どうすればよかったの…

まい

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限界

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唯斗は小さく抵抗したが簡単に押さえ込まれて手を頭の上で縛られてしまった。

唯斗 「痛いこと…しない…で」

     ガクガク

新 「大丈夫、気持ちいいことだよ。」

そして、唯斗のお尻に冷たいローションがかかった。

唯斗 「な、なに?!つめたっ」

新の指がゆっくり唯斗の中へと入っていった。

ずぷぷぷ

新 「狭いなー」

唯斗 「えっ!?汚いです!!抜いてぇ」

新 「まだ1本しか入ってないよ?ちゃんと解さないと俺のが入んねーじゃん」

唯斗(何言ってるんだ?)

そして2本3本と指が増やされていき……

新「よし!これで入るかな、俺のももうもたないし」

唯斗(やっと終わったのか?)

指が抜かれて唯斗は終わったと思い安心した。

新 「唯斗、なに安心した顔してんの?これから俺のこれ唯斗の中にいれるんだよ。やっと繋がれる」

唯斗「ひっ…そ、それを?入るわけない!!」

新 「大丈夫、唯斗なら……じゃあ入れるよ」

唯斗 「むりむりむり…や!やだぁ」

中に入れようとしてくる新を唯斗は両足で蹴っ飛ばしてしまった。

新はベッドから落っこちて腹の痛みに声をあげた。

唯斗が蹴った場所がたまたま新の鳩尾に命中したのだった。

新 「ぐっ……痛…」

唯斗 (やばい…つい蹴っちゃった、今のうちに少しでも離れないと)

その時運のいいことに寝室には鍵がかかっていなかった。

腕が縛られているため動きづらいがベッドから降りてリビングに行った。

腕を縛っていたネクタイは意外と簡単に外すことができた。

外に出たいが今は裸だから出られず衣服を探しに来た。

唯斗「僕の服……あった!!」

急いで着替えて玄関に向かった。

玄関の鍵を外そうとしていると新の声が後ろから聞こえてきた。

新 「唯斗!!俺から逃げられると思ってるのか!逃げたら許さないぞ、逃げたらお仕置だ。今戻ってくれば……全部許してやる」

唯斗 (すごく怒ってる…どうせ戻ったって酷いことするんだ……なら逃げるしかない!)

                ガチャ

唯斗はドアを開けて飛び出した。

走って走って走って、追いかけてきてないことは分かったけどひたすら走って逃げた。








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