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1章
ステータス
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私は歩く。
カタカタ、と骸骨がついて来る。
私は歩く。
カタカタ、と骸骨がついて来る。
ひいいぃいい!
私がテイムしたモンスターなのだと分かっていても、夜中に背後を骸骨が付いて来るのは怖くて仕方ない。
そういえば、ステータス的なのは見れるのだろうか。
どうやるんだろう?
え、っと……こう?
『ユキナ
人族LV1
HP250/250
MP250/250
STR:100
VIT:100
MAG:100
RES:100
AGI:100
DEX:100
スキル
【テイム☆】』
星が付いてる。
テイムに星が付いてる。可愛い。
この星が、確率の大幅上昇を表してるんだろうな。
LVは1だ。
LVとかあるんだね、やっぱ。
ステ値はどうなのだろう。
頑丈な身体にしてくれるって言ってたから、元の私よりは高いんだと思うけども、比較出来る相手がいないので分からない。
平坦なのは神様が揃えてくれたのだろうか。
別に平坦である必要はないのだけれど、まあ見やすいから良いか。
え、っと……テイムしたモンスターのステータスも見れるのかな?
『名無し
スケルトンLV3
HP:55/55
MP:0/0
STR:66
VIT:21
MAG:9
RES:11
AGI:15
DEX:15
スキル:なし』
なんかめっちゃ弱いな、これ。
私のステータスと比べると弱すぎる。LVは上なのに。
殴り合ったら普通に勝てたな。
なんだ、怯える必要なかった。
私は背後を振り返る。
ひいいぃいいぃい!
やっぱ怖い。
弱いって分かってても怖い。
もふもふ捕まえるために手に入れたスキルなのに、最初に捕まえたのが骸骨とか、酷い罰ゲームだと思う。
ーーーーーーーー
ぼこり、と音が聞こえた。
すっごく嫌な予感がしたので振り向いてみると、そこには骸骨がいた。
ひいいぃいい!
私が最初に捕まえた骸骨ではない。
それとは別の骸骨が、地中から這い出して来ていた。
ステータスを見たので殴れば勝てるのは分かっている。
殴れば勝てるのは分かっているのだが、怖い。
とてもじゃないが触ろうとは思えないし、武器になるような物も手元にない。
「テイム! テイム! テイム!」
私は再びテイムを実行した。
すると、二匹目の骸骨が光って、テイムが成功したことが分かった。
確かテイムの成功率は二十パーセントだったはずなのに、それ以上にあっさりと成功しているような気がする。
そう言えば確率上昇は+20%で、元の数値も失われるわけではないんだっけ。
スケルトンのテイム成功確率が30%なら、確率上昇の20%と合わせて五十パーセントくらいの確率でテイムは成功するわけか。
スケルトンは弱いし、確率が高いのだろう。
一匹目のスケルトンと二匹目のスケルトンにステータスの差は殆どない。
微妙に二匹目の方がSTRが高いだろうか。
LVは同じだが、この辺りは個体差なのだろう。
二匹目のスケルトンもテイムが終わったので安堵し、私は歩く。
カタカタ、カタカタ、と骸骨がついて来る、
私は歩く。
カタカタ、カタカタ、と骸骨がついて来る。
ひいいいぃぃいぃい!
骸骨が二倍。怖さも二倍だった。
ただでさえ髑髏とか苦手なのに、本物の骨とかやめてほしい。
本物の骨なのだろうか?
モンスターだから自然発生しそうな気もするけども、戦場跡だから、戦死した人間の骨がアンデッド化したなんて可能性も……。
ひいぃいいぃい!
怖い!
やめた! 考えるのやめた!
考えても良いことがなさそうなので、ただ無心で歩くことにする。
スケルトンに名前を付けた方が良いのだろうか。
怖い。どうしてこうなった。
ぼこり。
嫌な音が聞こえた。嫌な予感がする。
振り向く。骸骨がいた。
私がテイムした二匹の骸骨ではない。
三匹目の骸骨が、地中から這い出してきた。
「テイム! テイム! テイム!」
咄嗟に私は叫んだ。
テイムしたスケルトンを嗾けることも考えたけれど、咄嗟に私は叫んでいた。
そして新たなスケルトンが光を放ち、テイムが完了した。
三匹目のテイムも骸骨になった。
カタカタ、と骸骨がついて来る。
私は歩く。
カタカタ、と骸骨がついて来る。
ひいいぃいい!
私がテイムしたモンスターなのだと分かっていても、夜中に背後を骸骨が付いて来るのは怖くて仕方ない。
そういえば、ステータス的なのは見れるのだろうか。
どうやるんだろう?
え、っと……こう?
『ユキナ
人族LV1
HP250/250
MP250/250
STR:100
VIT:100
MAG:100
RES:100
AGI:100
DEX:100
スキル
【テイム☆】』
星が付いてる。
テイムに星が付いてる。可愛い。
この星が、確率の大幅上昇を表してるんだろうな。
LVは1だ。
LVとかあるんだね、やっぱ。
ステ値はどうなのだろう。
頑丈な身体にしてくれるって言ってたから、元の私よりは高いんだと思うけども、比較出来る相手がいないので分からない。
平坦なのは神様が揃えてくれたのだろうか。
別に平坦である必要はないのだけれど、まあ見やすいから良いか。
え、っと……テイムしたモンスターのステータスも見れるのかな?
『名無し
スケルトンLV3
HP:55/55
MP:0/0
STR:66
VIT:21
MAG:9
RES:11
AGI:15
DEX:15
スキル:なし』
なんかめっちゃ弱いな、これ。
私のステータスと比べると弱すぎる。LVは上なのに。
殴り合ったら普通に勝てたな。
なんだ、怯える必要なかった。
私は背後を振り返る。
ひいいぃいいぃい!
やっぱ怖い。
弱いって分かってても怖い。
もふもふ捕まえるために手に入れたスキルなのに、最初に捕まえたのが骸骨とか、酷い罰ゲームだと思う。
ーーーーーーーー
ぼこり、と音が聞こえた。
すっごく嫌な予感がしたので振り向いてみると、そこには骸骨がいた。
ひいいぃいい!
私が最初に捕まえた骸骨ではない。
それとは別の骸骨が、地中から這い出して来ていた。
ステータスを見たので殴れば勝てるのは分かっている。
殴れば勝てるのは分かっているのだが、怖い。
とてもじゃないが触ろうとは思えないし、武器になるような物も手元にない。
「テイム! テイム! テイム!」
私は再びテイムを実行した。
すると、二匹目の骸骨が光って、テイムが成功したことが分かった。
確かテイムの成功率は二十パーセントだったはずなのに、それ以上にあっさりと成功しているような気がする。
そう言えば確率上昇は+20%で、元の数値も失われるわけではないんだっけ。
スケルトンのテイム成功確率が30%なら、確率上昇の20%と合わせて五十パーセントくらいの確率でテイムは成功するわけか。
スケルトンは弱いし、確率が高いのだろう。
一匹目のスケルトンと二匹目のスケルトンにステータスの差は殆どない。
微妙に二匹目の方がSTRが高いだろうか。
LVは同じだが、この辺りは個体差なのだろう。
二匹目のスケルトンもテイムが終わったので安堵し、私は歩く。
カタカタ、カタカタ、と骸骨がついて来る、
私は歩く。
カタカタ、カタカタ、と骸骨がついて来る。
ひいいいぃぃいぃい!
骸骨が二倍。怖さも二倍だった。
ただでさえ髑髏とか苦手なのに、本物の骨とかやめてほしい。
本物の骨なのだろうか?
モンスターだから自然発生しそうな気もするけども、戦場跡だから、戦死した人間の骨がアンデッド化したなんて可能性も……。
ひいぃいいぃい!
怖い!
やめた! 考えるのやめた!
考えても良いことがなさそうなので、ただ無心で歩くことにする。
スケルトンに名前を付けた方が良いのだろうか。
怖い。どうしてこうなった。
ぼこり。
嫌な音が聞こえた。嫌な予感がする。
振り向く。骸骨がいた。
私がテイムした二匹の骸骨ではない。
三匹目の骸骨が、地中から這い出してきた。
「テイム! テイム! テイム!」
咄嗟に私は叫んだ。
テイムしたスケルトンを嗾けることも考えたけれど、咄嗟に私は叫んでいた。
そして新たなスケルトンが光を放ち、テイムが完了した。
三匹目のテイムも骸骨になった。
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