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おまけ①
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あの子達と別れたのは、何年前だったかしら。4年前?5年前だったわね。
それから、しばらく実家に帰っていたけど、もう、新しい家を建てたわ。
そりゃぁもちろん、元の場所にね。
「はぁ、あの子がいないから、静かねぇ・・・」
時折、マダムの家に未菜は、行っていたのだが、
家が壊れてからはなくなってしまった。
にゃーと、オバサンが、マダム__由美(ゆみ)__にすり寄った。
「あら、オバサン。まぁ、あの子なら、元気だって?分かるのねぇ」
由美は、オバサンの頭をわしゃわしゃと撫でた。
それに、反応して、オバサンが由美に怒った。だが、当の本人なんて、
「あ~ら、可愛いわね」
なんて言っている。
(はぁ~。何やってんだか・・・)
と、見守っていた、羅楠(らすく)がため息をする。
あ、私 由美様の執事です。よく由美様は、独り言(?)を言っていて、
少し困ってるんですよね。また、ちらりと由美を見ると、
「もう、どこ行ってるのよ。私は、こっちよ!」
とまた言っている。
「こら!オバサン、どこ行ってるのよ。ちょっと、羅楠手伝って!」
由美にそう言われ、苦笑いする羅楠だった。
~おまけ①終わり~
それから、しばらく実家に帰っていたけど、もう、新しい家を建てたわ。
そりゃぁもちろん、元の場所にね。
「はぁ、あの子がいないから、静かねぇ・・・」
時折、マダムの家に未菜は、行っていたのだが、
家が壊れてからはなくなってしまった。
にゃーと、オバサンが、マダム__由美(ゆみ)__にすり寄った。
「あら、オバサン。まぁ、あの子なら、元気だって?分かるのねぇ」
由美は、オバサンの頭をわしゃわしゃと撫でた。
それに、反応して、オバサンが由美に怒った。だが、当の本人なんて、
「あ~ら、可愛いわね」
なんて言っている。
(はぁ~。何やってんだか・・・)
と、見守っていた、羅楠(らすく)がため息をする。
あ、私 由美様の執事です。よく由美様は、独り言(?)を言っていて、
少し困ってるんですよね。また、ちらりと由美を見ると、
「もう、どこ行ってるのよ。私は、こっちよ!」
とまた言っている。
「こら!オバサン、どこ行ってるのよ。ちょっと、羅楠手伝って!」
由美にそう言われ、苦笑いする羅楠だった。
~おまけ①終わり~
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