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第六章:離れて過ごして
第59話 病状
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「ハルカ、本当にすまない」
困り顔のハルカに、カレヴィは深々と頭を下げる。
すると、ハルカは慌てたように言った。
「や、やだな! カレヴィ、頭を上げてよ。あなたにそんなことされたら、わたし困っちゃうよ」
明るい調子でハルカは言ったが、カレヴィは頭を下げたままでいた。
「いや、それでは俺の気がすまない。今まで俺はこのことを軽く考えすぎていた。すまなかった、ハルカ」
ハルカの傷がここまで深いことを知って、カレヴィは酷く後悔した。
「……そんなこと今更気づかれても遅いんですよ。第一、それはカレヴィ王、あなたの自己満足でしかない。それに、このままでははるかを妃にすることもできませんよ。あなたはこれからどうやって彼女の傷を治すつもりなんですか?」
「……っ、それは……」
ティカに現実的な問題を切り出されて、カレヴィは口ごもる。
カレヴィとて、ハルカ以外の妃は娶らないつもりだったが、こんな事態に陥っては子を作るのも難しそうだった。
そしてそれを元老院に知られたら、必ずや妾妃のことを嬉々として話題に出してくるだろう。
「わたし、カレヴィの婚約者失格だよね……」
「そ、そんなことはないぞ、ハルカ!」
ハルカが落ち込んだように言うと、カレヴィは勢い込んで言った。できるだけハルカの精神的負担は除きたかった。
「でも、このままじゃあなたの跡継ぎ産めないよ。どうしよう……」
不安そうにするハルカがいじらしくて、カレヴィは彼女を抱きしめようとした。
けれど、再びハルカの体は彼に対してびくりと過剰に反応した。
「ご、ごめんね」
愛しいハルカに触れられず、切なげに見つめるカレヴィに、ハルカは申し訳なさそうに謝ってきた。
「いや、悪いのは俺だ。ハルカが謝ることじゃない」
そう、この原因を作ったのは他でもないカレヴィだ。そのことで、これ以上ハルカに心労をかけたくなかった。
「でも……」
それでもすまなそうにハルカは上目遣いにカレヴィを見てくる。それに対して、カレヴィは気にするなと首を横に振った。
「婚礼までに治らなくとも構わない。……いや、おまえの傷が早く治るに越したことはないが……、俺はおまえが俺を受け入れるようになるまで待つ。それが俺の責任だ」
そして元老院や、周囲からの圧力をハルカにかけさせないようにしようとカレヴィは決意した。
「でも、そんなの悪いよ。……それに周りがそんなこと許すとは思えない」
「俺のせいでおまえがそんなことになってるんだぞ? 王である俺が周囲にはどうあっても認めさせる。このことでハルカは気に病むな」
真摯な瞳をして諭すようにカレヴィが言うと、ハルカは涙を流した。
「ハルカ、泣くな」
カレヴィはハルカに手を伸ばしたが、すぐにはっとしてそれを引っ込める。……ハルカに触れられないのがカレヴィには酷く辛かった。
「うん。ごめんね、カレヴィ。ありがとう」
すると、しばらく黙って見ていたティカがハルカの肩をぽんと叩いた。
「それより、はるか、ちょっとお茶でもして休まない? まだちょっと顔色悪いし」
「ああ、そうだな」
カレヴィもハルカの顔色を見て、ティカの案に賛成した。
「うん、ちょっと休む」
素直にハルカが頷いたので、カレヴィはほっとした。ティカも同じようだ。
そこで、カレヴィ達はダイニングと言う場所に行った。まだ顔の青いハルカのために、カレヴィは椅子を引いてやる。
「ありがとう」
申し訳なさそうにハルカが言ってきたが、こんなことくらいいくらでもしてやるとカレヴィは思った。
ティカもハルカのために特別に香草茶を淹れたようだ。
「おいしいよ」
「そう、よかった」
いくらか顔色の良くなったハルカに、ティカがほっとしたように微笑んだ。
しかし、次にはティカはハルカに厳しいことを言った。
「……はるか、言っておくけど無理矢理治そうとは思わないことだよ。荒療治の結果、症状が余計に酷くなることもあるんだからね」
実際そう考えていたのか、ハルカは思わずというように首を竦めた。
しかし、やがて気を取り直したかのようにハルカは言ってきた。
「じゃあ、わたし心療内科にかかろうかな。医者に相談するだけでも違うと思うし」
「シンリョウナイカ?」
ハルカの言った単語の意味が分からずにカレヴィがカタコトで聞き返した。
「心の病気にかかった人が行く病院だよ」
そこまでハルカの病状は酷いのかと、カレヴィの顔が歪んだ。
すると、ハルカが慌てたように言ってきた。
「いや、今時心療内科にかかることなんて珍しくもないし、カレヴィ、そんな顔しないで」
「しかし、心の病気なのだろう。本当にすまない、ハルカ」
「いや、その病気にもいろいろとあるし、本当に酷い人は起きあがれなかったりするっていうから」
ハルカの言う通りなら、確かに症状は軽いかもしれないが、ひとたび彼女が発作を起こせば一騒ぎになる。
しかし、本当にそれは安心できるのか、とカレヴィが考えていると、ティカが言った。
「それもいいとは思うけど、治療は長引くと思うよ。……それから、子供つくる予定ならなるべく薬を出さないところにした方がいいよ」
あちらの薬は子供を作るのに支障があるのか? とカレヴィは内心で首を傾げた。
それを証明するかのようにティカが言った。
「それより安定剤ならわたしが作るよ。こっちの薬は即効性はあるけど副作用が心配だし」
「えっ、千花が作ってくれるの?」
驚いたようにハルカが言ったが、ティカはなんということのないように返した。
「うん、こうなったら、作らないわけにはいかないでしょ。はるかの婚礼も三ヶ月後に控えてるわけだし」
「そうか。そういうことならティカ殿、是非作ってほしい」
喜色満面にカレヴィが言ったら、ティカが冷たい視線で彼を見た。
「……あくまでも、はるかのためですから。わたしははるかをあんな目に遭わせたあなたを許した訳ではありません。正直まだ他の方にはるかを委ねた方がいいと思ってます」
「……ティカ殿がそう言うのも仕方ないと思う。だが、俺ははるかを愛している」
ハルカの親友のティカがカレヴィを許せないのも痛いほど分かる。
カレヴィが沈痛な面もちでそう言うと、ハルカが勢い込んで言ってきた。
「千花! わたし、わたしもっ、カレヴィのことが好きなの!」
「ハルカ……」
健気なハルカにカレヴィは感動を隠せない。
対してティカは、真剣な面もちのハルカと視線を合わせていたが、やがて仕方ないと言うように首を横に振って溜息をついた。
「本当にはるかは人が良すぎ。あんなこと、そんな簡単に許しちゃ駄目だよ」
確かに彼がやったことは酷かった。そして何十回目だかの反省をカレヴィは再びする。
不安げにハルカがティカを窺うと、彼女は安心させるかのようにぽんぽんとハルカの肩を叩いた。
「まあ、はるかがそこまで言うならカレヴィ王をはるかの求婚者の末席に入れてあげてもいいかな。一応反省もしたみたいだし」
……末席。
それでは、ティカの中ではカレヴィはハルカの婚約者ではなく、求婚者としても見ていなかったということか。
「ティカ殿、一応俺はハルカの婚約者なんだが」
一応カレヴィがカレヴィがそう言ってみたが、ティカは冷たかった。
「ご不満でしたら、認めなくてもいいですけど」
「! い、いや、是非認めてくれ!」
慌てて返すカレヴィに千花がきっぱりと言った。
「分かればいいんです」
ハルカの前で、王の威厳まるでなしで、かなり情けない気分になるカレヴィだった。
困り顔のハルカに、カレヴィは深々と頭を下げる。
すると、ハルカは慌てたように言った。
「や、やだな! カレヴィ、頭を上げてよ。あなたにそんなことされたら、わたし困っちゃうよ」
明るい調子でハルカは言ったが、カレヴィは頭を下げたままでいた。
「いや、それでは俺の気がすまない。今まで俺はこのことを軽く考えすぎていた。すまなかった、ハルカ」
ハルカの傷がここまで深いことを知って、カレヴィは酷く後悔した。
「……そんなこと今更気づかれても遅いんですよ。第一、それはカレヴィ王、あなたの自己満足でしかない。それに、このままでははるかを妃にすることもできませんよ。あなたはこれからどうやって彼女の傷を治すつもりなんですか?」
「……っ、それは……」
ティカに現実的な問題を切り出されて、カレヴィは口ごもる。
カレヴィとて、ハルカ以外の妃は娶らないつもりだったが、こんな事態に陥っては子を作るのも難しそうだった。
そしてそれを元老院に知られたら、必ずや妾妃のことを嬉々として話題に出してくるだろう。
「わたし、カレヴィの婚約者失格だよね……」
「そ、そんなことはないぞ、ハルカ!」
ハルカが落ち込んだように言うと、カレヴィは勢い込んで言った。できるだけハルカの精神的負担は除きたかった。
「でも、このままじゃあなたの跡継ぎ産めないよ。どうしよう……」
不安そうにするハルカがいじらしくて、カレヴィは彼女を抱きしめようとした。
けれど、再びハルカの体は彼に対してびくりと過剰に反応した。
「ご、ごめんね」
愛しいハルカに触れられず、切なげに見つめるカレヴィに、ハルカは申し訳なさそうに謝ってきた。
「いや、悪いのは俺だ。ハルカが謝ることじゃない」
そう、この原因を作ったのは他でもないカレヴィだ。そのことで、これ以上ハルカに心労をかけたくなかった。
「でも……」
それでもすまなそうにハルカは上目遣いにカレヴィを見てくる。それに対して、カレヴィは気にするなと首を横に振った。
「婚礼までに治らなくとも構わない。……いや、おまえの傷が早く治るに越したことはないが……、俺はおまえが俺を受け入れるようになるまで待つ。それが俺の責任だ」
そして元老院や、周囲からの圧力をハルカにかけさせないようにしようとカレヴィは決意した。
「でも、そんなの悪いよ。……それに周りがそんなこと許すとは思えない」
「俺のせいでおまえがそんなことになってるんだぞ? 王である俺が周囲にはどうあっても認めさせる。このことでハルカは気に病むな」
真摯な瞳をして諭すようにカレヴィが言うと、ハルカは涙を流した。
「ハルカ、泣くな」
カレヴィはハルカに手を伸ばしたが、すぐにはっとしてそれを引っ込める。……ハルカに触れられないのがカレヴィには酷く辛かった。
「うん。ごめんね、カレヴィ。ありがとう」
すると、しばらく黙って見ていたティカがハルカの肩をぽんと叩いた。
「それより、はるか、ちょっとお茶でもして休まない? まだちょっと顔色悪いし」
「ああ、そうだな」
カレヴィもハルカの顔色を見て、ティカの案に賛成した。
「うん、ちょっと休む」
素直にハルカが頷いたので、カレヴィはほっとした。ティカも同じようだ。
そこで、カレヴィ達はダイニングと言う場所に行った。まだ顔の青いハルカのために、カレヴィは椅子を引いてやる。
「ありがとう」
申し訳なさそうにハルカが言ってきたが、こんなことくらいいくらでもしてやるとカレヴィは思った。
ティカもハルカのために特別に香草茶を淹れたようだ。
「おいしいよ」
「そう、よかった」
いくらか顔色の良くなったハルカに、ティカがほっとしたように微笑んだ。
しかし、次にはティカはハルカに厳しいことを言った。
「……はるか、言っておくけど無理矢理治そうとは思わないことだよ。荒療治の結果、症状が余計に酷くなることもあるんだからね」
実際そう考えていたのか、ハルカは思わずというように首を竦めた。
しかし、やがて気を取り直したかのようにハルカは言ってきた。
「じゃあ、わたし心療内科にかかろうかな。医者に相談するだけでも違うと思うし」
「シンリョウナイカ?」
ハルカの言った単語の意味が分からずにカレヴィがカタコトで聞き返した。
「心の病気にかかった人が行く病院だよ」
そこまでハルカの病状は酷いのかと、カレヴィの顔が歪んだ。
すると、ハルカが慌てたように言ってきた。
「いや、今時心療内科にかかることなんて珍しくもないし、カレヴィ、そんな顔しないで」
「しかし、心の病気なのだろう。本当にすまない、ハルカ」
「いや、その病気にもいろいろとあるし、本当に酷い人は起きあがれなかったりするっていうから」
ハルカの言う通りなら、確かに症状は軽いかもしれないが、ひとたび彼女が発作を起こせば一騒ぎになる。
しかし、本当にそれは安心できるのか、とカレヴィが考えていると、ティカが言った。
「それもいいとは思うけど、治療は長引くと思うよ。……それから、子供つくる予定ならなるべく薬を出さないところにした方がいいよ」
あちらの薬は子供を作るのに支障があるのか? とカレヴィは内心で首を傾げた。
それを証明するかのようにティカが言った。
「それより安定剤ならわたしが作るよ。こっちの薬は即効性はあるけど副作用が心配だし」
「えっ、千花が作ってくれるの?」
驚いたようにハルカが言ったが、ティカはなんということのないように返した。
「うん、こうなったら、作らないわけにはいかないでしょ。はるかの婚礼も三ヶ月後に控えてるわけだし」
「そうか。そういうことならティカ殿、是非作ってほしい」
喜色満面にカレヴィが言ったら、ティカが冷たい視線で彼を見た。
「……あくまでも、はるかのためですから。わたしははるかをあんな目に遭わせたあなたを許した訳ではありません。正直まだ他の方にはるかを委ねた方がいいと思ってます」
「……ティカ殿がそう言うのも仕方ないと思う。だが、俺ははるかを愛している」
ハルカの親友のティカがカレヴィを許せないのも痛いほど分かる。
カレヴィが沈痛な面もちでそう言うと、ハルカが勢い込んで言ってきた。
「千花! わたし、わたしもっ、カレヴィのことが好きなの!」
「ハルカ……」
健気なハルカにカレヴィは感動を隠せない。
対してティカは、真剣な面もちのハルカと視線を合わせていたが、やがて仕方ないと言うように首を横に振って溜息をついた。
「本当にはるかは人が良すぎ。あんなこと、そんな簡単に許しちゃ駄目だよ」
確かに彼がやったことは酷かった。そして何十回目だかの反省をカレヴィは再びする。
不安げにハルカがティカを窺うと、彼女は安心させるかのようにぽんぽんとハルカの肩を叩いた。
「まあ、はるかがそこまで言うならカレヴィ王をはるかの求婚者の末席に入れてあげてもいいかな。一応反省もしたみたいだし」
……末席。
それでは、ティカの中ではカレヴィはハルカの婚約者ではなく、求婚者としても見ていなかったということか。
「ティカ殿、一応俺はハルカの婚約者なんだが」
一応カレヴィがカレヴィがそう言ってみたが、ティカは冷たかった。
「ご不満でしたら、認めなくてもいいですけど」
「! い、いや、是非認めてくれ!」
慌てて返すカレヴィに千花がきっぱりと言った。
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