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リエル3※
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カイトの傷の治療が終わった後の話。
➖ー➖ー➖ー➖ー➖ー➖ー➖
「カイト様は、無事なんですか?!」
ロイがだいぶ取り乱していた。
無事といえば無事なんだが…
「傷は治せたんだが、血を流しすぎていてな…魔力がなくなっている。目を覚ましたとしても暫くは動けないだろう」
魔力を注ぐ方法はあるんだが…
「じゃあ、リエル様が注げばいいじゃん」
悪魔が囁いている。
「そうですね。異能者となったのですから、これから定期的に注がれる必要があります。リエル様が注いだらどうでしょう」
異能者って、そうだったのか。ということは、お前ら…
「異能者はワコール様に力を貰う代わりに良質な魔力をあげるの。ワコール様は優しいから交代ばんこにしてくれるんだ。だから、俺が倒れたときは口から、バランが倒れたときはアソコからお互い魔力を注いでるんだー」
バッとバランの方を見るとサッと目を逸らされた。
体液には魔力が含まれている。だから、精液を注ぐのが1番手っ取り早く魔力を注げる。
「つまりは、俺がカイト兄上に注いでも仕方ないことなんだな?」
「そうだねー」
ふふっ、ふふふふっ…
(((うっわ、顔やっば…)))
3人の思ったことは一緒だった。
➖ー➖ー➖ー➖ー➖ー➖ー➖
カイト兄上を寝室まで運び、人払いをした。ベルンに治療の仕方を習ったのでやり方は大丈夫だ。念のためにカイト兄上に睡眠魔法をかけておく。
まずは服を脱がせるところからだと、脱がせてみるとそこには絶景があった。
程よくついた筋肉、艶かしく括れた腰、胸を彩る薄く色づいた飾り、それにまだ成長できていない小さな性器。
誘惑が多すぎだ…
(治療、これは治療なんだ)
心でずっと唱えていても手は素直で、あるところへ伸ばしていた。
そこをキュッと摘んでみると、
「んっ!…ぁあっ」
可愛い声でカイト兄上が鳴いた。ずっとその声を聞いていたくて何度も優しく捏ねた。
「ぁっ、あ…んぁ………ぁ、っん」
夢中で捏ねていると、治療ということを思い出した。
(いけない、いけない。忘れていることがあった)
そこで私が取り出したのは黒いリボンだ。それを可愛らしい性器に結ぶ。これは、カイト兄上から魔力が出ないようにする為だ…決して私の趣味ではない。
だが、それが私の欲情を煽った。結ばれたせいか、ピクピクと動いている。
気付けば夢中でそこをしゃぶっていた。
少しずつ熱が上がり、可愛いらしく立ち上がっていた。
(甘い、美味しい…ずっとしゃぶってたい)
そう思っていると、カイト兄上がビクビクっとなり絶頂を迎えた。
「ぁ、んっ…んぅ、ぁっ、ぁあっ!!」
もっとしゃぶっていたいけど、これ以上絶頂を迎えて辛いのはカイト兄上だから我慢する。
そして次はアソコの準備だ。【浄化】とそこに向かって唱える。そっと香油を塗した指で触れてみると中に迎えいるように動く。苦しいのか、違和感からかカイト兄上が眉を顰める。
(たしかベルンの話ではここらへんに…見つけた!)
「ふぁっ、んぁっ!」
ここが前立腺というものらしい。
早く挿入したかったが、カイト兄上を傷つけない為にも中が柔らかくなるまで何度もそこを擦りあげた。
だいぶ柔らかくなったところで、私も下履きを脱いだ。そこには呆れるくらい反り返ったものがいた。
ゆっくりとカイト兄上に挿入していくと、歓迎するかのように私のを締め付けた。
「ぐっ…!」
「んぅっ、ふぁぅ…」
危うくもってかれるところだった。治療に必要な回数は一回なんだから、大切にしないといけない。
と思っていたのも最初だけ、途中からうわ言のようにカイト兄上の名前を呼んで激しく獣のように腰を振っていた。
「カイト兄上っ、カイト兄上!!ごめんなさいっ、こんなことする弟でごめんなさい」
こんなことするなんてアイツと一緒だ。嫌悪感を感じながらも気持ちいいというのはなくならない。
「カイト兄上っ!っく、イキます!」
「んぁっ、ぅくっ……ぁあっん!」
絶頂を迎えたはずなのに自分のモノは元気なままだった。
(あともう一回…もう一回だけ……)
そのもう一回が何回続いたか、覚えていない。だが、証拠を隠滅する為にカイト兄上のアソコを綺麗にし、喉が限界そうだったから治癒魔法をかけておいた。
初めての経験だからか、私は重大な失態を犯した。
➖ー➖ー➖ー➖ー➖ー➖ー➖
「カイト様は、無事なんですか?!」
ロイがだいぶ取り乱していた。
無事といえば無事なんだが…
「傷は治せたんだが、血を流しすぎていてな…魔力がなくなっている。目を覚ましたとしても暫くは動けないだろう」
魔力を注ぐ方法はあるんだが…
「じゃあ、リエル様が注げばいいじゃん」
悪魔が囁いている。
「そうですね。異能者となったのですから、これから定期的に注がれる必要があります。リエル様が注いだらどうでしょう」
異能者って、そうだったのか。ということは、お前ら…
「異能者はワコール様に力を貰う代わりに良質な魔力をあげるの。ワコール様は優しいから交代ばんこにしてくれるんだ。だから、俺が倒れたときは口から、バランが倒れたときはアソコからお互い魔力を注いでるんだー」
バッとバランの方を見るとサッと目を逸らされた。
体液には魔力が含まれている。だから、精液を注ぐのが1番手っ取り早く魔力を注げる。
「つまりは、俺がカイト兄上に注いでも仕方ないことなんだな?」
「そうだねー」
ふふっ、ふふふふっ…
(((うっわ、顔やっば…)))
3人の思ったことは一緒だった。
➖ー➖ー➖ー➖ー➖ー➖ー➖
カイト兄上を寝室まで運び、人払いをした。ベルンに治療の仕方を習ったのでやり方は大丈夫だ。念のためにカイト兄上に睡眠魔法をかけておく。
まずは服を脱がせるところからだと、脱がせてみるとそこには絶景があった。
程よくついた筋肉、艶かしく括れた腰、胸を彩る薄く色づいた飾り、それにまだ成長できていない小さな性器。
誘惑が多すぎだ…
(治療、これは治療なんだ)
心でずっと唱えていても手は素直で、あるところへ伸ばしていた。
そこをキュッと摘んでみると、
「んっ!…ぁあっ」
可愛い声でカイト兄上が鳴いた。ずっとその声を聞いていたくて何度も優しく捏ねた。
「ぁっ、あ…んぁ………ぁ、っん」
夢中で捏ねていると、治療ということを思い出した。
(いけない、いけない。忘れていることがあった)
そこで私が取り出したのは黒いリボンだ。それを可愛らしい性器に結ぶ。これは、カイト兄上から魔力が出ないようにする為だ…決して私の趣味ではない。
だが、それが私の欲情を煽った。結ばれたせいか、ピクピクと動いている。
気付けば夢中でそこをしゃぶっていた。
少しずつ熱が上がり、可愛いらしく立ち上がっていた。
(甘い、美味しい…ずっとしゃぶってたい)
そう思っていると、カイト兄上がビクビクっとなり絶頂を迎えた。
「ぁ、んっ…んぅ、ぁっ、ぁあっ!!」
もっとしゃぶっていたいけど、これ以上絶頂を迎えて辛いのはカイト兄上だから我慢する。
そして次はアソコの準備だ。【浄化】とそこに向かって唱える。そっと香油を塗した指で触れてみると中に迎えいるように動く。苦しいのか、違和感からかカイト兄上が眉を顰める。
(たしかベルンの話ではここらへんに…見つけた!)
「ふぁっ、んぁっ!」
ここが前立腺というものらしい。
早く挿入したかったが、カイト兄上を傷つけない為にも中が柔らかくなるまで何度もそこを擦りあげた。
だいぶ柔らかくなったところで、私も下履きを脱いだ。そこには呆れるくらい反り返ったものがいた。
ゆっくりとカイト兄上に挿入していくと、歓迎するかのように私のを締め付けた。
「ぐっ…!」
「んぅっ、ふぁぅ…」
危うくもってかれるところだった。治療に必要な回数は一回なんだから、大切にしないといけない。
と思っていたのも最初だけ、途中からうわ言のようにカイト兄上の名前を呼んで激しく獣のように腰を振っていた。
「カイト兄上っ、カイト兄上!!ごめんなさいっ、こんなことする弟でごめんなさい」
こんなことするなんてアイツと一緒だ。嫌悪感を感じながらも気持ちいいというのはなくならない。
「カイト兄上っ!っく、イキます!」
「んぁっ、ぅくっ……ぁあっん!」
絶頂を迎えたはずなのに自分のモノは元気なままだった。
(あともう一回…もう一回だけ……)
そのもう一回が何回続いたか、覚えていない。だが、証拠を隠滅する為にカイト兄上のアソコを綺麗にし、喉が限界そうだったから治癒魔法をかけておいた。
初めての経験だからか、私は重大な失態を犯した。
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