24 / 31
第一朝、違和感
4日目 03
しおりを挟む
とにかく、扉を開けた姿勢で固まる彼女は、とても子供とは言い表しにくかった。僕と同じか、寧ろ高いくらいであろう身長に、腰辺りまで伸ばされたばさばさの髪。立ち姿のなんと猫背なことか。大人とも断言できないが、子供ではない。そんな感じ。
彼女はおずおずと席に着いた──僕から最も遠い位置に。椅子の足がリノリウムの床を擦った音にすら肩を震わせる様子を見るに、彼女はよほどの人見知りであることがうかがえる。かくいう僕もお喋りは得意ではないから、おのずと沈黙が訪れた。沈黙は好きなほうだとはいえ、これは流石に気まずい。どちらかが締め出されそうな雰囲気がいたたまれなかった。
横目で見た彼女は、じっと俯いているようだ。微かに腕を動かしているけれど、その動きや表情の機微を観察するにはあまりにも暗すぎる。僕は感づかれない程度に体の角度を変えた。しきりに頭を揺らしている……? それとも、何かに頷いているのか。
……それはないよな。この部屋には僕と彼女の二人しか居ない。彼女に、僕には見えないナニカが見えているというなら別だろうけれど……ないない。僕は非科学的なものは信じない主義だ。尤も、最近やすやすと瞬間移動をしたりするやつが居るから、根本が揺らぎ始めているけれども。それでもまだ、あいつらのバックに物凄い科学者とかがいる説を諦めたつもりはない。
そこで、僕は思考を堰き止めた。きっと気のせいだ。勘違いが多い僕のことだから、きっと気のせいなのだ。彼女だって、気まずい雰囲気に耐え兼ねて身動ぎしているだけに決まっている。
……あれ?
…………なんだ? この、空気。
それは、普段なら気にも留めない違和感。そう、例えば、肌が静電気に触れたときのような。
──空気が、変わった。
微かに──けれども、パキリと音が出そうなほどにはっきりと、明白に。
僕が追求する前に、今の雰囲気はその違和感を呑み込んでしまった。最早、何に疑問を抱いていたのか思い出せない……。
「…………あっ、あのっ……」
いつの間にか、彼女は僕の傍に立っていた。反射的に顔を逸らす。扉の装飾を目でなぞった。ずっと横目で見ていたのがバレたのだろうか……?
ともかく、何事もなかったかのように応じよう。堂々としていれば大抵の波は乗り切れる。
「……僕ですか」この場には、彼女を除くと僕しか居ない。僕はひとつ咳払いをして続けた。「……はい。なんでしょう」
「……あの、……えっと。だ、大丈夫ですか……?」かぼそい声。
一瞬、どういうことか理解ができなくて、僕は口ごもった。「な、……何がですか?」
「そ、その、体調が……そぐわないと」
「なぜですか」僕と弐番が会話しているとき、彼女はここに居なかったはずだ。
「え?えっと……そう、それです」
視界のすみで、彼女が指をさしたのがわかった──僕の胸元。しみがあると言っても、この暗がりではそんなに目立たないと思うのだけれど。皆そろいもそろって夜目が利くらしい。
「ああ……これならだい、」痛めた喉で喋り過ぎたのか、声がかすれた。僕はまた咳払いをして言い直す。「これのことなら大丈夫だ。別に心配されることではない、です」
「あ、そ……そうですか」
その会話を最後に、静まり返った空気が戻ってきてしまった。互いに一言も発さない。
かと言って、彼女が移動するわけでもなかった。元の場所に戻るなりなんなりすればいいのに。何がしたいのか、理解ができない。
「…………」
「………………」
しばらくはそのままでいた。どちらも動かず、押し黙ったままで。彼女はときおり、腕や脚を緊張させた。何かに怯えているみたいに。僕は耐えられなくなり、視線だけ彼女に向けた。
はっとした。冷たい美しさに──そして、そのちぐはぐな表情に。
魔女のような娘だ。そう感じた。
手入れが行き届いているのかあやしいほど外にはねた髪は、長くて真っ赤。それでいて艶がある。
それに、一際完璧な位置に収まったキツいつり目。意地が悪そうな印象を与えるが、今にも泣きそうな下がり方をした眉でだいなしだ。
それでも彼女には、可愛らしいというより美人という表現があっている。この造形の顔が悪意をもって笑ったら、大層迫力があることだろう。
どうやったら、いわゆる悪役顔をここまで無害化できるのか。僕は物珍しさに、目を離せなくなった。隅から隅まで見ていたくなるけれど、同時にこの場からすぐにでも立ち去りたくなる。
彼女の、強さという強さの全てを取り除いたような赤い目がこちらを向く。「……えっと……なにか……?」
「……それは僕の台詞だが」僕はかなり苦労して視線を彼女から引き剥がした。
「……あ、す、すみません……」
目は、再び伏せられた。
「終わりました」突然、機械的な声がして弐番が現れた。「四十四院様ですか。おはようございます」
「……あっ、はい……おはようございます」
この娘は四十四院というらしかった。弐番は、彼女がおどおどと挨拶をした様子に頷いてから僕に向き直った。
「蕁麻様。……お部屋は少し掃除されたほうがよろしいかと」
「うるさいなあ……」余計なお世話だ。
そもそも、僕の部屋は言うほど汚くない。定期的に片付けているし、ここに来てからは服を畳んだりもしている。ただ、今回はたまたま一番汚いときに吐き散らかしただけだ。
とは言え、それを掃除してくれたんだもんな。僕は思い直した。そりゃあ文句の一つも言いたくなる。
「……ありがとうございます、掃除してくれて」ここは素直に感謝しておくべきだ、と思った。
弐番は、真っ直ぐに僕を眺めたあと、机の表面を眺めて、また僕の目を見た。
「なるほど、これがツンデレですか」
「いいえ、全然違います」
僕の感謝を返してほしい。そういえば、僕は被害者なのだった。こいつは糾弾して然るべき相手だ。そんな相手に一瞬でも感謝した僕が間違っていた。
どうやら会話も終了したようだから、僕はこの場を離れたくなった。四十四院はすでに姿を消している。彼女は静かに行動するのが得意だったらしい。
「……そうだ。何か書くものが欲しいんですけど、ありますか」
寝室には居ないということは姉さんに知らせておかねば。これ以上、姉さんにストレスをかけてはいけない。
「ありますよ」弐番は即答した。
「どこに置いてありますか。今欲しいんです」
「ここに」弐番は右手を肩の辺りまで上げた。
彼女は目を閉じた。手のひらに、光が集まってくる。やがて、光は凝縮して球体となった。暗い空間にたった一つの光源。それは彼女を照らし、どこか神秘的な雰囲気を醸し出す。光の周りで蝶が舞い、花が咲く。
そして弐番は、それを僕に差し出した。これまでになく困惑する僕をよそ目に、彼女は左の指を鳴らし──光は呆気なく弾け飛んだ。残ったのは……比較的大きめの付箋と、一本のシャープペンシル。
これはまさか、魔法でも使ったとでも言うのか……? 僕は歯ぎしりをした。認めない。そんなことがあり得てしまっては、ますます状況が絶望的になる。だから、認めてなどやるものか。やつらが、対処しようもない謎の力を使えるだなんて、そんなこと。
「……ありがとう、ございます」僕は弐番から物を受け取った。「……その……凄いマジックですね」
僕は、そう声に出して自分を納得させずにはいられなかった。
「はい、そうですね。マジックと表しても、たいした語弊は生まれないでしょう」弐番は淡々とした調子で言った。「今回は少々演出に凝ってみました。こういうものの第一印象は綺麗なほうがよいかなと判断しまして」
「そうですか……」
「出しておいて言うのもアレですが、私が陽様にお伝えしてもよろしいのですよ」
「いえ、ちゃんと自分でできます」
僕はもう、伝えたい内容のほとんどを書き終えていた。
「では、もうご用はございませんか」
「そうなりますね」僕は手元に集中しながら答えた。
「そうですか。それなら私はこれで失礼します」
それから少しして、書き終えた付箋を机から剥がし、物音がしないことを確認してから顔を上げた。
見渡す限り、誰も居ない。当然と言えば当然だった。弐番は去ったし、扉を開けた音は勿論しなかった。辺りはしんと静まり返っている。なんとなく安心して、僕は用事を済ますために振り返った。
「うわっ」
僕は、長々と叫ばないように努力しなければならなかった。咄嗟に片手を口元に叩きつける。頬や唇の痛みが、じわじわ頭に広がっていく。落ち着け、落ち着け……。
対する弐番は、無感情に質問した。「どうかなさいましたか。まるで化け物でも見たような反応をしていますが」
「ああ、貴女が気にかけることなどありませんでしたよ。そんなことより、まさに人間そのものって感じの移動でしたね。どうやったんです?」
「動いてなどおりません。私はずっとここに居ました」
この距離で、呼吸音すら聞こえないほど静かに?
何の為に?
「せっかくなら言っておこうかと思いまして」心を読んだみたいに正確な答えだった。
「……何を?」
それはいつも通り、平坦な声だった。
「今日が、平穏な一日の連続の、最後になるかもしれないってこと。」
彼女はおずおずと席に着いた──僕から最も遠い位置に。椅子の足がリノリウムの床を擦った音にすら肩を震わせる様子を見るに、彼女はよほどの人見知りであることがうかがえる。かくいう僕もお喋りは得意ではないから、おのずと沈黙が訪れた。沈黙は好きなほうだとはいえ、これは流石に気まずい。どちらかが締め出されそうな雰囲気がいたたまれなかった。
横目で見た彼女は、じっと俯いているようだ。微かに腕を動かしているけれど、その動きや表情の機微を観察するにはあまりにも暗すぎる。僕は感づかれない程度に体の角度を変えた。しきりに頭を揺らしている……? それとも、何かに頷いているのか。
……それはないよな。この部屋には僕と彼女の二人しか居ない。彼女に、僕には見えないナニカが見えているというなら別だろうけれど……ないない。僕は非科学的なものは信じない主義だ。尤も、最近やすやすと瞬間移動をしたりするやつが居るから、根本が揺らぎ始めているけれども。それでもまだ、あいつらのバックに物凄い科学者とかがいる説を諦めたつもりはない。
そこで、僕は思考を堰き止めた。きっと気のせいだ。勘違いが多い僕のことだから、きっと気のせいなのだ。彼女だって、気まずい雰囲気に耐え兼ねて身動ぎしているだけに決まっている。
……あれ?
…………なんだ? この、空気。
それは、普段なら気にも留めない違和感。そう、例えば、肌が静電気に触れたときのような。
──空気が、変わった。
微かに──けれども、パキリと音が出そうなほどにはっきりと、明白に。
僕が追求する前に、今の雰囲気はその違和感を呑み込んでしまった。最早、何に疑問を抱いていたのか思い出せない……。
「…………あっ、あのっ……」
いつの間にか、彼女は僕の傍に立っていた。反射的に顔を逸らす。扉の装飾を目でなぞった。ずっと横目で見ていたのがバレたのだろうか……?
ともかく、何事もなかったかのように応じよう。堂々としていれば大抵の波は乗り切れる。
「……僕ですか」この場には、彼女を除くと僕しか居ない。僕はひとつ咳払いをして続けた。「……はい。なんでしょう」
「……あの、……えっと。だ、大丈夫ですか……?」かぼそい声。
一瞬、どういうことか理解ができなくて、僕は口ごもった。「な、……何がですか?」
「そ、その、体調が……そぐわないと」
「なぜですか」僕と弐番が会話しているとき、彼女はここに居なかったはずだ。
「え?えっと……そう、それです」
視界のすみで、彼女が指をさしたのがわかった──僕の胸元。しみがあると言っても、この暗がりではそんなに目立たないと思うのだけれど。皆そろいもそろって夜目が利くらしい。
「ああ……これならだい、」痛めた喉で喋り過ぎたのか、声がかすれた。僕はまた咳払いをして言い直す。「これのことなら大丈夫だ。別に心配されることではない、です」
「あ、そ……そうですか」
その会話を最後に、静まり返った空気が戻ってきてしまった。互いに一言も発さない。
かと言って、彼女が移動するわけでもなかった。元の場所に戻るなりなんなりすればいいのに。何がしたいのか、理解ができない。
「…………」
「………………」
しばらくはそのままでいた。どちらも動かず、押し黙ったままで。彼女はときおり、腕や脚を緊張させた。何かに怯えているみたいに。僕は耐えられなくなり、視線だけ彼女に向けた。
はっとした。冷たい美しさに──そして、そのちぐはぐな表情に。
魔女のような娘だ。そう感じた。
手入れが行き届いているのかあやしいほど外にはねた髪は、長くて真っ赤。それでいて艶がある。
それに、一際完璧な位置に収まったキツいつり目。意地が悪そうな印象を与えるが、今にも泣きそうな下がり方をした眉でだいなしだ。
それでも彼女には、可愛らしいというより美人という表現があっている。この造形の顔が悪意をもって笑ったら、大層迫力があることだろう。
どうやったら、いわゆる悪役顔をここまで無害化できるのか。僕は物珍しさに、目を離せなくなった。隅から隅まで見ていたくなるけれど、同時にこの場からすぐにでも立ち去りたくなる。
彼女の、強さという強さの全てを取り除いたような赤い目がこちらを向く。「……えっと……なにか……?」
「……それは僕の台詞だが」僕はかなり苦労して視線を彼女から引き剥がした。
「……あ、す、すみません……」
目は、再び伏せられた。
「終わりました」突然、機械的な声がして弐番が現れた。「四十四院様ですか。おはようございます」
「……あっ、はい……おはようございます」
この娘は四十四院というらしかった。弐番は、彼女がおどおどと挨拶をした様子に頷いてから僕に向き直った。
「蕁麻様。……お部屋は少し掃除されたほうがよろしいかと」
「うるさいなあ……」余計なお世話だ。
そもそも、僕の部屋は言うほど汚くない。定期的に片付けているし、ここに来てからは服を畳んだりもしている。ただ、今回はたまたま一番汚いときに吐き散らかしただけだ。
とは言え、それを掃除してくれたんだもんな。僕は思い直した。そりゃあ文句の一つも言いたくなる。
「……ありがとうございます、掃除してくれて」ここは素直に感謝しておくべきだ、と思った。
弐番は、真っ直ぐに僕を眺めたあと、机の表面を眺めて、また僕の目を見た。
「なるほど、これがツンデレですか」
「いいえ、全然違います」
僕の感謝を返してほしい。そういえば、僕は被害者なのだった。こいつは糾弾して然るべき相手だ。そんな相手に一瞬でも感謝した僕が間違っていた。
どうやら会話も終了したようだから、僕はこの場を離れたくなった。四十四院はすでに姿を消している。彼女は静かに行動するのが得意だったらしい。
「……そうだ。何か書くものが欲しいんですけど、ありますか」
寝室には居ないということは姉さんに知らせておかねば。これ以上、姉さんにストレスをかけてはいけない。
「ありますよ」弐番は即答した。
「どこに置いてありますか。今欲しいんです」
「ここに」弐番は右手を肩の辺りまで上げた。
彼女は目を閉じた。手のひらに、光が集まってくる。やがて、光は凝縮して球体となった。暗い空間にたった一つの光源。それは彼女を照らし、どこか神秘的な雰囲気を醸し出す。光の周りで蝶が舞い、花が咲く。
そして弐番は、それを僕に差し出した。これまでになく困惑する僕をよそ目に、彼女は左の指を鳴らし──光は呆気なく弾け飛んだ。残ったのは……比較的大きめの付箋と、一本のシャープペンシル。
これはまさか、魔法でも使ったとでも言うのか……? 僕は歯ぎしりをした。認めない。そんなことがあり得てしまっては、ますます状況が絶望的になる。だから、認めてなどやるものか。やつらが、対処しようもない謎の力を使えるだなんて、そんなこと。
「……ありがとう、ございます」僕は弐番から物を受け取った。「……その……凄いマジックですね」
僕は、そう声に出して自分を納得させずにはいられなかった。
「はい、そうですね。マジックと表しても、たいした語弊は生まれないでしょう」弐番は淡々とした調子で言った。「今回は少々演出に凝ってみました。こういうものの第一印象は綺麗なほうがよいかなと判断しまして」
「そうですか……」
「出しておいて言うのもアレですが、私が陽様にお伝えしてもよろしいのですよ」
「いえ、ちゃんと自分でできます」
僕はもう、伝えたい内容のほとんどを書き終えていた。
「では、もうご用はございませんか」
「そうなりますね」僕は手元に集中しながら答えた。
「そうですか。それなら私はこれで失礼します」
それから少しして、書き終えた付箋を机から剥がし、物音がしないことを確認してから顔を上げた。
見渡す限り、誰も居ない。当然と言えば当然だった。弐番は去ったし、扉を開けた音は勿論しなかった。辺りはしんと静まり返っている。なんとなく安心して、僕は用事を済ますために振り返った。
「うわっ」
僕は、長々と叫ばないように努力しなければならなかった。咄嗟に片手を口元に叩きつける。頬や唇の痛みが、じわじわ頭に広がっていく。落ち着け、落ち着け……。
対する弐番は、無感情に質問した。「どうかなさいましたか。まるで化け物でも見たような反応をしていますが」
「ああ、貴女が気にかけることなどありませんでしたよ。そんなことより、まさに人間そのものって感じの移動でしたね。どうやったんです?」
「動いてなどおりません。私はずっとここに居ました」
この距離で、呼吸音すら聞こえないほど静かに?
何の為に?
「せっかくなら言っておこうかと思いまして」心を読んだみたいに正確な答えだった。
「……何を?」
それはいつも通り、平坦な声だった。
「今日が、平穏な一日の連続の、最後になるかもしれないってこと。」
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
真なる世界の主人公達よ。
独。
ファンタジー
こちらの世界とあちらの世界(異世界)が混同した世界で人々や色んな種族の思いが交錯する。そんな異世界ファンタジーです。一話約1000文字で構成されてるので気軽に読めます。かなり分けているので何話か読まないと掴めない可能性がありますがあしからず。
あなたの隙間の暇を豊かに。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
魔女を求めて今日も彼らはやって来る。
まるねこ
ファンタジー
私の名前はエイシャ。歳は人間でいうと17歳位。女神と称される程の美人よ?自称が付くけれど。
現在、魔女の森に1人で住んでいるわ。
毎度、魔女の私をを必要としている人達がここに訪ねて来る。
今日はどんな方がお見えになるのかしら?
1話ずつの話で少しずつ物語が進むように書いています。
※グロ表現も含まれています。読む方はご注意ください。
ダークファンタジーかも知れません…。
10/30ファンタジーにカテゴリ移動しました。
今流行りAIアプリで絵を作ってみました。
なろう小説、カクヨムにも投稿しています。
Copyright©︎2021-まるねこ
【短編版】神獣連れの契約妃※連載版は作品一覧をご覧ください※
宵
ファンタジー
*連載版を始めております。作品一覧をご覧ください。続きをと多くお声かけいただきありがとうございました。
神獣ヴァレンの守護を受けるロザリアは、幼い頃にその加護を期待され、王家に買い取られて王子の婚約者となった。しかし、やがて王子の従妹である公爵令嬢から嫌がらせが始まる。主の資質がないとメイドを取り上げられ、将来の王妃だからと仕事を押し付けられ、一方で公爵令嬢がまるで婚約者であるかのようにふるまう、そんな日々をヴァレンと共にたくましく耐え抜いてきた。
そんなロザリアに王子が告げたのは、「君との婚約では加護を感じなかったが、公爵令嬢が神獣の守護を受けると判明したので、彼女と結婚する」という無情な宣告だった。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
異世界に転生!堪能させて頂きます
葵沙良
ファンタジー
遠宮 鈴霞(とおみやりんか)28歳。
大手企業の庶務課に勤める普通のOL。
今日は何時もの残業が無く、定時で帰宅途中の交差点そばのバス停で事件は起きた━━━━。
ハンドルを切り損なった車が、高校生3人と鈴霞のいるバス停に突っ込んできたのだ!
死んだと思ったのに、目を覚ました場所は白い空間。
女神様から、地球の輪廻に戻るか異世界アークスライドへ転生するか聞かれたのだった。
「せっかくの異世界、チャンスが有るなら行きますとも!堪能させて頂きます♪」
笑いあり涙あり?シリアスあり。トラブルに巻き込まれたり⁉
鈴霞にとって楽しい異世界ライフになるのか⁉
趣味の域で書いておりますので、雑な部分があるかも知れませんが、楽しく読んで頂けたら嬉しいです。戦闘シーンも出来るだけ頑張って書いていきたいと思います。
こちらは《改訂版》です。現在、加筆・修正を大幅に行っています。なので、不定期投稿です。
何の予告もなく修正等行う場合が有りますので、ご容赦下さいm(__)m
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる