従兄妹関係

三話

　豆粒みたいな乳首がツンと尖って掌を刺激する。
　生意気にも、彼女の乳首は固くしこっていた。女の子は興奮すると乳首が尖るものだが、今のリサはその状態なのだと思った。

　ゆっくりと手を動かして、掌全体で乳首の先をこするようにしてやる。

「アウッ……。くすぐったいィ……」

　リサの小さな身体がヒクヒクとよじれる。
　なおもしつこくこすり続けてやる。彼女はうっとりと目を閉じたまま、僕に身をまかせている。
　たとえ挑発されたとはいえ、まだ中学生になったばかりの少女を手で感じさせている。

　そう思う後ろめたさを感じないわけではないが、それ以上の感激と欲望がこみ上げてくる。
　ついイタズラ心を出して、指先で乳首を軽くつまんでみた。

「キャッ……」

　一瞬、リサが飛び上がった。
　それでも、僕の手を払いのけようとはしない。もう一度、今度は指先で転がしてやると、ヒザの上で小さなヒップがモゾモゾと動き始めた。

「気持ち……、いいか……？」

　囁く声が震えるのが分かる。

「……」

　ショートボブの頭がコクンと上下に揺れた。
　
　ふと気がつくと、彼女の手はいつの間にかスカートの中に入り込んでいた。
　僕にバストを触られ続けて、リサはたまらないほど感じて、自分でアソコを触っている。
　そう思ったとたん、僕はバストを触らせてもらうだけでは満足できなくなっていた。

「こっちも、触っていいだろ？」

　僕は彼女の返事も待たずに、そっとスカートの下に手を滑り込ませる。

「いやぁ……」

　消え入るような声でそう言いながらも、腰を少し前に出し、太腿を広げてリサが協力体勢を取ってくれる。
　だから、僕の手はすんなりと太腿の付け根の燃えている部分にたどりついていた。

「ちょっとだけだよォ……」

　パンツの中に手を入れようとすると、彼女が自分から進んで腰を浮かせ、パンツをヒザのあたりまで下げてしまう。
　僕はスカートの中で剥き出しになったスリットにゆっくりと指を忍ばせた。

　中１の女の子のここってこんなに温かいものなのか。スリットにそって指を這わせた瞬間、僕は心の中でそう呟いていた。

　まだヘアーなんて呼べないぐらいのうぶ毛のような若草の感触が、わずかに感じられるスリットは、まるでそこだけ熱病にかかったみたいだった。
　熱く火照ってネットリとした秘肉が僕の指に絡みついてくる。

　溝にそって指を上下にスライドさせてやる。
　次々と溢れ出す蜜のせいで、ペチャペチャと仔猫がミルクを飲むような音が聞こえる。

　彼女の腰が細かく震える。
　
　ズボンの中で限界をはるかに越えていきり立ったシャフトに、こぶりなヒップがこすれて、こちらも爆発寸前だ。

「脱いじゃえよ。全部……」

　そう囁くと、リサは一瞬おびえたような目でこちらを見てから、覚悟を決めたようにコクンと頷いた。
　立ち上がった彼女が、僕の前でキオツケをする。
　スカートのホックを外し、ジッパーを下げてやる。

　人気の私立中学の制服がストンと滑り落ちる。
　ペタンと床の上に座った彼女が、すでにヒザまで下げてあったパンツと一緒にスッポリと脱ぎ捨てる。
　
　僕と向かい合わせの位置にヒザをしっかり抱いて座った彼女は、意味あり気な上目遣いで僕を見た。

「……そっちも、見せてくんなきゃ、ヤダ」

　興奮と恥じらいで耳まで真っ赤にしたリサは、けっこうしっかりした口調でそう言った。

「ウン。脱ぐ、後でオレも脱ぐから……」
　
　とりあえず、デニムジーンズのジッパーを下ろしてシャフトを剥き出しにする。