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紫苑の章
EX ★王の抜け殻は香に溺れて3
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「声、抑えないでください」
カイラシュは吐息のような声で囁き、サヴィトリの耳のふちを唇で食んだ。ちゅと小さく音を立てて軽く吸う。
「あっ、やぁっ……だめ……」
サヴィトリは耳を隠して子供のようにいやいやをする。
「『だめ』じゃなくて『いい』ですよね?」
カイラシュは諭すように穏やかな口調で言い、一緒に倒れこむようにしてサヴィトリをベッドに押し倒した。サヴィトリの両手をひとまとめに握り、頭の上で押さえつけて固定する。
「カイ……!?」
さほど強い力をかけられている感じはしないのに、サヴィトリは手をまったく動かせない。
「『だめ』って言うのをやめてくださるなら離します」
カイラシュは髪留めをはずし、無造作にスツールの方へと投げる。
背中まであるカイラシュの髪から芍薬の香りがし、サヴィトリは意識せずに身体に力が入ってしまう。髪を下ろしたカイラシュは容赦がなくなる。
「もっともサヴィトリ様にМっ気があるからそういった言葉選びになるのでしょうけれどね」
「ないってばそんなの!」
「触れる前からここは主張しておられるようですが」
優しすぎていっそ酷薄に見える微笑みを浮かべ、カイラシュはサヴィトリの胸のとがりを根元から弱くつまんだ。
「あぁんっ!」
つままれた部分から下腹部まで一気に刺激が走り、サヴィトリはたまらず大きく喘ぎ、背中をのけ反らしてしまう。
カイラシュは胸の中心を避けるように揉みながら、耳も愛撫していく。わざと音を立ててくちづけをし、耳のふちや耳珠を舌先で舐めて刺激する。さらに同時にサヴィトリの閉じた足を押しわけるように膝を入れ、タオル越しに圧をかけた。
「あんっ、だめぇ! ……うぅ……はな、せっ……やぁんっ!」
三か所同時に責められサヴィトリにはなすすべもない。カイラシュから与えられる刺激にただただ翻弄される。
「ほら、押さえつけられてからの方が声も大きく高いじゃありませんか」
カイラシュは羞恥を煽るように耳元でくつくつと笑う。
「ちがう……やだぁ、ちがうの……」
サヴィトリは視界の端が涙でにじむのを感じた。情けなく弱々しい否定しかできないこともそうだが、言葉とは裏腹に身体がもっとカイラシュの熱を欲しているのがわかり嫌だった。そんな浅ましいこと口にできるわけがない。
「何が違うのです?」
カイラシュはサヴィトリの咽喉の真ん中にぴたりと指を当てた。爪を立て、触れるか触れないかくらいの強さでサヴィトリの身体の中央に線を引く。咽喉から鎖骨の間を通り、胸、みぞおち、へそ、下腹部まで行くとくるくると円を描き、また来た道を辿っていく。
答えを知ったうえで尋ねられているようで、サヴィトリは余計に何も答えられない。
「こらえる姿も可愛らしいことで」
カイラシュは自身の人差し指と中指をしゃぶって湿らせた。
サヴィトリは自分がどのように舐められていたかを連想してしまい顔を背ける。
腰を覆っていたタオルがはぎ取られ、カイラシュの指が潤んだ所にあてがわれた。指先だけを浅く沈め、粘性のある水音を響かせる。
「っ! ……はぁ、はぁ……いやぁ……あ……音、出さないで……」
サヴィトリは恥ずかしさに首を横に振る。指を締めつけるように腰が勝手に動いてしまう。
「だから、『いや』じゃないでしょう? 濡れているのも咥えこんでいるのもサヴィトリ様の方じゃありませんか」
指を動かしつつ、カイラシュは唇をはさむようにくちづけた。押しつけるようにして舌を合わせ絡めとる。
サヴィトリは荒い息を吐き、夢中でカイラシュの背に腕をまわした。手の拘束が解けていることに気付いたのは、唇が離れ、カイラシュが艶やかに微笑むのを見た時だった。
「ふふ、やらしい」
短く的確な一言によって、サヴィトリはぼっと燃えるように顔が赤くなるのがわかった。今の行為はいやだだめだと言うのが口だけである証明に等しい。
カイラシュは秘部に入れた指を折り曲げ、中を探るように動かした。触られた感覚の違う場所があり、指の腹でとんとんと叩かれると濡れた声が出て腰が浮いてしまう。
「ここがいいんですか?」
カイラシュは同じ場所に精確に指を当て、くっと力を込める。それだけで中が熱くなり、何かがあふれてくるのがサヴィトリ自身にもわかった。
「きゃぅっ……だめ……あ、じゃなくて……え、ぁ……」
ほとんど反射的に出てしまう声を急には変えられない。
サヴィトリはカイラシュにしがみついて首元に顔をうずめた。
「うー……なんか怖くて、だめって言っちゃう……」
「無理を言ってすみません。ちょっと意地悪をしようと思っただけだったのですが、ね」
カイラシュはサヴィトリの髪を撫でつけ、唇を押し当てた。
「思いのほか加虐心を煽る顔をなさるので」
再びカイラシュは指を動かす。中だけではなく、存在を示すかのように充血した花芯も親指の腹で上下にやわやわと擦る。
決して強くない刺激にもかかわらず、サヴィトリの全身にうねりに似た快感が広がっていく。追い立てられるように細切れに息が漏れる。
「はぁ、はぁ……んっ、カイ……もぅ……はぁ、だめっ……!」
何かに感覚が押しあげられ、サヴィトリの意識は一瞬真っ白になって途切れた。全身――指の先に至るまでけだるさとくすぐったさが駆け巡る。触れられていた部分がひくひくと痙攣しているのがわかり、たまらなく恥ずかしい。
「その表情を見ると、どうしても追い詰めたくなるんです」
前触れなくカイラシュの身体が中に入って来た。太ももまで蜜が垂れるほどに濡れたそこはカイラシュをすんなりと受け入れる。
「えっ、カイ……あっ! ……んんっ、んっ!」
身じろぎするだけでつながった部分から煽情的な水の音がし、サヴィトリは頭がくらくらしてきた。達したばかりで身体のすべてが過敏になっており、圧迫感や音だけでも強く感じてしまう。
「誰にも見せたことのない顔を、見せてください」
カイラシュは哀願し、より深くに自身をうずめた。奥に押し付けるように腰を動かす。
「っあぁぁ! だめぇっ!」
サヴィトリは舌たらずな悲鳴を上げる。心は怖がっているのに、身体はカイラシュを感じようと貪欲に脈動している。
「待って……ほんと、だめ……やっ……あぁっ!」
波のように絶え間なく甘い刺激が押し寄せ、サヴィトリは連続して達してしまう。最初の時ほど意識が飛ぶ感じはないが、代わりに脳が溶かされているような気分になる。間断なく快感に晒され、身悶えし、他のことが何も考えられなくなりそうだった。
サヴィトリはされるがまま抱きかかえられ、座ったカイラシュの上にまたがるような形にさせられた。自重がかかるため先ほどよりも深く貫かれ、身体が痙攣する。
「サヴィトリ様の好きに動いてください」
カイラシュは急かすように下から突きあげた。
サヴィトリはバランスがうまく取れず、カイラシュにしがみつく。カイラシュの目線が自分よりも下にあるのが少し新鮮だった。
普段であれば照れや恥ずかしさが邪魔をして動けなかっただろうが、意識がとろけた今は本能のおもむくままに腰を上下に動かしていた。じっとりと肌が汗ばみ、柑橘の香りが立ちのぼる。オレンジ寄りの甘さが際立つ香りだった。
カイラシュと貪るようにくちづけをしたところで唐突にサヴィトリの記憶は途切れた。
カイラシュは吐息のような声で囁き、サヴィトリの耳のふちを唇で食んだ。ちゅと小さく音を立てて軽く吸う。
「あっ、やぁっ……だめ……」
サヴィトリは耳を隠して子供のようにいやいやをする。
「『だめ』じゃなくて『いい』ですよね?」
カイラシュは諭すように穏やかな口調で言い、一緒に倒れこむようにしてサヴィトリをベッドに押し倒した。サヴィトリの両手をひとまとめに握り、頭の上で押さえつけて固定する。
「カイ……!?」
さほど強い力をかけられている感じはしないのに、サヴィトリは手をまったく動かせない。
「『だめ』って言うのをやめてくださるなら離します」
カイラシュは髪留めをはずし、無造作にスツールの方へと投げる。
背中まであるカイラシュの髪から芍薬の香りがし、サヴィトリは意識せずに身体に力が入ってしまう。髪を下ろしたカイラシュは容赦がなくなる。
「もっともサヴィトリ様にМっ気があるからそういった言葉選びになるのでしょうけれどね」
「ないってばそんなの!」
「触れる前からここは主張しておられるようですが」
優しすぎていっそ酷薄に見える微笑みを浮かべ、カイラシュはサヴィトリの胸のとがりを根元から弱くつまんだ。
「あぁんっ!」
つままれた部分から下腹部まで一気に刺激が走り、サヴィトリはたまらず大きく喘ぎ、背中をのけ反らしてしまう。
カイラシュは胸の中心を避けるように揉みながら、耳も愛撫していく。わざと音を立ててくちづけをし、耳のふちや耳珠を舌先で舐めて刺激する。さらに同時にサヴィトリの閉じた足を押しわけるように膝を入れ、タオル越しに圧をかけた。
「あんっ、だめぇ! ……うぅ……はな、せっ……やぁんっ!」
三か所同時に責められサヴィトリにはなすすべもない。カイラシュから与えられる刺激にただただ翻弄される。
「ほら、押さえつけられてからの方が声も大きく高いじゃありませんか」
カイラシュは羞恥を煽るように耳元でくつくつと笑う。
「ちがう……やだぁ、ちがうの……」
サヴィトリは視界の端が涙でにじむのを感じた。情けなく弱々しい否定しかできないこともそうだが、言葉とは裏腹に身体がもっとカイラシュの熱を欲しているのがわかり嫌だった。そんな浅ましいこと口にできるわけがない。
「何が違うのです?」
カイラシュはサヴィトリの咽喉の真ん中にぴたりと指を当てた。爪を立て、触れるか触れないかくらいの強さでサヴィトリの身体の中央に線を引く。咽喉から鎖骨の間を通り、胸、みぞおち、へそ、下腹部まで行くとくるくると円を描き、また来た道を辿っていく。
答えを知ったうえで尋ねられているようで、サヴィトリは余計に何も答えられない。
「こらえる姿も可愛らしいことで」
カイラシュは自身の人差し指と中指をしゃぶって湿らせた。
サヴィトリは自分がどのように舐められていたかを連想してしまい顔を背ける。
腰を覆っていたタオルがはぎ取られ、カイラシュの指が潤んだ所にあてがわれた。指先だけを浅く沈め、粘性のある水音を響かせる。
「っ! ……はぁ、はぁ……いやぁ……あ……音、出さないで……」
サヴィトリは恥ずかしさに首を横に振る。指を締めつけるように腰が勝手に動いてしまう。
「だから、『いや』じゃないでしょう? 濡れているのも咥えこんでいるのもサヴィトリ様の方じゃありませんか」
指を動かしつつ、カイラシュは唇をはさむようにくちづけた。押しつけるようにして舌を合わせ絡めとる。
サヴィトリは荒い息を吐き、夢中でカイラシュの背に腕をまわした。手の拘束が解けていることに気付いたのは、唇が離れ、カイラシュが艶やかに微笑むのを見た時だった。
「ふふ、やらしい」
短く的確な一言によって、サヴィトリはぼっと燃えるように顔が赤くなるのがわかった。今の行為はいやだだめだと言うのが口だけである証明に等しい。
カイラシュは秘部に入れた指を折り曲げ、中を探るように動かした。触られた感覚の違う場所があり、指の腹でとんとんと叩かれると濡れた声が出て腰が浮いてしまう。
「ここがいいんですか?」
カイラシュは同じ場所に精確に指を当て、くっと力を込める。それだけで中が熱くなり、何かがあふれてくるのがサヴィトリ自身にもわかった。
「きゃぅっ……だめ……あ、じゃなくて……え、ぁ……」
ほとんど反射的に出てしまう声を急には変えられない。
サヴィトリはカイラシュにしがみついて首元に顔をうずめた。
「うー……なんか怖くて、だめって言っちゃう……」
「無理を言ってすみません。ちょっと意地悪をしようと思っただけだったのですが、ね」
カイラシュはサヴィトリの髪を撫でつけ、唇を押し当てた。
「思いのほか加虐心を煽る顔をなさるので」
再びカイラシュは指を動かす。中だけではなく、存在を示すかのように充血した花芯も親指の腹で上下にやわやわと擦る。
決して強くない刺激にもかかわらず、サヴィトリの全身にうねりに似た快感が広がっていく。追い立てられるように細切れに息が漏れる。
「はぁ、はぁ……んっ、カイ……もぅ……はぁ、だめっ……!」
何かに感覚が押しあげられ、サヴィトリの意識は一瞬真っ白になって途切れた。全身――指の先に至るまでけだるさとくすぐったさが駆け巡る。触れられていた部分がひくひくと痙攣しているのがわかり、たまらなく恥ずかしい。
「その表情を見ると、どうしても追い詰めたくなるんです」
前触れなくカイラシュの身体が中に入って来た。太ももまで蜜が垂れるほどに濡れたそこはカイラシュをすんなりと受け入れる。
「えっ、カイ……あっ! ……んんっ、んっ!」
身じろぎするだけでつながった部分から煽情的な水の音がし、サヴィトリは頭がくらくらしてきた。達したばかりで身体のすべてが過敏になっており、圧迫感や音だけでも強く感じてしまう。
「誰にも見せたことのない顔を、見せてください」
カイラシュは哀願し、より深くに自身をうずめた。奥に押し付けるように腰を動かす。
「っあぁぁ! だめぇっ!」
サヴィトリは舌たらずな悲鳴を上げる。心は怖がっているのに、身体はカイラシュを感じようと貪欲に脈動している。
「待って……ほんと、だめ……やっ……あぁっ!」
波のように絶え間なく甘い刺激が押し寄せ、サヴィトリは連続して達してしまう。最初の時ほど意識が飛ぶ感じはないが、代わりに脳が溶かされているような気分になる。間断なく快感に晒され、身悶えし、他のことが何も考えられなくなりそうだった。
サヴィトリはされるがまま抱きかかえられ、座ったカイラシュの上にまたがるような形にさせられた。自重がかかるため先ほどよりも深く貫かれ、身体が痙攣する。
「サヴィトリ様の好きに動いてください」
カイラシュは急かすように下から突きあげた。
サヴィトリはバランスがうまく取れず、カイラシュにしがみつく。カイラシュの目線が自分よりも下にあるのが少し新鮮だった。
普段であれば照れや恥ずかしさが邪魔をして動けなかっただろうが、意識がとろけた今は本能のおもむくままに腰を上下に動かしていた。じっとりと肌が汗ばみ、柑橘の香りが立ちのぼる。オレンジ寄りの甘さが際立つ香りだった。
カイラシュと貪るようにくちづけをしたところで唐突にサヴィトリの記憶は途切れた。
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