚えがある。
確か、私は──。
考えるより先に、体が動いていた。
香水瓶の蓋を外し、数滴手に取ると、枕にそれを押し付けた。無意識の行動だった。
枕に手を押し当ててから、我に返る。
「………?」
私は、この香りを知っている。
私は、この香りが好きだった。
シトラスにまじる、甘い、スパイシーな香り。
柑橘系にエキゾチックな|白檀(サンダルウッド)の香りが混ざっているのは、レモンをベースにし、レモングラスににオレンジ、ピリッとした辛さの中に甘さを持つジンジャー、カルダモン、ローズマリーを使用しているから。
ジンジャーとスパイスの辛さに、柑橘系の爽やかさ、カルダモンを使用し甘さも含めた、官能的な香りなのだと調合師が話してていた……。
「……聖夜の、森林」
そうだ。そうだった。
調合師にそう名前をつけられ、ミュチュスカが引きつった顔をしていた。その調合師は神秘的、かつ夢見がちなネーミングセンスで知られていた。でもその調合の腕は見事で、ミュチュスカもまた、彼の作った香水を身につけていた……。
震える手で、小瓶を握りしめた。
突然の襲撃。
髪を切った時の、虚しさと、肩の荷が降りたような、安堵。
聖女の身代わり。
吐き気のする、口付け。
屈辱と殺意のベッド。
濁流のように記憶が戻ってくる。
……そう。そうだわ、私は王弟を殺害した。
ヒ素が含まれたカプセルを口付けで渡し、飲ませ、殺した。
そこから逃げ出して、アーベルトに見つかり。
そこで。そこで──
ミュチュスカが来て、私は彼の前で……崖から、落ちた。
……全て、思い出してしまった。
頭がガンガンとなる。
私はあの後どうなった?
崖から落ちて……落ちて、その後は?
わからない。
記憶が途切れていた。
その時、扉の開く音がした。
驚きすぎて、香水瓶を落としそうになる。
大袈裟なほど肩が跳ねる。
ミュチュスカが私を見て、怪訝そうな顔をした。
「……メリューエル?湯の準備が出来たよ」
「あ……ミュチュ、ミュチュ……スカ」
縋るような、困惑したような。
親とはぐれた迷子のような哀れな響きだった。
私の声に、ミュチュスカも違和感を感じたのだろう。彼は何も聞かずに、私の隣に腰かけた。
私の腰をそっと抱いて、優しく尋ねた。
「どうしたの。……なにか、悪い夢でも見た?」
私は酷く混乱していた。
なぜミュチュスカはこんなに優しい?
どうして、彼はこんなに私に気を使ってくれているの?
どうして、どうして。
……私を愛してるように、振る舞うの?
なぜ。なぜ。
目まぐるしく思考が働き、香水瓶を持つ手が震えた。それを見たミュチュスカが、私の手からそれを取り上げた。
「きみが孕む前に、香水ももうつける習慣をやめようかな。人前に出る時はマナーとして少量は身につけるけど……家にいる時はやめるよ」
「……どう、して」
「メリューエル?」
彼が顔を覗き込む。
きっと、今の私の顔は真っ青だ。
彼の子を孕む。
なんて甘美な言葉なのだろう。
彼に抱かれた記憶はある。
愛された記憶も。
だけど、その理由が分からない。
『メリューエル、きみだけだ。きみだけを、愛してる。それを絶対に忘れないで。俺は、きみが好きなんだ』
あれは、幻?私の幻聴?
だって、おかしい。
ミュチュスカが私を愛してると言うなんて……有り得ない。そんなことは、起こりえないはずなのに。震えが止まらない。怖い。……こわい。
「メリューエル」
ミュチュスカが、私の肩を抱き寄せる。
それを咄嗟に、振り払っていた。
驚いたミュチュスカの顔。
傷ついたような色が、紺青に潜む星屑に見え隠れした。
それに胸が軋むように痛んだ。
でも、記憶の戻った今。
彼の優しい抱擁を素直に受け入れることはできない。
だって、だって。……だって!!
「どう、して。どうして……!あなたが私を愛するなんて、言うのよ!?」
かな切り声。
ヒステリーな声。
彼の嫌う、女の性、そのものだった。
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