6 / 42
1章
本当のおままごと
しおりを挟む
「おままごと?わーいっ!」
おままごとと聞き、笑顔になる私。おままごとセットは、どこ?と
きょろきょろと辺りを見るが当然何も見えない。そんな舞花にえいまは、
不敵な笑みを浮かべた。そして、舞花の耳に顔を近づけると
「おままごとセットは、俺の目の前にあるんだよ」
「え?それってどういう・・・」
こと?と私が、言い終わる前に体に痛みを感じた。
「な、何・・・?」
痛みがある方__腕には、あのナイフが刺さっている。えいまは、そのナイフは
抜かずにズボンのポケットに手を入れた。ポケットから、出た手には
色々な種類なナイフがならんでいる。小さいものから、中くらいのもの、
刃がギザギザしたものまで、たくさんある。
「え、えいま・・・。おままごとにそんなに、ナイフいらないよ」
「ははは。まだわからないの?」
そう言うとえいまは、ナイフをひとつ舞花の足に刺しながら
「おままごとってのは、___お前のことだよ」
舞花の足から血があふれ出てくる。
「うぅ・・・」
私は、叫びたいのと泣きたいのを、こらえながら横に移動した。
いや、しようとした。だけど、それを阻止するように、えいまは
舞花の足に刺さったナイフを、抜いた。
「いたぁっ!!えいま、何するのっ!」
ついに舞花が叫んだのだが、えいまはそんなこと気にせず新しいところに、
ナイフを刺していく。えいまに刺されていく自分を見ながら、
舞花の目は閉じていった___。
おままごとと聞き、笑顔になる私。おままごとセットは、どこ?と
きょろきょろと辺りを見るが当然何も見えない。そんな舞花にえいまは、
不敵な笑みを浮かべた。そして、舞花の耳に顔を近づけると
「おままごとセットは、俺の目の前にあるんだよ」
「え?それってどういう・・・」
こと?と私が、言い終わる前に体に痛みを感じた。
「な、何・・・?」
痛みがある方__腕には、あのナイフが刺さっている。えいまは、そのナイフは
抜かずにズボンのポケットに手を入れた。ポケットから、出た手には
色々な種類なナイフがならんでいる。小さいものから、中くらいのもの、
刃がギザギザしたものまで、たくさんある。
「え、えいま・・・。おままごとにそんなに、ナイフいらないよ」
「ははは。まだわからないの?」
そう言うとえいまは、ナイフをひとつ舞花の足に刺しながら
「おままごとってのは、___お前のことだよ」
舞花の足から血があふれ出てくる。
「うぅ・・・」
私は、叫びたいのと泣きたいのを、こらえながら横に移動した。
いや、しようとした。だけど、それを阻止するように、えいまは
舞花の足に刺さったナイフを、抜いた。
「いたぁっ!!えいま、何するのっ!」
ついに舞花が叫んだのだが、えいまはそんなこと気にせず新しいところに、
ナイフを刺していく。えいまに刺されていく自分を見ながら、
舞花の目は閉じていった___。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
あなたの子ですが、内緒で育てます
椿蛍
恋愛
「本当にあなたの子ですか?」
突然現れた浮気相手、私の夫である国王陛下の子を身籠っているという。
夫、王妃の座、全て奪われ冷遇される日々――王宮から、追われた私のお腹には陛下の子が宿っていた。
私は強くなることを決意する。
「この子は私が育てます!」
お腹にいる子供は王の子。
王の子だけが不思議な力を持つ。
私は育った子供を連れて王宮へ戻る。
――そして、私を追い出したことを後悔してください。
※夫の後悔、浮気相手と虐げられからのざまあ
※他サイト様でも掲載しております。
※hotランキング1位&エールありがとうございます!
懐妊を告げずに家を出ます。最愛のあなた、どうかお幸せに。
梅雨の人
恋愛
最愛の夫、ブラッド。
あなたと共に、人生が終わるその時まで互いに慈しみ、愛情に溢れる時を過ごしていけると信じていた。
その時までは。
どうか、幸せになってね。
愛しい人。
さようなら。
【完結】愛していないと王子が言った
miniko
恋愛
王子の婚約者であるリリアナは、大好きな彼が「リリアナの事など愛していない」と言っているのを、偶然立ち聞きしてしまう。
「こんな気持ちになるならば、恋など知りたくはなかったのに・・・」
ショックを受けたリリアナは、王子と距離を置こうとするのだが、なかなか上手くいかず・・・。
※合わない場合はそっ閉じお願いします。
※感想欄、ネタバレ有りの振り分けをしていないので、本編未読の方は自己責任で閲覧お願いします。
【完結】「心に決めた人がいる」と旦那様は言った
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
「俺にはずっと心に決めた人がいる。俺が貴方を愛することはない。貴女はその人を迎え入れることさえ許してくれればそれで良いのです。」
そう言われて愛のない結婚をしたスーザン。
彼女にはかつて愛した人との思い出があった・・・
産業革命後のイギリスをモデルにした架空の国が舞台です。貴族制度など独自の設定があります。
----
初めて書いた小説で初めての投稿で沢山の方に読んでいただき驚いています。
終わり方が納得できない!という方が多かったのでエピローグを追加します。
お読みいただきありがとうございます。
【完結】復讐は計画的に~不貞の子を身籠った彼女と殿下の子を身籠った私
紅位碧子 kurenaiaoko
恋愛
公爵令嬢であるミリアは、スイッチ国王太子であるウィリアムズ殿下と婚約していた。
10年に及ぶ王太子妃教育も終え、学園卒業と同時に結婚予定であったが、卒業パーティーで婚約破棄を言い渡されてしまう。
婚約者の彼の隣にいたのは、同じ公爵令嬢であるマーガレット様。
その場で、マーガレット様との婚約と、マーガレット様が懐妊したことが公表される。
それだけでも驚くミリアだったが、追い討ちをかけるように不貞の疑いまでかけられてしまいーーーー?
【作者よりみなさまへ】
*誤字脱字多数あるかと思います。
*初心者につき表現稚拙ですので温かく見守ってくださいませ
*ゆるふわ設定です
ずぶ濡れで帰ったら彼氏が浮気してました
宵闇 月
恋愛
突然の雨にずぶ濡れになって帰ったら彼氏が知らない女の子とお風呂に入ってました。
ーーそれではお幸せに。
以前書いていたお話です。
投稿するか悩んでそのままにしていたお話ですが、折角書いたのでやはり投稿しようかと…
十話完結で既に書き終えてます。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
【完】あの、……どなたでしょうか?
桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー
爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」
見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は………
「あの、……どなたのことでしょうか?」
まさかの意味不明発言!!
今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!!
結末やいかに!!
*******************
執筆終了済みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる