人の恋路を邪魔しちゃいけません。

七賀ごふん

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生徒会長の決心(苦心)

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尻の中、だけじゃない。身体全体が熱い。 智紀を感じているから。……このままもし中に出されたら、本当に女になりそうだ。
でも女じゃなくて良かった。いや、女なら良かった? 大好きな彼の子どもを授かれたかもしれない。
そんなこと……俺達はまだ高校生だし、考えなくてもいいことだけど。

「智紀、俺の中……どう」
「んっ? すごい気持ちいいよ。きついけど、それがいい。もっと広げてやりたくなる……って、俺もう変態かもしんない。止まれないわ」

智紀は困ったように笑った。
「いいよ。大丈夫だから……動いて、奥にちょうだい」
手を握る。彼は心配そうに瞳を揺らしたけど、静かに頷いて律動を始めた。
衝撃だった。
今までに感じたことのない、全身が震える衝撃。なんなら屋上から突き落とされるぐらいの浮遊感。

「あぁ、あ、あぁっ」

強く中を擦られたとき、なんとも言えない快感に身を攀じる。全身が性感帯になったみたいだ。
乳首を吸われ、胸のあたりを揉まれる。膨らんでもいないのに、彼は執拗に揉んできた。
「なんかさ、毎日揉んでたら大きくなりそうだな。ここももう真っ赤だし」
「んぅ……」
両の乳首を引っ張られ、強くこね回される。その間にも突きは激しく、肌の弾ける音が響き続けていた。
「智紀……っ……ねぇ、もうイきたい」
「えー、どうしよっかなー」
智紀はわざと意地悪っぽく笑った。もうそれが悔しくて悔しくて、でも勝てなくて。恥を捨てて懇願する。
「何でもするから……!」
「何でも?」
何度も頷くと、彼は俺の性器を扱いた。

「わかった。じゃあ一緒にイこうな」

腰の動きと連動して、性器が擦られる。目にも止まらぬ速さで、智紀の手と性器が揺れる。
ずっと中で押し込んでいた熱。それを彼の手の中に無遠慮に放って、やっと解放された。
「はぁ、はぁ……ぁ」
白い精液が下半身を汚す。
「お前ほんとにエロいな。なぁ、何でもするって言ったよな? じゃあもうワンラウンドといこう!」
「はっ!?」
倦怠感から動けないでいる俺の腰を担ぎ上げ、彼はまた激しくピストンを始めた。
「あっ、ムリ! ムリだって、おかしくなる! 壊れちゃう……っ」
彼の背中に手を回し、必死に訴える。けどそれは逆効果で、彼はもっと根元まで挿入してきた。腹の辺りが熱くなる。

「今日は帰さないから。お前のカラダ、めいっぱい可愛がってやる」




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