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第二章~魔王討伐計画始動~

第59話~地下迷宮物語 その2~

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かなり部屋は広かったみたいでやっと姿が見えて来たよ
ビタンビタンの足音も大きくなってきた
リザードマンってマンだからメスはいないのかな?
とかボケで韜晦したい
マジでどうするかなパーティーは完全崩壊だよ
原因は今回の依頼に誘った私だし

ファンタジー漫画とかアニメみたいにスラっとした二足歩行の爬虫類じゃないし
コモドドラゴンが立ち上がって前肢が腕になって体高が三メートルくらいとかさ
口からは涎がダラダラだけど絶対にコモドドラゴンがベースなら毒の塊だよね
胸とか急所を守るだけの簡易な鉄鎧で手には剣と盾

三体が横並びで向かって来る
爬虫類は大好きな七海と私だけど涎は遠慮願いたいよね
今日はねワンパン出来るけど七海と私は後ろに下がる
意味を察してる三人が前衛に立つ
「これは余裕だよね!」
美香が二人を鼓舞する
「脂乗ってよく燃えそう」
「爬虫類だし冷やすと冬眠するのかな」
ああ・・・二人も美香のボケ軍団に参入して来るのかい

虐殺でいいのかな
剣で一撃に袈裟切りにされる
火嵐で燃えて灰になる
氷嵐で凍結したら脚部強化して頭部を踏まれて砕ける頭部
一応ですがリザードマンが確定の依頼だと金級以上なんですがを瞬殺する銀級三人
残ったリザードマンの死骸が霞み消えて行く
地下迷宮内のモンスターは通常出会うモンスターと違い憎しみの泉が生み出す魔力で実体化している幻体なので命を絶たれると消えてしまうんだよ
これが倒しても一定時間後に同じ場所に同じモンスターが湧き出る理由
色々なモンスターがいるけど食材に出来なくて残念だね

おっリザードマンの消えた場所に深紅の野球ボールサイズの珠が残ったよ
この珠はリザードマン幻体の核になってた魔法石
魔法石は属性により色が違うリザードマンは火属性なので深紅
集めた魔法石は魔装具を作る材料として高額で販売も可能だけど冒険者ギルドに納品することで昇級に必要な経験値として登録も出来る
珠の大きさは倒したモンスターの強さに応じて大きくなり大きければ経験値も多い
スケルトンとか死鬼程度の雑魚モンスターだと核が小さすぎて消滅と同時に霧散するから回収出来ない
入口の蜘蛛型モンスターも珠が残らない雑魚レベルで地下迷宮を作った先史代にしてみれば侵入者へ入口でジャブを入れた感じ
本当に先史代は何の意図でこんな地下迷宮を作ったのか謎だよ
いつの日か先史代の生き残りアークに出会う事が出来れば意図を聞く事も出来るんだけどね

部屋の入口付近で座り込んでいたケンプファーとサイが立ち上がりやって来た
「俺達は足手纏いにしかならないのでサイと相談したけど戻って外で待ってるよ」
足手纏いと言うよりこれ以上醜態を晒すのと少し前までは俺が居なければだったはずが二人の急成長で不要な存在になりプライドが耐えれないんだろうね
リザードマンの瞬殺を見せつけられちゃえばね
”わかった絶対に脇道に入らず真っすぐ戻るんだよ”
二人を残し部屋の奥に進むメイレーンもセレンも声も掛けなければ振り返りもしない
やばいなあコレは完全にだよね

部屋の奥に辿り着くと数人は並んで降りれる幅の階段
階段を降りると階段と同じ幅の廊下が真っすぐ続く
一階層目と同じ可能性もあるので一番奥まで行って見る事にする
この幅広の廊下は両側に多くの二人並んで歩ける幅の脇道があるけど一旦無視で進み続ける
途中でスケルトンの群れや死鬼に出会うが息の揃い始めた三人が瞬殺で倒して行く
新しく出会ったモンスターはゾンビだよ
これも憎しみの泉の魔力で出現してるから実際の死体では無いけど臭い!
数体と出会う十メートル以上前から臭すぎて鼻を摘まみたくなったよ
美香も攻撃魔法は封印なのでメイレーンが火嵐で灰にしてくれたよ
実際に会って感じたけどゾンビと物理攻撃戦は絶対にしたくないね

幅広の廊下を数百メーター進むと突き当りで終わり
こうなると脇道を探索なんだけど両側の脇道がここまでに数十本はあった
マッピングで頭の中へ自動的にマップは作られるので迷子は無いけど手間が凄そう
奥行きが数百メートルということは幅も数百メートルを覚悟だよね
とりあえず適当な脇道に入り適当に歩き周る
時々出会う無機質な金属扉は開けると小部屋になっている
小部屋の中には時々木箱があったり雑魚モンスターが居たりする
木箱の中には魔装具の作成に必要な貴重な鉱石とか魔装具や魔法武器が入っている
やっぱし先史代は何を考えているのか謎が深まるよ
まるで将来に人類が文明を持ち地下迷宮に挑めるようになったら褒美をやるから謎を解いてみろって作ったみたいだよ

木箱の中身は復活しないので早い者勝ちなんだ
ただこの階層だけでもマッピング出来てる範囲から全体を想定して千以上の小部屋はありそうなので当面は多くの冒険者が恩恵に預かれるね
今回手に入れたアイテムは売却して追加報酬になるけど取り過ぎると持ち切れないのもあるし後日訪れる冒険者の楽しみも奪うのでメイレーンとセレンが使えそうな魔装具や魔法武器と鉱石だけにしたよ
鉱石といっても一個は十センチ四方程度で売却価格も種類で変わるけど最低でも十万Gにはなるしね

適当な小部屋に入り休息中
「このままでは埒が明かないな」
七海の意見は正しいよ
地下迷宮の初期探索では三階層目までは確認する必要がある
三階層より下は適正階級不明で探索は自己責任になるので
最終階層までは求められない
なぜなら最終階層を見付けられた地下迷宮は未だに皆無だから
マッピング能力は七海も美香も持ってるけどメイレーンとセレンは現状がわからないのでポーチから念紙を取り出しマップを念写する
念写されたマップを見て何か考えてるメイレーン
「かなり広そうですね・・・あっここの空白ですけど周りの廊下を一周回っていますが繋がる通路が無いです」
確かに繋がる通路のない空白地帯があるよ
「仮にここが下位階層へ繋がる部屋であれば唯一空白側に飛び出してるこの子部屋が怪しいのかな」
七海も推察する
”行ってみますか!”

目的の小部屋に到着するが先程来た時と同じで何もない数メートル四方の空間
鷹目で認識阻害系が施されていないか確認するけど何も無いね
美香が手当たり次第に壁の石ブロックを押してるよ
「結構アナログで石ブロックのどれかを押し込むと隠し扉が現れるかなってね」
その可能性はありそうだね
全員総出で壁の石ブロックを押し始める
ガコン!って音がして私が押してた壁が無くなる
石ブロックを押そうと力を入れてたのでそのまま前に開いた穴に倒れる
”いてて・・・”
と起き上がり部屋に戻ると美香の押してた石ブロックが凹んでるよ
「当たりだね!」
嬉しそうな美香だよ

開いた穴の先は数メートルの通路で先には質素な金属製の扉
読みが正しければ階層ボスが居るはずだけどどうかな?
扉の中はマップの空白空間サイズでかなり広く天井も十メートル位ある
ドゴーンドゴーンと凄まじい足音が近づいて来る
背は五メートル位はあり床や壁を構成してる石ブロックが集まり直方体を作り色々なサイズの直方体が組合いデフォルメされた人型になっている顔に口や鼻は無く眼だけが緑色に光り輝いている
確定依頼だと白金級以上のストーンゴーレムが十体もですか
ファンタージー物だと額の文字を書き換えて倒すパターンもあるけど額に文字は無さそうなので今回は物理戦だね

ストーンゴーレムに火と水属性が使える属性魔法ではダメージを与えられない
石は燃えないし凍らしても何も起きない
物理ダメージを含む攻撃魔法は闇光と樹属性にしか使えない
今回は美香も攻撃魔法を封印なので物理戦しか無いんだよね
「手助けいるかい?」
七海が問うと美香が
「行けるよね」
メイレーンとセレンに問う
二人は大きく頷く

メイレーンもセレンも鉄乃剣を抜く
二人が剣を抜いたのは初めて見たよ
メイレーンの刀身は真っ赤を通り越し深紅になり炎を纏う
セレンの刀身は霜がびっしり付き冷たい湯気を上げ始める
水晶乃剣を抜き輝玉を刀身に込め剣の切れ味を高める美香
迫り来るゴーレム達は三人を踏み潰そうとするが三人は脚部強化使い跳躍しながら回避する
跳躍すると拳で殴りに来るが空中で体を捻り方向を変えたりして上手く回避してるね

美香が足首の辺りを斬り割き転倒するストーンゴーレム
メイレーンが倒れたストーンゴーレムの首辺りに斬り付ける
刃は首を斬り割く事は出来ないが斬り付けた周辺の石ブロックが熱せられ真っ赤になる
飛び退くメイレーンと入れ替わりでセレンが同じ場所を斬り付ける
一瞬で真っ赤だったブロックは冷え元々の色を取り戻し霜を纏う
ピキーンと音が響き二人が交代で斬り付けた場所からヒビが広がり首周辺が粉々になり眼の光を失った首が転がり動かなくなるストーンゴーレムこれは考えたね
焚火とかで熱した石をバケツの水に入れると爆ぜたり割れたりすることが時々あるでしょ
この現象は熱膨張した石の表面が水に冷やされ収縮し内部の熱膨張した部分と歪が出来て割れるんだよ
二人で交代に斬り付ける事でこの現象を発生させたんだね

そこからはあっと言う間だったよ
二人が同じ方法で足首を砕き倒れたストーンゴーレムの首を美香が斬り割く
ストーンゴーレムの動きに慣れて来ると跳躍で拳を避けながら交代でストーンゴーレムの首を斬り付け破壊する二人
美香もストーンゴーレムの動きに慣れて跳躍で首を斬り割く
途中で傍観してた私達二人に一体のストーンゴーレムが向かって来たけど強烈な殺気を送ると標的変更で三人に向かって行った
気が付くと全てのストーンゴーレムが倒れ込み頭を失ってる
「凄いよ!二人の属性を上手く使って石を砕くなんて!」
二人に飛び付き二人の頭をナデナデする美香
セレンもナデナデが気持ち良さそうだね

ストーンゴーレムの体が霞み消えるとサッカーボールサイズのエメラルドグリーンの珠が残ったよ
自然構成物質の石は樹属性だね
メイレーンが剣を納めようとした瞬間だったパリーンと音を立て鉄乃剣が砕け散る
「えっ!?」
驚愕するメイレーン
選剣儀で与えられた剣は刃が毀れたり折れても授けられた者の魔力で回復する
授けられた者が生きてる限りは修復不能になる事は無いが砕け散ってしまった異例な状態
”刻が来たね”
「メイレーンが完全に芽吹き成長の証だな」
「おめでとうメイレーン」
と頭をナデナデな美香

”メイレーンの魔力に剣が耐えれなくなったんだよ”
通常は覚醒か祝福の日を迎えた後に行われる選剣儀で選ばれた剣と一生を過ごす
今回はメイレーンが芽吹いた事で鉄乃剣が受け入れられる魔力を超え砕けてしまった
これは選剣儀で選ばれる剣は芽吹く前の能力に合わせてだから起きる現象で芽吹いた者の多くが出会う現象だよ
手の平の多重空間から小さな木箱を取り出す
小箱から数個のバングルを地面に置く
そう事態を予想してたルシファーが選剣儀に使う小箱を私に預けてくれてたんだ
”さて珍しいけど二回目の選剣儀だよ”
地面に置かれたバングルに手の平を向け
「剣よ!」
メイレーンの呼びかけに答えたのは水晶乃剣だった
「嘘!?私が水晶乃剣!!」
”おめでとう!”
「「おめでとう!」」
皆んなでお祝いの言葉を掛ける
本当は刀身を見たいけどバングルの魔力が空なので数日から二週間後の楽しみだね

セレンが気が付く
「あれ選剣儀は王族か貴族の方でないと出来ないのでは?」
セレンは真実をまだ知らず存在を消された元王族設定を信じてるんだよね
”多分そろそろ気が付き始めてると思うけど疑問には帰ってから答えるから今はこれで”
手の平の多重空間から騎士爵の金コインを取り出し見せる
「騎士爵だったんですね多くの御無礼を」
”そうじゃないって!今までのままでいいから!一応騎士爵なんで選剣儀が出来るってことで今はね”
セレンがメイレーンの耳元で囁く
「メイレーンは全部知ってるんだね」
頷くメイレーンでした

ここで話してもいいけど定番のルシファー説明の方が早いし間違いなから今はお茶を濁させてもらったよ
さて今回の最終目的地になる第三階層に繋がる道を探すよ
まさか第二階層で想定外レベルなストーンゴーレム十体に出会ってフェイクは無いよね
部屋の奥に進むと床に魔法陣を見つける
魔法陣を見た七海
「次の階層へは転移か」
”このパターンは第三階層でヤバさ抜群とか此処は高難易度過ぎる”
「そうなのか?」
”私の記憶にある物語の続きでは地下迷宮で転移魔法陣は超高難易度階層に繋がるから”
「まっ行って見ればわかるかな」
迷いも無く転移魔法陣に入る七海
姿が一瞬で霞み転移したよ
すぐに私達も続く

転移した先は天然の洞窟で十メータ先位に眩しく輝く出口がある
七海はすでに洞窟を出ているのか居ないね
眩しさに目を慣らしながら洞窟を出ると・・・
「ここ地下迷宮だよね」
と驚いてる七海が居たよ
洞窟の外は光溢れる世界
目の前は草原で先には森とか湖も見える
追い付いた美香
「何これ?地上に転移したの?」
メイレーンとセレンも周りをキョロキョロ見て動揺してる

そうだよね知らなければ突然大自然の中に転移したと動揺するよね
私の記憶にある地下迷宮のラフ設定なら十数階層以上で現れるはずだから到達した冒険者は居ないはずで誰も見た事ない世界
それが第三階層で実現化してるのは私の存在が何か影響を与えてるのか!?
ダガーを取り出し天に向かい力一杯投げる
皆の視線がダガーの行方を追う
目測だけど二十メーター位上空で何かに刺さり晴天の空にヒビが入る
ダガーは弾き返され地面に落ち空のヒビはすぐに消えた

”あそこが天井だよ”
「と言う事はココはやはり地下迷宮内なのか?」
七海が問う
”うん・・・私の記憶にあるラフの設定に従えば本来であれば十数階層以上で現れるはずの高難易度階層だよ”
セレンが何か気が付く
「もしかして・・・この世界は彩美さんの・・・であれば今までに感じた疑問の辻褄が合う」
”それに関しては無事に王都へ帰ってからね”
「はい」
素直なセレンだよ

「ここで戻っても依頼は完了だけど少し気になるんだろ」
以心伝心だよね七海と私なら
”うん少し気になる第三階層に高難易度階層が出現した理由”
感じる感触は自然風景でもダンジョン内なのでマッピング能力は使えるので迷子は無いよ
なんで周辺散策を開始
ってぇワイバーンにワーウルフと森とか草原で出会うモンスターが息次ぐ間も無くだよ
全て美香を中心に三人で瞬殺して核の珠を順調に集めてるけど

それは突然だった
頭の中に見た事無い方程式が思い浮かぶ
なんだこれ?理由はわからないけど解を求める事が出来る
一つ解くと次が出て来る
理由はわからないが思い浮かぶ方程式を全て解けば何か次に進める感覚だけがある
横を歩く七海にお願いする
”ちょっと集中したい事があるから体をお願い出来ないかな”
何も聞かずに私を御姫様抱っこする七海
体に感じる七海の感触が気持ち良く名残惜しいけど目を閉じ方程式を解くため集中し肉体の感覚を切り離す
精神から切り離され始め脱力する肉体を七海が任せてと少し強く抱きしめたのを感じ肉体の感覚が無くなる

肉体の感覚が無い意識だけの世界に浮かびだす方程式をひたすら解き続ける
もう何百何千と解いた感覚があるけど時間にすると一瞬な感覚
いつまで続くのか
不思議と虚無感は無い先史代の作り出した地下迷宮で与えられる課題に意味がある事を信じる
そこから何万の思い浮かぶ方程式の解を求めた
この方程式は何の理論で何で私は解けるか
一瞬にも感じ無限にも感じる方程式を解き続ける時間が過ぎて行く
そして突然の理解
全ての方程式を解いた感覚
最後に思い浮かんだのは二つの数字羅列

意識を肉体に戻すと宙を浮いてる感覚
目を明けるとワイバーンが吐き出す火球を避ける為に跳躍した七海の腕の中
着地すると同時に
「戻ったね」
”どれくらい落ちてたかな?”
「数分だよ」
現実だとそんな短い時間だった事に驚くよ
「何かわかった?」
ワイバーンを倒しやって来た美香達も合流する

意識を集中した理由と二つの数字羅列の話をした
”この数字は座標だと思う”
念紙に第三階層のマップを念写する
”解で得た数字羅列と別に二つの羅列を感じ続けてるの”
この羅列は位置を移動すると変化する事から現在位置の座標を示している
鉛筆を取り出し念写したマップの隅に解で得た座標をメモする

”移動して何ヶ所かの座標がわかれば解の座標位置を推定出来るね”
三十分位モンスターを倒しながら縦横に移動しながら何ヶ所かマップに書き込んでいく
美香達が近づくモンスターを倒してる間に七海と移動してわかった座標からマップに座標グリッドを書き込んで目的地を割り出す
”わかったよ目的地が!”
途中に何があるかわからないけど直線移動距離なら一時間位だね
「何が待ってるかワクワクだね」
美香の目がキラキラになるよ
メイレーンとセレンに少し疲れが見えるので移動前に休息だね
時計を見ると二十三時近くだから十時間位ほぼ休息なしで疲れたよね

魔法物理結界に認識阻害を施し簡易な休息所を作る
地面にピクニックマットを広げたので横になって少し休めるよ
携帯食をワインで流し込んで腹を満たすと猛烈な眠気が私を襲う
「方程式を解くのにかなりの精神力を使ったね」
私の眠気を感じた七海が膝枕してくれる
「美香と交代で見張りはやるから三人はゆっくり寝てしっかり回復」
ありがとう七海
七海の膝枕の温もりが気持ち良く安心感を与えてくれる・・・意識が闇に落ちて行く・・・

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