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五話
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「今日は、1人なの?」
「ウン、ユーカは今日、塾の日」
そう言いながら、アオイはもう何年も前からの知り合いであるかのように、彼の腕にぶら下がらんばかりにして甘えて来た。
「お兄さん、どこか行くの? これから」
「いや……逆に、大学から帰ってきたところ」
「フーン、お兄さんの家って、この近くなんだ? いまから遊びに行こうかなぁ、アオイ。お兄さんの家……」
ランドセルこそ背負っていないが、彼女が手にした大きめのバッグは学校帰りだという事を如実に物語っている。
「学校の帰りに寄り道しちゃ、まずいんじゃないの?」
どうせ1人暮らしのワンルーム。彼女がついてきたとしても、ハジメに不都合な事は一切ないが、すぐさま承知するのはなんとなくはばかられる気分だった。
おそらく、彼の中で気持ちが消極的になっていたからだろう。
「平気、へーき。六時過ぎまでに帰ればいいの、私。それまで誰もいないし……」
しかし、アオイはハジメの腕を離そうとはしなかった。
「分かった。じゃ、ついて来る?」
今日は真面目に遊んでやろう。自分自身も鍵っ子だった少年時代を思い出して、ハジメはそう考えていた。
部屋ならゲームもあるし、適当に時間を潰す事は出来るだろう。しかし、そんな考えが、見当違いだった事が分かったのは、彼の部屋についてすぐだった。
「ねぇ、この前、ユーカがしたこと、私もしてみたいィ……。ねっ、いいでしょ?」
玄関を1歩入った途端、アオイはそう言いながら、スラックスの上から彼のシャフトを撫で始めたのだ。
その大胆な行動に戸惑っている間に、シャフトが素直に反応する。
「キャハハ、大きくなってきた」
アオイが嬉しそうな声をあげる。
「私もお兄さんに見せてあげてもいいよ」
ハラリとスカートを捲くる。
そんなアオイの恐れを知らぬ攻撃にタジタジになったハジメは、知らず知らずのうちに部屋の隅のベッドの前まで追い詰められていた。
「ユーカには秘密なんだけどォ、私、ここ舐めた事、あるんだ……。四年生の時、田舎の親戚ンチに泊まりに行って、そこの家のイトコのお兄ちゃんに教わったの。セックスする時は、最初に舐めるんだって……」
ベッドに尻餅をつくように座り込んだハジメの耳元で、ヒソヒソ声で囁いた。
「それでェ、私のも舐めてもらったの。びっくりしちゃった。こんなに気持ちいい事があったんだとか思ってェ……」
ふと遠い目になったアオイは、その時の事を思い出したのか、フッと溜息を漏らすと、さりげなくスカートの上からスリットのあたりを数回さすった。
「ねぇ、アオイちゃん。ここなら、絶対に誰か来る心配もないから、裸になって遊ぼうか?」
先程まで、悪い方へ悪い方へと向かっていた思いの反動だろうか。ハジメは妙に吹っ切れた気分になっていた。
「ウン、ストリップごっこだね。いいよ」
少しも悪びれる様子もなく、アオイはベッドから立ち上がるとクルリと背中を向け、スカートを大きく捲くり上げて丸出しになったお尻を煽情的に振って見せた。
「誰にも言ったことなかったけど……私、パンツとか見られるの、好きなんだ。なんか、くすぐったいみたいな気分になって……」
「よし、じっくり見てやるぞォ……」
この際、陰に篭った雰囲気にするより、遊び感覚で事を進める方がいいだろう。
ハジメはそう判断して、彼女のパンツに手をかけた。
「ウン、ユーカは今日、塾の日」
そう言いながら、アオイはもう何年も前からの知り合いであるかのように、彼の腕にぶら下がらんばかりにして甘えて来た。
「お兄さん、どこか行くの? これから」
「いや……逆に、大学から帰ってきたところ」
「フーン、お兄さんの家って、この近くなんだ? いまから遊びに行こうかなぁ、アオイ。お兄さんの家……」
ランドセルこそ背負っていないが、彼女が手にした大きめのバッグは学校帰りだという事を如実に物語っている。
「学校の帰りに寄り道しちゃ、まずいんじゃないの?」
どうせ1人暮らしのワンルーム。彼女がついてきたとしても、ハジメに不都合な事は一切ないが、すぐさま承知するのはなんとなくはばかられる気分だった。
おそらく、彼の中で気持ちが消極的になっていたからだろう。
「平気、へーき。六時過ぎまでに帰ればいいの、私。それまで誰もいないし……」
しかし、アオイはハジメの腕を離そうとはしなかった。
「分かった。じゃ、ついて来る?」
今日は真面目に遊んでやろう。自分自身も鍵っ子だった少年時代を思い出して、ハジメはそう考えていた。
部屋ならゲームもあるし、適当に時間を潰す事は出来るだろう。しかし、そんな考えが、見当違いだった事が分かったのは、彼の部屋についてすぐだった。
「ねぇ、この前、ユーカがしたこと、私もしてみたいィ……。ねっ、いいでしょ?」
玄関を1歩入った途端、アオイはそう言いながら、スラックスの上から彼のシャフトを撫で始めたのだ。
その大胆な行動に戸惑っている間に、シャフトが素直に反応する。
「キャハハ、大きくなってきた」
アオイが嬉しそうな声をあげる。
「私もお兄さんに見せてあげてもいいよ」
ハラリとスカートを捲くる。
そんなアオイの恐れを知らぬ攻撃にタジタジになったハジメは、知らず知らずのうちに部屋の隅のベッドの前まで追い詰められていた。
「ユーカには秘密なんだけどォ、私、ここ舐めた事、あるんだ……。四年生の時、田舎の親戚ンチに泊まりに行って、そこの家のイトコのお兄ちゃんに教わったの。セックスする時は、最初に舐めるんだって……」
ベッドに尻餅をつくように座り込んだハジメの耳元で、ヒソヒソ声で囁いた。
「それでェ、私のも舐めてもらったの。びっくりしちゃった。こんなに気持ちいい事があったんだとか思ってェ……」
ふと遠い目になったアオイは、その時の事を思い出したのか、フッと溜息を漏らすと、さりげなくスカートの上からスリットのあたりを数回さすった。
「ねぇ、アオイちゃん。ここなら、絶対に誰か来る心配もないから、裸になって遊ぼうか?」
先程まで、悪い方へ悪い方へと向かっていた思いの反動だろうか。ハジメは妙に吹っ切れた気分になっていた。
「ウン、ストリップごっこだね。いいよ」
少しも悪びれる様子もなく、アオイはベッドから立ち上がるとクルリと背中を向け、スカートを大きく捲くり上げて丸出しになったお尻を煽情的に振って見せた。
「誰にも言ったことなかったけど……私、パンツとか見られるの、好きなんだ。なんか、くすぐったいみたいな気分になって……」
「よし、じっくり見てやるぞォ……」
この際、陰に篭った雰囲気にするより、遊び感覚で事を進める方がいいだろう。
ハジメはそう判断して、彼女のパンツに手をかけた。
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