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番外編シリーズ
番外編~夏だ!キャンプだ!リスキルだ!?いつもの二倍!夏特別版~
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ええっと、今回は夏ということで、今年の夏、俺の身の回りであったことを話していこうかな。
んじゃ、まずは、リアルの方のキャンプだな。なぜか今年は二回キャンプをしたんだよな。まぁ、リアルとゲームとでだけど。
一回目は、職場の気の合うやつら数人と行ったんだ。リアルはリアルらしく普通に過ぎてほしかったんだけど、やっぱり変なことに巻き込まれるんだよなぁ。天気予報では快晴です。とか言ってたのに、いざいってみるといきなり雨。まぁ、場所が場所だけにどうしようもないんだけどさ…。ほら、山の中とか、イマイチ天気がはっきりしないとことか。キャンプ場が残念ながらそれに当たっちゃってて、仕方無いっちゃあ仕方無いよね。
で、二日目、バーベキューしよう!ってことになったんだけど、なんでか「野菜の分け方わからない~」とか、「お米ってどうやったっけ?」とか聞こえてくる訳なんだよ。おまえら、仮にも飲食店で働いてる連中だろうが……いくら役割が違うとは言っても、その辺のことは押さえといてくれよ…
で、結局のところ俺が米炊いて、野菜も切ったりして…食材は全部俺が準備したな。さて、今度は炭に火を着けて…となるんだが、ここでも問題発生。火を着けたところまでは良かったんだが、火柱が上がる上がる。何をどうやったらこんなことになるんだよ…。
どうにか火を弱くして、網をセット。いよいよ焼くよってときに、5人の内、まともに焼けるのは二人だけっていうループ状況に陥った訳なんだよね。まあ、一人じゃなかったから二人で分けながら食べてたけど……いくらなんでも少なすぎたな。他の三人は腹一杯食べてダウンしてたし。俺?八分目もいってないよ…。
「ふふ、皆たくさん食べてましたね」
一緒に肉を焼いてた同僚の加奈子が少し笑いながら残っていた野菜なんかを食べている。言ってしまうと、肉はほんの十枚程度しか残っていなかった。そのため、俺と加奈子の二人で余りまくってた野菜を食べている。つか、あいつら野菜食ったのか?減ってた様子がまったくなかったんだが。
「あの三人はほっときましょう。この野菜をどうにかするのが先ですね」
この言葉に加奈子は頷いて無言で食べ出した。俺はダウンしてる三人を横目で見ながらつまんでいったよ。
三泊四日の予定だったキャンプも三日目になり、ダウンしてたやつらも復活。一人は釣りに、一人はゴロゴロして、もう一人は俺と加奈子の二人と夕食の食材を買いに行った。今回いるのは五朗。暗算が得意で、こういうときの計算は彼にやってもらっている。ちなみに彼女がいるとかどうとか。本人は否定してるけどね。
「健一、今日晩はどうするんだよ?」
「あー、どうしようか。凉(りょう)が魚釣ってるけど、あいつ、持って帰ってくるかねぇ?」
「無いだろ。あいつ、釣りはするけどいっつもすぐ逃がしてんじゃんか?」
「だな。加奈子、五朗。なんか食いたいもんはあるか?」
「私は、べつに」
「んー、俺は…そうだ、鉄板あるよな?焼きそばなんてどうだ?」
「鉄板はどうだったかな?ちょっと聞いてみるか」
「あ、私がやるわ。多分、あの子私のじゃないと出ないだろうし…」
「あー、そうだったな。昔の同級生の男子なら出るくせに、俺らだと出ないもんなぁ」
あの子こと美憂は昔知らない男性に殴られたりしたらしく、昔から知ってる男性じゃないと電話とかメールはしない。まぁ、一種の恐怖症みたいなもんだな。
「あ、美憂?ちょっと確認してもらいたいんだけど、バーベキューセットのやつに鉄板ってついてる?……………そう、わかった」
「どうだった?」
「あるって。ただ、なんか二枚くらいついてるとか言ってたんだけれど?」
「あ、それは多分替え用じゃないかな?一枚だけだと焦げたりヒビ入ったりしたときすぐに使えないし。そのためだと思うよ」
「じゃ、焼きそばできまりだな!」
その後、材料を買って帰り、準備を始めた。昨日のことでまともに調理できるのは俺だけ、加奈子と五朗が焼きそばなら何とかなる、残り二人はてんで無理という感じだった。なので、凉と美憂には炭に火を着けてもらうことにした。俺がすぐ近くで両方見れる状況なので、危険はない。
その後、火をつけ終わり、麺、肉、野菜、調味料の準備が整ったので、調理を開始した。実際、焼きそばは全部作ったことはほんの二回しかなかったので、記憶を頼りに調理していった。手順自体は小さい頃何度も見てきたから頭の中に叩き込まれてる。後は味だな。そればっかりは見てただけではわからないから、食べた味と、調理中の味見の記憶を頼りに整えていく。
少々苦戦はしたけど、ほぼ記憶通りの味になったと思う。家ではコショウをかけていたので、皆に聞いてから振りかけた。
そして食べてみる。まぁ、普通の焼きそばだな。ほとんど手を加えてないし、こんなもんだよなーとか思いながら。これ、ゲームで使えそうとか思ったしな。ああ、毒されてんなぁ。
で、この日は最後に花火をやったな。いやー、十年ぶりかね、花火は。見に行ったりもしてなかったもんなぁ。
そして翌日、キャンプ場から帰宅。なぜか俺の家でパーティ始まったけど。で、どうにかパーティも乗りきって翌日から普通に仕事。
こっからはゲーム内のキャンプ話だな。メイ、ノーム、シノンが「キャンプしよう」と言うので、家の空いてるスペースにテントを作り、三人だけで二、三日寝泊まりしてもらった。終わった後の三人は台無しになった顔してたから結局俺も参加。基本は三人だけでやってもらったが、いかんせん、誰も料理がまともに出来ない。唯一メイが簡単な携帯食料系のものを作れる程度だった。こっちでも壊滅状態かよ……
そのため、一番手っ取り早い焼き肉という手になった。ひとまず俺がほとんど焼き、メイがご飯をよそうという形になった。シノンとノームの二人はこっちでも壊滅状態だった。マジカヨー。
で、火をつけるんだが、ノームが「風を使えばすぐに火がつきますよね、師匠」と言いながら風を起こす。俺はすぐにやめるように言って、「するならこのくらいの弱い風で」と言いながら手をうちわがわりにして扇いだ。ノームは弱い風で火が燃え広がるようにしてくれた。そこまでは良かったんだが、着火材がわりのやつをシノンが持ってきて入れようとする。慌てて止めようとしたけど、遅かった。ノームの起こした風で燃え広がり、爆発のようなものが起きた。うん、思いっきり燃えた。シノンは何とか庇えてたから火がつくことはなかったけど、俺はあっつい。皆慌てながら水をかけてくる。コップの中の飲み物だとか、近くの井戸の水、そしてなぜかタンク。きっと投げてきたやつは水が入ってるって思ったんだろう。だけどさ、それ、油だったんだよね。来た瞬間「これ被れと?」と突っ込んじゃったけど。
で、突っ込んでる間に火は収まったんだけど、火傷の状態異常でデスペナ貰って街に強制帰還。で、帰還したさきに馬車。効果音が入るならグシャバキッボキッかな?そのお陰で再び強制帰還。で、まだ馬車は通ってるからおんなじことがあと三回くらいあったんだよね。まさか、馬車にリスキルされるとは…。
で、家に戻ったんだけど、肉なんかは見事に無くなってた。残ってるのは野菜ばかり。もう、乾いた笑いしか出なかったよ。リアルとおんなじことにはならないでほしかった…。
野菜を全部食べてこの日はログアウトしたっけ?覚えてないや。
何で俺ってこういうのばっかなんだろうなぁ。自分で話してて辛くなったもん、わりとマジで。まだまだあるんだけど、それは黒歴史なんだよなぁ。というわけで、この辺で。「異世界探訪!~VRMMOプレイ記~」はまだ続くんだよなぁ。はあ、これからどれだけいろんなことにに巻き込まれるんだろうかなぁ。現状、家でPvP大会とかやってるもんなぁ。ま、まだまだ続くよ~ってことで。以上、耀一こと井能健一でした、チャンチャン。
んじゃ、まずは、リアルの方のキャンプだな。なぜか今年は二回キャンプをしたんだよな。まぁ、リアルとゲームとでだけど。
一回目は、職場の気の合うやつら数人と行ったんだ。リアルはリアルらしく普通に過ぎてほしかったんだけど、やっぱり変なことに巻き込まれるんだよなぁ。天気予報では快晴です。とか言ってたのに、いざいってみるといきなり雨。まぁ、場所が場所だけにどうしようもないんだけどさ…。ほら、山の中とか、イマイチ天気がはっきりしないとことか。キャンプ場が残念ながらそれに当たっちゃってて、仕方無いっちゃあ仕方無いよね。
で、二日目、バーベキューしよう!ってことになったんだけど、なんでか「野菜の分け方わからない~」とか、「お米ってどうやったっけ?」とか聞こえてくる訳なんだよ。おまえら、仮にも飲食店で働いてる連中だろうが……いくら役割が違うとは言っても、その辺のことは押さえといてくれよ…
で、結局のところ俺が米炊いて、野菜も切ったりして…食材は全部俺が準備したな。さて、今度は炭に火を着けて…となるんだが、ここでも問題発生。火を着けたところまでは良かったんだが、火柱が上がる上がる。何をどうやったらこんなことになるんだよ…。
どうにか火を弱くして、網をセット。いよいよ焼くよってときに、5人の内、まともに焼けるのは二人だけっていうループ状況に陥った訳なんだよね。まあ、一人じゃなかったから二人で分けながら食べてたけど……いくらなんでも少なすぎたな。他の三人は腹一杯食べてダウンしてたし。俺?八分目もいってないよ…。
「ふふ、皆たくさん食べてましたね」
一緒に肉を焼いてた同僚の加奈子が少し笑いながら残っていた野菜なんかを食べている。言ってしまうと、肉はほんの十枚程度しか残っていなかった。そのため、俺と加奈子の二人で余りまくってた野菜を食べている。つか、あいつら野菜食ったのか?減ってた様子がまったくなかったんだが。
「あの三人はほっときましょう。この野菜をどうにかするのが先ですね」
この言葉に加奈子は頷いて無言で食べ出した。俺はダウンしてる三人を横目で見ながらつまんでいったよ。
三泊四日の予定だったキャンプも三日目になり、ダウンしてたやつらも復活。一人は釣りに、一人はゴロゴロして、もう一人は俺と加奈子の二人と夕食の食材を買いに行った。今回いるのは五朗。暗算が得意で、こういうときの計算は彼にやってもらっている。ちなみに彼女がいるとかどうとか。本人は否定してるけどね。
「健一、今日晩はどうするんだよ?」
「あー、どうしようか。凉(りょう)が魚釣ってるけど、あいつ、持って帰ってくるかねぇ?」
「無いだろ。あいつ、釣りはするけどいっつもすぐ逃がしてんじゃんか?」
「だな。加奈子、五朗。なんか食いたいもんはあるか?」
「私は、べつに」
「んー、俺は…そうだ、鉄板あるよな?焼きそばなんてどうだ?」
「鉄板はどうだったかな?ちょっと聞いてみるか」
「あ、私がやるわ。多分、あの子私のじゃないと出ないだろうし…」
「あー、そうだったな。昔の同級生の男子なら出るくせに、俺らだと出ないもんなぁ」
あの子こと美憂は昔知らない男性に殴られたりしたらしく、昔から知ってる男性じゃないと電話とかメールはしない。まぁ、一種の恐怖症みたいなもんだな。
「あ、美憂?ちょっと確認してもらいたいんだけど、バーベキューセットのやつに鉄板ってついてる?……………そう、わかった」
「どうだった?」
「あるって。ただ、なんか二枚くらいついてるとか言ってたんだけれど?」
「あ、それは多分替え用じゃないかな?一枚だけだと焦げたりヒビ入ったりしたときすぐに使えないし。そのためだと思うよ」
「じゃ、焼きそばできまりだな!」
その後、材料を買って帰り、準備を始めた。昨日のことでまともに調理できるのは俺だけ、加奈子と五朗が焼きそばなら何とかなる、残り二人はてんで無理という感じだった。なので、凉と美憂には炭に火を着けてもらうことにした。俺がすぐ近くで両方見れる状況なので、危険はない。
その後、火をつけ終わり、麺、肉、野菜、調味料の準備が整ったので、調理を開始した。実際、焼きそばは全部作ったことはほんの二回しかなかったので、記憶を頼りに調理していった。手順自体は小さい頃何度も見てきたから頭の中に叩き込まれてる。後は味だな。そればっかりは見てただけではわからないから、食べた味と、調理中の味見の記憶を頼りに整えていく。
少々苦戦はしたけど、ほぼ記憶通りの味になったと思う。家ではコショウをかけていたので、皆に聞いてから振りかけた。
そして食べてみる。まぁ、普通の焼きそばだな。ほとんど手を加えてないし、こんなもんだよなーとか思いながら。これ、ゲームで使えそうとか思ったしな。ああ、毒されてんなぁ。
で、この日は最後に花火をやったな。いやー、十年ぶりかね、花火は。見に行ったりもしてなかったもんなぁ。
そして翌日、キャンプ場から帰宅。なぜか俺の家でパーティ始まったけど。で、どうにかパーティも乗りきって翌日から普通に仕事。
こっからはゲーム内のキャンプ話だな。メイ、ノーム、シノンが「キャンプしよう」と言うので、家の空いてるスペースにテントを作り、三人だけで二、三日寝泊まりしてもらった。終わった後の三人は台無しになった顔してたから結局俺も参加。基本は三人だけでやってもらったが、いかんせん、誰も料理がまともに出来ない。唯一メイが簡単な携帯食料系のものを作れる程度だった。こっちでも壊滅状態かよ……
そのため、一番手っ取り早い焼き肉という手になった。ひとまず俺がほとんど焼き、メイがご飯をよそうという形になった。シノンとノームの二人はこっちでも壊滅状態だった。マジカヨー。
で、火をつけるんだが、ノームが「風を使えばすぐに火がつきますよね、師匠」と言いながら風を起こす。俺はすぐにやめるように言って、「するならこのくらいの弱い風で」と言いながら手をうちわがわりにして扇いだ。ノームは弱い風で火が燃え広がるようにしてくれた。そこまでは良かったんだが、着火材がわりのやつをシノンが持ってきて入れようとする。慌てて止めようとしたけど、遅かった。ノームの起こした風で燃え広がり、爆発のようなものが起きた。うん、思いっきり燃えた。シノンは何とか庇えてたから火がつくことはなかったけど、俺はあっつい。皆慌てながら水をかけてくる。コップの中の飲み物だとか、近くの井戸の水、そしてなぜかタンク。きっと投げてきたやつは水が入ってるって思ったんだろう。だけどさ、それ、油だったんだよね。来た瞬間「これ被れと?」と突っ込んじゃったけど。
で、突っ込んでる間に火は収まったんだけど、火傷の状態異常でデスペナ貰って街に強制帰還。で、帰還したさきに馬車。効果音が入るならグシャバキッボキッかな?そのお陰で再び強制帰還。で、まだ馬車は通ってるからおんなじことがあと三回くらいあったんだよね。まさか、馬車にリスキルされるとは…。
で、家に戻ったんだけど、肉なんかは見事に無くなってた。残ってるのは野菜ばかり。もう、乾いた笑いしか出なかったよ。リアルとおんなじことにはならないでほしかった…。
野菜を全部食べてこの日はログアウトしたっけ?覚えてないや。
何で俺ってこういうのばっかなんだろうなぁ。自分で話してて辛くなったもん、わりとマジで。まだまだあるんだけど、それは黒歴史なんだよなぁ。というわけで、この辺で。「異世界探訪!~VRMMOプレイ記~」はまだ続くんだよなぁ。はあ、これからどれだけいろんなことにに巻き込まれるんだろうかなぁ。現状、家でPvP大会とかやってるもんなぁ。ま、まだまだ続くよ~ってことで。以上、耀一こと井能健一でした、チャンチャン。
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