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カクシゴト
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しおりを挟むヤバい……感じすぎて。
何でこんなに気持ちいいのか。
まともな回答は聞きたくない。夕都は震えた。
「……ふ」
快楽に溺れてる夕都を眺めて、俊紀は満足そうに喉を鳴らす。
「じゃ、もうワンラウンドといくか」
「え、マジで?」
「もう引き返せないだろ?」
夕都の性器は、下腹部につきそうな程反り上がっている。足を開いて座っているため、俊紀からは丸見えだった。
俊紀は意地の悪い笑みを浮かべると、直接彼の性器を掌に包み、上下に扱いていく。
「あっ……ん、っ……!」
例えようのない快感が夕都を襲う。じっとすることも出来ず、無意識に腰を揺らしてしまった。
彼に全てを支配されてしまったようだ。彼のものになっている。それがとてつもなく嬉しいなんて、おかしな話。
腰を引き寄せられ、密着した状態で手解きが続く。
もう頭では何も考えられない。卑猥な水の音しか耳に入ってこなかった。
こんなに溺れていいものなのか分からない。だけど抜け出せない、正しい息を奪う底なし沼。
「も……いいって……」
夕都は俊紀の肩を押し、自ら膝を立てた。
「多分もう入るから。さっきまで散々入れられたしね」
うつ伏せのまま、腰だけを高く上げ……彼のモノを迎え入れる入り口を指で広げようとした。
「おー、良い眺めだなぁ」
「俊紀さんが本当の変態に……」
夕都の言葉を無視し、俊紀はその柔らかい口に指を食い込ませた。
「……っ!!」
散々恥ずかしい姿を見られてるのに、また顔が熱くなっていく。入り口に彼のものが当てられる。それだけで息を飲んだのに、勢いよく内部まで貫かれた。
「あぁっ!!」
生理的な反応で大粒の涙が零れる。
「俊紀さんっ……その……いつも思うんだけど、入れる時はゆっくり入れてよ……っ」
入れる方はいいかもしれないが、入れられる方はたまったもんじゃない。
「悪いな。我慢できなくて。って訳じゃないんだけど、お前の反応が可愛くて」
「……だと思った。悪趣味」
どうしようもなく中が疼いて、この人を求めてしまう。例えどんな扱いをされたとしても。
「それじゃ、ゆっくりやろうか」
後ろから優しく抱き込まれて、息を深く吸い込んだ。
この包み込まれる感覚は好きだ。
いつかの温もりを思い出させてくれる。
とけてしまう様な快楽の中、彼に全て委ねて眼を瞑った。
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