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一章:ミレーゼの死
孤独な王 【リュシアン】
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王妃ミレーゼが息を引き取った。
その報告を受けた時、オーブリーは衝撃にも似た驚きを覚えた。
王妃の寝室に向かえば、そこからフラリとひとりの男が現れた。服には、至る所に血痕が残っている。息を呑んだオーブリーを見て、その人は初めて彼に気がついた様子だった。
「……ああ」
「……陛下。王妃陛下は」
「うん」
何が、うん、なのだろうか。
その人、リュシアンは言葉少なに答えると、またふらりふらりと歩いていった。まるで実態のない霊のような彷徨い方だった。
ゆらゆらと揺れる彼は、いつも以上にぼんやりとしているようだ。
そのまま向かった先は、国王の私室。
オーブリーを続いて中に入ると、リュシアンは私室の奥、初代国王を描いたと言われる人一人ほどの大きさの絵画の前で立ち止まった。
絵画のタイトルは【悠久と永久】だったはずだ。
初代国王である純血種のエルフが、丘の上に立っている。
特徴的な銀の髪に、尖った耳、白い肌、青灰の瞳。全てがリュシアンとよく似ていた。
リュシアンはそれをじっと見つめた後、手を前に差し出すと、何も無い空間から何かを抜き取った。それが、剣の柄であることにオーブリーは気がついた。
エルフの祝福を息を吸うかのように容易く行使する王。
それが、当然かのごとく、神秘の力を行使する。
その力こそが、ティファーニの王である証明であり、彼が絶対的なものであると周囲に知らしめる。
「陛下」
オーブリーが彼を呼びかけたと同時、リュシアンが剣を一直線に振るう。
オーブリーは、息を呑んだ。
歴史ある絵画が真横に切り裂かれる。
表面を裂かれ、てっきり中の板が抉れるのだろうと思っていたオーブリーは、目の前の光景が信じられなかった。
絵の中央には、まるで質量や物質の影響を無視するかのような渦が出来ていた。
見ていると気分が悪くなるような、空気の流れを産む渦だ。
「それは……」
「祝福だよ」
リュシアンはぽつりと答えた。それ以上は答える気がなかったらしく、そのまま絵の中央に手を差し込んだ。
次の瞬間──リュシアンの姿は、忽然と消えていた。
ひとり残されたオーブリーは愕然とする。
つい先程まで絵の前にたっていたリュシアンの姿がない。本来なら大慌てで王の姿を探す必要があったが、ついしがた、リュシアンはなにかしようとしていたのを思い出す。
いや、なにかした、のだろう。
オーブリーは意を決して絵画の前に足を進めた。既に、謎の渦は消えている。
ただ、切り裂かれる前の状態に戻った絵画が、壁には嵌め込まれていた。
これもエルフの祝福によるものなのか、絵画には傷一つついていない。
「…………」
結局、オーブリーはそこでリュシアンの帰りを待つことにした。
数刻待って戻らなければ暗部を動かすべきか、あるいは前王に指示を求めるべきか考えていた彼だが、リュシアンはすぐに戻った。
手には、先程虚空から掴み出した剣を持って。
「……戻られたのですね」
「オーブリー。ひとを集めろ。出来るだけエルフの血の濃い人間を、なるべく多く」
リュシアンは短く命じた。
長いまつ毛は変わらず伏せられていて、青灰色の瞳は、彼の本心を覆い隠してしまう。
オーブリーはふと、気がついた。
リュシアンが手に持つ剣──それは、初代国王を描いた【悠久と永久】に出てくる聖剣ではないか、と。
初代国王が、海に島を造り、生み出した国、ティファーニ。
そこで彼は、自身の力を持って一本の聖剣を生み出したと聞く。
精霊と神秘の力を借り、月と星の光で満たした、幻の剣。その刃先は氷点下の冷たさを持ち、雪と氷で満ち溢れている。
雪の結晶と霞に覆われた剣は、一度振るうだけで地を割り、二度振れば星を穿ち、三度振れば、太陽を落とすと言われていた。
そんな伝説めいた口伝が残る聖剣。
鮮やかに光る青の刃先は、紛れもなく絵画に描かれた聖剣そのものだった。
(実在していたのか……)
驚くオーブリーに、リュシアンはようやく顔を上げた。
そして彼を見ると、短く尋ねる。
「僕は孤独な王か」
「は……?」
「答えろ。……ミレーゼは、なぜ死んだ?」
ぐっと胸ぐらを掴まれたオーブリーは、リュシアンの変化に息を呑む。
リュシアンは静かに、だけど確実に、焦燥にも近い怒り──恐れ、と言ってもいいかもしれない。それに、呑まれていた。
その瞳は、今までに見たどの時よりも強く色づいていた。静かな色しか宿さなかったその瞳が、ギラつくようにオーブリーを射抜く。
彼が生きていることを、意志のない人形などではないことを痛烈に感じさせた。
オーブリーは胸ぐらを掴まれて呼吸が苦しくなりながらも、忠実に答える。
「は……。王妃陛下は、側妃同士の諍いに巻き込まれた、と……」
「なぜ、巻き込まれる?あの女どもは知能を持たず激情型ではあったが、最低限の分別はあった。なぜ、ミレーゼを殺した」
「それは……」
そこまでは、オーブリーにも分からない。
側妃たちは身柄を拘束された上で、地下牢に収監されていると聞く。側妃が地下牢に入れられるなど、前代未聞だ。
リュシアンは短く舌打ちをした。
乱暴にオーブリーの服から手を離す。
「ミレーゼは、あの女たちを地下牢に入れるなと、そう言った。なら、どうすればいい。無罪放免にでもしろと言うのか?」
「……陛下」
オーブリーは、ここでようやく気がついた。
リュシアンが動転していたことに。
彼は今まで全く顔も声もいつもと同じように落ち着いていた。
いや、落ち着いていた……ように見えていただけ。
「殺すのは、彼女の言葉に反すると思うか」
「……まずは、側妃たちの話を聞きましょう。王妃陛下はなぜ、殺されたのか」
「…………」
リュシアンは答えなかった。
だけど顔を歪め、ギリギリと歯を食いしばっている。悔しそうであり、苦しそうであり──哀しそうでもあった。
今の彼を端的に表す言葉があるのなら──それはきっと、【痛々しい】だ。
それがもっとも、今の彼に近いだろう。
息をするのも苦しそうで、なにかにもがき苦しんでいるように見える。
そんな彼を見たのは、初めてだった。
その報告を受けた時、オーブリーは衝撃にも似た驚きを覚えた。
王妃の寝室に向かえば、そこからフラリとひとりの男が現れた。服には、至る所に血痕が残っている。息を呑んだオーブリーを見て、その人は初めて彼に気がついた様子だった。
「……ああ」
「……陛下。王妃陛下は」
「うん」
何が、うん、なのだろうか。
その人、リュシアンは言葉少なに答えると、またふらりふらりと歩いていった。まるで実態のない霊のような彷徨い方だった。
ゆらゆらと揺れる彼は、いつも以上にぼんやりとしているようだ。
そのまま向かった先は、国王の私室。
オーブリーを続いて中に入ると、リュシアンは私室の奥、初代国王を描いたと言われる人一人ほどの大きさの絵画の前で立ち止まった。
絵画のタイトルは【悠久と永久】だったはずだ。
初代国王である純血種のエルフが、丘の上に立っている。
特徴的な銀の髪に、尖った耳、白い肌、青灰の瞳。全てがリュシアンとよく似ていた。
リュシアンはそれをじっと見つめた後、手を前に差し出すと、何も無い空間から何かを抜き取った。それが、剣の柄であることにオーブリーは気がついた。
エルフの祝福を息を吸うかのように容易く行使する王。
それが、当然かのごとく、神秘の力を行使する。
その力こそが、ティファーニの王である証明であり、彼が絶対的なものであると周囲に知らしめる。
「陛下」
オーブリーが彼を呼びかけたと同時、リュシアンが剣を一直線に振るう。
オーブリーは、息を呑んだ。
歴史ある絵画が真横に切り裂かれる。
表面を裂かれ、てっきり中の板が抉れるのだろうと思っていたオーブリーは、目の前の光景が信じられなかった。
絵の中央には、まるで質量や物質の影響を無視するかのような渦が出来ていた。
見ていると気分が悪くなるような、空気の流れを産む渦だ。
「それは……」
「祝福だよ」
リュシアンはぽつりと答えた。それ以上は答える気がなかったらしく、そのまま絵の中央に手を差し込んだ。
次の瞬間──リュシアンの姿は、忽然と消えていた。
ひとり残されたオーブリーは愕然とする。
つい先程まで絵の前にたっていたリュシアンの姿がない。本来なら大慌てで王の姿を探す必要があったが、ついしがた、リュシアンはなにかしようとしていたのを思い出す。
いや、なにかした、のだろう。
オーブリーは意を決して絵画の前に足を進めた。既に、謎の渦は消えている。
ただ、切り裂かれる前の状態に戻った絵画が、壁には嵌め込まれていた。
これもエルフの祝福によるものなのか、絵画には傷一つついていない。
「…………」
結局、オーブリーはそこでリュシアンの帰りを待つことにした。
数刻待って戻らなければ暗部を動かすべきか、あるいは前王に指示を求めるべきか考えていた彼だが、リュシアンはすぐに戻った。
手には、先程虚空から掴み出した剣を持って。
「……戻られたのですね」
「オーブリー。ひとを集めろ。出来るだけエルフの血の濃い人間を、なるべく多く」
リュシアンは短く命じた。
長いまつ毛は変わらず伏せられていて、青灰色の瞳は、彼の本心を覆い隠してしまう。
オーブリーはふと、気がついた。
リュシアンが手に持つ剣──それは、初代国王を描いた【悠久と永久】に出てくる聖剣ではないか、と。
初代国王が、海に島を造り、生み出した国、ティファーニ。
そこで彼は、自身の力を持って一本の聖剣を生み出したと聞く。
精霊と神秘の力を借り、月と星の光で満たした、幻の剣。その刃先は氷点下の冷たさを持ち、雪と氷で満ち溢れている。
雪の結晶と霞に覆われた剣は、一度振るうだけで地を割り、二度振れば星を穿ち、三度振れば、太陽を落とすと言われていた。
そんな伝説めいた口伝が残る聖剣。
鮮やかに光る青の刃先は、紛れもなく絵画に描かれた聖剣そのものだった。
(実在していたのか……)
驚くオーブリーに、リュシアンはようやく顔を上げた。
そして彼を見ると、短く尋ねる。
「僕は孤独な王か」
「は……?」
「答えろ。……ミレーゼは、なぜ死んだ?」
ぐっと胸ぐらを掴まれたオーブリーは、リュシアンの変化に息を呑む。
リュシアンは静かに、だけど確実に、焦燥にも近い怒り──恐れ、と言ってもいいかもしれない。それに、呑まれていた。
その瞳は、今までに見たどの時よりも強く色づいていた。静かな色しか宿さなかったその瞳が、ギラつくようにオーブリーを射抜く。
彼が生きていることを、意志のない人形などではないことを痛烈に感じさせた。
オーブリーは胸ぐらを掴まれて呼吸が苦しくなりながらも、忠実に答える。
「は……。王妃陛下は、側妃同士の諍いに巻き込まれた、と……」
「なぜ、巻き込まれる?あの女どもは知能を持たず激情型ではあったが、最低限の分別はあった。なぜ、ミレーゼを殺した」
「それは……」
そこまでは、オーブリーにも分からない。
側妃たちは身柄を拘束された上で、地下牢に収監されていると聞く。側妃が地下牢に入れられるなど、前代未聞だ。
リュシアンは短く舌打ちをした。
乱暴にオーブリーの服から手を離す。
「ミレーゼは、あの女たちを地下牢に入れるなと、そう言った。なら、どうすればいい。無罪放免にでもしろと言うのか?」
「……陛下」
オーブリーは、ここでようやく気がついた。
リュシアンが動転していたことに。
彼は今まで全く顔も声もいつもと同じように落ち着いていた。
いや、落ち着いていた……ように見えていただけ。
「殺すのは、彼女の言葉に反すると思うか」
「……まずは、側妃たちの話を聞きましょう。王妃陛下はなぜ、殺されたのか」
「…………」
リュシアンは答えなかった。
だけど顔を歪め、ギリギリと歯を食いしばっている。悔しそうであり、苦しそうであり──哀しそうでもあった。
今の彼を端的に表す言葉があるのなら──それはきっと、【痛々しい】だ。
それがもっとも、今の彼に近いだろう。
息をするのも苦しそうで、なにかにもがき苦しんでいるように見える。
そんな彼を見たのは、初めてだった。
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