40代(男)アバターで無双する少女

かのよ

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150 自覚なさすぎなのがダメ

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 ル・ラルブ。
 高低差の多い岩肌の山々に埋もれるような、厳しい自然と同居している町だ。平野と港がテーマだったディスティラリやクラムベリに比べると、どの場所を切り取ってみてもゴツゴツとしている。
 家屋のデザインも骨太で、パイン材を基調としたカントリースタイルと男前な無骨さが良い意味で混ざり合っていた。
 ガルドはその景色に懐かしさを覚えた。
 ソロでの野良ノンフレンドマッチングプレイ向けホームだったル・ラルブに、この六人の中で一番通いつめていたのはガルドだった。宿も店も変わっていない。
 だが報告どおり、見たことも無い施設が町の端、見上げる高さの崖に付け加えられている。
 立ち上る煙にガルドはそわそわした。
「あー、聞いたことあるかもぉ! 八木くんがめっちゃ褒めてたよ。いいセンスだって」
  叫ぶ声に、ガルドは顔を仲間達の輪へ向ける。
「え、あう、や、照れるんでやめてくださいよぉ……」
「今の時代にカーペンターズ好きって、相当コアじゃん」
「そっちっすか!? 仕事関係ない!」
「確かにいいセンスね、アタシの趣味じゃないけどー」
「というか部下とそういう話するんすね、布袋さん。ウチのボスとは大違いだ……」
「えへ☆」
 ボイスチェンジャーによる乙女らしさを巧みに操るぷっとんが、甘えたな声で愛らしく笑った。中身を知ってしまっているため、この場にいる全員がゲッソリとした表情になる。
「なによ」
「や、布袋さんってうちのボスと同い年じゃ」
「同期よ。なに?」
「な、なんでもないです……」
 少なくとも六十は超えていることになる。
「こっちじゃ『ぷっとん』って名前なんだからね! アバターなんだからプレイヤーネームで呼べ!」
「え、あ、ハイ」
「ホラ、呼んでみて」
「ぷ、ぷっとん、さん?」
「ぷっとんでいいってばぁ」
「ひぅっ」
「タジタジじゃん、三橋くん」
「社長の同期なんだろう? ああなるのは分からなくもないがな!」
「俺、社長の同期にあんなの居たら泣いちゃうけど」
「なんか言ったかな、ヘタレ侍」
 凄むぷっとんに、夜叉彦は苦笑しつつ顔をそらした。涼しげで清潔感のある笑い方に、大抵の女性プレイヤーはなんでも「しょうがないなぁ」で済ませてしまう。だが強靭でぶれないぷっとんには効かなかった。逆にいたずらな笑みで、ピンクの妖精種から畳み掛ける。
「アンタのとこの代表取締役、天下りでしょ? 多分一緒に仕事したことあると思うわぁ。あらそういえば同期じゃなくって、早期退職した後輩だったかしらぁ~」
「げっ! なにそれ!」
「後輩の部下はアタシのモノ。アタシの部下もアタシのモノ」
「なんて暴君」
 にゃははは、と笑うぷっとんの背後に黒ずくめのスーツたちが近づいてきた。ロンベルメンバーと同じく生気の抜けた顔をしている。
「あ、紹介するね~。こっち、アタシの優秀な子飼いたち」
 数名がばらばらと会釈をし、ガルドと榎本をじっと見つめてくる。なにかを照らし合わせるような視線に、ガルドは空港を思い出した。
 当時あの場でぷっとんは仕事中だと言っていたが、部下も同席していたのだろう。一緒になって巻き込まれた彼ら彼女らは、完全にとばっちりの被害者だ。
 ガルドは可哀想だとスーツたちを哀れむ。
「警備に入ってた、っていう?」
「そうそう。ラウンジでね、そのまま一緒の飛行機に乗る予定だったの」
「なんか、スンマセン……」
 榎本が謝ると、スーツメンバーも同じように謝りだした。
「こちらこそ申し訳なかったです、護衛なのに」
「大変ふがいないです」
「こちらではお役に立つどころか、逆に足をひっぱってしまいそうで……」
「聞いて~みんなゲーム全然しないんだよ~?」
 ぷっとんが言うが、ガルドはそうだろうなと予想していた。三橋はどうやら別タイトルをプレイしたことのある経験者らしく、元の性格もあるだろうが、仕事と趣味の間といった様子でリラックスしていた。だがぷっとんの部下たちは、完全にここを敵陣または非安全地帯だと捉えているらしい。
「ゲームなんだからもっと緩くていいって言ってるのにさ」
「そうそう。三橋くんなんてこんなんだよ? こんな」
「えへへ」
「褒めてねーよ」
 軽口を叩き合う救援組と、戸惑いの汗が吹き出ているようなスーツ組を交互に見る。ガルドは立場の違いを配慮し、自己紹介から始めるよう勧めた。
 自分と同じだ。
 おずおずと話し始めたスーツ組の名前を聞きながら、ガルドは目を伏せる。罪悪感。助ける立場だったあの空港で後手に回り、むざむざ誘拐を見逃し、さらに自分達も被害者になってしまったことへの申し訳なさ。自分と同じだ。
 ガルドは一人ひとりの顔を眺める。日本人だ。気を遣いすぎる日本人らしい顔がずらりと並んでいるのを見て、ガルドは国家所属のアイデンティティを思い出した。ガルドも佐野みずきだったころ、日本人だった。
 なんと言えばいいのだろう。配慮し気遣うべきだが、それすら彼らは遠慮するだろう。不安げに眺めていると、ぷっとんから一本の個人チャットメッセージが届いた。
<安心して頂戴、ガルド。口止めしてるから>
<口止め?>
<対象だった六人の顔を周知してたの。ガルドが女の子だってことも高校生ってことも、彼らは知ってるわ>
 一段と盛り上がった三橋周辺の会話へ紛れるように、ガルドは鋭く息を呑んだ。
<それは……>
<直接教えては無いけど、もう気付いてると思う。残ってたのがマグナと榎本とガルドの三人で、マグナはエルフ種だって言ってある。榎本はホラ、本名だし顔もそのまんまだし>
 つまり消去法でガルドが「女子で高校生」だと気付かない訳が無い、ということだ。ちらり、とぷっとんとその背後へ目線を移す。
 目が合った。全ての目と、だ。
 スーツの男女は全員ガルドを見て、いたたまれないといった様子で会釈してくる。ガルドも返さないわけにはいかなかった。ぺこりと会釈する。
 外見ではロシア系の筋肉大男がしている仕草でも、彼らには違って見えるのだろう。一番若いスーツ姿の女性が口に手を当て、悲しそうに目を伏せ顔を背けた。泣いているのだろうか。ガルドからはよく見えない。
 ガルドは「言うほど子どもじゃないし、可哀想でもないぞ」と言ってやりたかったが、そう反論することこそ子どもっぽいのだろうと思い直し、やめた。
<話がややこしくなるといけないから、この子たちには『事実を知るのは本人とアタシたちだけ』って言っといたわ。アイツら六人と他のとの違いなんて、ゲーマーじゃないこの子たちには区別しにくいでしょうしね。間違ってぽろっと口走んないように>
<ありがとう、ぷっとん>
<いいのよぉ。お礼はそうね、レイド戦一回付き合いなさいよ。聞いたわよ、何勝手にやってくれちゃってんの>
<あれは不可抗力。しかも攻城戦。文句はウィグに>
<でもコッチ判断でレイド系の大規模クエストが始められるってのはサイコー!>
<ああ>
 ぷっとんが気を利かせて盛り上げてくれているのを、ガルドは甘んじて受けた。三橋の件といい布袋の部下の件といい、ここ数日は悩みが増える一方だ。のんびり行楽していたぷっとんからの優しさくらい受けても、バチは当たらないだろう。
「ガルド、置いてくぞー?」
 榎本の声に周りを見ると、ぞろぞろと移動を始めていた。ぷっとんも慌ててぴょこぴょこ跳ねながら、仲の良いメロの元へ走っている。その後を沿うようにガルドも歩き始めた。
「どこへ?」
「聞いてなかったのかよ。親睦かねて……あ、ああーっ!」
 突然振り向いて叫んだ榎本へ、ガルドはびくりと驚きながら止まる。
「ん?」
「ダメだ」
 榎本が青い顔で首を振る。
 手でガルドを制し、神妙な顔で静かに言った。
「一緒にはダメだ。ぷっとんと……もダメだ。とにかくダメだ」
 相棒が何を気にしているのか、なんとなくガルドには予想がついた。楽しみにしていた手前、引き下がるわけにはいかない。口をへの字へ歪ませて文句を言う。
「……身体アバターは男だ」
「だけどよぉ!」
 榎本が小声で叫ぶ。
「裸ぐらい、別に」
「だ、ダメダメ! ダメ!」
 榎本は頑なに嫌がった。


 雪の降る屋外で、湯けむりが立ち上る。
 ししおどしの音が一つ鳴り、のんびりとした和風BGMが流れている。
 ル・ラルブ温泉。カタカナが並んでいるが、純和風の光景が広がっている。岩造りの露天風呂だ。
 ガルドにとって露天は人生初、温泉施設のくくりで言えば、みなとみらいでパジャマ子と入った春のスパ以来だった。やはり極楽だ。 ガルドは人生二度目の温泉で、肩までたっぷりつかりながら息をそろそろと吐く。
「ふぃー」
 心地よい。周囲は程よい音量の会話があちこちで花開いている。だがガルドは無言で、しかし居心地は悪くなかった。
「……」
 むすっとした顔の榎本が、無言のまま、こちらに背を向けて湯につかっている。
その威圧が周囲を近づけさせない。
 仲間達もぷっとん一味も含めた全員が「ガルド=本当は女子高生」だと知っているため、恐らく意図して近寄らないでいてくれているのだろう。気を遣っているらしい。遣われることにガルドは感謝するが、どうせ自分が年少だともバレている。甘んじて温泉を楽しむことにした。
 だが榎本ただ一人が、この状態に不満を持っているらしい。
 岩壁をくりぬいたような形の露天風呂は空が高く、時折鳥型モンスターが横切り、日本では体験できない高所の絶景が望める最高の娯楽施設だ。
 フロキリ時代には無かったもので、どうやらル・ラルブの風景を混ぜ込んで完成した別ゲーム由来のものらしい。
 鈴音の中に一人、温泉が登場するゲームの経験者がいた。だが彼曰く「本来はR18」で目的が違うらしい。温泉は確かに名物だが、温泉につかるためのゲームではないのだ。
 それは、未成年で耳疎く知識の無いガルドでも、変わった形をした風呂椅子やエアマットが鎮座するエリアと、そこを露骨に避けるメンバーの様子を見て瞬時に理解した。
 そしてなるほど、と隣の相棒を見る。榎本が止めに掛かった理由も分かったが、それでも温泉への欲求と、ル・ラルブ歴の長いぷっとんが「大丈夫大丈夫」とあっけらかんに言う様子に負けた。
 実際、心配する必要性が全く感じられないほど極楽で、周囲ものどやかな様子だった。
「ふふ、やだもう。バカじゃないのー」
「ホントっすよ。ボスご乱心」
「維持が大変では? 我々は人の多さが武器でしたけど、そちらは少数精鋭でしょう」
「資金にも限界が」
「そこは大丈夫っす。久仁子さんがいますので」
「あー、阿国でしょソレ。困ったチャンだけど」
「民間からの資金援助ですか。奇跡に近いですよ」
「上手く運用出来れば尚いいですね」
「海外に拠点を移すのは、やはり我々から隠れるために?」
「っす。ほんとスンマセン、皆さんのことを悪く言うつもりはないんすけど」
「いいのよ。アタシも嫌気さしてたとこ」
「我々としてもなんとかしたいのですが、いわゆる派閥の……」
「布袋派、っすね。ギャンさんから聞きました」
「そこまでご存知とは。八木室長がえらく買ってた若手って、三橋さんだったんですね」
「し、室長!? あの飄々なギャンさんが、室長っ!?」
「ええ。知らなかった?」
「意外一! つか予想以上に出世してるー!」
「そっちに出向させて実績を積んだからよ。あと継続年数の自動昇進も含んで、かしら」
「いるだけで昇進? くそ国家公務員め」
「……ここにいる我々全員、国家公務員です」
「アッ」
 三橋とぷっとんを早めに会わせるというのは、こうしたコミュニケーションを行わせるためだった。脱線を交えながらもたまにシリアスな情報共有を行う様子を眺め、つれてきてよかったとガルドは心底思う。
 だがなにも温泉でしなくたっていいだろう。榎本が言いたいことも分かる。
「ねぇ、もう一回行けば出るかなー」
「どうだろう。周辺を一度見回ったときは、門の形は普段どおりだった。何かこの数日で変わったのかもしれない」
「新しく出来た、とかな! 城下町の店もそうだっただろう、ん? 違うか?」
「合ってるよジャス。買えるアイテムのショップが無人から有人に変わったんだった。それと同じように」
GM犯人が世界をバージョンアップし続けている、ってことになるね~」
「敵を増やしてゲームとして面白くしてるってこと?」
「榎本たちはアレしたんだろう? それもじゃないか?」
「お、冴えてるね。たぶんそう。攻城戦。今までプレイヤー側では時期を選べなかった運営イベントのスター ト、こっちに託されたんだろうね。普段どおり100・100が可能かどうかは分からないけど」
「二百人もいないから、別にいいんじゃね?」
「鈴音はともかく、ロンベルのレイド班はこれで大満足だろうね」
「あ、レイドは?」
「この分だとルナを始めとしたクエストタイプは問題なく受けられると思う。それとは別に……」
「シーズンごとの、運営が時期を決める大レイドでしょっ? アレは場所もランダムだったしなぁ~」
「そもそも人数的に厳しいんじゃ」
「ガハハ! 波状など組める人数無いなぁ!」
「でもだい無いのつまんなーい」
「メロ的には、ね」
「だってさぁ夜叉彦! ウチだって魔法スキル連発したいよ! まだギルドごと6・6の方がいっぱい打ってる!」
「分かった分かった。サシでやろう、全部避けるから」
「だぁ~それじゃつまんな~い!」
 わっと広がる笑いは、全く普段どおりのギルドメンバーだ。榎本だけが面白くなさそうな様子で時間が過ぎるのを待っている。
 ガルドが無口なのは普段からで、耳は仲間に傾けつつ、和風露天風呂を全力で満喫していた。

<で、なんでそんなに機嫌悪いの>
<そうだぞ榎本。ガルドは全く気にしとらんというのに!>
<……テメェらは少し気にしろ>
<だけど不自然でしょ? 情興じょうこう庁の人たち、まさかガルドの中身が女子高生だとは思っていないんだから>
<というより、女子だから入るなってのはおんなじ女子のぷっとんの前じゃあ理由にならないしー>
<第一全員、自動でタオル巻かれとるじゃないか。ほれ>
<俺はアイツを無事に家に送り届ける義務があるんだよ>
<俺らが襲うとでも?>
小梨子無しの俺たちはまだしもさぁ。パートナーがいないの榎本だけだし>
<ウチ、高一まで娘とお風呂入ってたよ>
<な……> 
<メロんとこは特殊だな>
<と、とにかく! ガルドが混ざるのは不健全だろ!>
<榎本、お前…………居候騒動の時、なんかあっただろう?>
<い、いや、んなこた無い。無い、無いから>
<榎本ぉーっ!>
<思い出すからか!? なんだ、風呂場間違って開けたとかか!?>
<あのねぇー! 誰もガルドの身体見てみずきの身体思い出したりしないよ!? お前だけだよ!?>
<い、いや見てねぇよ……思い出すとか無いから……>
<想像?>
<へんたい>
<違う!>
<ガルドを見てごらんよ、榎本。まるで『海外から来た元軍人が初めてのオンセンに感動してる』ように見えてくるだろ?>
<誰もJKの生入浴シーンだなんて思っとらんぞ>
<しかもゲーム内だし>
<そもそもさ、確かにリアルのガルドは可愛かったけどさ、ほとんど首まで着込んでて肌露出少なめだったじゃーん。ウチらは空港では全然会えなかったし。やっぱり家出のとき何かあった? どうしちゃったの榎本>
<……どうしたんだろうなぁ、俺>
 ししおどしの音が、遠くのどこからか一つ鳴った。
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