40代(男)アバターで無双する少女

かのよ

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115 出会いのつくば

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 都市に集中した人口に比例する形で、地方は過疎化が深刻さを極めていた。そんな中でも数少ない人口増加地方都市の一つ、つくばの未来特区に三橋は痩せた足で降り立った。乗ってきたライナーのレトロな駅から一歩出ると、科学技術の先端都市だった過去を引きずる、少し落ちぶれた普通の街が広がっている。ロータリーに展開された大型の広告立体プロジェクションマッピングを通過し、その奥に見えた研究棟の群に三橋は目を凝らした。
 どれが目的地なのか、リアルサイドで見ていてはちっとも分からない。どれも古いコンクリート壁面のビルばかりで、都心によくあるような今時の、デジタルカーテン化の可能な多目的強化ガラス尽くしのビルなど見当たらなかった。
 「ぅわぁ」
 駅から一歩離れると、一気にむわっと暑くなる。六月にしては暑すぎる陽気に、三橋は目前のコンビニへ向かいながら会社配布の電子端末を黒いビジネスバッグの中で探った。分厚いそれの、短辺にあるジャック穴を指で確かめる。空いた手で専用コードを取り出し、カバンの中に入れたまま挿した。
 三橋のこめかみはぷくりと突起のように膨れており、市販化直後の安いコントローラを埋め込んだ恥ずかしい証になっている。隠すように髪の毛を撫で付け、皮膚に添わせた手でこっそりと磁石面を貼り付けた。
 オンラインから拾う地図と目的地の位置情報を見ながらコンビニに入り、三橋は迷うことなくペプシのゼロをレジに出す。昔から三橋はノンカロリー特有の、砂糖じゃない甘さが好きだった。痩せたいわけではないが、ノンカロリーばかり選んでしまう。冷蔵庫から出したてのキンキンに冷えたそれを飲みながら歩く。
 「ぷはーっ」
 「……ふふっ」
 横断歩道の赤信号で止まった三橋が息継ぎをした瞬間、奥ゆかしい女性の笑い声がした。肩をびくりとさせながら振り返ると、白衣を羽織ったオフィスカジュアルの女性が慌てて会釈をする。
 「あっ、ごめんなさい」
 「い、いえ」
 メイクっけの無い一重の目と合い、三橋はざっと血の気が背中側に引いた。そして顔が逆に熱くなる。自然と背筋が伸び、手に握るペットボトルを慌てて閉めたり仕舞ったりした。
 「今日はこんなに暑いですもの、美味しいですよね」
 こんな自然な流れで見ず知らずの女性に声をかけられるとは、三橋の想定を遥かに超えた超常現象だ。混乱しながら必死に語彙力の引き出しを漁る。上品すぎる口調にどうすればふさわしい受け答えができるだろうか、と三橋は心臓が口から出そうになった。
 「え、ええ……」
 三橋は人生を後悔した。恥と照れと後悔で髪をわしゃりとかき、ニッとはにかんで誤魔化す。
 「あら、あらあら!」
 あれだけそっけない返事だったにも関わらず、上品な女性は距離を詰めてきた。三橋は神に感謝の涙を心の中で流しつつ、今度こそ少しでも好印象を与えるべくパッと明るい表情を心がけた。二言目こそは、と気合いを入れて声を掛けようと三橋は口を開く。
 その決意に被せるように、女性の方が先に話し始めた。
 「貴方のそれ、ミラクルね!」
 「へ?」
 「クルト・ミライが開発チームの主任だった時代の、ヤジコー最初で最後のローエンドモデル。でしょう?」
 そこまで解説されれば三橋にも理解できる。さすが研究者、と三橋はどもりながら会話を広げた。
 「そ、そうです。ヤジコーの最初の、一番安いモデルで……」
 「まあ、嬉しい!」
 「へ?」
 女性は満面の笑みで笑った。決して美人では無いが、三橋好みのお淑やかで清純な笑い方だ。
 「私が初めて取り組んだ仕事なの、それ。と言っても、入社した時にはもう発売直前で、プロモーションの手伝いしか出来なかったのだけど……」
 「え、じゃあヤジコーの?」
 「ええ」
 微笑んだ女性は三橋の脇に並び、目とこめかみを交互に見た。そして「懐かしい」と呟く。
 「社内ではミラクルと呼んでいたの。でも正式なコピーには不採用。日本じゃ全然売れなくて、市場がもっぱら海外だったのもあるかしら」
 「日本はコアな人がハイエンド、ですもんね」
 「ええ。貴方は趣味としてそれを? それとも専門家?」
 「まぁ使わなくは無いですよ、しがないセキュア設計者っす」
 「まぁ、じゃあお仕事でこちらに?」
 「半分当たりです。今日はただの運び屋でして。白亜研究室に資料と検体を」
 そう言い、三橋が肩に下げたビジネスバックを見せた。中には、有楽町で乱暴な扱いをしていた黒ネンドがシャーレに入れられ、さらにクッションケースへ入れた上にプチプチで覆われている。
 「あら奇遇」
 信号が青になった。進み出す女性は、白衣の胸ポケットからネックストラップの先を取り出して見せた。真っ白なカードに金のロゴが入っており、その下に「SUZU NAKAMURA」と名前も掘られていた。ロゴはよく見ると漢字の亜を崩した形で、三橋の目的地のものと同じだ。
 「私もそこに戻るところなんですよ」
 研究員・中島すずは耳に髪をかけながら、ふわりと笑みを浮かべ「ヤジコーと白亜って協定組んでるの」と補足を入れた。

 
 三橋は緊張していた。
 身近にいる女性とは大きく違う、上品な所作。垣間見える知性と、そして何より化粧っ気の薄さ。忙しくなる前には婚活に明け暮れていた三橋にとって、過去出会えなかった理想の女性像そのものだった。
 「持って来てくれたのは『ブラック』の追加ですね」
 「ええ。試験運用で情報の割り出しに成功しました。データそのものはすみません、社外秘です。が、算出方法は提供出来るんで」
 「ありがとう。そこまでしてもらえるなんて十分ありがたいのに、わざわざ出向いてもらっちゃって」
 「い、いえ……来てよかた、です」
 口が上手く回らないが、三橋は精一杯すずへ好意を伝えようと明るい表情を心がけた。少しでも好かれようと礼を言う。案内されるまま、二人で白尽くめの廊下を進んだ。
 白亜研究室は文字通り一部屋だけで構成されている。巨大な複合研究棟の一フロアをぶち抜いたそこに、国内外の脳波コンに関わる検証案件が運び込まれていた。解析用の、三橋が所属する日電警備のものよりシンプルな機材がずらり整然と並んでいる。
 「主任も先輩も自分の所属研究室に戻ってるみたい。白亜先生は講義で不在だから……私が受け取りますね。あ、そちらに掛けてお待ちになって?」
 「失礼します……あれ?」
 様々な機械が埋め尽くされる中、限りある空間の一角に二人がけのソファが二つ向かい合わせに置かれていた。合間に置かれたローテーブルには既に紅茶が一つ置かれ、誰か来客があったのだと分かる。
 「ふふ、叔母が来てるんです。職権乱用ね?」
 そう笑うすずに、三橋はなんと答えれば良いか分からなかった。曖昧に微笑みつつ、紅茶のある席のはす向かいに座る。忙しそうに端末を探すすずを気遣い、お茶の類はいらないことを伝えた。
 「ごめんなさい、そちらの案件、担当が既に解析進めてたはずなんですけど……」
 謝りながらすずは、綺麗に整頓された端末群の台に手をつき、こめかみにコードをひっつけた。その時に美しい所作で髪を耳にかけるのを、三橋は耳を真っ赤にさせながら凝視する。そしてうっとりと微笑んだ。
 突然振り返りながら「提供いただけるというブラックの操作情報、データですか? 紙媒体ですか?」と尋ねたすずに、三橋は慌てて真顔へ戻して「データです!」と叫ぶ。
 「うーん、担当者の端末にもブラックのフォルダが無いので……しょうがない、一旦私の端末に預かりますね。暗号化エリアにでも入れてるのかしら、共有でも構わないレベルなのに」
 「あ、じゃあ、有線で」
 ビジネスバックからプチプチに包んだ黒ネンドを取り出す。一つ一つ梱包を剥いていき、シャーレの脇に置いていた携帯情報保存機器だけ取り出し席を立った。
 「これで……ハッ!」
 三橋が息をのんだ。すずのデスクは他と違い、旧時代の音楽ディスク・LPのジャケットが飾られていた。


 「こんな綺麗に残すの大変だったでしょ!? 綺麗すぎる、凄い!」
 三橋とすずは情報の受け渡しを着々と進めながら、音楽の話題で盛り上がっていた。
 「でしょう!? 本当に見つからなくて、やっぱりキューナナのころのは保存状態が酷いの! 駆けずり回ってやっと、やっと見つけて!」
 「ほんとだよ、乱雑にみんな扱いすぎ! 自分もLP取り扱いの店探したけど、良いやつ全部釣り上がってて……」
 「日本は湿気があってダメね。せっかくまだCDの生産してる数少ない国だっていうのに」
 「でももう市場規模ネコの額並みだから、完全撤退も時間の問題だけどね」
 「あぁ、もうアナログの歌詞カードが絶滅しちゃうなんて……ムービー形式のジャケットなんて嫌! そう思わない?」
 「思う! 常日頃思ってる! 買ってきて、ラップ剥がしてケース開いて、歌詞カードをやさ~しく取り出す時の、あのゾクゾクする感じが最高なのに」
 「あー分かる、分かる! あんな電子フィルムで再生して曲が進まないと歌詞分かんないなんて、手間だしなんか違うし!」
 すずの口調がどんどん崩れて若者らしくなるのを、三橋は喜びに震えながら聞いていた。ギャップ萌えというものだろうか、と喜びを押し殺す。趣味が合うとは思ってもいなかった。すずは三橋好みのジャパン・フォークソングではなく、昭和から平成にかけての洋楽を、しかもロックからR&Bまで幅広く好むらしく、この若干のズレも三橋には運命のように思えた。
 「っはー、詳しいなぁ」
 「ふふ、将来はフルダイブ技術でレコードの質感再現を極めて、データ状の音楽から逆行ブームを巻き起こすのが夢なの。針を落とすところまできっちりね」
 「す、凄い……リバイバル!」
 感動しながらデータの移動を見ていると、自動ドアになっている背後の入り口から人の気配がした。室長の白亜だろうか、と三橋が振り返る。
 「あら、お客様?」
 「んっ!?」
 思わず声が出た。三橋は赤面し、慌てて「お邪魔しています」と添える。白亜は七十代の男性だと聞いていた三橋は、てっきりおじいさんが立っているのだと思っていた。
 近付いてきたのは、四十代ほどの女性だった。ツーピースのモードなダークグレイのセットアップスーツに、ゴールドの大ぶりな円形ピアスが似合っている。ワンレンの黒髪をさらりと耳にかける所作がすずにそっくりで、先ほど話していた叔母なのだと気付いた。
 「ま、おばさま。どちらに?」
 「少し会社と、ね。ここ通じないじゃない」
 情報セキュリティゆえに通話が出来ないと文句を言う叔母らしき女性に、三橋は強いデジャヴを覚えた。どこかで見た気がする。
 「あ、こちら三橋さん。えっと……」
 「あ、あ、そうでした!」
 悩みだしたすずに慌ててスーツの内ポケットから名刺入れを取り出した。すずもつられて「あっ!」と声をあげて白衣のポケットを探る。
 「わたくし、日本電子警備株式会社から参りました三橋と申します」
 定型文を述べた三橋にすずも名刺入れに両手を添えて答える。すずは白亜研究室ではなく鏃工業株式会社の方のものを出し、同じように決まった流れを繰り返した。
 「まぁ……」
 「おばさま?」
 「貴方、えっと、そう。あそこの……」
 叔母は何かを言い淀んでいる。
 戸惑うような焦るような、いつも落ち着いている叔母にしては珍しい様子に、姪っ子は慌てて気を利かせた。名刺を忘れたのかと、紹介の形で三橋に身分を紹介する。
 「こちら私の叔母で、横浜ジャーナルの佐野弓子です。一応取材って形で入館してるの」
 「……佐野!?」
 点と点とが三橋の脳裏でぶつかった。
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