人の恋路を邪魔しちゃいけません。

七賀ごふん

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生徒会長の決心(苦心)

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「やばい、すげー良い眺め」

智紀は嬉しそうに言うと、俺の片脚を高く持ちあげて筋をなぞった。ただ触られているだけなのにゾクゾクする。何よりこの体勢は彼から全て丸見えだ。後ろの窪みすらも……。
「智紀っいい加減にしろってっ」
羞恥心に耐えかねて叫ぶものの、反り返った性器を掌に包まれ絶句する。
「あっ、やぁっ」
「もうっ……お前可愛すぎ。お前の方がいい加減にしろ!」
なんて酷い言い掛かりだ。マイペースすぎる恋人を睨んだが、涙でぬれてるせいであまり凄みがなかったかもしれない。

「智紀っ……やあ……!」

片脚を宙に上げたまま、今度は後ろから彼に抱き締められる。片手は前の反り返った性器を扱き、もう片手は尖った胸の突起を摘む。全身を攻められ、とても抵抗できない。

気持ちいい……っ。

最悪だ。女になる。こんなにもビクビク身体を揺らして、だらしない水を滴らせてしまうと。
「ん、智紀……っ」
何とか後ろを振り向いてキスをねだると、彼はすぐに舌を挿入してきた。
「はー……もう心配すぎる。夕夏お前、絶対他の男にカラダ触らせるなよ。こんなトロトロになったとこ他の奴に見られたら、俺気が狂いそう」
「ん、んぅっ!」
先走りが彼の指に絡みつき、淫らな音を響かせる。でも足りない。これじゃまだイクことはできない。だからもっと、という意味で彼の手を上から握った。
「智紀、そこもっと……もっと強く擦って。お願い……」
「だめ。まだまだ、夜はこれからだから」
両脚を大きく開かされる。そして彼はたっぷりぬらした指を俺の後ろに当てた。ぐ、と力を込め、何かを当てる。これは……。
「夕夏、力抜けよ「」
「あぁあっ!!」
硬くて大きいものが俺の中に入ってくる。
身体の中を抉られる。頭がショートしそうだった。
「ひっ、あぁっ……」
どんどん切り開かれて、智紀の顔が近くに迫る。怖いけど、やっぱり彼に抱き着いてしまった。

「入っちゃった。すごい」
「あ、待って……動かないでっ」

腰を動かされると息ができない。痛くて苦しくて、でも満たされて。もう自分の身体をコントロールできなくなった。

もう、この身体は智紀のもの。意思に反して仰け反ってしまう。だから本気でそう考えた。
自分の性器が、智紀の腹と自分の腹にぺちぺちと当たる。彼はそれを愛しそうに掌に握って、優しく扱いた。





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