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出会い
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5月になり大学生活も少し慣れてきたが、内気な僕は友達をつくることが出来なかった。大学生になれば彼女ができるかなと思っていたので、ハードルは高そうだ。
そんなある日
「ねえ、タク学食代貸して貰えない?」
急に話しかけられてびっくりした。
「え、薫さんどうしたの?財布忘れたのですか?」
彼女は同じ学部で、数度話したことがある程度だ。
長身でかわいいと言うより美人といった雰囲気の彼女から話しかけられて、すごくドキドキした。
「ダメ?」
「いいよ!1000円でいいですか。」
「いいよ。じゃあ、学食いこ。」
成り行きで彼女と学食に行った。
「ねえ、タクっておとなしいよね。」
「はい。そうかもしれません。」
「ねえ、何でずっと敬語なん?ま、いいけど。」
「彼女とかいるの?」
「いません。」
「そうなんだ。かわいい顔してるのに。」
高校生の頃から、時々かわいいとは言われても、かっこいいと言われたことがない。正直かわいいと言われても嬉しくない。
女性と二人で食事したことがなかったので、ドキドキして食べた気がしなかった。
「これから帰るの?」
薫さんが話しかけてきた。
「はい、これから帰ります。」
「借りてた1000円返したいから、うちに寄っていってよ。」
彼女のアパートは、僕のアパートの途中にある。
一緒に帰る事いなったが、帰り道に何を話していいかわからず、ずっと黙っていた。
彼女はスマホを弄りながら、ラインか何かをしているようだった。
そんなある日
「ねえ、タク学食代貸して貰えない?」
急に話しかけられてびっくりした。
「え、薫さんどうしたの?財布忘れたのですか?」
彼女は同じ学部で、数度話したことがある程度だ。
長身でかわいいと言うより美人といった雰囲気の彼女から話しかけられて、すごくドキドキした。
「ダメ?」
「いいよ!1000円でいいですか。」
「いいよ。じゃあ、学食いこ。」
成り行きで彼女と学食に行った。
「ねえ、タクっておとなしいよね。」
「はい。そうかもしれません。」
「ねえ、何でずっと敬語なん?ま、いいけど。」
「彼女とかいるの?」
「いません。」
「そうなんだ。かわいい顔してるのに。」
高校生の頃から、時々かわいいとは言われても、かっこいいと言われたことがない。正直かわいいと言われても嬉しくない。
女性と二人で食事したことがなかったので、ドキドキして食べた気がしなかった。
「これから帰るの?」
薫さんが話しかけてきた。
「はい、これから帰ります。」
「借りてた1000円返したいから、うちに寄っていってよ。」
彼女のアパートは、僕のアパートの途中にある。
一緒に帰る事いなったが、帰り道に何を話していいかわからず、ずっと黙っていた。
彼女はスマホを弄りながら、ラインか何かをしているようだった。
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